ガオガイガー


「ファイナル・フュージョーン!」

ガオガイガーとはサンライズ製作のSFロボットアニメ作品『勇者王ガオガイガー』に登場する主役ロボットである。

+これは人類存亡を賭けて戦う、熱き勇者たちの物語である…
『勇者王ガオガイガー』はタカラがスポンサーを務めたロボットアニメシリーズ『勇者シリーズ』に数えられる最後の作品。
1997年2月1日から1998年1月31日まで名古屋テレビをキーステーションとして、ANN系で毎週土曜17:00に放送された(全49話)。

勇者シリーズは企画時からこの作品を最終作とすることが決まっていたため、従来の作品よりもスポンサー等の縛りが緩かったようだ。
そこで監督の米たにヨシトモ以下スタッフが思う存分作った結果、マニア層から絶大な支持を得ることに成功した。*1
後にOVA『勇者王ガオガイガーFINAL』が作られ、シリーズでは久々となる単独ゲーム化、
2017年発売の『V』に『勇者特急マイトガイン』が参戦するまで長らく勇者シリーズから唯一『スーパーロボット大戦』に参戦、
更には未だにマニア向けの新規玩具が発売されるなど、その人気は現在に至るまで衰えず続いている。
もっとも他の作品が展開されてないのには大人の事情も深く関係があるのだが…

また、田中公平氏によるBGMも非常に好評で、放映後しばらくの間は多くのTV番組でガオガイガーのBGMが流れた。
氏に「そっこらじゅうで、死ぬほど使われとるねん!」と言わしめたほどに。『伊東家の食卓』や『鉄腕!!DASH』あたりが有名どころか。

ちなみに、長官らの 「足りない分は勇気で補えば良い」 といった発言のせいで誤解されやすいのだが、
このアニメは精神論で押し込み敵を粉砕していくような脳筋展開な作品ではない。
仲間のビークルロボ達とのチームワークの重要性、整備班や技術者といった戦場から離れた後方で戦う仲間達の活躍にもかなりの比重を置いて描写しており、
基本的には事前の下準備(敵の調査分析、緻密な作戦立案など)がまずありきで、次に行動と来て、最後の一押しにようやく「勇気」を出している。
つまり勇気勇気とうるさいようでいて、その実は「人事を尽くして天命を待っている」のだ。

例えば初期はファイナルフュージョンの成功率は「限りなく0に近い」と言われる有様であったが、機体性能や運用面の改良・安定化に関する技術が蓄積されていった結果、
最終的には外的要因以外での失敗をしなくなり、ファイナルフュージョンにかかる時間も短くなっていった。(尺の都合とか言わない)
毎回毎回ピンチに陥るが、それらの苦難を勇気ある仲間達と共に乗り越え、勝利を掴むガオガイガー。
その姿はまさしく「勇者王」と呼ぶにふさわしい。

逆に単身迂闊に突撃するなどした時ほどよろしくない状況になりやすく、主人公一人ではほぼ確実に負けていた、人々を助けられなかったという場面もかなり多い。
誰の力も借りられず一人で原種や遊星主に囲まれた時、圧倒的な攻撃力の前に勇気は消し飛び無謀が残り……
勇者は見るも無残に叩きのめされてしまった。

+君達に最新情報を公開しよう!
機界生命体「ゾンダー」に対抗するため作られた組織「GGG(スリージー)」が擁する最大戦力にして、僕らの勇者王。
GGGの存在が公に明かされていない頃は、一般人から「黒いロボット」と呼ばれていた。
ギャレオリア彗星と共にやって来た謎のライオン型ロボット「ギャレオン」と、地球で建造された3機の「ガオーマシン」
(足を構成するドリル戦車「ドリルガオー」、翼と拳になる戦闘機「ステルスガオー」、肩から腕部を形作る新幹線「ライナーガオー」*2
合体(ファイナルフュージョン)することで完成する。
動力源はギャレオンよりもたらされた無限情報サーキット「Gストーン」であり、使用者の命の力、
すなわち 勇気 と反応して莫大なエネルギーを生み出す。
また、Gストーンの生み出すGパワーはゾンダーが接触したものを機界昇華(=ゾンダー化)するために発散する
「素粒子Z0」とは対消滅の関係にあるため、Gパワーで駆動する勇者ロボは機界昇華への抵抗力を持つ唯一の機動戦力となっている。
なお、フュージョン及びファイナルフュージョン中の凱はギャレオンやガオーマシンと神経系も接続され、完全に一体化している。
そのため、獅子王凱はガオガイガーを「操縦している」のではなく、ガオガイガーに「なっている」と言うのがより正確である。
(まあ実際に勇者シリーズで主人公機を「操縦」しているのは『勇者特急マイトガイン』ぐらいのものなのだが)
その時の凱の身体が具体的にどうなっているのかは不明だが、劇中でしばしば映される凱の姿はただのイメージ映像だと思われる。

勇者シリーズとしては、いわゆる「グレート合体」が存在しない唯一の主役ロボである。
後期からは「スターガオガイガー」という強化型が登場したものの、これはステルスガオーを新型エンジンと追加装備つきの改良型「ステルスガオーII」に交換しただけという、
割と地味なパワーアップであった。
そのせいもあってか、作中では強化後も凱やナレーションもガオガイガーと呼び続け、「スターガオガイガー」の名称はアイキャッチでようやく判明したという状態であった。
ただし、見た目こそさほど変わってはいないが、ウルテクエンジン搭載などガオーマシン全ての内部が改良されていて、基本性能自体は大幅に上がっている。
強化前はゾンダーの上位種である「機界31原種」に全く歯が立たず袋叩きにされたが、強化後は互角に戦い抜いている。

ただし「合体形態としてのグレート合体が存在しない」だけで、いわゆる全ロボ合体は
「合体制御が出来なくなった各ガオーマシンにガワが破損した仲間ロボたちの人格AIに関するパーツを移植することで応急処置、そのままファイナルフュージョンを実行」と言う形で行っている。
また、2号ロボのポジションもライバル勇者であるキングジェイダーが担っている。

+ファイナルフュージョン承認だ!
ファイナルフュージョンを行うには地球防衛組織GGG長官・大河幸太郎の許可が必要であり、合体の度に毎回承認を取らなければならない
(もっとも長官の性格上、要請すれば次の瞬間にほぼ100%通るが)。
「一刻を争う非常事態に何を形式ばったことを…」と思われるかもしれないが、ギャレオンと3機のガオーマシン、
さらにはGストーン駆動のサイボーグであるパイロット本人と、合計五つものGストーンを積んだガオガイガーは
あまりにも強大である*3ため、一歩間違えれば取り返しのつかない大惨事を招きかねない。
それを防ぐためにあえてまどろっこしいことをしているのだ。

そのため、番組中ではほぼ毎回「ファイナルフュージョン要請→承認→プログラムドライブ」という流れがあるのだが、
時々微妙にシチュエーションが変わっている。
(合体を妨害される、プログラムドライブの際にオペレーターが一息入れる、ガオーマシンを人が操作する等)
中でも最終回のファイナルフュージョンは、その異常なまでのテンションの高さから今でも名シーンとして挙げられることが多い。
下記の動画でも描写されているがファイナルフュージョンMANUALやらTAKE2もモニターに表示されるなど妙にモニターが凝っている。
また、ファイナルフュージョン承認の流れはムダが一切ない「様式美の極み」であり、
GGG長官の 「ファイナルフュージョン、承認!」 というセリフをもじった「〇〇承認!」というフレーズは、
次回予告の 「君達に最新情報を公開しよう!」 「これが勝利の鍵だ!」 と共に散々ネタにされた。


+これが勝利の鍵だ!
この項目ではガオガイガーが用いる必殺技やツールについて解説する。

ブロウクンマグナム/ブロウクンファントム
右腕を高速回転させつつ相手に飛ばす所謂ロケットパンチライクの技。
跳ね返った腕が再び元の位置に戻る演出がシブい。
スターガオガイガーになった後は、追加武装「ファントムリング」と共に射出し、
破壊力と貫通力を高めた「ブロウクンファントム」に強化された。
なお元ネタと思われる『リングにかけろ』では「ギャラクティカマグナム」は右手、「ギャラクティカファントム」は左手で出す技である。
(ファントムの方が強いのは同じ)
『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』でCV檜山のキャラが「ブロウクンアロー」という技を使うが別物。

プロテクトシェード/プロテクトウォール
左腕に装備されたバリア。作中では受け止めたレーザービームを五芒星の形に収束し相手に跳ね返すこともあった。
スターガオガイガーになった後は、追加武装「ウォールリング」と共にバリアを展開し、
防御力を高めた「プロテクトウォール」に強化された。
また、原種出現に伴い激化する戦いに対応するため建造された軌道上基地「オービットベース」にも防衛用装備として
外壁にプロテクトシェードが敷設されており、こちらも敵の攻撃を反射している場面がみられた。

プラズマホールド
プロテクトシェードの機能を反転させたうえで相手に放出し、動きを封じる技。
本来は防御であるプロテクトシェードを攻撃に転用するため負荷が非常に大きく、作中でもほとんど使われる事はなかった。

ドリルニー
両膝のドリルを回転させつつ放つヒザ蹴り。基本的に地味な立ち位置だが、原種との初遭遇戦において
たった一人で三体の原種に取り囲まれ、起死回生のヘル・アンド・ヘブンも破られて両腕を砕かれるという
満身創痍のガオガイガー最後の武器として振るわれるという印象的な場面も存在する。
この際「最後に残された、このオレの最大の武器を見せてやるぜ! それは…勇気だぁーっ!
というセリフとともに繰り出されたため、ドリルニー=勇気と呼ぶ人もいるとか。
「いくら強くてもこいつらは『勇気』を知らん! ノミと同類よォーッ!」
なお、ヘル・アンド・ヘブンが通じなかった相手に苦し紛れのサブ武装が通じるはずもなく、この後
あっさり脚ごと砕かれているのは言うまでもない。勇気だけじゃダメだったよ…

ディバイディングドライバー/ガトリングドライバー
左腕に装着する追加武装で、ともに「空間を湾曲させる」能力を持つ。
前者は既存の空間と空間の間をドライバーの力でこじ開け、それによって歪めた空間の広大な隙間(半径10km以上)を
戦闘空間「ディバイディングフィールド」と成し、そこで戦うことで市街地への被害を抑えるというもの。*4
また、応用して別の使い方をしたことも度々ある。
(例えば列車砲ゾンダーが撃った砲弾に対し、直接ドライバーを当てる事で砲弾の有効射程を0した(既に有効射程分の距離を飛んだ事にした))。
後者は対象の空間座標を固定する。本来は戦闘用ではないが、重力レンズを発生させ味方の攻撃を一点に集中するなどの作戦で高い戦果を挙げた。
モデルは工具のドライバー。ディバイディング~がマイナス、ガトリング~がプラスもしくは三角ドライバー。

ディメンジョンプライヤー
3体の小型ロボ「プライヤーズ」が合体して完成するツール。モデルはペンチ・プライヤー。
空間の歪曲を修復することができる。歪曲空間に閉じ込められたガオガイガーのピンチを救った。
また、最終話ではプライヤーズと同型機の「カーペンターズ」と呼ばれるロボが登場。
こちらの能力は「機械、建物といったあらゆる人工物の修復」となっており、 空を埋め尽くさんばかりの物凄い大量のプライヤーズ達 が飛び交って、決戦終了後に機界昇華寸前まで陥った東京を一瞬で修復した。

ゴルディオンハンマー
正式名称は「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール(重力衝撃波発生措置)」。…長い。
重力波と空間湾曲により、 対象を光子レベルまで分解してしまう 。装甲やバリアはおろか
ビーム・風などの弾幕攻撃さえもハンマーのパワーで光に変えながら突き進んでいき、
相手を破壊する、末恐ろしいピコピコハンマーである。
しかし、その衝撃の余波は使用者であるガオガイガー自身をも傷つける諸刃の剣であり、
初使用時にはガオガイガーの右半身が大破してしまった。
その戦いを教訓にGGGは、使用時のガオガイガー保護ツール「マーグハンド」とゴルディオンハンマー本体を
ワンセットのボディにして超AIを搭載した新たな勇者ロボ「ゴルディーマーグ」を作成。
後述する「ハンマーヘル・アンド・ヘブン」を編み出すことでようやく安全な運用が可能となった。

なお、『ブレイブサーガ2』では『黄金勇者ゴルドラン』のウサリンマークIIがガオガイガーとの合体技(?)で使用。その際の名称は「GGGピコピコハンマー」。*5

ヘル・アンド・ヘブン
右手の攻撃エネルギーと左手の防御エネルギーを高め、両拳を組みあわせることで融合させ、
緑色のエネルギー嵐となったそれをターゲットに放射して動きを封じたまま相手に突撃、
拳を体内に叩き込んでコアをつかみ出し保護しつつ(コアは人間が取り込まれているので破壊するわけにはいかない)、
同時に敵の内側でエネルギーを開放し粉砕する、豪快な肉体派必殺技である。
剣を用いた必殺技が多い勇者シリーズにおいてはかなり異色の技であるといえる。
モーションの大きい技ではあるが、突撃する直前に竜巻を発生させて敵を拘束するため命中率に問題は無い。
しかしこの技は凱の体に掛かる負担が大きくしょっちゅう瀕死になっていた為、使用を禁じられてしまった
(ただし最終回ほかゴルディオンハンマーが使用できないなど、もうこれしかないという状況では禁を破り使用。まあここで使わずしてどうする!と言えるほどの熱いシーンばかりではあるが)。
そのため新しい武器として前述のゴルディオンハンマーが作られている。
ちなみに、「ヘル・アンド・ヘブン」や「弾丸X」*6使用時など、Gストーンがフル稼動時には機体全体が緑色に光る。
なおこの技を放つ時に唱える「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」だがギャレオンのデータの破損から解析できず 実は詠唱が一節足りていない。 これが凱の身体に負荷がかかる大きな要因となっている。

ハンマーヘル・アンド・ヘブン
ゴルディーマーグが変形・分離した「マーグハンド」と合体することで使用可能になる、ガオガイガー最強の必殺技。
元々負担の大きいヘル・アンド・ヘブンの代替として開発されただけあって、「上位技だけどそれまでの必殺技よりも低リスク」という意外と珍しい設定。
発動時は「ハンマー…ヘル!」の声と共に敵の体に、「ゴルディオンネイル」という巨大な釘の形をしたエネルギー体を打ち込んで
体内のコアをホールドし、「ハンマー…ヘブン!」でマーグハンド側面の釘抜きでコアを摘出、
その後「光に…なれええぇぇぇ!!」の叫びとともにゴルディオンハンマーを叩きつけ、相手を光に分解・消滅させる。
(二体合体型のゾンダーを相手にした時にはきっちりゴルディオンネイルを二本叩き込み、釘抜きを二つ同時に使い、コアを二つ同時に取り出した、という芸の細かい演出も。)
なお、ゴルディオンハンマー使用時には余剰エネルギーの影響で全身が金色に輝く
これはマーグハンドがゴルディオンハンマーの衝撃からガオガイガーを守るために発生させるエネルギーコーティングでもある。

ちなみに、ある特殊なゾンダーにゴルディオンハンマーを防ぎきられてガオガイガーが倒れ、
キングジェイダーがこれを使った際には、ゴルディー側のGSライドとキングジェイダー側のジュエルジェネレイターの
エネルギー相互干渉の結果、技の発動中ゴルディオンハンマーは銀色に輝くシルバリオンハンマーとなり、
キングジェイダー版のハンマーヘルアンドヘブンともいえる「ジェイダーヘルアンドヘブン」*7を敢行することとなった。
(この際、キングジェイダーには「ジェネレイティングアーマー」という自前の防御力場があったため色の変化はなし。
またこの防御力場は、マーグハンドなしでハンマーを振るったキングジェイダーにも一切ダメージを通さなかった。なんなんだ赤の星の技術

ファイナルフュージョン同様、こうしてゴルディオンハンマーを使用する際にも
内閣総理大臣やら国連事務総長の承認(を代行した鍵)が必要。

+『ガオガイガーFINAL』では…
本編最終話にて、ギャレオンはもう一人の主人公である少年・天海護と共にギャレオリア彗星の彼方に旅立ってしまった。
そのためギャレオンに代わる「ファントムガオー」を製作し、マシン全てを地球製の新型ガオーマシンで構成した
新たな勇者王「ガオファイガー」が登場。
バイオネットやソール11遊星主などの新たな脅威に立ち向かっている。
細かいことだが、こちらではギャレオンとフュージョンした時と違い地球製の操縦システムを使用するため
凱がコクピット内で操縦しているところが明確に描写されている。

通常のガオガイガーは登場しないが、その複製品レプリスターガオガイガーが登場しガオファイガーと戦闘する事になる。

そして、『FINAL』後半では「ガオガイガー本来の姿」である「ジェネシックガオガイガー」が登場した(そちらについては該当記事を参照)。

+勇者王誕生!
パイロットは主人公の一人、 獅子王凱 。CVはジョー東デミトリ・マキシモフ等を担当した檜山修之氏。
過去作の『勇者特急マイトガイン』も合わせて2回も勇者シリーズの主役を演じており、その熱演ぶりから獅子王凱は檜山氏を代表する役の一つとなった。
「檜山=勇者王」と結びつけたり、派生して他のCV檜山キャラを「○○王」と呼んだり、放映から10年以上経った現在でも商業同人問わずネタにされたりしている。
ちなみに彼の名前をローマ字表記する場合は「GAI」ではなく「GUY」となり、
TV版とOVA版の間の話を描いたスピンオフ漫画のタイトルでも「エヴォリュダーGUY」となっている。 勿論「GAY」でもない。

ニコニコ動画ではガオガイガーをとしたMAD作品には、「 腹筋が光になる 」「 光の要請 」「 マイクのディスクシリーズ 」等のタグが付いていることが多い。
もしも貴方が腹筋と鼓膜に自信があり、尚且つ 勇気のある 視聴者であるなら、視聴してみることを勧める。
+厳選?ピックアップ動画

ちなみにこれらの動画では他のCV檜山キャラのボイスも使用されている模様。

また主題歌である「勇者王誕生!」は様々なバリエーションがあり、
こちらでは喉がつぶれるの必須の曲や 「腹筋が光になる」 のもあるのでお勧めである。

…しかしスパロボで毎度の如く叫びまくっていても喉がつぶれない檜山氏には脱帽せざるを得ない
同じように叫びまくって喉に支障をきたした人もいるというのに。

+外部作品での扱い
大体はジェネシックガオガイガーで紹介されているが、その補足として少々書き足しておく。

『第2次スーパーロボット大戦α』でスパロボ初出演した際は、あとあと『第三次α』が控えていることもあり
前半の山場「EI-01戦」までのストーリーを追っていくことになるのだが、EI-01戦or闇の帝王戦で特定の条件を満たして
クリアすることで、本来原種が現れてからであるスターガオガイガーへの換装を早々とできるようになる
隠し要素が用意されていた。
終盤に入りかけくらいの遅めの追加ではあるが、初参戦ということでかなり優遇されていた
ガオガイガーがさらに強力になるため、みんなこぞって ガオガイガーを瀕死にした
…うん、取得条件ってEI-01戦でズタボロになることなんだ。
(具体的に言うと凱の全地形適応をSに育成した上で、 HP500以下にしてクリア
 ただし、この取得条件が発生するシナリオはルート分岐で先にミケーネ帝国と決着をつける場合もあるため、その場合は ミケーネとの戦いでズタボロにする事 が条件になり、
 結果、最終盤に回されるEI-01戦ではスターガオガイガーで突入という事になる。何か釈然としないがEI-01戦に限定すると残りは最終話だけになりかねないので気にしたら負け
大抵の人は敵の攻撃に期待するより、当てやすく計算しやすい味方のMAP兵器に巻き込んだ ことであろう
スパロボ残酷物語である。

『スパロボBX』では久々にTV版のみでの参戦。『W』で濃厚にやりすぎた反動からかストーリー再現は原種編から、
かつ序盤はガオガイガーのみ加入とあっさり目になっている(このためハンマーヘル&ヘヴンもスターになるまでお預け)。
それでも凱本人は部隊の中心的人物(特に序盤はオリ主人公の世話を焼くことになる)とそれなりに存在感を発揮している。
さらに機動隊長らしくシリーズで初めて指揮技能(周囲の味方の命中・回避を底上げする)も自力習得する。
今まで切り込み隊長的なポジションだと思われてたのだろうか
今回ハンマーヘルアンドヘブンで光にする時の特殊台詞が非常に豊富。
また特殊行動としてディバイディングドライバーがいつでも使えるようになり、
これが敵の地形適応を一段階下げ、同時に味方の適応を最高のSにできるというぶっ飛んだ効果を持っている、
(スパロボ未経験者向けに説明すると、地形適応が高いほどに命中率・回避率等が高くなるため、これにより彼我の命中・回避がだいたい50%以上変動する
それだけでも恐ろしいのにこれが 気力制限なし、移動後使用可、広範囲着弾式 という破格の性能。
もう一つのガトリングドライバーも1ターン敵の移動不可(デモンベインの「アトラク・ナチャ」と同じ効果)と優秀。
その為ドライバーだけを撃つガオガイガーにするプレイヤーが続出したとかしないとか。結果、ついたあだ名が ドライバーおじさん
なお今回はいつぞやか「おじさん」連呼して殺しかけた人と同じ声の勇者がいるが、それとは無関係なので安心して欲しい
なお終盤最終回再現でエヴォリュダーとなるが、『FINAL』未参戦のためエヴォリュダーの名は出ない。
凱自身普通の人間と違う事を理解しているが、最終局面という事もあって特に悩む場面もなし、
もっとも仲間にニュータイプのバナージイノベイターの刹那などがいるため悩む必要がないのかもしれない。

なおスパロボでは普通に武装に入るため意外かもしれないが、スターガオガイガーのヘル・アンド・ヘヴンは アニメでは使っていない
初登場時点で既にゴルディオンハンマーがあった事に加え、宇宙戦用のためヘル・アンド・ヘヴンを使えるような状況もなく、
また最終決戦ではステルスガオーIIの追加パーツを全て損壊し、ガオガイガーに戻されてから使用している。
(一応『FINAL』ではレプリスターガオガイガーがヘル・アンド・ヘヴンを使用している)
実はスパロボ初参戦の『第2次α』でも スターガオガイガーになるとヘル・アンド・ヘヴンが使用不可になる
(代わりにガオガイガー待望の全体攻撃であるガトリングドライバーが使えるようになるので使い勝手は上がる)。
まあ本来の設定を鑑みるとそれが妥当なのだが(そもそも基本的に追加前にも体の負担に苦しむ展開になるし)、
それ以外で普通に使えるのはある種のファンサービスであろう。 でも凱兄ちゃんの危険が危ない

『サンライズ英雄譚』シリーズでは、『2』で凱以外にも護が乗って戦うシナリオがある他、
2周目以降はなんとGGGオペレーターの命やスワン、さらには大河長官まで乗り換えさせられる。
どうやって動かす気だあんたら。いやその辺も勇気で補うってことか
このおかげで2週目以降はガオファイガーと同時出撃できるようになり、条件を満たせば ゴルディオンハンマー2連発 という荒業も可能になる。
なお、当時はまだジェネシックが登場していなかったためガオファイガーまでの参戦である。
続く『サンライズワールドウォー』では、英雄譚お約束のFTシリーズ
(ガンダムなどの参戦作品の主役機をモデルに開発された英雄譚オリジナルロボット)の一機として
満を持してガオガイガー型FTが登場している。 ……データの上でだけは。
残念ながらこの作品、途中までしか作られていないため ガオガイガー編まで話が到達しない
「機体データだけは用意したから、あとはおまけのフリーバトルで使って遊んでね♪」という非常に
業腹な仕様だったため、当然評判は最悪であった。 作品名も発表されてたのに没データが内部に残ってるだけのガン種よりはマシだが

『新世紀勇者大戦』でも登場しているのだがこちらでもEI-01戦で原作再現が終了したためか
ガオファイガーどころかスターガオガイガーすら登場せず 勇者シリーズの主人公機の中で唯一強化されない という不遇を味わっている。
しかもEI-01戦はゲーム中盤であり直前の機界四天王戦でゲームの主人公機がグレート合体を果たしてしまい見せ場を持っていかれた感さえある。
当然原種戦前なので撃龍神やキングジェイダーは名前すら登場しない。
しかし他の作品は原作再現ガン無視でも全機グレート合体してることを考えると手抜きと言われても仕方ないと思われる。
さらにはGGGの技術力が味方オリジナルキャラの技術力のかませにされるなどと中々に扱いが酷い。
なおゲームシステムに地形の破壊があるため、ディバイディングドライバーが原作そのままの効果(マップから地形が消滅する)で超重要ツールとして活躍し、
(ガオガイガーでラスボスにトドメを刺せば)全主人公のビーム技と勇気を纏ったヘル・アンド・ヘヴンを放つなど見せ場がないわけではない。
発売時期によっては仕方ないんじゃ?と思うかもしれないがなんとこのゲームの発売時、既に『FINAL』完結済みである。
実はこれでも登場作品の中では原作再現率が高いほうなのは内緒


MUGENにおけるガオガイガー

ユグシック(旧名:なにー)氏による、『スーパーロボット大戦W』のスプライトを使用したものが公開されている。
現在DLできる最新のverは1.10版で、MUGEN1.0にも対応している。

勇気ゲージと金色ゲージが存在し、どちらも攻撃を受けたり攻撃したりすると溜まっていく(勇気ゲージは約8~9割ほど体力が負けていると即MAXになる)。
勇気ゲージがMAXにならないと金色ゲージは増えないため、実質二段目のゲージであるとも言える。
ライフが30%以下時に勇気ゲージがMAXだとGストーンが輝き、攻撃力が1.5倍に上昇する。
また6P以降はスターガオガイガーモードになり、一部の必殺技が変更される(パージして通常のガオガイガーに戻る事も可能)。
10Pは弾丸Xモードに変化、勇気ゲージが最初からMAXになり攻撃力と防御力が2倍に上昇、ハイパーアーマーが付与される。
11Pはザ・パワーモードに変化、勇気ゲージが最初からMAXになって攻撃力と防御力が4倍に上昇し、
常時ハイパーアーマーとなる上体力とゲージが常時回復するようになるが、ゲージMAXの状態で30秒が経過するとザ・パワーの力に耐え切れず自爆する。
12Pは原作の最終決戦を再現したGGG ガオガイガーモード(各ガオーマシンに竜&龍4兄弟+ボルフォッグのAIを移植した形態)になり、
勇気ゲージが少しづつ上昇するようになる(勇気ゲージがMAXになると金色ゲージも上昇する)。
ゲージ技は『スーパーロボット大戦W』の戦闘アニメーションをほぼ再現したものになっており、
更に必殺技のヘルアンドヘブンや一撃技のゴルディオンハンマーなどは原作アニメを使用したものとなっている(configで演出関連の設定も可能)。
が、そのために容量もドでかい(解凍前で約115MB、解凍後は 約182MB )ため、DLする際は注意。
簡易ながらデフォルトAIも搭載。
最新バージョンでは超竜神、ビッグボルフォッグ、マイク・サウンダース13世がストライカーで使用可能。
ただしマイク以外は、同氏の超竜神ビッグボルフォッグが対戦相手やタッグの場合は封印される。
またその超竜神と合わせてスプライトが従来の1.5倍に変更されているが、
サイズを変更してもエフェクト等が自動調整されるので前verと同じサイズでも違和感なく動かせる仕様となっている。
2014/07/01更新版の紹介動画。公開先は動画説明文に記載のブログにて。

出演大会

削除済み
更新停止中
凍結


*1
ただし、本放送時に正当な評価を得たとは言い難い。と言うかスポンサー(タカラ、現タカラトミー)的には今でも失敗作であると考えるファンもいる。
それと言うのも、勇者シリーズのメインターゲットである低年齢層には難解な脚本、
裏番組にウルトラマンシリーズ16年ぶりの新作である『ウルトラマンティガ』や『がんばれゴエモン
(皮肉にも、ゴエモンの監督は初期勇者シリーズの監督を務めた谷田部勝義氏)等の強敵が控えていた、
などの要因が重なり「視聴率は低迷、玩具の売り上げもそれに比例して落ちる」と商業的には失敗に終わっているという見解がある。
(サードパーティーが出す「大きなお友達」向けのフィギュア等は売れたが、肝心のメインスポンサーの子供向け玩具が売れなかったとよく言われている。)
そんなこともあり続編にあたるOVAや小説では完全に大きなお友達向けに舵を切っている。スポンサーの枷が外れてやりたい放題とも言う。
但し、正確な売上データは公表されておらず、また要約するとこの時期では結構売れた方だと語るスタッフもおり
人によって見解が異なる。
事実、本来別の玩具の金型流用にする予定のキングジェイダーが完全新規デザインで作られている。

また、'97年8月には前半の敵であるゾンダーとの最終決戦が始まったのだが、
丁度この時期に「ガオガイガーは8月で打ち切り」という噂が流れた。
監督曰く「8月は夏休みで外に遊びに行くことが多い(=視聴率が落ちる)ため、続きものにして目が離せない展開にしよう」という狙いだったのだが、あまりにテンションが高かったため前述の噂が流れてしまった。

余談だが、悪役のボスの名前がトレジャー皇帝で神がリカちゃん人形みたいな『黄金勇者ゴルドラン』や
社長であるはずの主人公の知らぬ間に(タカラの工場の所在地で)勝手に新兵器が開発されている『勇者特急マイトガイン』の描写から
シリーズ中盤以降の製作者はスポンサーに対して不満があるんじゃないのかとも噂されていた。
「だからドリルは取れと言ったのだ…」

*2
ちなみにライナーガオーの最高速度は 時速526km 。そして、サイボーグ・ガイの最高速度は 時速61.5km
と、聞いて「あれ?」と思うのはよく訓練された視聴者。
前期OPには 凱とライナーガオーが併走している場面がある のだ。
……単なるイメージ映像か、もしくは ライナーガオーが死ぬほど手加減している のだろう、きっと。遠近法かも。

*3
一例として、ガオガイガーの最大出力は、3機のガオーマシンとファイナルフュージョンする前の状態であるガイガーの 実に40倍に相当する
ものすごいインフレっぷりである。
またFINALのレプリスターガオガイガーやFINALの前日譚漫画「エヴォリュダーGUY」での
ガオファー及び新ガオーマシン奪取事件など実際に取り返しのつかない一歩前の状況は起きている。
(両方ともファイナルフュージョンを実行し、後者は失敗したものの前者は成功させている)

*4
メタいことを言うと、実はそもそもディバイディングドライバーの設定が生まれた背景には「 作画が面倒な市街地での戦闘を省略するため 」という、 大変切実な理由 があったらしい……。
実際ドライバーで作ったフィールドは「何の障害物も無い、平坦でだだっ広い荒野」といった物で、
言われてみれば確かに細かい描き込みを要する(と言うより戦闘の余波による破壊描写が必要な)建築物を並べるよりは遥かに描きやすそうではある。
要は特撮番組におけるライダージャンプ(何処からでも採石場にワープ出来る)やマクー空間と同類である。
しかし、「武器ではない、街を守るためのツール」を設定するという斬新さ、凱の絶叫共々必殺技張りに気合の入りまくった発動シーン、更にフィールド形成以外の応用的な使い方も度々披露、といった具合に視聴者に強い印象を残した名脇役的なガジェットであることに間違いはなく、決して「手抜きをするための抜け道的アイデア」で終わらせてはいない。

*5
こちらはガオガイガーがハンマーコネクトをしようとした所を 「お借りしますわ~」と横から突き飛ばしてハンマーを奪い取り「光になれ~ですわ」とマーグハンドなしで振るう というとてつもない技となっている。
しかもマーグハンドなしにも関わらずウサリンは損傷ゼロというぶっ飛びぶり。さらにはマーグハンドと合体してないにも関わらず何故か金色のエネルギーコーティングが施されていた。
どこも合体してないが仮にも合体技、ガオガイガーが使うよりも威力も上というガオガイガーとGGG涙目な技である。
ガオガイガーともウサリンとも合体できずどこかに飛んでいくマーグハンドに哀愁を感じる。なおハンマーヘル・アンド・ヘヴンではないため光にするだけである。
なおこのウサリンマークIIだがテレビ本編でも主人公ロボを一蹴するなど(強さの秘訣は本人曰く「愛」)
デタラメに強い機体のため こいつならできてもおかしくない とファンに思われている始末。ぶっちゃけギャグ補正だが。

*6
勇者ロボのGストーンが内包するGパワーを 限界以上に引き出す ための特殊装置。
物語中盤、ゾンダーの前線司令官である「EI-01」との決戦において、東京首都圏の全エネルギーを味方につけたEI-01への
最後の手段として決死の覚悟で使用され、圧倒的な出力の素粒子Z0の嵐の中で動くこともままならなかった勇者ロボたちに勝機を与えた。
が、「限界以上」とあるように、これの使用は諸刃の剣である。
戦闘後Gパワーの枯渇した勇者ロボは文字通り真っ白な灰となって機能停止してしまった。
弾丸X使用からの血潮がたぎる逆転劇と、その後無事復旧できたのは奇跡としかいいようのないほどの見事な燃え尽きっぷりは必見である。
まあ、ようやく復旧した直後に今度は原種にボコられてしまうが…
ちなみにフランスのGGG製竜型ビーグルロボである光竜と闇竜が合体した天竜神にもこの機能が搭載されている。
ガオファイガーにも弾丸X使用時の経験を活かして開発されたGストーンの稼動効率化技術が導入されているなど、
一度かぎりの捨て身技という扱いだけで終わっていないのは流石である。

なお、ファイナルフュージョン要請→承認→保護カバーを叩き割って合体プログラム始動のくだりをしつこく描写するなど
司令室でのプロセスに並々ならぬこだわりがある当作品だが、この弾丸X発動の際も例外ではなく、
発動の際には スイッチ兼用のモニターを拳でぶん殴る という大変男らしい仕様となっている。

*7
このジェイダーヘルアンドヘブン(仮称)だが、「ジェイダー…ヘル!」で、ハンマーの重力波に耐えているゾンダーの体に指を突き刺し、
「ジェイダー…ヘブン!」で、 その指先である五連メーザー砲の発射口にゾンダー核を詰めて引き抜き
「光に…なれぇぇぇぇ!!」でハンマーを押し込み、後に残った敵の体を光にするという、
いくら即席とはいえ本家よりかなり荒っぽい手順となっている。
というか、核摘出に使う部位が部位だけに取り込まれていた大河長官と火麻参謀、実は結構危なかったのでは…
なおこの時のソルダートJはやたらノリノリである。一度やってみたかったのだろうか。
この後、ゴルディマーグを勧誘してるし(流石に断られたが)。
ちなみにガオガイガー(全高31.5m)が持てばトップ画像の通り「身の丈程の大鎚」となるゴルディオンハンマーだが、
ガオガイガーの三倍以上の巨体を誇るキングジェイダー(全高 101m )が持つと
なんか小っこいオモチャの小槌を握りしめてるみたい なサイズ比になってしまい、いささかシュール。ホンマにピコピコハンマーやん
『スパロボBX』ではジェイダーヘルアンドヘブンの名前でキングジェイダーの必殺技として採用された。
凱のハンマーヘルアンドヘブン同様に光にする特殊台詞が多い。


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