アーマック


"We are many.You are but one !"

(我々は多数、だが貴様は一人だ!)

モータルコンバット』シリーズに登場する。アクの強い忍者達の内の一人アーマーを装着したイーノックではない。
シリーズには『3』から登場。
名前は「エルマック」とも読めるが、発音上は「アーマック」が正しい。
元はバグから誕生したキャラクター(後述)。

戦いで死んだ戦士の魂の集合体と言われる、サイコキネシスを操る戦士。
こっちも似たような技を持つが少し違う。
『3』~『Trilogy』ではシャオ・カーンの支配下にあるようだが、『Deception』ではカーンの魂の呪縛が解けているため、
命の恩人であるケンシと共に地球の戦士達に協力する。

+ アーマックの由来
初代『モータルコンバット』ではカラー情報のバグにより、
リープテイルの表示の際にソニア・ブレイドの2Pカラーが読み込まれる事で、緑色が赤く変色して表示される現象があった。
しかし、プログラマーのエド・ブーン氏がバグである事を認めず、
「あれは隠しキャラクター、Ermac(Error Macro の省略)だ」と主張していたのがアーマックの由来。
続編の『2』において、スモーク及びジェイドの台詞やエンディング後のメッセージでアーマックの存在は否定されたが、
『3』で正規のキャラクターとして採用される事となった。

なお、似たような話で『2』に「スカーレット」という名の赤い女忍者が存在するという噂も立った。
スカーレットは実際のゲーム上では存在しないが、コミック版においてアーマックの恋人として登場する。
リア充爆発しろ
そんな彼女も『モータルコンバット9』でDLCキャラとして参戦した。
……が、こっちもこっちで(別の意味で)バグキャラなのであった。


MUGENにおけるアーマック

海外で数多く製作されているが、国産のキャラは存在しない様子。

+ Mike Obrcht氏製作
  • Mike Obrcht氏製作
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
モーコンキャラを数多く製作しているMike Obrcht氏のアーマック。
ニコニコで見かけるアーマックは大抵(もしかしたら全部)こちら。
フェイタリティその他も実装済み。
AIもデフォルトで搭載されているが、強くはない。

+ juano16氏製作 Soul Ninja
  • juano16氏製作 Soul Ninja
defファイルが複数存在しており、これ一体でモーコン忍者を殆ど使用可能
もちろんフェイタリティその他も実装済み。
そこそこ強いAIもデフォルトで搭載されており、普通に大会に出すならこちらをお勧めする。
AI戦
リベンジマッチ

+ Shazzo氏製作
  • Shazzo氏製作
手描きのアーマック。AIは搭載されていない。

+ OMEGAPSYCHO氏製作
  • OMEGAPSYCHO氏製作
同氏のシャン・ツンの追加変身キャラの一体。本来いないはずの『MK1』仕様だが、元が元だけに違和感が無い。
(なんでかって?それは、アーマック自体が何が元だったのかを考えると答えが分かるぞ)。
リープテイルと差別化するため、技構成がジョニー・ケイジカノウスコーピオンの3人のMIX仕様となっている。


これらの他にもアーマックは存在しており、海外でのモーコン人気が窺える。
ちなみに、前述のスカーレットがMUGENに存在しているかどうかは不明。

出場大会

その他

週刊「載ってねぇ」(Mike Obrcht氏、juano16氏、Shazzo氏、コンプゲー移植キャラの4体が同時に戦っている)


最終更新:2023年09月24日 14:35
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