バロム・1

バロムとは正義と友情のエネルギーを表し、
ドルゲとは地球の平和を乱す悪を言う。
超人バロム・1は、バロム・クロスで変身するのだ!


「健太郎ー!」
「猛ー!」
「バローム・クロース!!」

「バロォォォォォム!!」

1972年に放送された東映の特撮作品『超人バロム・1』に登場するヒーローにして、正義のエージェント。
江南第一小学校に通う5年生の少年、白鳥健太郎木戸猛の二人が、その友情と正義感から
平和と正義の力であるコプーに託されたボップの力により、合体変身(バロム・クロス)する事で誕生する。
地球の平和を守るため、悪の化身であるドルゲ、そしてその手下であるドルゲ魔人達と戦い抜いた。
身長2m、体重80kg。
担当声優は、1~9話は上田耕一氏、10、11話は 桑原たけし 氏、12話以降は 村越伊知郎 氏。
後述のアニメ版では特撮版で健太郎を演じた高野浩幸氏が担当している。

その身体はあらゆる高温、低温などの過酷な環境に耐えるとされている。
他にも劇中では、超能力とシューズに装備されている重力反発装置によって空を飛行したり、
ドルゲ魔人の光による攻撃を目の遮光シャッターで防いだり、
胸に巨大な棘が刺さっても、全身のエネルギーを胸に集中させて引き抜いたりするなどの能力を発揮している。

変身には300バロムの友情パワー(普通の友情は50バロム、劇中ではメーターが振れる演出がある)が必要であり、
仲違いをすると変身できないどころか、変身が解ける事もある。
バロム・1の両目に映った健太郎と猛の二人で掛け合いをすることがあり、変身後も二人の自我が保たれている模様。
(勿論そういうシーンの時のみの演出であり、普段から目に映っているわけではない)

初期は特定の必殺技を持たなかったが、途中から「バロム爆弾パンチ」などのパンチ技を多用するようになった。

なお、本作の原作は『ゴルゴ13』の作者でもあるさいとう・たかを氏であり、
実写版の放送に先駆けて、1970年に氏による漫画『バロム・1』が「週刊ぼくらマガジン」誌にて連載されていた。
少年二人が合体する所は後年の実写版と同様だが、変身後の姿が大人の男性の素顔である点が異なる。
なお実写版の耳みたいな部分は漫画版だと髪の毛である。
生憎、こちらの漫画版は掲載誌の休刊で打ち切りになってしまっている
(作者に言わせると変身後が格好悪くて失敗だったそうで、どの道短命だったかもしれない)。

しかし(デザインを変えたせいか)実写版はそれなりの人気があり
2002年にリメイクアニメ『バロムワン』も作られている。こちらの健太郎と猛は14歳。
2007年には読み切り作品『BAROM1』が描かれており、こちらの主人公は健太郎と猛のそれぞれの息子達。
また、『仮面ライダーW』の設定の元ネタとも言われている(デザイン的には『人造人間キカイダー』(と言うか超竜神)だが)。

他にも通称「ドルゲ君事件」でテレビ史に(悪い意味で)名を残すことになってしまった
(日本在住のドイツ人アルント・ドルゲ氏が「名前のせいで息子が苛められるかもしれない」と、本作に抗議した事件。
 よく勘違いされがちだが、抗議をしたのはドルゲ少年の親であり少年本人ではない。それも未然の時点である。
 「魔神ドルゲは僕じゃない、友達がいじめる」と紛らわしい見出しで新聞に載ってしまったのが勘違いの原因だと言わざるを得ない)。
この事件は「この作品はフィクションです。登場人物は実在の人物とは関係ありません」と言う言葉が生まれた要因であり、
それなりの人気があった実写版が短命に終わった原因の一つと言われている。
ドルゲ魔人大集合

とんでもなく擬音が多いため手抜きと呼ばれる事も稀によくある主題歌ではあるが、
実はこれ、全て『ゴルゴ13』で使われた効果音を歌詞に流用したものであr(ズキューン

(以上、Wikipediaより一部抜粋、改変)


MUGENにおけるバロム・1

googoo64氏によるバロム・1が公開されている。画像は原作映像のキャプチャである模様。
キー一つで万能スーパーカーのマッハ・ロッドに搭乗したり、「バロムドリラー」「バロムチョップ」などの技が放てる親切仕様。
また、ゲージの溜り具合では「バロム爆弾パンチ」「必殺爆弾パンチ」などといった強力な超必殺技に切り替わる他、
ライフが300以下になると自動的にライフ回復&再変身が行われる。

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2024年02月06日 10:40
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