黒クマネズミ


「敵の隙を作り出すことができない!」
(※パッシブディフェンスと呼ばれる自動防御スキルが発動した時に出るテキスト)

オンラインMMORPG『マビノギ - Fantasy LIFE!』に登場するモンスター。
チャプター1ジェネレーション2で実装されたルンダダンジョン「セイレーン・上級」にて初登場。
2種のダンジョン実装当初からずっとプレイヤーを悩ませてきたモンスターである。
「ルンダの黒い悪魔」「ルンダの魔王」などとも呼ばれている。

+ 魔王様の強さの秘密
とにかく硬い
HP360・防御0・保護10(防御・保護の計算式は((粗ダメージ-防御)×保護)、
ヘビースタンダー(対近接の自動防御)によるダメージ60%減衰、ナチュラルシールド(対遠隔の自動防御)によるダメージ50%減衰。
ダメージ減衰だけでなく、自動防御時はガードポイントが発生するので下手な近接・遠隔攻撃をしたらまず詰む上に、ダメージの通りが悪い。
『マビノギ』には近接・遠隔攻撃以外に魔法攻撃があり、魔王様は魔法攻撃に対しての抵抗力は特に無い。
しかし魔法は「燃費が悪すぎる&攻撃開始までが非常に遅い」か、「1体にしか攻撃できず、低威力すぎる」の二択が基本のため、かなり使いにくかった
(数年後には魔法の仕様も大きく改善されたが、その頃になると近接でも弓でもこいつはそんなに脅威ではなくなっていた)。
一対多になりやすい
出現数は最低でも3体かつ魔王様の反応範囲内に入ったらすぐに戦闘モードに入る。
ネズミ系は「柔らかい」「弱い」「自分から戦闘モードにならない」がお約束で、これが2つ以上外れる事は無かった。
戦闘モードに入ってなくても広範囲をランダムに動き回るネズミ特有のAIのせいで、戦闘モードに入って無い奴が向こうから反応範囲内に飛び込んでくる。
『マビノギ』は基本的にAIを読んでのハメが推奨されるゲームなので、一対一ならいくら硬かろうが割と余裕を持って対処できるが、
こいつはのんびりしていると次の奴が戦闘モードに入り込む。
攻撃頻度が高い
ネズミAIのためアタック、ディフェンス、様子見しかしないかと思えば、
狂ったようにアタック連打をしてくる事もあり、こちらのスキル準備が間に合わない事態が多々ある。
当然ながら一対多ともなると悪足掻きも効かず、余裕でハマる。
移動速度がかなり速い
出現場所の都合で「戦闘モードを解くほど逃げる」行動は取れないが、他の敵なら「敵との距離は同じだが戦闘位置を変える」くらいはできた。
……が、魔王様は速すぎて戦闘位置の移動すらお許しにならないため、不利な位置で戦闘を始めてしまったら不利なままである。

これほど厄介な敵はそうそういないというのに、恐ろしい事に強化バージョンまで存在し、
ある程度レベルが上がると侵入可能なバージョンで出現する。
+ 強化バージョン
HP2000・防御50・保護40(+通常バージョンの自動防御)。
保護はクリティカルヒット率を軽減するため、さらに一発逆転が困難に。
魔法耐性は相変わらず無いが、ここまで硬いと生半可な魔法では死なない。
しかし、プレイヤー側が極まってくるとこちらの方が弱く感じたりする。
理由は単純に魔王様側の反応速度と反応範囲の低下。
戦闘中に別個体が乱入してくる事が減ったため、一対一でハメてしまいやすい。


MUGENにおける黒クマネズミ

ワーキペレウ氏による手描きキャラが公開されている。現在の完成度はβ版。
原作再現という事で、攻撃手段は発生19Fのアタックのみという漢仕様。
さらにガードもジャンプも出来ないが、食らい判定がとても小さい上に、
ディフェンス(発生90F)によるダメージ無効化と、
50%の確率で発動し、受けるダメージを半分に減らした上で食らい硬直をキャンセルするヘビースタンダーを備える。
通常モードではお世辞にも硬いとは言えないが、ハードモードでは原作の異常なまでの頑丈さが再現されている。

出場大会

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最終更新:2023年04月14日 00:13
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