ヤッ太郎


「てやんでえ、やったろうじゃねえか!」

1990年から1991年にかけて放送されたタツノコプロのアニメ『キャッ党忍伝てやんでえ』の主人公。
CVは 山口勝平 氏。
動物型アンドロイドだらけで近未来ながらも幕末のような雰囲気の世界で戦う猫型忍者ロボットである
(完全な人型ロボットは存在しない。
 なお、パンダ型ロボットの娘が兎型だったりする世界観であるが、後に兎型の母親が登場した)。
生粋のエドロポリスっ子(江戸っ子)であり、熱血漢だがどこか抜けた所がある、放送当時の典型的な主人公キャラ。

普段はピザキャット日本橋本店の店員としてピザの配達等をしているが、
事件が起きると一転、秘密忍者隊ニャンキー1号として2号(スカシー)、3号(プルルン)と共に悪を討つ。
「秘密忍者隊」なのに(コードネームとは言え)敵に対して思いっきり名乗りを挙げているけど。
…まぁ、大先輩の秘密戦隊ゴレンジャー科学忍者隊ガッチャマン』も名乗っていた訳だし、気にするな!
出動の際は表向きはピザ配達の『特急便』と町に放送して、
ピザキャットの屋根に設置されたリボルバー型の発射装置がせり出し、所謂「人間大砲(猫大砲?)」状態で撃ち出され、現地へ向かう。
帰りは歩きなのだろうか?
この際には通称「いつもの親子」が飛んでいくヤッ太郎達を見て(如何でもよいことを)呟くのがお約束となっている。

「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空飛んでく」
「そうねぇ、ピザ屋さんも大変ねぇ」


人間大砲はピザキャット各支店にも設置されており、状況によって各技能に特化した援軍が飛んでくる。
援軍達にメインキャラの座を奪われたことも
またニャンキー時の顔はヘルメットを被っただけなのだが(なお目元の色はヘルメットの影とかではなく、元からそういう色)、
正体はバレてないらしく、ライバルのカラス忍者・カラ丸が一時失業してピザキャットに働きに来た時もまるで気付かれなかった
(ニャンキー側はカラ丸に気付いていた……と言うか、カラ丸は変装さえしていなかった)。

なお、カラカラ一族(カラス忍群)を操っている黒幕の正体は(ニャンキー達はともかく雇い主である大目付には)解っていたのだが、
その黒幕が幕府No.2である老中なため、確たる証拠を掴まない限り対処療法と言う名の喜劇しかできない状況だった。

戦闘においては刀を用いて戦う。
普段は一刀だが、必殺技「ネコ目スラッシュ」を使用する際には二刀流となる。
ただしネコ目スラッシュはヤッ太郎の技と言うより妖刀マサマサの力らしく、
マサマサをカラ丸に奪われた際は、カラ丸がネコ目スラッシュを使ってきた。カラスなのにネコ目とはこれいかに

「またまた説明しよう!」
「ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
 妖刀マサマサの封印は解け、
 恐るべき力が解放されるのだ!」

「必殺!ネコ目スラッシュ!!」

また後半からニャゴキングと言う巨大ロボをマサマサで呼び出せる(と言うかピンチになるとマサマサが勝手に呼ぶ)ようになるが、
ヤッ太郎はいつも何かに邪魔されて搭乗できないため、プルルンとスカシーだけで操縦するのが毎回のお約束。
最終回でようやくヤッ太郎が搭乗できた。一応主人公だよな?コメディアニメだから仕方がない。
ちなみにこのニャゴキング、どこぞの瞬殺ロボに似た変形をする。
そもそも蜘蛛男の戦艦がスフィンクス型ライオン型)な理由の方が謎だが。

海外ファンからも『タツノコvsカプコン』の参戦を希望する声はあったが、既に版権が海外に売却されているために叶わなかった。
この分だとスパロボへの参戦も難しそうであるが、現行で海外展開が視野に入ってるのであるいは
ただ、ES合金フィギュア発売やタツノコプロ創立50周年記念にDVD-BOX化やファンブックの刊行、2020年には30周年記念で本作の関連グッズが販売される等、
版権使用自体にはさほど問題は無さそうである。
ニコニコでも全話有料配信されている。


「古来より、悪の栄えた試しなし!
 教えてやろう、あ、正義の心で!」


MUGENにおけるヤッ太郎

海外のTsunamidusher氏による、手描きスプライトで製作されたものが存在する。
現在は氏のMFGフォーラムにて公開されている。
NAME表記は「Samurai Pizza Cats(海外版の番組名及びチーム名)」で、
メインで操作するのはヤッ太郎だが、秘密忍者隊ニャンキーの他のメンバーがストライカーで登場する形式。
攻撃ボタン4ボタン+ストライカー2ボタンの6ボタン。
必殺技は全てストライカー召喚となっており、スカシーやプルルンを呼び出し戦う。
超必殺技では他にもライバルのカラ丸を呼び出したりもする。
声も付いているが海外版のもので、山口氏に変更するボイスパッチは作られていない。
AIは未搭載。
プレイヤー操作

この他、前述のプルルンもAnderson Miguel Favian Caceres氏によって海外名の「Polly eshter」名義でMUGEN入りしていたが、現在は入手不可。
なお、中身はMadoldcrow1105氏製作の「キティ・キャッツウェル」(米アニメ『スーパーエージェント TUFFパピー』のヒロイン)のガワ替えである、
Mugenfan氏製作の「ジェニー・ウェイクマン」(米アニメ『ジェニーはティーン☆ロボット』の主人公)のそのまたガワ替えである。

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作

mugen武者修行 第十八回 、操作キャラ)




最終更新:2024年03月31日 23:14