メイル


 「モンスターなんてちょちょいのちょいなのよ」

日本ファルコム製作のアクションRPG『ぽっぷるメイル』の主人公。
桜井という苗字のヒロインとは関係無い。「メ」を「ナ」と見間違えて本項を開いた人はこちらへどうぞ。
それまでの理知的で超然としたエルフのイメージを引っくり返すような明るく元気なおてんば少女。
さらにエルフなのに魔法は一切使えない純粋な戦士
(実は元祖エルフである『指輪物語』のレゴラスも純粋な戦士なのだが、
 日本では『Wizardry』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(と言うか『ロードス島戦記』)の影響の方が大きい)。
キャラクターデザインは当時ファルコムの社員だった田中久仁彦氏。

SFC版に続き発売されたドラマCDでは、 林原めぐみ 女史が声を当てた。
長く赤い髪やその性格、更に声と、まんまどこぞのドラまたを思い出すかもしれないが、
あちらのアニメ化よりもこちらのドラマCDの方が先(CVが決まったのが先)なので注意。

原作ゲーム

PC-8801、PC-9801、メガドライブ、スーパーファミコン、PCエンジンと多数のハードに移植された人気ゲーム。
後に98版を元にiアプリでも配信された。

横スクロール型のアクションゲームであり、近距離用の戦士メイル、中距離用の怪獣ガウ、遠距離用の魔法使いタットを使い分けて進む。
ただし、終盤の一部のボスはキャラ固定となっている。
ストーリー上は「一緒にダンジョンに入ったが別行動」という扱いなのか、ボス戦においては使用キャラによってボスとの会話が変わる
(その際、他の味方キャラは登場しない)。

元のパソコン版では、メイルの攻撃は基本的に体当たり相手を踏むことでの接触で行われるが、ダガー投擲やブーメランといった攻撃力が低い遠距離武器もある。
そのため敵が飛んでて攻撃機会が少ないラスボス戦では、ほとんどのプレイヤーは最強の剣「ライトセーバー」ではなく、
序盤に300Gで買える「ダガー」を使ったという。
(なおPCエンジン版では「ライトセーバー」は光の弾を発射できる)

SFC版では『イースIII』のように武器を振ったりして攻撃するようになった。
ライトセーバーの設定もドワーフが作ったただの強い武器ではなく、光の神によって作られた光の聖剣に変更された。

ニコニコ動画ではあの超有名アイドルも挑戦している。


MUGENにおけるメイル

悠霧氏によるSFC版をベースにしたものが存在していたが、現在はサイト削除により入手不可。
SFC版同様に斬りや上突き、ジャンプ中の下突きなどで攻撃する。
ただし、下突きは本当に真下にしか攻撃判定が出ず、ジャンプも高く飛べないため、相手に当てるのが難しかったり…。
これらの他、仲間のガウとタットをストライカーとして召喚可能。
また、OPの再現でガウを蹴っ飛ばし、画面中を跳ね返させる超必殺技なども搭載されている。
AIは未搭載。

出場大会

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最終更新:2023年03月25日 19:56
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