デッドエンドスクリーマー

「HAHAHAHAHAHAHAHAHA!弱すぎるッ!!」

ルガールの持つ超必殺技の一つ。
発動後、高く飛び上がって相手を頭から踏み付ける。ヒット後は相手をそのまま押し潰し(MAX版は相手の首を踏みつけた足でへし折った後、押し潰す)、
その上で立ったまま高笑いしながら連続で回転して吹き飛ばし、最後はマッスルポーズを決める。
ガードは不可だが、判定が地上投げ扱いのため最初に飛び上がる攻撃は空中の相手には当たらない。
しかも暗転してからヒットするまで若干間があるので「見てからジャンプで回避余裕、ジャンプ攻撃で迎撃余裕でした」なんてことになるので使い勝手は悪い。
一応烈風拳を出してすぐさまこの技を出すと烈風拳がガード出来なくなるというテクがあるが、
同じ様なことが出来るキャラ(の闇払い→屑風、アテナのサイコボール→テレポート等)に比べるとゲージを使う分効率が悪い。
ただし、『'98UM』では飛び上がりの速度が倍近く速くなり、「飛び道具見てからスクリーマー余裕でした」なんてことも可能。
重ね烈風拳→スクリーマーもそのままスクリーマーまで普通に繋げたりできるようになり、効率も大分よくなったといえる。

直立不動のまま回転する姿はまさにミキサー。また、技後のポージングの精神的ダメージが大きいため、
この技でフィニッシュすると使用した本人・対戦相手ともにやるせない気分になる…かもしれない。
なお、開発当初は「首の骨をへし折り、そのまま押し潰す」だけの技だったようだが、派手さに欠けるという理由で改良を重ねていく内に、
「首の骨をへし折り、押し潰して、さらに回転してダメージを与えた挙句ポージングでキメる」という素敵な技に仕上がってしまった模様。
ちなみにこの技が使えるのは『'98』のみというレア技である。


MUGENにおけるデッドエンドスクリーマー

上記のような事情からか、MUGENで数多いルガールでも実装されていることは少ない。
アフロン氏のルガールは超必殺技から必殺技に降格されており、動作も、
相手の首をへし折りそのまま身体を捻り放り投げる」という開発初期に近い演出となっている。
また、EX技として元の冗談のような演出も残っているのでデッドエンドスクリーマーファンも安心だ。
Mr.X-file氏制作のTLEルガールやvyn氏のCVSXルガールは空中で直接発動できるので、本家よりも使いやすい。
ガンガン当ててポーズを決めよう。

オマージュされることの多いジェノサイドカッター運送と違い、似たような技を持っているキャラですら、
当初はルガールさゆりんこと倉田佐祐理くらいしかいなかった。ちなみにこれはMUGENオリジナルではなく原作再現。流石『EFZ』。
こちらも投げ判定だが、やはり発生が遅い上にファイナルメモリー(体力1/3以下の時にしか使えない3ゲージ超必)なので、
所詮は魅せ技の一種…かと思いきや、空中の相手にもヒットする、相手がどこにいようが相手の頭上にワープして出現する
飛び道具を用いた連携に組み込めるなど、結構実用性がある。というかどう考えても本家よりも高性能。
そのためかAIもしばしば決めてくるので本家よりも確実に目立っているような。
ちなみに彼女、スカートでこの技をやっているので相手は色んな意味で天国を拝むことになるだろう。

そしてルガールをオマージュしているえぴごん氏のモララーにも更新で搭載された。
しかも彼(?)の場合普段通り後ろで腕を組んでいる(腕が無いように見える)状態で回転するのでさらにシュールさが増している。
AIもやたらこの技を繰り出すが、飛び上がる段階で対空であっさり迎撃されることが殆どで涙を誘う辺りまで忠実に再現している。
また、吹き荒ぶ風の射命丸高頭身の厄神様も使用する。
他にも御津闇慈の「天神脚」も似たような技だが、こちらは打撃判定である。

また、run氏のMr.師範・改には「凄い踏みつけ」とその派生技である「回転踏みつけ」が追加されているが、
ボタン押しっぱなしにしてしばらくすると体力が減るので注意。


最終更新:2021年12月17日 23:40
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