キマラ・ザ・バウンサー



「私はねェ、
 弱い奴をいたぶるのが大好きなんですよ。
 くっくっくっ」


  "荒ぶる巨鯨"
    キマラ  -Kimala-
+ FIGHTERS PROFILE
  • 所属:BWA
  • 身長:200㎝
  • 体重:200㎏
  • 年齢:30歳
  • 出身地:アメリカ・シカゴ
  • 得意技:ジャイアントスイング
  • 好きな物:アルコールと名のつく物全部
  • キャッチコピー:荒ぶる巨鯨、狂える巨鯨

カプコンのマッスルボマーシリーズに登場するキャラクター。
海外名は「Jumbo Flapjack」。


キャラクター設定

アストロ率いる悪のプロレス集団BWA所属のレスラー。
身長・体重から分かる通りの巨漢デブ体型。
しかしトロいかと言えばそうではなく、所謂素早いデブである。
試合中に乱入してハガーに口から火を吹いて入院させた後、警備員が大勢いる会場から逃げ切ったエピソードは有名。

根っからの酒好きで、酒が飲めるという理由で酒場のバウンサー(用心棒)をしていた。
だが酒癖が悪く、一般客にまで暴力を奮っていたためクビとなる。
その後一時的にレスラーの用心棒をしていた際、対戦相手のレスラーをK.O.した事をきっかけとしてプロレスラーに転向。
裏プロレスで持ち前のパワーと反則技を駆使して暴れていたのだが、帝王・アストロにボコボコにされたため、忠誠を誓うようになる。

「強い者には弱く、弱い者には強い」という根っからの小悪党で、弱い者いじめが大好き。
性格もファイトスタイルも最低最悪のヒールなのだが、体型のせいか動きが妙にユーモラスなため、
どこか憎み切れない所があり、CWAファンにも意外と人気が高い。
巨漢・ヒール・ユーモラスという特徴および「キマラ」というリングネームを鑑みるに、
元ネタとなったのは全日本プロレスで活躍していたジャイアント・キマラ氏だろうか。
ただし、ジャイアント・キマラ氏は(初代と2代目双方とも)アフリカ原住民のギミックを使った黒人レスラーで、顔のペイントや髪型などは全然別物である。

初代の時点では、負け台詞に「 いてぇよぉー!おねがいだからドクターよんでくれよー! 」というものこそあれ、言動自体は結構暴力的だった。
しかし原哲夫氏のイラスト導入に伴って露骨に口調が丁寧になり、ほとんど公認状態でハート様と化す
(ハート様の元ネタは額の傷や漫画の初期版で「屠殺人」表現があった事からアブドーラ・ザ・ブッチャー氏という説が有力なので、
 最初から似せて設定されたわけではないと思われる)。

初代マッスルボマーにおいては、シングルモードではCPU専用の中ボスとして登場し、
プレイヤーとして使用可能なのはタッグマッチモードだけである。
ところで初代のキャラセレ画面は初期カーソルが左端固定であり、キマラは主人公・ザラゾフの左側に追加されるため、
タッグモードだと初期カーソル位置がキマラに合ってたりする。主人公涙目。

ちなみに、アレックスの噛ませにされたM・バイソンの噛ませという、あんまりな扱いで後作のバックストーリーに登場している。


「おやおや…。もう終わりですか。もう少し頑張って下さいよ……。」


原作での性能

体型のために機動力は最低クラスだが、代わりとして全体的に通常技のリーチや攻撃判定が強力なため、
見た目とは裏腹に使いやすいキャラの一人。
必殺技は技後の隙が大きいものが多いが性能は良いので、性能の良い通常技を差し込み、そこから必殺技へ繋ぐのが基本となる。

初代ではギブアップ技「ベアハッグ」の使い勝手がよく、組み合いにも強いのだが、最大の特徴はダウン追い打ちの「ストンピング」。
『短い足でジタバタ踏みにじる』という、見た目そのものは思わず吹き出してしまう動作なのだが、
連射速度は全キャラ1で、ダメージ自体もバカにならない上気絶値が高く、
これのおかげで「何らかの形でダウンさえ奪えばほぼ気絶まで確定する」というとんでもない技だったりする。
キマラ自身の機動力には難があるので、相方に倒してもらってキマラで追い打ちをかけていくという、
サポートプレイに徹すると二人がかりで弱い者いじめしてる感増し増しでたまらない……かもしれない。


MUGENにおけるキマラ・ザ・バウンサー

『マッスルボマー』の全キャラを製作したですからー氏による、アレンジ仕様のキマラが存在。
氏の他のマッスルボマーキャラ同様、セービングアタックやガードキャンセル、
「我慢補正」などが搭載されている他、ファットスモッグも超必殺技として追加されている。
ボイスは原作ではなくハート様のものを使用。いてえよ~!
また、投げやアピール、勝利ポーズ等でブーイングが起こる様は正にヒール。
AIは11段階に調整可能なものがデフォルトで搭載されている。

外見に似合わず遠距離攻撃も得意で、発生と同時に端まで届くヘルバーナー、
ホーミング性能の高いファットスモッグでタッグの援護もこなし、
悪役の取り巻きに使えば良い意味で小賢しいキャラとして活躍してくれるだろう。
プレイヤー操作(2:27~)



 「ヒィーッも、もうあなた様には逆らいましぇん。
  お願い、ゆるしてぇ!!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他

出演ストーリー

プレイヤー操作



最終更新:2024年01月21日 22:56