神楽那由他


「私の全力、見せて差し上げます!」

ETERNALの18禁超銀河級・総選挙RPG『輝光翼戦記 天空のユミナ』に登場するキャラクター。Now Wondering。
読みは「かぐら なゆた」で、CVは三咲里奈氏。
弓那が通う神撫学園の三年生で、現星徒会長であり、本作の前半部分である学園編におけるラスボス
彼女を倒し弓那の留年を回避することが、ゲーム前半における大きな目標である。

サブヒロイン枠ながら発売前人気投票ではメインヒロインの弓那に次いで2位を取るという快挙を成し遂げており、
その人気からか後のFDでは何とメインヒロインの座に就いている。
FD発売直前の人気投票では4位に落ちたが
藍「4位なんて負け犬の証拠。数字の上でも不吉。明らかに死相が出ている。忌み嫌われるに違いない。」
歩武「前回4位が何言ってんだ!!」

原作でのキャラクター


容姿端麗、文武両道、成績優秀という、絵に描いたような完璧人間。
テストの成績は入学以来、全校星徒中で第二位をずっと維持し続けている(ちなみに彼女を抑えて第一位であり続けたのはこの人)。
学園でも前代未聞の「成績不良での危機に陥っている」弓那とは色々な意味で好対照である。

学園入学当初、いきなり当時の星徒会長に反旗を翻して不信任案を提出し、超選挙・星徒会大戦を勃発させ見事優勝。
以来ずっと会長の役に居座り続けている。
強いカリスマ性とそれに恥じない有能さの持ち主なのだが、プライドの高さからか何事も一人でやりたがる傾向があり、
平時の星徒会活動でも自分の就く会長以外の役職は一切設けず、彼女以外は全員ヒラ役員という徹底したワンマン体制。
その女王様然とした振る舞いによるものか、そのヒラ役員達や彼女の支持者には重度のどMが多いのは公然の秘密である

こうしたやり方から分かる通り、彼女のリーダーとしての帝王学は、
「組織は有能な指導者が一人いれば十分であり、他者はただそれに黙って従っていればいい」という、
いかにも専制君主的なものであり、星徒会大戦の決勝でもそのポリシーの元に論説部と相対することとなる。
論説戦においてもそのスタイルは変わらず、他の候補者が複数で戦っているのに対し、彼女はただ1人で参戦している。
それでも他を圧倒できてしまえるのだから恐ろしいものである。
もちろんそれに反発する者達もおり、らによって那由他に対する不信任案が出され、
星徒会大戦が勃発し、『輝光翼戦記 天空のユミナ』の物語がスタートすることとなる。

…と、このように向かう所敵なしに見える彼女ではあるが、
予想外の事態に出くわしたりすると慌ててしまったり、実は重度の猫好きで『FD』では同志と意気投合したり、
本当は知らないことでも虚勢を張って知ったかぶることもあったりと、意外に可愛い所もあったりする。西洋式?何のことかな
また己の胸が小さいことを大変気にしていて、それを他人に知られないよう
精巧なパッド(それもわざわざ巨乳サイズの)をブラに仕込んで胸のサイズを偽っており、陰で何とか大きくしようと涙ぐましい努力を続けている。
そしてそのことを歩武に知られ論説戦における武器にされそうになった際は、口封じのためにガチで歩武に襲いかかったりもした。
まぁ結局は突進を避けられた際に頭を打って、彼に知られたということ自体を忘れてしまったのだが。

『FD』では前述した歩武に胸のことを知られた部分から話が分岐。
那由他のことを気遣って論説戦で胸のことを使わなかった歩武のせいなのか、
弓那との対決は本編とは違って引き分けという結果に終わってしまう。
那由他は現職会長権限で優位に立っていたが、結局己のプライドもあってか勝利を放棄、後日再び決着を付けるということに。
そしてその条件として那由他は、弓那達にとある条件を提示するのだが……。

ちなみに余談になるが、彼女が生まれた際、地球上の全生物が己のエレガントさのランクが1つ下がったことを悟ったらしい。
お前はどこのオーガだ。まぁ恐らくそれが元ネタなんだろうが
(実際このゲームはこういったパロディが多い。那由他関連だけでもこいつこれに出てきたあるキャラのセリフをパロってたりしてるし)。

原作中の性能

武器は片腕に装備した巨大なガントレット。色は金……というか全色
本編内では敵としてのみ登場する。
流石に前半における大ボスというだけあって非常に強く、獲得しなければならない支持率も8割と高い。
そのため学園編においては文句なしに最強に位置すると思われる。
実は燃費が最悪なのでこちらでオーディエンスをコントロールするとファンブル祭りで何もさせずに完封できたりもする
……まぁ、後の宇宙編では彼女以上に厄介な敵がわんさか出てくるのだが。

メインヒロインになった『FD』では当然プレイヤーキャラに昇格。
1人だけ明らかに間違った性能の持ち主として、猛威を振るっている。
具体的には攻撃系ステータスは全て上から数えた方が早く(論理攻撃に至ってはトップ)、相手全体への攻撃が多いこと。
攻撃、補助、回復なんでも一人でこなすことが出来ること。
そして4色の攻撃技を全て所持しているため、戦闘では前衛から動かさなくてもどうにかなることなどが長所。

ただしそこは四人パーティのRPGゲーム。
彼女をメンバーに使う場合どのスキルもハイコストなため、四色いずれかの色のバランスが崩れること、
那由他自身の攻撃可能回数が少なめなこと、そして強力なルートスキルがないことが欠点に挙がる。
ただ余りある性能を使いこなすことができれば、戦闘を非常に優位に進められることができるだろう。


MUGENにおける神楽那由他

rakurai氏によるものが公開されている。
原作スプライトを使用しているが、例によってかなりアレンジが加えられている。
上の画像を見てもらうと分かるが、本来ガントレットは左腕に装着されているのだが、
2P側になると逆の腕に付けていることになってしまう。格ゲーではよくあることではあるが、実はこれ原作再現
元々、本編では敵(右向き)で『FD』で味方(左向き)になったため、『FD』では設定と逆の腕に付けた状態になっていたのである。

原作ではチート性能を誇った彼女だが、MUGENではそこまでの強さはないので戦わせる場合も安心。
ゲージが肝となってくるキャラクターとなっており、ETERNALキャラの中では唯一ゲージ溜めを実装。
登載されているAIもこれをかなりの頻度で使用してくる。
ゲージ技がいずれも長時間の無敵かアーマーを持っており、AIも暗転返しによるすかしを積極的に狙ってくる。
直前ガードシステムとして「フェイタルクレイドル」を持っており、彼女と同様LIFEが少量回復する効果を持つ。

AIはレベル設定可能で、フェイタルクレイドルの発生率や暗転返しなども自由に決められる。
好みに応じて設定するといいだろう。
12Pでは常時ゲージMAXになる。

2013年6月の更新により、バグ修正と共にAIが大幅に強化された。
以前は12P+AIレベル3でも凶上位~狂下位クラスだったが、この更新により1Pでも狂下位に食い込むようになった。

+ 大会ネタバレ
バイオハザード サバイバル バトル【もぐもぐ。杯】においてネクロマンサー側で参戦。
3タテされたりして早い段階でゾンビ側に負けてしまい優勝争いには絡めなくなった。
…が、彼女はここから快進撃を遂げた。
「ゾンビにやられたネクロマンサーはゾンビになる」「ネクロマンサーに負けたゾンビは他のチームに移動する」
というルールによって、他チームの先鋒になった彼女は大暴れしまくり、
毎回相手大将まで辿り着いてしぶとく生き延びた上で移動しまくり、周りをゾンビだらけにしていった。
その暴れっぷり故タグに「本日の那由他」「感染拡大」が付けられた。
惜しくも途中でやられてしまったが、その活躍でこの大会を代表するキャラとなった。

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2020年03月27日 11:58