パピヨン


「蝶・サイコー!」

かつて『週刊少年ジャンプ』で連載されていた和月伸宏の漫画『武装錬金』の登場人物。
本名・蝶野 攻爵(ちょうの こうしゃく)。身長180cm、体重64kg。6月26日生まれ。
主人公・武藤カズキと同じ銀成学園高校に通う3年生だったが、後述する理由で2年留年している。
常に顔に装着しているオレンジ色(アニメ版では紫色だが、エピローグでオレンジ色になっている)の蝶々を象った仮面が特徴的。
ドラマCD並びにアニメ版の声優は 真殿光昭 氏。

ありとあらゆる英才教育を受け、学園の入学試験で五教科500点満点という成績を残し、IQテストは230を記録という天才だったが、
徐々に免疫機能が低下する原因不明の難病を患い、毎日大量の薬を服用しなければ身体を維持出来ないほどにまで虚弱化。
寄宿舎でひきこもり生活を余儀なくされ、結果2年留年する。
これらの経緯から家族を始めとする人々から見限られ、自らを「限りなく透明な存在」と考えていた。
蝶に対して異様な執着を持っており、不自由な身体を芋虫に置き換え、脱皮し美しい成体=ホムンクルスになる事を望んだ。

やがて、高祖父である蝶野爆爵の遺した研究ノートを屋敷の蔵から発見し、そこに記されていた“ホムンクルス”の技術を知り、
自らを人間型ホムンクルスとする事で命を永らえようと決意、ホムンクルスの製造・改良を繰り返していた。
結果的にカズキと津村斗貴子に正体が露呈し、さらに兄に恨みを持つ弟・次郎*1によって幼生体の製造装置を破壊されたが、
蝶野の生きたいと願う意志に呼応した幼生体と合体し、遂に念願の人型ホムンクルスと化した。
だが、幼生体が不完全な状態でホムンクルスに変態したため、本来克服するはずだった病気は回復せず、
不治の病に犯されたまま、不老不死の体を得る という、皮肉な結果になってしまった。
そのため、体力が落ちると吐血してしまう。とは言え、作中ではホムンクルス化直後以外は殆ど気にしてなかったが。
しかし、不完全故に全てのホムンクルスに存在するはずの弱点である章印が存在せず、
加えて「人間である事」に対して全く未練のないその精神性から、
後にホムンクルスが誰でも持ち得るはずの人食い衝動が全く存在しない事が判明。
ホムンクルス本来の目的である「脱・人間」に成功しながらも、肉体も不完全故にホムンクルスではないパピヨンは、
ある意味に置いて超人(パピヨン的に言えば「蝶人」)だと評されている。

一応、ホムンクルスになった直後に自宅の人間を多数喰っているが*2
喰らったのは兄を憎悪しホムンクルス培養装置も破壊した弟・次郎と、自分と次郎の区別を付けられなかった者達であり、
ホムンクルスの人食い衝動というより、個人的な恨みと、人間・蝶野攻爵との決別の印象が強い。
(言い換えれば、食欲よりも殺意が先立っていたように見える)
次郎と自分(攻爵)を見分ける事が出来た者は助けてやろうと考えていたのだが、父親や次郎に惚れてるホモも含めて誰も見分ける事ができず、
結果的に全員を皆殺しにした際は「──なぁんだ。蝶野攻爵は今夜ではなく、とっくの昔に死んでいた訳か……」と、
悲哀とも取れる言葉を残している。
このような事情故か、以後本名で呼ばれる事を激しく嫌悪するようになる
(ただし最後までパピヨンを「蝶野攻爵」として向き合ったカズキだけは例外で、これがカズキに拘る理由でもある)。
実は、作中に出ていない母親のみ存命(夫・刺爵とは離婚調停中で家から離れていたため被害を免れた模様)しており、
流石のパピヨンも恨みが無かったためか彼女に対してだけは牙を向いていない。

「俺を『蝶野』と呼ぶな!
    その名で呼んでいいのは武藤カズキだけだ!

ホムンクルスと化した直後にカズキに討たれたが、
その砕け散った肉体を同じくホムンクルス化していた曾々祖父のDr.バタフライ(蝶野爆爵)に回収され、延命措置を受けて再生する。
それから暫くは彼が運営するホムンクルスの集団「L.X.E.(超常選民同盟)」の世話になっていたが、
彼に飼われる立場として見下されている事を良しとせず、最終的には離反。自らの手でバタフライを討ち取る。
以後は錬金戦団から離反したカズキや斗貴子に実質的に協力する形で、彼らを裏切った錬金戦団が送り込む怪人戦士を撃退している。

カズキのライバル的存在であり、あくまでも目の前の人々の不幸を見過ごせず奔走する彼を「偽善者」と評しながらも、
誰よりもカズキの事を認め、彼以外の人間に「蝶野攻爵」と呼ばれるのを嫌うほどまでに気にかけていた。
それ故に、不可抗力とはいえ、カズキが人間をやめてしまった際には激怒していた。
「ヴィクター」の存在を知ったパピヨンは、さらなる高みを目指すべく自身も同じ存在になろうと目論むが、
一方でヴィクター化した存在を人間に戻す方法を研究、最終的にはDr.バタフライのヴィクターを回復させた技術を応用する事で、
量産が不可能だと言われていたヴィクター化を解除する白い核金の複製を 僅か一ヶ月で 実現させる天才っぷりを見せ付けた。
それもこれも全ては「人間・武藤カズキ」との決着のため。その様はアニメ版監督に、
「カズキがに去った後も、本妻がガックリしてるのに、愛人は全然諦めてないんだよ」と言われてしまう始末。
……ちなみに、ヴィクター化を目指していた事はすっかり忘れ去られた。単に自分用の黒い核金まで手が回らなかったり、
白い核金の協力者から「食人衝動がないのは脱・人間を成し遂げたからではないか」と指摘されて満足したのかも知れないが。

性格は……一言でいえば 変態 、しかもかなり特殊な部類の変態。引きこもり生活の反動か、目立ちたがり屋である。
口癖は「蝶」で、音読みで ちょう と読む物はに変換される。例として「超=蝶」、曾々祖父の台詞ではあるが「丁度=蝶度」など。
ファッションセンスもかなり奇抜で、しかも 蝶野一族皆がそんな感じ *3
ブーメランパンツや『DEAD OR ALIVE XTREME』で出そうな水着を見事に着こなしている。……嬉しくない。
ちなみに 愛用のマスクはパンツの中から取り出して装着した 物。後には 核鉄もパンツの中に収納される
明確にパンツから出したわけではないが、 替えの衣装もあのタイツの股間部から取り出している
後日談の小説では 一万円札をパンツから取り出し、斗貴子に手渡していた
お前のパンツは四次元ポケットか。ドラえもんみたいな声した奴と一時期同行してたけど

また装着している蝶のマスクはパピヨンが人間を止めた証であり、いつ如何なる時でも外さない。
街中であろうが、飲食店であろうが、風呂の中であろうが外す事は無かった
一度だけ曾々祖父の武装練金でマスクを奪われる幻覚を見せられ、その時は非常に狼狽えていた。
本人曰く、どうやらこのマスクが「彼自身が蝶野攻爵と決別した証」との事で、
曾々祖父がこのマスクを戯れで返してしまった事が逆転の一手となっている。
なお、如何なる時でも外さないはずではあるものの、予備のマスクは常備していたりする

意外な事に、英才教育の中には料理も含まれていたらしく、「熟練の主婦の味噌汁の味」とまひろに評されている。

基本的に変態的で存在自体がギャグめいているが、内情はどこまでも自分である事に誇りを見出しており、
強者への依存などを良しとしない孤高さを滲ませる。
自分の生き様を強固なまでに貫き通す辺りはカズキと非常に似ている。
決めるべきところはしっかり決めるダークヒーロー的存在、或いはカズキとパピヨンは鏡合わせの存在と言うべきなのかもしれない。

「俺は人間だったころ、会う医者全てに余命幾許と宣告されてきた。だが今ではこの通りビンビン!
 選択肢なんてのは他人に与えられるのではなく、自ら作り出していくものだ!」

また、彼もカズキの影響を受けた1人である事は間違いなく、
当初、人間だった頃のパピヨンは、自分をホムンクルスにするためなら他人がどうなろうと何とも思わないような利己的極まりない性格で、
個人的に恨みのある人物をその実験も兼ねて次々と動物型ホムンクルスに変えて服従させてきた。
斗貴子からは「ドブ川が腐った様な色の目」と称されるほどのエゴイストだったが、
ホムンクルスになってからは病気で死ぬ心配が消えた事もあってか、少なくとも無差別に人間を殺す事はなくなっている。*4

+ そんな変態な彼でも ドン引きした事はある
……つっても人間の頃だが。
斗貴子の目撃情報により、 上手い!けどなんか違う!! 似顔絵を作ったカズキはその似顔絵を元にパピヨンを探そうと、
たまたま学内にいた 本人 に似顔絵を差し出す。


そりゃまぁ、自分の似顔絵が荒木飛呂彦風の濃い作画だったらパピヨンでもそう思うよなぁ……。
なお、似顔絵に描かれてる蝶のマスクの話題になった時にパピヨンが饒舌に語り始めたため、
カズキも目の前にいる人物の正体に気付いたので似顔絵は無駄にはなってないのだが、
斗貴子さんから言われた特徴と合致していたから気付いたのであって、この似顔絵そのものからは連想していないというオチが付いた。
一応、単行本後書きのライナーノート曰く、カズキは岸辺露伴のファンという設定らしい。

使用する武装錬金は、黒色火薬(ブラックパウダー)の「ニアデスハピネス」*5。核金ナンバーはLXI(61)。
「火薬を操る武装錬金」でなく「火薬そのものが武装錬金」で、パピヨンの意のままに黒色火薬を自由自在に操作し、
好きな量・形に変え(いつも蝶の形になっているのはパピヨンの嗜好)、好きなタイミングで着火させる事が可能。
常時微量着火する事で空を飛んだり、投入する火薬の量によって攻撃力も自在に操れたりと中々に汎用性に富んでいる。
また最大出力時の火力は非常に高く、街の一区画(漫画では使われてない倉庫街)を丸ごと吹き飛ばすほどの威力を見せた。
ただし、火薬量は無限ではなく、火薬という性質上爆発させればさせるほどストックが減少する。
自己生成による補充は可能だが、一度使い果たしてからの補充には丸三日かかる。
原作漫画の後日談を描いた小説『武装錬金//』では、錬金戦団の幹部怪人・火渡赤馬に核金を奪われたものの、
すぐさま彼の所持していたXX(20)ナンバーの核金を奪取し、アナザータイプのニアデスハピネスを展開した。

戦闘においてはニアデスハピネスの痛烈な破壊力に目が行くが、
実際のところはその火力を手札に、相手の性質を分析し頭脳戦で勝利して叩き込んでいるパターンが殆ど。
その辺りも正面からの力押しがメインであるカズキと対比するような感じである。*6
ただし、カズキとの戦いに限ってはあくまで正面きっての戦闘を行っており、その戦いに対する心情の深さが現れている。
反面、病弱のままホムンクルスとなってしまった上に人喰いをしていない為、根源的な体力に欠け戦闘可能の時間が短く、
疲労の限界を超えると爆睡し、体に甚大な被害を被ると救護カプセルの中で体を休ませる必要が出てくる。

また、意外ながらパピヨンの戦いの大半は巻き込まれ戦闘を行う形となっており、自ら戦闘を行いに向かう事は少ない。
自身の意志に基づいて開戦表示を行った戦闘はカズキとDrバタフライの2回だけである。

+ その後の彼は…
奇抜なファッションであちこちを神出鬼没・傍若無人に闊歩した結果、
遂には「蝶人・パピヨン」として都市伝説で語られる存在となった事がエピローグで語られている。
かつては誰にも顧みられる事のない「透明な存在」であった彼が、
望み通り誰もがその名を知る珍獣「美しい蝶」へと生まれ変わった結末で物語は締めくくられた。

確かに彼の行いで多数の人命が失われた事は間違いないが、その果ての救いと贖罪の道として提示されたこの結末は、
読者に清々しさと作者のパピヨンへの愛を感じさせただろう事は間違いのない所である。

ドラマCDではカズキの妹まひろの頼みを快く引き受け、色々と手を尽くすという面倒見の良さを見せている。

また原作の後日談を舞台にしたゲーム作品においても、物語の中核に関わる活躍をしている。
何しろタイトルからして『武装錬金 ようこそパピヨンパークへ 』だし。
ちゃっかり相続した蝶野家の莫大な遺産で美しい蝶を集めた自然のテーマパークを建設。
当初は再びカズキと一戦交える事になるが、協力者であるムーンフェイスが暴走した事にキレて途中からカズキ達と共闘する事になる。
また、未来の世界ではある事情からカズキと斗貴子の子供を預かって育てていた、という驚くべき事実が判明する。

性能面は移動速度が異常に遅く、移動速度アップの特殊核鉄でようやく他キャラの歩きと同等の速さになり(歩行モーションも変化する)、
強化状態の雑魚の攻撃1、2発で即死するほど脆いが、ジャンプが長距離を滑空できるようになっており機動力はむしろ高く、
必殺技のヒートゲージ回収率も高いため、雑魚密集地帯での殲滅力と回転効率はピカイチで、成長させれば断トツで最強になる。
ただし調子に乗ってボタンを連打しすぎると吐血し、動けなくなるので注意。
ちなみに敵の衝撃波攻撃を受けるとマスクが吹き飛び、動けなくなる。
アナザーコスチュームとしてファン公募デザインの「パピヨンAT」も存在。
性能自体は変わらないが、衣装が斗貴子(ニュートンアップル女学院)の制服っぽくなる。

さらに一連のメディアミックス終了後には『武装錬金 パピヨンフェスタ 』というファンイベントが開かれた。
この作品の顔の一つと言っても過言ではないキャラである。

その後、別の街で華麗にはばたく5つの心の仲間入りをしたという噂も……ある意味一番コワイナー…。


(以上、Wikipediaより引用・一部改変)

アニメ2クール目のED(決してMADではない)


MUGENにおけるパピヨン

キャラ作成用の画像として、みr氏からパピヨンの手描きドットが2011年4月8日に∞ロダで公開された。
現在MUGENに存在するパピヨンは、いずれもそれを基に製作されている。

+ Passer-by氏製作
  • Passer-by氏製作
みr氏の素材が動画で紹介された翌々日に、Passer-by氏(或いは339氏ことSchmidt Hans氏)によりキャラとして公開された。
最新版は2011年5月5日。氏曰く設置系未対応の暫定AIを搭載している。ボイスは未搭載。
現在は氏のOneDriveにて公開中。

+ お家氏製作
  • お家氏製作
更にお家氏からもパピヨンが2011年6月15日に公開された。
marktwo氏が製作した津村斗貴子同様に、武装錬金展開状態と通常状態の2つの形態を使い分ける仕様となっている。
カラーリングは1P選択で原作準拠のオレンジ色、2P選択でアニメ版の紫色となるので好みで使い分けよう。
AIは未搭載。お家氏曰く「誰かが作ったのを見てみたいという理由で入れてません」との事。
QAZ氏の外部AIが公開されている。

+ 今は人喰いよりハンバーガーな き・ぶ・ん♥
蝶人でも謎ジャムはダメらしい(11:44~)


「『パピ♥ ヨン♥』 もっと愛を込めて」

出場大会

出演ストーリー



*1
父の方針のせいで名前と教育に大きな差を付けられたのが怨恨の原因(偉大な曾々祖父にちなんだ「爵」の字を授かるのが一族の栄誉とされる)。
ただ、パピヨンは後にDr.バタフライの武装錬金で幻覚を見せられた時に、健常な肉体で蝶野の全て(と仮面)を手に入れた彼の姿を見ているので、
「攻爵」としては彼を羨ましがっていた節もあるようだ。
直後に仮面を返され「パピヨン」として自信を取り戻すと幻覚は木端微塵に吹き飛ばされたが。

次郎についてはキャラ紹介で作者からも「彼は悪くない。むしろ可哀想。合掌。」と同情されていた。
とはいっても、彼も父親の教育内容故に相当歪んだ性格をしており、
攻爵のホムンクルス化を「人を守る」ために止めようとするカズキと違い、自らの利益のためだけに阻止しようとし
(あくまで「攻爵の病気が治る」のが問題なだけで周囲の被害とか関係なし)、
幼生体の製造装置を破壊され悲鳴を上げる攻爵に歪んだ笑いを浮かべながら、
「テメエなんか誰も必要としてないんだよ!何の役にも立たないんだよ!死ねよ!早く死ねって!」
と罵倒(アニメではさらに暴力をふるい攻爵を地面にたたき伏せた)している。
それを見るボディーガードも「この一族狂ってて面白いだろ」とニヤニヤ笑って眺めている。

*2
なお、「喰う」と言っても「頭からバリボリ」みたいな直接的なものではなく、
粒子状に分解して手の平から吸収するという描写なのでグロ度は低い。
……しかし、アニメだと掌に吸収される様が「まずは内側を吸い取ってトドメに外側をゴッキュン☆」という、
凄まじく生々しい描写になっており、「頭からバリボリ」より遥かにグロかったりする。

*4
「おお!素敵なスタイルだ次郎! 今夜は何のパーティだ?」

蝶マスクにブーメランパンツ一丁で現れた息子に対する父・蝶野刺爵氏のコメント。
 この直後、弟と誤認した事への制裁として腹パンで風穴を開けられてから捕食され死亡)
ちなみにこのパンツ一丁の姿は本人曰く、「セクシャルヴァイオレットなお洒落」らしい……。

また、パピヨンがL.X.E.に参加して以降着るようになった、これまたインパクト大の黒の全身タイツ衣装
(本人曰く「このまま舞踏会に駆けつけられる程、素敵な一張羅」)は、高祖父Dr.バタフライが見立てて用意してくれたものであり、
ドクトルご本人も本気モードの際は彼とお揃いの純白の全身タイツとマントに身を包んでいるため、
このセンスは完全に遺伝性のもののようである。そのバタフライが心酔するヴィクターも褌一丁だし。
パンツ一丁とは違ってカズキにはある程度受け入れられており、錬金戦団の暗殺戦士が一人・戦部厳至(全裸)と相対した際に至っては、
互いのファッションセンスを称賛し合うという異常事態も起こしている
(とは言え、前者はあくまで「パンツ一丁よりマシ」程度で、パピヨンが衣装を用意した際にはスーツの着用は拒否している)。

恐るべき事に、作中あの全身タイツを着たパピヨンが 妖精さん扱いで普通に入れた女子高がある
(ちなみにカズキは「パピヨンが入れたのだから」と普通に入ろうとしたが、即悲鳴を上げられた)。
ただしこのスタイルで初登場した時、 町の人&ハンバーガーショップのお客さんは普通にドン引きしていた
店員一同から土下座で「お代はいりませんからもう来ないでください」とお願いされる始末。
その結果、贔屓の店にされてしまったが。

*4
ただし、終盤でクローン再生した配下のホムンクルスの食糧をどう調達したのかは……。
まあ、まともに考えるなら他のキャラがやってたように人肉を食用にクローン培養してたんだろうが。
……十分グロいが実際に人襲ってるわけじゃないし大丈夫だよね?
後記のゲーム内では、ホムンクルスの生成について「Dr.アレクのクローン技術を利用しているので、犠牲者は誰一人出ていない」と述べている。
ただし放し飼いのホムンクルスが人里に降りていくのを阻止するような対策は特にしていない。招待したカズキ達が全滅させるという信頼からであろうが…。

*5
名前の元ネタは大槻ケンヂ氏の小説『ステーシー ―少女ゾンビ再殺談』に登場する、
架空の病名「臨死遊戯状様(ニアデスハピネス)」より。
ちなみにこのニアデスハピネス、『週刊少年ジャンプ』掲載時には誤植により「ニアデスピネス」と
誤植にしてはあまりにパピヨンにピッタリ過ぎた表記になっており、
「もう可愛いからパピネスでいいんじゃね?」みたいな流れがあったらしいが、
最終的には元ネタの意思を尊重し「ニアデスハピネス」に落ち着いている。

*6
尤もDr.バタフライに感覚を狂わされ策を破られた際には「周辺全て自分ごと吹き飛ばす
という荒業で逆転勝利を収め、
戦部と戦った時は、彼の武装錬金の能力「自動修復」への対策の一環として、
火薬を全部使うというかなりリスキーな手段を実行して跡形もなく吹き飛ばしたりしてるように、
たまに見方によってはカズキ以上といえる無茶な手段をとらざるを得なかった場面もいくつかある。


最終更新:2021年06月25日 00:04