T-8P型





      

 格闘技:総合格闘
 出身国:某国兵器開発室
 身長:192cm
 体重:238kg
 製造年月日:1993年12月25日
 血液型: -
 年齢: -
 好きな物: -
 嫌いな物: -

「お前はスクラップ工場行きだ!
       地獄で会おうぜ、ベイビー!!」

1994年に彩京が製作した格ゲー『バトルクロード』のキャラクター。
NATOが極秘開発した戦術サイボーグの試作機。
無限に学習する演算装置を内蔵し、銃器類の扱いに長ける。
今回、新型サイボーグD-9F型の格闘能力テストに比較体として駆り出されるが、自重から来る純粋な破壊力は、新型を遥かに上回る。

誰もがどこかで見たような気がするが、敢えて言わせて頂くとするならばターミネーターっていうかシュワちゃん
名前もT-800をイジっただけ(T-8Pyaku)であり、上のセリフも『ターミネーター2』のあのセリフそのまんまであることは言うまでもない。アスタラビスター、ハハー!
骨格は金属(確認できるのはD9-Fだけだが)で、グラサンを外すと瞳(視覚センサー)の色が赤いが、これらも元ネタに忠実である。
ここまで遠慮なくそのままだと凄味すら感じるのは気のせいではあるまい。もしコイツが喋るなら間違い無くボイスであろう。
シュワちゃんが使える格ゲーはバトクロだけ!…だったが、後に『MortalKombat11』にシュワちゃん本人が参戦してしまった。
え?コマンドー?あれアクションだからノーカンだよ
格闘スタイルも、空手やボクシングといった代表的な格闘技が並ぶ中、堂々とサイボーグ(実際には総合格闘技だが)としての出場である。リ…アル…?*1
どうでもいいが彩京公式サイトではD-9F型と画像がになっている

エンディングでは、「テストの結果は上々」ということで量産され、普及率が 一家に一台 にまでなるほどの大ヒット商品(?)となった。
一家に一台シュワちゃんと考えると、とんでもない世界だが。


原作での性能

D-9F型と共にサイボーグ枠での出場。なおサイボーグ枠のみ全ての性能が同じ完全な同キャラ。
詳しくはこちらを参照されたし。

打たれ強さが並でしかなく、頭部が打たれ弱く気絶しやすいというのも全く同じであるが、
こっちの場合は元ネタのことを考えると、余計になんでやねんとツッコみたくなってしまう。
T-8Pがもし涙を流せるのなら、泣いていい。


MUGENにおけるT-8P型

+ ですからー氏製作 アレンジ仕様
  • ですからー氏製作 アレンジ仕様
やはりと言うべきか案の定、シュワちゃん吹き替えといえばこの人、玄田哲章氏のボイスがふんだんに使われている。
『ターミネーター』に加え『コマンドー』のメイトリクスの台詞もじゃんじゃん聴けるので組合員には堪らない。
なぜか挑発やイントロで敵をベネットと間違えているが、旧式サイボーグなので仕方ないだろう。

性能は「コンセプトは突進溜めキャラ」と氏のメモに書いてある通り、
アーマー付きの突進技「ターミネートアッパー」でガンガン突っ込んでいくキャラ。
通常技もリーチがやたら長いので使いやすく、対空には飛び蹴り「ニーミサイル」と対空投げ「ハイアングルジャーマンスープレックス」がある。
ゲージ技は判定が強く削りもデカい、ぶっぱでも十分強い「G.E M134」、
「ハイアングルジャーマンスープレックス」の強化版「ターミネートクラッシュ」と威力も性能も高いものが揃っている。
さらに「ターミネートクラッシュ」では『コマンドー』でサリーに対して発言したあの名台詞を披露してくれる。
壁際でのニーミサイルからターミネートクラッシュのコンボは、一部キャラには入らないものの、お手軽超火力コンボである。
ですからー氏の愛に満ちた、かなりの強キャラと言えよう。

AIはデフォルトで11段階調整可能なものが搭載済み。
同氏のシェーファーとタッグを組んでみるのも良し、夢の玄田ボイスシュワちゃん対シュワちゃんも可能だ。
プレイヤー操作(9:52~)

+ The_None氏製作 アレンジ仕様
  • The_None氏製作 アレンジ仕様
こちらも当然のようにシュワちゃんのボイスを使用している。
『ジングルオールザ・ウェイ』、『バットマン』など地味に声の元は広い。
チェーンコンボ持ち、ワイヤーダメージありとコンボ性能は高め。
敵を凍らせる飛び道具「Cyber Iceball」からの「Cyber Shoot」で技が変化するのはK'のようでもある。
コマンド投げ「Collateral Damage」は掴みから方向キー下から時計回りというマッスルボマーのようなコマンド
「The Self-Terminator」ではポチッとなしてしまう。威力は高いので中々使いやすい。
イントロ、勝利ポーズではシュワ映画のシーンを再現しているのもがあるが、何故か翡翠が現れるものもある。
AIもデフォルトで搭載されているが、昨今の強いAIを相手にするのはいささか厳しい。

+ パピット氏製作 ルナパパ
  • パピット氏製作 ルナパパ
ですからー氏作のT-8P型に目からビームを発射する必殺技と超必殺技を追加し、カラーパレットおよびボイスの変更も施した改変キャラ。
変更されたボイスも玄田哲章氏のものなのだが、キャラ名の通り『瀬戸の花嫁』に登場するT-800のパロディキャラ「ルナパパ」のものとなっており、
T-800のような台詞に加え、螺子の飛んだ親馬鹿台詞やギャルゲーのヒロインにコスプレした時の台詞を発する。
イントロで相手を娘と間違える時があるが、こっちは設定上サイボーグではなく魚人族である。

AIは改変元のものを流用しているが、追加された必殺技にもしっかりと対応している。
更にはにゅう丸氏により(見た目のルナパパっぽさの)強化パッチが作られており、これを適用すると上記GIF画像のようにルナパパっぽくなる。
はにゅう丸氏強化パッチ(1:23~)

ルナパパを知りたいなら取り敢えずこれを見ろ。
でなければお前をターミネートする

出場大会

+ 一覧
+ T-8P型
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ ルナパパ
【ルナパパ】

プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(part06、T-8P型(ですからー氏製))


*1
何故リアルな格闘技をウリにしておきながらシュワちゃんを、いわんやサイボーグを出すという暴挙に出たのか?
それはリアルなゲームと言ったな?あれは嘘だもう一体のサイボーグ、D-9F型のモデルに関係している。

D-9F型のモデルは格闘家のディック・フライなのだが、彼の異名がそのものズバリ「サイボーグ」で、恐らくは…
ディック・フライをモデルにしたキャラを出そう→本当のサイボーグにしよう→じゃあもう一人はターミネーターにしよう
…という流れでこうなったのではないかと思われる。
所謂分かる人にだけ分かるネタの類であり、最初にシュワちゃんありきで考えられたワケではないのだ。
…まぁこれは経緯の推察であり、リアル指向のゲームにサイボーグを採用した理由の説明には一切なっていないんだけれども。
というかそもそも元ネタのターミネーターはアンドロイドであってサイボーグじゃ(ry


最終更新:2023年08月14日 00:59