バリカン


「やったやったやった!見たか俺様の腕前をー!」

ナック(現:ICHI)制作のアニメ『チャージマン研!』に登場するキャラ。理髪用の道具ではない。
泉家にいるロボット。ロボットなのかからくり人形なのか分からない形状で、どういう理由で泉家にいるのかも不明。
お世話ロボットでもなければ兵器でもないので、特に役には立たない。
尤も泉家はバリカンを家族のように扱っているため、恐らくは愛玩用であろう。
メインキャラの1名ではあるものの、チャー研キャラの例によってCV担当者は不明。

一人称が「アタシ」「オイラ」「ボク」などと全く安定せず、語尾も「だよ」「ですよ」「ゲス」などと安定しない。
ついでに言えば作画も安定していないため、へんてこなガチャ目で描かれたりする。
研のことは「研坊」と呼んでいるが、キャロンは呼び捨てだったり「キャロンちゃん」だったりと一貫していない。

作中では「おじいさんロボット」と呼ばれている。
製造年が古いのだろうか、あるいは、製造年に関係無く、老人の性格を真似て作られたものだろうか?
また、ジュラル星人はカメラのファインダーや鏡には映らないのだが、
バリカンの目は、何故か普通にジュラル星人を見ることができる。
この点は、作中に登場する他のロボット達も普通にジュラル星人を認知しているのでおかしくはないが。
だがジュラル星人からは明らかに軽視されており、泉家を一網打尽にする作戦ではバリカンだけが除外され、
出来損ない」呼ばわりされたり、本人は全く知らないロボットを旧友として送り込ませたりと散々。
しかもそれらが要因で泉家からも(特に研坊から)結構ひどい目に遭うことが多い不遇キャラ。
例えば、前述の旧友ロボットをバリカンは「あたしゃ知りませんよ」と断言したのに、 家族の誰からも信じてもらえなかった。
というか、仮にも一緒に暮らしてるバリカンより初対面のロボットの言うことを無条件に信じる泉家って…。

手足と首を引っ込めることで外殻を防御シェルターとし、どこか亀の甲羅のようにそのまま突進する攻防一体の攻撃を持つ。
こう書くと聞こえはいいが、言ってしまえば単なる体当たりである。

前述の通り大概役に立たないが、研を救うことも多くある。
ロボットである為かキチガイ殺人レコードが効かなかったり、
自分を無視されたことへの即興の嫌がらせ「バリカン音頭」でジュラル星人を見破ったり、
「聞いたなコイツ!」で捕まりながらも テレパシーで 自分の居場所を伝えたりと、意外にも勝利に貢献した経験は多い。
知る人ぞ知る『冒険王』のコミカライズ版ではこの点が顕著で、最終話ではその身を捨ててまでキャロンを守るという驚異の大活躍がある。

ちなみに、同じナック製作のパイロットアニメ『スーパータロム』には、このバリカンに恐ろしいほどよく似た「ファイター」が登場。
この『スーパータロム』は『チャージマン研!』のパイロット版であり、少なくともチャー研より以前に作られたものであるため、
このファイターがバリカンの原型になっているのだろう。

+ ざっと俺様の腕前は…
マミカン
キタヨ、キタキタキタキタヨ
バリカンが本当に好きなアナタへ…

うまいなー、バリカンは。

(以上、チャージマン研!@Wikiより転載、一部改変)


MUGENにおけるバリカン

一條氏による手描きキャラが存在する。
mizukuraido氏のジュラル星人の半分ほどの身長とややちびキャラ
技の数は多くなく、リーチの短い「キチガイレコード叩き付け」や、
攻撃した後ものすごく隙を晒す「ピストル」の他、ボタンで飛距離の変わる体当たりなどがある。
前者はしばらくの間燃えて残り続けるので、設置技として機能する。
ゲージ使用でキチガイレコードを鳴らして攻撃する。お前が鳴らすのかよというツッコミは無しで。
これが始まると前方に向かって攻撃判定のある音符がドゥンドゥンどんどん飛んでくるので、反撃しにくくなる。
ただ、原作通りなのかバリカン同士だと効果は無くなる。ちなみに似た効果の「バリカン音頭」もある。
キャラがキャラなだけにネタは多いが、ゲージ技以外は然程強くはないといった印象であろうか。
AIは未搭載。

出場大会

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ジュラル「まさかあのロボットに、時限爆弾が仕掛けてあるとは夢にも思うまい」

「エ゛ェー!?」

ジュラル「聞いたなコイツ!」


最終更新:2020年05月21日 12:54
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