青影のマサチオ


「氷分身の術!」

オンラインアクションMORPG『アラド戦記』に登場する敵キャラクター。
突然変異し二足歩行するようになった亀の怪物「タートレック」の一種。
2010年4月~6月に日本アラド戦記で行われていた変身イベントで使用できるキャラクターの一体でもある。

ダンジョン「海上列車」の第2エリア「西部線奪還」に登場するネームドモンスター。
ボス部屋一つ前で確定、直行ルートから逆方向に行くとのナヌーと半々?の確率で出現する。
一つ前のエリアの「列車上の海賊」のネームドモンスターであるフックフィッシュ、刃の牙の二体と、
ナヌー、マサチオの四匹は鋼の鱗海賊団の副船長を務めている。
また、列車上の海賊のボスモンスターである黒鱗(くろうろこ)のムサンバニーが船長、火盾(でんせつ)のボッティチェリーが艦長(海賊なのに?)にあたる。


原作中の性能

通常攻撃は稀にスリップダメージを与える出血効果が付いていて横に判定が長い。
手裏剣投擲は3Wayに投げる「手裏剣分解」、一定確率でブーメランのように帰ってくる「手裏剣回帰」の2種類。
キャストタイムの後にプレイヤーの背後に回り、元いた場所に分身を出しつつ凍結判定を持つ攻撃を仕掛けてくる。
更に攻撃を受けた時一定確率で分身を召喚するため、下手にヒット回数が多い攻撃を使うと分身だらけになってしまう。
ヒーローズロードとよばれる最高ランクの難易度で挑んだ場合は、氷の分身の周囲に居ると凍結するという、どっかで見たような攻撃を仕掛けてくる。

変身キャラクターとしてはぶっちぎりのぶっ壊れキャラクター。
最終ダンジョンと呼ばれる古代および異界ダンジョンで変身を使用できないのがせめてもの救いか。
ダッシュ攻撃がソウルブリンガーの「鬼影閃」(前方広範囲の敵をロックしつつ切り抜けるスキル)に酷似した攻撃となっており、クールタイム無しで使用できる
(鬼影閃は持続20秒クールタイム30秒のバフ持続中に限り使用可能で、鬼影閃自体のクールタイムは20秒)。
これを往復して使うだけで完全に動きを止めることが出来てしまう。
手裏剣投擲はモンスターとしてのマサチオが使用していたものとはバリエーションが違い、
「手裏剣」は三つ同時に投げ、ゆっくりとぐるぐる回りながら前に進んでいき、「手裏剣・影」は前方で渦を巻くようにぐるぐると回転する。
なお、この手裏剣二種は洒落になっていないレベルでの出血ダメージがあり、
通常ダンジョンのボスモンスターであれば、手裏剣を投げてダッシュ攻撃で固めているだけで終了してしまうぐらいに恐ろしい攻撃力を持っている。
少しはバーサーカーに分けてあげてください。
他にも前方広範囲に凍結判定持ちのブレスを撒く「氷の息吹」、ヒット後一定時間後に大ダメージを与える「影法師切り」、
一番遠くの敵に急降下して攻撃を仕掛ける技など、技のデパートとしての側面を持つ。
なお、本家にあった分身も使用できるがそこまで壊れてはいない。っていうかダッシュ攻撃と手裏剣と氷の息吹だけで十分


MUGENにおける青影のマサチオ

sedec氏(sdc氏)による変身キャラ版のマサチオが存在していたが、現在はYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅により入手不可。
ドットも変身キャラ版準拠であり、イントロでは様々なキャラクターが変身する。
無制限に使えたダッシュ攻撃が1ゲージ技になっていたり、手裏剣の空中ヒット時に浮かせる判定が弱化しているなど、
原作ほどぶっ飛んだ性能ではないが、手裏剣二種が強力な設置技として機能したり、氷の息吹で凍らせればターンを強引に掴む事が出来る。
その反面切り返しが弱く、一度懐に潜り込まれると一気に苦しくなる。

AIはデフォルトで搭載されている。
簡易的なものではあるが、強さとしては恐らく強上位~凶クラスあたりと思われる。

この他に、じーあ氏による分身能力を強化した改変版も公開されている。
じーあ氏改変版参考動画

出場大会



最終更新:2023年11月08日 13:27
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