黒沢祐一


「……雪!おれに力を貸してくれ!」

三枝零一氏のライトノベル、『ウィザーズ・ブレイン』の登場人物。
脳内に埋め込まれた「I-ブレイン」と呼ばれる生体量子コンピューターを用いて「魔法」を行使する魔法士。
常に黒衣を纏いながら世界の戦場を巡っており、「黒衣の騎士」など多くの二つ名を持っている。愛用の騎士剣は「紅蓮」。年齢は30前後。
シティ間における全面戦争において、恋人である七瀬雪と共に勇名を馳せるも一年で退役。最終階級は少佐。
その後、一年間の同棲生活の後に恋人の死を経験し、10年間崩壊しかけた世界を渡り歩き、各地の紛争に身を投じる。
そして『ウィザーズ・ブレイン』という物語は、10年ぶりに神戸に戻ることになった彼の回想シーンからスタートする。
一巻に関しては主人公の立場を完全に食うことに
以降も作中における頼れる大人の一人。

魔法士としての戦闘スタイルは近接戦闘特化型である”騎士”。対多数戦闘には向いていないが、
情報デバイスである騎士剣を用いて情報を書き換えることにより超高速戦闘を行えるため、対少数における直接戦闘に関しては魔法士の中でも最強。
祐一は素質面においては作中最強というわけではないが(上回るのは雪、ディーなど)、
それまでの豊富な戦闘経験などにより、総合能力においては作中でも最高峰である。

余談であるが、名前やデザインなど色々曰く付きなキャラである。名前の元ネタは『Kanon』の主人公・相沢祐一。
外見と二つ名の元ネタは、絵師である純圭一氏の好きな漫画作品『ベルセルク』の主人公・ガッツ
発売当初は少々物議を醸したのだが、続刊において作者がそういう趣味を隠そうともしなかったことから、
現在では『ウィザーズ・ブレイン』という作品において、ある種当然のことのように受け入れられている。


MUGENにおける黒沢祐一

セリカ・シルフィルイリュージョンNo.17も手掛けたark氏による、手描きのものが存在。
現在はhamer氏によって代理公開されている。
武器持ちのためリーチが長く、原作中で騎士に関してはその速度が脅威とされることからか、空中ダッシュも完備するなど機動力もかなり高い。
その代わり、判定はそれほど強くないため、差し合いよりは機動力とリーチを生かしたヒット&アウェイの方が立ち回りやすい。
相手に通常攻撃をガードされた場合不利になるが、転移によるキャンセルで隙を軽減をすることが出来る。
特殊ゲージとしてI-brainを持ち、時間経過に応じて上昇していく。ワープ、ガーキャン喰らい抜け(+4ゲージ必要)に使用することが可能。
ゲージ技にはコンボ補正の軽減、アーマー殺しなど特殊のものも多い。
また、相手にフライングをされると強制的に全画面攻撃が発動し、ゲージがMAXになる。
11Pと12Pカラーは特殊カラーになっており、色々強化されている。
更新によりデフォルトAIが搭載された。

出場大会



最終更新:2023年02月27日 20:50