芸者


「あーらえっさっさー」

㈱金子製作所(現在は㈱カネコ)の理解しがたい格闘ゲーム『富士山バスター』に登場するキャラクター。
そもそも「芸者」というのは、舞踊や音曲・鳴物で宴席に興を添え、客をもてなす女性のこと。
江戸時代中期頃から盛んになった職業であり、現代で言う所のコンパニオンに近い存在なのでどう考えても格ゲーには向いていないのだが、
「欧米人が全力で勘違いした江戸時代」的な世界観を徹底的に追求した本作に紅一点として参戦している。
超ミニ着物の嬉しくない生足で戦うが、鉄壁なので安心して欲しい。ボイスは京都弁で、妙に間延びしていて気が抜けてしまう。
続編の『大江戸ファイト』では、女性キャラ枠をくノ一(くのいち)の霞に取られてリストラされてしまった。
+ そのくノ一である霞ちゃんの画像

「猫乱! 遊戯ぃー!」

……ご覧の通りくノ一で霞と言っても彼女ではないし、当然彼女でもない。てか後者は非実写だからと非現実的過ぎだろ
まぁくノ一にはありがちな名前と言う事だろう。
もしくはかの有名な忍者漫画『カムイ外伝』の主人公・カムイが使う「変異抜刀霞斬り」から来ているのだろうか?


原作での性能

突進系のキャラ。……というか、このゲームは大体皆こんな感じである。
原作でCPUの芸者と戦う時は突進技「鶴の舞い」に注意。
中段属性で画面端まで届き、強なら全ヒットで六割五分消し飛ぶ上に、ガードしてもそのまま投げに持っていけるという極悪な性能。
もう一つの必殺技は対空技「蝶の舞い」だがこちらは特に無敵も無いのでそこまで脅威ではない。
ちなみに、蝶の舞いのコマンドは4ボタン同時押し。これは珍しい。
「空転シャチホコ投げ」は掴まれた側はレバガチャで投げ抜けが可能。

なお、CPU戦を芸者で攻略する場合は強キックだけ出してればクリアできる。


MUGENにおける芸者

マイナーゲーのキャラに定評のあるmass氏による、原作ドットを使用したものが存在。
バックステップ・空中ガード可能になっている他、鶴の舞いは4ヒットまで且つしゃがみガードできるように弱体化しているなど、
概ねスタンダードな格ゲーキャラにアレンジされている。
また、発動すると本作のタイトル画面の演出がカットインとして流れるオリジナル超必殺技の「富士山乱舞」も追加されている。

AIは10段階に調整可能なものがデフォルトで搭載済み。
mass氏曰く「主に10で動作確認をしたので他のレベルはオマケ程度に考えてください」との事。
隙あらば挑発ゲージ溜め)を狙ってくるなど、ウザ可愛いキャラに仕上がっている。
この他にもmasa00341氏によって彼女の専用ステージが公開されていたが、現在は入手不可。
プレイヤー操作(6:12 ~)


「勝ったどすえー」

出場大会

プレイヤー操作



最終更新:2023年10月02日 14:20