「自由と、平和の名の下に」
武器銘
: ホワイト・リリー
流派
: 家系に代々伝わる銃剣術
生年月日
: 1766年11月11日
出身地
: アメリカ バージニア
血液型
: A型
身長
: 191cm
体重
: 91kg
好きなもの
:
読書
嫌いなもの
: 煙草
コンプレックス
: 女性に対する苦手意識
剣の道について
: 自らを厳しく律することを常とする
尊敬する人
: 両親
特技
: 乗馬、射撃
平和だと思うとき
:
紅茶を
嗜んでいるとき
好みのタイプ
: 知的かつ聡明な思考と幅広い視野を持つ淑女
「持ち得る力を全部出し切ろう。これは私の挑戦なのだから。
──そう、私は最善を尽くすだけだ」
格ゲー界でもかなり珍しい
銃剣を武器とする軍人で、
イギリスからアメリカへと移住した豪商の家庭出身。
ちなみに
眼鏡は伊達。彼が使用している「ホワイト・リリー」(白百合の事。どこぞの
春妖精ではない)は、
父がアンドリューの母の愛称をつけた
銃剣で、独立戦争以前に戦死した父の形見でもある。
時代背景から考えると、当時主流だったマスケット銃「ブラウン・ベス」だと思われる。
性格は謹厳実直かつ品行方正、人一倍
愛国心が強い。
その一方で
女性の扱いが苦手であるなど、精神的にやや未成熟な面もある。
ジョージ・ワシントン(後のアメリカ合衆国初代大統領)に見込まれるほど実力は高く、
独立戦争でも陸軍司令官として大いに能力を発揮し、手柄を立てた。
ワシントンや秘書のリチャード、アメリカの民衆からは
大統領として彼の就任を望まれていたのだが、
権力欲が全く無い彼は自らが大統領になるつもりなど毛頭無く、ワシントンの跡を継ぐつもりも無かった。
このため、アンドリューは幻の初代大統領
「第零代大統領」と人々から敬意を払われるようになる。
0番目みたいな言い回しは英語に無いだろとか欧米人はゼロは良い意味では使わないとかいう野暮なツッコミは禁句
父が目指していた「全世界の民衆の自由と平和のために世界政府を開く」夢を持つアンドリューは、
同じように「将来、世界幕府を開いて全ての民が笑って暮らせる世を作る」夢を持つ
徳川慶寅の噂を聞きつける。
慶寅に興味を持ったアンドリューは鎖国中の日本にお忍びで入国し、御前試合に参加する事になる。
「さあ、行こうか。
いつか見た私の理想を目指して進むべき道を、ただ、前に──」
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以下、ストーリーネタバレ注意 |
御前試合最終戦にて、アンドリューは遂に念願の慶寅と直接対決。
試合終了後、お互い同じ夢を持つ事を確認した二人は、
そこへ至る過程こそ違えどいつか再会しようと誓う。
「君と肩を並べて歩める、その日を本当に楽しみにしてる。 Good-Bye. My Friend」
「ありがとうよ。アンタと知り合えて、良かったぜ。 ──あばよ、親友」
その後、アンドリューは ガルフォード、 タムタムなどの協力を得て世界の為に戦いを挑む。
不利な状況に立たされる事もあったものの、アンドリューの理想に共感した シャルロットや、
ナインハルト・ズィーガーの助けもあり南北アメリカとヨーロッパをまとめる事に成功。
同様に、アジア一帯をまとめた慶寅と再会を果たし、約束通り二人は同じ道を歩み始める事になる。
と、一見綺麗にまとまっているように思えるが、
忍者に野人に半裸ハゲが入り乱れるアメリカ軍は絵的にかなり カオス。
まあ、 この漢のEDだと彼の方が ソバージュ半裸とかと一緒に中華統一に加わってたりするし、気にしない方がいいだろう。
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通称は「閣下」。作中でも側近にそう呼ばれている。あるいはまんま「
大統領」とも。
プレイヤーの間ではその風貌や性格などから
アバン先生とも呼ばれる。
技に至っては明らかに『ダイ大』のパク(ry
ちなみに閣下はほぼ刀身しか使用しないので目立たないが、2D『サムスピ』の中で
メイン武器に銃を使用する唯一のキャラである。
え?
双六?アレは火器に入る…のか…?
端正な顔立ち、伊達眼鏡、ピチピチタイツに見える下半身
*1というアンバランスな外見、
ストイックな理想主義者にして女性が苦手…とまあ、
明らかに狙ったキャラだった事は間違いないだろう。
いろはが色んな意味ではっちゃけすぎたため、かなり影は薄くなってしまったが…。
なお、誕生日の11月11日は1889年にアメリカのワシントン州が42番目の州として成立した日だが、
関連があるのかどうかは不明。
原作での性能
他のサムライ(?)共が刃物や鈍器や弓矢を振り回して野蛮な戦いを繰り広げる中、当然のように撃つ。
尋常に勝負するのは無理な気がするが、あくまで銃剣術がメインなので大丈夫だった。
全体的にバランスが取れており、距離を問わない戦い方ができるため、初心者にもオススメできる。
地上では、遠立ち中斬りや隙が少ない
飛び道具「イーグルアロー」から突進技「イーグルブレイク」に繋げるのが基本
(ブレイクでアローに追いつくと、突進技
アバンストラッシュ・クロス「イーグルクロス」に変化する)。
かなり動作が分かりやすいテレフォンパンチではあるが、ガードさせれば一方的に有利で削りながらペースを奪う事が可能。
対空は
波動コマンドで出せる
昇龍技の「ライジングスター」で安定する。無敵
判定が無いため、早めに出さないと駄目だが。
ちなみに「ライジングスター」は追加入力で相手に銃剣を斬り下ろす「シューティングスター」へと派生するため、ヒット時は必ず入力するべし。
………のだが、追加の「シューティングスター」による叩きつけは実は受け身が可能で、N受け身から投げなどが間に合ってしまう。
相手や状況によっては、追撃せず起き攻めに移行した方がいいだろう。
しゃがみ強斬りでも対空はできるが、出がやや遅い。空対空は、近距離ジャンプで横方向に強いJ蹴り・J弱斬りを使うといい。
中間距離ではしゃがみ中斬りで立ち回るのが基本。立ち強斬りも意外とリーチがあるので、唐突に出すと当たる事がある。
相手が嫌がって離れたらフェイントを交えて「イーグルクロス」を意識させ、「ライジングスター」で落とすのが狙い目。
飛び道具を撃ってきた場合は武器飛ばし技で反撃するチャンスである。
この他、空中から銃剣の柄を振り下ろす
中段突進技「スマートボム」や、
銃剣の柄でカチ上げ、ヒット時に追加で斬りボタンを押す事で、空中の相手に射撃で追撃する「グランドキャノン」、
ヒット時に「グランドキャノン」の追撃用の弾を増やす効果がある「ブルーアイ」を持つ(ただしラウンドが変わるとリセット)。
また、秘奥義として
乱舞技「ゴールドラッシュ」と、武器飛ばし・武器破壊技奥義「スタチューオブリバティ(自由の女神)」を持つ。
前方水平に銃を撃つ武器飛ばし技は非常に発生が速く、相手の飛び道具をぶち抜く上に
ぶっぱなしてもリスクが少ない、と
『剣サム』の中でも屈指の性能を誇り、最も気軽に武器飛ばしを狙えるキャラ。
まぁ相手も警戒しているので、中々チャンスが来ないが。
弱点はジャンプ攻撃が全般的に弱く飛び込みにくい点と、『剣サム』で非常に重要な
起き攻め・
受け身狩りがパッとしない点。
スピリッツは武器飛ばしが常に狙える剣スピが良いが、空中ガードがあり体力減少時に武器飛ばしが狙い放題になる斬スピ、
比較的発生の速い超斬りの一発がある怒スピ、そつなく戦える零スピなども悪くない。
ランク的には中堅~下位といった所。
「胸に抱いた理想がある。思い描いた世界がある。
そこに辿り着けねば、戦う意味がないんだ」
MUGENにおけるアンドリュー
現在、
原作再現系で正規入手できるアンドリューは存在しない。
下記の2体以外にkrunkest404氏も製作していたが、現在入手不可。
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もんたな氏製作 天下一剣客伝仕様 |
『サムスピ』キャラ製作に定評のある氏の作。
一部技のコマンドや性能にアレンジが入っている他、
6つのスピリッツ+家庭用限定だった魔スピが搭載されており、スピリッツ ゲージや『零サム』風の剣気ゲージも再現。
開発度75%ながら完成度は極めて高かったが、残念ながら現在は氏の活動休止と共に入手不可となっている。
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大垣氏製作 月華の剣士アレンジ |
直衛示源などの『 月華』キャラを製作した氏による『月華』アレンジ。
『剣サム』の良心的火力と違い、『月華』らしい火力になっている。
エフェクトや演出面もしっかりと『月華』らしくなっており、
原作ではお手玉していた銃撃が、超奥義以外だと コマンド投げや乱舞奥義フィニッシュに撃つのみで、重さを強調した演出になっている。
射撃ダメージは「ブルーアイ」を決めた数だけ永続上昇するので素直に コンボを決めるか、
昇華・乱舞奥義の事を考えてブルーアイで締めておくかの選択が重要となる。
ちなみに、モーションが完全新造になった潜在奥義「ゴールドラッシュ」の、
フィニッシュ直前での相手の頭を連続で小突くモーションがなんともダサく珍妙に見えるが、
氏曰くそのダサさがポイントとの事。
…と思いきや、更新によって潜在奥義後半の演出が変更され、普通にかっこいい締めになっている。
また、13年8月に全面的に作り直され、システム・性能面共に『月華』らしさが上がっている。
AIは未搭載だが、『月華』キャラのAIを多数手掛けたHAL氏により、外部AIが2012年2月に公開された。
なお、強さは「極>力>技」らしい。
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出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
一見ピチピチタイツに見えるアンドリューの服装の下半身部分であるが、
イラストをよく見ると実は
タイツではなく太ももまであるロングブーツを履いているのが分かる。
青の下に金のラインがある部分はズボンの一部ではなくブーツの折り返しである。
アメリカ独立戦争当時の軍服には膝よりやや上ぐらいまであるブーツもあり、それを極端化したのがアンドリューのデザインと思われる。
ちなみにアメリカ独立戦争時、ジョージ・ワシントン及び彼の親衛隊は青い軍服を着ており、アンドリューが赤い軍服なのはそれとの対比であったのかもしれない。
最終更新:2023年09月11日 19:39