ガンキャノン


「ミハル…俺はもう悲しまないぜ。
  お前みたいな娘を増やさないためにジオンを叩く。徹底的にな!!」

ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(以下MS)、型式はRX-77-2、UC0079年ロールアウト。
主役であるガンダムのサポートをするために開発されたMSであり、ガンタンクと並ぶ文字通りの名脇役でもある。
ガンダムと同系統のV作戦により開発されたMSという設定があるため、コア・ブロックシステムなどのガンダムとの共通点が多い。
劇中ではカイ・シデンが搭乗、劇場版ではガンタンクから乗り換える形でハヤト・コバヤシも搭乗した。
この他に独断で出撃したセイラ・マスの乗るガンダムを追って出撃したアムロ・レイも搭乗したことがある。
このガンキャノンは、ア・バオア・クーの戦いで大破、破棄されるまで活躍した。
作中ではその砲撃能力を発揮しガンダムを度々アシストした他、
真正面からリック・ドムのバズーカを受けても破損しない耐久性の高さに加え
弾が無くなったらそこらに転がっていた岩を投げつけて敵を撃破する、
敵MSを後ろから突き飛ばして破壊するなど脇役に留まらない名シーンが非常に多い。

主な装備はガンダムとは別型のビームライフルに、肩にマウントされたキャノン砲、頭部にはガンダム同様のバルカン砲を装備。
ビームサーベルなど白兵戦用の装備は無いが、接近戦に持ち込まれても素手による格闘で応戦が可能。
(玩具用にナイフ状の「ヒートジャック(ヒートナイフ)」と言う武器も設定されていたが大人の事情からか無かった事に)
肩のキャノン砲は換装が可能なようで、劇中には登場しなかったがスプレーミサイルランチャーという武器も存在する。
(無かったことにされたヒートジャックと違い、こちらは商品化やゲーム出演に恵まれている)
また「量産型ガンキャノン」「ガンキャノンII」といった派生機も後付け設定としてデザインされている。

ガンダムより重装甲でガンタンク同様に砲撃を得意とする。
(ただしゲームでは主役補正のせいか、ガンダムの方が固い事も多い)
そしてガンタンクと異なり素手ながら十分な格闘戦をこなす事も出来る「距離戦向けメカ」。
(ただしゲームでは格闘ができない事も多い)
実際に上述のアムロ・レイが搭乗した際には素手でザクIIを撃破しており、その基本性能の高さが伺えるだろう。
この能力と外見は、所謂『距離戦向けメカ』の手本の一例となった。
(ガンタンクは人気が無かったため無視された。下半身キャタピラなんてダサいし
OVA『機動戦士ガンダム0080』では量産型ガンキャノンが登場した……のだが、
劇中では出撃直後にケンプファーに僅か5秒で撃墜されてそのまま映像作品に出てこない、
おそらく映像登場時間最短記録の金字塔を樹立するMSと言わしめるほどであった。

……のだが、実は他にきちんと出演している映像作品が存在する。
OVA作品『SDガンダム 夢のマロン社 宇宙の旅』において、宇宙旅行に出発したSDガンダムキャラ達のツアー一行が
時空の狭間に放り込まれ、なんと宇宙世紀本編の世界に飛ばされてしまい、一年戦争最前線のジャブローに迷い込んでしまう。
その際、流れ弾から逃げるSDキャラ達の眼前に現れたのが、この量産型ガンキャノンだったのである。
はじめはMSにしては微妙なサイズの彼らに躊躇したものの、とりあえず両肩のキャノンを発射。
SDキャラ達を彼方へ吹っ飛ばしてしまった。
ちなみに本機体は量産型であるものの、カイ・シデンの搭乗したものと同じ108号とナンバーが付いているので、あるいは………
(状況証拠としてこの作品では「デザインは0080準拠だがカラーリングはTV版準拠」というMSが幾つか出ている)
OVA『機動戦士ガンダム0083』にも「ジムキャノンII」と言う同コンセプトのMSが登場している。

また、RXシリーズの3機の中で最も完成された機体であるという設定がある。
その完成度が評価され、コアブロックシステムをオミットした以外は、
ほぼオリジナルのままの量産機が生産された機体でもある(前述の量産型ガンキャノンとは別物)。
この量産型は「宇宙、閃光の果てに…」や「ジオニックフロント」等の各種外伝作品で見ることが出来る。

しかし時代が進み、UC0087年の『機動戦士Ζガンダム』のMS世代になると、
ビームライフルの性能向上と一般化により、中~遠距離狙撃機体というカテゴリー自体が消滅してしまった。
要はガンダムタイプ(近距離戦向けメカ)のΖガンダムでもガンキャノンより射程が長くなってしまったため、専用のカテゴリを設ける必要がなくなったのである。
更に同じ時代のはずのUC0079年を舞台にした『機動戦士ガンダム第08MS小隊』でも、
狙撃用ビームライフルの射程は(ガンタンクの)キャノン砲と同等かそれ以上という描写がされてしまった。
尤も砲撃と狙撃では用途が違うし、巨大な冷却装置がセットで運用には難があり、MSが運ぶ移動砲台といえなくもない。
MSである必要が無いシステムだが。

一応はUC0088年にメタスをベースとしたガンキャノンディテクター(長距離砲撃はMA(宇宙戦闘機)に変形して行うと言う名前が同じだけの別物)が製造され、
UC120年代ではMSの小型化を図る「フォーミュラ計画」の一環としてキャノンガンダムやGキャノン、Gキャノン・マグナ等も製造されていたが
技術力の向上により機体の基礎性能も上がるにつれ、純粋な砲戦用MSはその数を減らしていき
ジェスタやF90、Vガンダムの様な汎用機にキャノン砲を追加するというタイプが主流となっていった。
またはガンダムF91の様に最初からキャノン砲を搭載しているが、どんな距離でも最強な万能型の登場によりそもそも不要となっている。

+ その他のバリエーション・オマージュ

ゲーム作品においても主人公機であるガンダムのお供ということで多くの作品に登場。
ガンダム(ホワイトベース隊)が出てくる作品ならほぼ100%と言っても過言ではないだろう。
本来の機体がないので代わりに乗っているケースもあるが。
スペック面に関しても作中での扱いを色濃く反映しており、中距離での戦闘が得意となっている。
『スパロボGC』及び移植版の『XO』ではドラグナーとも競演し、D-2とも一緒に並んで戦う様が見られるようになった。
『機動戦士ガンダム 連邦VSジオン』を筆頭にVSシリーズと呼称されるゲームシリーズにも
もちろん登場しており、ガンタンク同様に遠距離砲撃が可能な機体となっている。
+ 作品ごとの詳細とか色々

また、肩に大砲を担ぐというシンプルかつ分かりやすいデザインからそれっぽい見た目を指すスラングとして使われる場合がある。
このwiki内の項目で言うとこの方とかこの子とか(後者は生みの親に「そう呼ばないで」と言われているが)。

+ 大人の事情

MUGENにおけるガンキャノン

ギャンなどのガンダムキャラを多く製作したtaurusac195氏の物が確認されている。
2パンチ2キックの4ボタン仕様で、グラフィックは『機動戦士ガンダム EX-REVUE』の物、英語ボイスも入っているがカイの声だろうか。
パンチやキック等の格闘らしい通常技の他、飛び道具としてキャノン砲からピンク色の砲弾が放たれる(元ゲーム準拠)。
ビームキャノンじゃねえんだからさ。 モバゲーのガンダムロワイヤルでビームキャノンっぽくなってるのだが
キャノン砲は立ったままと伏せながらの上下撃ち分けが可能、強版なら3連射するがギリギリコンボにならない絶妙すぎる発射間隔。
超必はちゃんと連続ヒットするキャノン連射、1ゲージなのに800ダメは叩き出す
氏製作キャラの基準life値が3000である事が一因であろう。
外部AIは確認されておらずそのまま戦わせても強い印象は無いが、
超必の火力が(MUGEN全体で見れば)べらぼうに高いため事故勝ちもありうると言った所。

ファイルの解凍について少々特殊な部分があるので初めての氏のキャラを手にする人は注意。
詳しい事は同氏制作のギャンの項目を参照。

出場大会

削除済み

出演ストーリー




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