マグマ大使


アースが生んだ、正義のマグマ

+ 担当声優
金内吉男
1966年特撮版
大塚明夫
1992年OVA版
中井和哉
『アトム:時空の果て

手塚治虫の漫画作品、及びこれを原作に1966年に放映されたピー・プロダクション製作の特撮作品『マグマ大使』の主人公。
実写版は日本初のカラーで全話TV放送された特撮作品(『ウルトラマン』よりも13日放送開始が早い)。
海外版では「ゴールダー」(パワーレンジャーヴィランとは無関係)という名前になっている。
なおパイロット版では顔が役者の素顔だったのだが、評判が悪かったのか本放送では写真の通りマスクになっている。

地球の創造主であるアース(白髪の仙人のような老人といういかにも神様な姿)が、
宇宙の侵略者ゴアから地球を守るために創り出した正義のヒーローである。
ロケットに変形できるロケット人間という種族で、自分の意思があり人間並みの知性と感情がある。
後述するように腹部からのミサイル発射や変形といった能力があり、電磁波光線で機能が狂うなどロボット的な特徴も多いが、
生物的な特徴も多く、自身の感情と思考もしっかりあるなどロボットとも生物とも取れる特徴を持つ。

普段はアースのいる火山島に妻のモル、息子のガムとともに住んでいる。
モルとガムの姿は頭のアンテナ以外は人間と変わらないのだが、ロケットへの変形は可能。
冒頭の写真で左後ろ(右アンテナの後ろ)を飛んでいるのはガムである。
もう一人の主人公である人間の少年マモルの友人でもあり、マモルがピンチの時にアースから渡された笛を三回吹くと助けにやってくる。
なお一回だとガム、二回だとモルが来る。

基本の身長は6メートルほどだが、相手の大きさに合わせて自由に大きさを変えることができるらしく、
相手が数十メートルの怪獣でも同等のサイズで格闘戦を繰り広げている。
ただし巨大化するという描写が劇中では演出されないために、少し巨大化したことが分かりにくいのだが。
ちなみにモルとガムは人間サイズである。

得意技は頭の角から放つ熱線と、腹部をハッチのように開いて撃ち出すミサイルで、
牽制や敵を弱らせる基本技として使われることも多かったので必殺技とも言いにくいが、
これらの技で敵に止めを刺すことも多かった。
また、ウルトラマンや仮面ライダーに比べると動きの自由度は低いが、それでも怪獣に比べるとアクションの自由度は高く、
パンチやキック、投げ技などでゴアの送りこんだ怪獣たちと戦った。最終話ではジャンプしての豪快なドロップキックも見せている。

ロケット形態に変身することで空中を自由に飛行できるようになる(人型でも飛行は可能)。この状態でも熱線は発射場所が変わるが使用可能。
中盤からはこのロケット形態で高速回転し竜巻を発生させる「ジェット気流」という技も使うようになった。

他にも状況や相手の弱点に応じて新武装や強化などがアースによって追加されることもあり、
胸から冷凍液を出す、全身から5000万ボルトの高圧電流を流すなどの技もそれぞれ一話限りだが使用している。

原作版ではジェット気流は人型形態で腕を回すことで発生させており、
これを応用して大気の密度を変えることで巨大なレンズを生み出し、収束させた太陽光で敵を焼き尽くすという攻撃も可能。
また、ロケット形態で枷付きのチェーンを伸ばすこともでき、
これで敵を捕らえたまま雷雲に突入して敵を感電死させたこともある。


MUGENにおけるマグマ大使

昭和ギャオスなどの作者であるgoogoo64氏が製作したマグマ大使が、2011年6月18日に公開された。
こぜに氏の『パチモン怪獣大熱戦』の仕様をベースに製作されており、
普通のキャラの投げ位ではステートを奪うことができず投げ無効である。
ただし一応仰け反るため、ガン攻めすれば充分押し切れるだろう。

公開当初は近接攻撃が何故か頭突きだったが、後に更新でパンチとキックに変更されている。
原作でも得意武器だった角からの熱線や腹部からのミサイルといった武器を備え、必殺技のジェット気流も搭載されている。
ロケットに変形して自由に空を飛びまわる技も搭載されており、キャラによっては手出しができなくなることも。
この飛行能力がかなりAI殺しで、長期戦になりやすいので使用時は気を付けよう。

パンチは背の低い相手に当たらないものの出が速く、連発すれば強力。
キックは攻撃が当てやすく、しかもギリギリまで接近して使えば相手に2ヒットする。
腹部からのミサイルは一度に複数の弾を撃つので全弾ヒットすればかなりのダメージになる。
熱線も斜め下に出るため当てにくく単発ならたいしたことはないが連発可能で、連射すればごっそり相手の体力を奪い去れる。
ミサイルで距離を離してから追い討ちに使うと効果的。

飛行形態は変形時のジェット気流にも微妙に攻撃判定がある。
飛行形態だと使える技は熱線とジェット気流だけになるのだが、どちらも非常に強力である。
そして、空中を自由に飛び回れるのがAIでは対応が難しいのは言うまでもない。
ただし攻撃さえ当てれば飛行形態は解除できるので、飛び道具や落雷、火柱といった上下に広い範囲への攻撃、
全画面攻撃で飛行形態を落とせるキャラなら楽に戦える。

AIこそ搭載されていないが、watchで充分凶キャラと戦える性能を誇る。
変形をライフ調整である程度制御できるゴアに比べると制御が難しい側面もあるが、
攻撃力が高くグダる技はゴアに比べて少ないとも言える。

出場大会

削除済み

出演ストーリー

ブロリーとMUGEN町の人々(6話後編、戦隊のロボ的扱い)

プレイヤー操作



最終更新:2024年01月20日 22:28