キン肉マン




「屁のつっぱりはいらんですよ!」

     分類:正義超人(アイドル超人)→伝説超人
     出身地:キン肉星
     国籍:日本
     身長:185cm
     体重:90kg
     超人強度:95万パワー+α(火事場のクソ力は6905万パワー(計7000万パワー)まで計測されている)
     生年月日:地球時間で1960年4月1日
     好物:牛丼、ニンニク、森永ココアさん
     嫌いな食べ物:牛乳(ニンニクの匂いを消してしまう為)、ラッキョウ(アニメ版)
     必殺技:キン肉フラッシュ、48の殺人技、キン肉バスター、キン肉ドライバー、
                    マッスル・スパークその他多数
     肩書:キン肉星王子・王位継承候補→キン肉星第58代大王、全日本牛丼愛好会会長
     異名:ダメ超人、牛丼野郎、ニンニク男、 奇跡の逆転ファイター


ご存知『週刊少年ジャンプ』誌にて連載された、ゆでたまご氏の名作漫画『キン肉マン』の主人公。
キン肉マンという名前はリングネームのようなものであり、本名は キン肉スグル という。
アニメ版の声優は神谷明氏、『キン肉マンII世』では古川登志夫氏。

連載初期は『ウルトラマン』のパロディ要素を取り入れたギャグ作品で、
キン肉マン自身もスペシウム光線のような「キン肉フラッシュ」を主な必殺技として使用したり、
ニンニクを食べて巨大化、パワーアップ等の要素が存在していた。
「超人オリンピック編」以降は、作風がシリアス路線の「超人プロレス」へ転向していくのに伴い、
それらの設定は使われなくなった(ギャグシーンは残っているが)*1

今現在まで続くジャンプ特有の「ファンタジーバトル路線とんでもバトル」とその基礎を決定付けた作品であり、
ジャンプの後続作品や現在の漫画アニメへの影響は多大な物である事は想像に難くない。

+ キン肉マンブーム

+ 原作でのキャラクター

ファイトスタイルは見た目通り、「48の殺人技」や「キン肉バスター」を始めとするパワフルな打撃や投げ技を得意としている。
しかし相手超人のトンデモ能力や、キン肉マン自身ををさらに上回るド迫力パワーを相手にすることが多く
試合序盤~中盤はその力に翻弄されて命を落としかねない( 実際何度か落としている )大ダメージを負う事が殆どだった。
しかしそこから仲間の助言や協力、そして自身の「火事場のクソ力」により最後には逆転大勝利を収める。
彼の代名詞である「奇跡の逆転ファイター」の名は伊達ではないのだ。

性格は明るくお調子者、かつ下品で臆病者だが当初から仲間の危機を見過ごさない強い正義感を持っていた。
それに加えてブタ面という、元々ギャグ漫画のオトボケ主人公以外のなんでもないキャラとしてスタートしたが
持ち前の正義感に加えその後の多くの決戦と、特訓、仲間達との友情を通して成長し、
最終的には名実共に真の主人公として変貌を遂げた稀有な存在であり、
まさに往年のジャンプ三本柱、 「努力」「友情」「勝利」 を体現した偉大なヒーローなのだ。
これはアニメ版における主題歌の変化において顕著に現れており、
最初はギャグ調のOPが、最終的にはヒーロー物のOPになっていることからも見て取れるだろう。
走る、滑る、見事に転ぶ
さあ、お遊びはここまでだ!
生き様が熱いドラマさ
奇跡の勇者が生まれた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2425590
マットに倒れた時、愛が最後の武器さ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13710543
いつの日でも、男はみなリングにロマン求める
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7036835
おまけその1:牛丼一筋三百年~♪(カルビ丼もあるよ)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13505852
おまけその2:『キン肉マンII世』OP
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16232867

ブタ面と評される、団子鼻にタラコ唇なマスクを付けたその勇姿も、連載を通して本当にカッコ良く見えてくるから恐ろしいものである*5
尤も、成長した後でもお調子者だったり、実力は十分なのに強敵に対してはビビったりと完全無欠の英雄ではない。
また情に篤い反面、疑り深い一面も持ち合わせており意地を張る場面も多い。
しかしそうした弱さも最終的には乗り越えていく、超人強度のみに頼らない様々な「強さ」を持つのもキン肉マンの魅力だろう。
この気質は、息子であるキン肉万太郎にもしっかりと引き継がれている。

+ ゲームに見るキン肉マン

+ ゆでだから

+ ゆで理論

+ もう一人のキン肉マン


MUGENにおけるキン肉マン

ですからー氏によるFCゲーム『キン肉マン マッスルタッグマッチ』のドット絵を使ったキン肉マンが存在。
枚数書き足しに加え、カラーパレットによって服装が変わるこだわりよう。
ドットがドットな為、ややもするとチープな印象を与えかねないが、
中身はちゃんと格ゲーキャラとして作られており、神谷明氏のボイスも搭載されている。
ある意味キン肉マンらしいキャラとして仕上がっている。

弱・強攻撃の2ボタンになっている点以外は同氏の『マッスルボマー』キャラに近い仕上がりで、
氏のキャラに基本的についている我慢補正によるワンチャン具合はいつも通り。
持っている技の性質として、無敵は心もとないが連続技にいける対空技「キン肉地雷」、中距離まで届く飛び道具「ホワイトホール」の他に、
コマンド投げ・移動投げ(ダッシュ、小ジャンプして頭をつかむ)・当て身投げ・空中投げ・対空投げなど、
やはり投げ技のバリエーションが特に豊富である。

機動力も高く、近づければ投げでダウンさせ、
その後出っぱなしのジャンプ攻撃からの投げや、スカしてつかみ、暴れ読みの当て身など、
幅広い択の起き攻めでがっつり相手を補足していける。
反面リーチの短さと無敵技が少ないのもあり、それなりのリーチのキャラに手数で押されるとかなり面倒くさい。
また空中戦では通常技や空中投げを含め全体的に攻撃判定が上方向には強くなく、リーチの短さもあって迎撃はし辛い。
また見た目以上に食らい判定が大きく、ジャンプ中は画面上より二回り以上も大きくなる。
甘い飛び込みは「フェイスフラッシュ」で返すとして、
ガンガン固め攻められた場合は一点読みの当て身か我慢して隙を狙うことが求められる、少しコツの要るキャラといえるだろう。

超必殺技には
と、キン肉マンの代名詞的な必殺技が揃っている(一瞬だけリアル等身に変化するが、なんかこう「火事場のクソ力」的なあれ)。
キン肉バスターは対応しているキャが相手の時にリアル体型になる。
体力3分の1のときにゲージ使用で「 火事場のクソ力 」を発動できる。彼らしか持ち得ないであろうMAX発動っぽい技である。
一定時間攻撃力が割り増しされるが、最大の特徴は発動中「マッスルスパーク」でのフィニッシュ時だろう。
詳しくは自分の目で確認していただきたい。

ですからー氏本人による、がっつり攻めていき、積極的に起き攻めを狙うAIが実装されており、
同じレスラータイプのキャラ同士だと思い切りの良い投げあいが見れたり、
逆に手数メインのキャラ相手には我慢して我慢して補正のかかった一撃を当てていくと、
実に超人レスラー風な戦い方をしていくAIになっている。

試合(2:58~)、解説(23:24~)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15831406
試合の様子、AIレベルは全て7の模様
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15833223
こちらはAIレベル10
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15841365
主題歌mugen入り
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3688487
II世主題歌もmugen入り
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5058239

「友情は成長のおそい植物である
   それが友情という名の花を咲かすまでは

      幾度かの試練・困難の打撃を受けて
   堪えねばならぬ―――」

出場大会



*1
同じくギャグからシリアスな格闘トーナメントへの流れを辿ったジャンプ漫画としては、『魁!!男塾』も挙げられる。
(路線変更後もギャグシーンが残っているのも同じ。なお、こちらも『II世』と同じ雑誌で続編が掲載された)

*2
超人テーマ曲集の『超人大全集』では冗談でも何でもなく キン消しのテーマ曲 が歌われている。
歌っているのは『ドラゴンボール』初代主題歌や『超獣機神ダンクーガ』(ED歌手も担当)を手がけた
作曲家としても知られる池毅(いけたけし)氏。
ネタ曲ではあるものの、中々の名曲に仕上がっているので聞いてみることをお勧めする。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13154986

*3
+ 牛丼に関するちょっとアレな話

*4
当時を知らないと名前で勘違いするかもしれないが、グリコと森永は被害者である。
内容は「店頭の商品を毒入りとすり替えられたくなければ金を出せ」と言う恐喝事件であり、両社に落ち度は一切無い。
狙われた理由もブラック労働の復讐とかでなければ「大手菓子メーカーだから」でしかないだろう。
残念ながら犯人不明のまま時効となっている。
また模倣犯が現れたのみならず、いたずら気分で店頭の商品に縫い針を入れたりする者が現れる程の社会問題にもなってしまった。

*5
キン肉マンのブタ面がマスクなのは上で何度も述べた通りだが、 じゃあ素顔はどうなのか? というのは誰もが疑問に思う所であろう。
キン肉星の王族は 人前に素顔を晒したら自害しなければならない という厳しい掟があるため、
作中でも大っぴらに素顔を見せるような場面は存在しない。
ただ、原作終盤にはフェイスフラッシュ使用時など、顔の一部が露出するような場面は何度かあった。
そして単行本最終巻ではマスクがめくれ素顔が一部露出したキン肉マンが表紙を飾っており、
それらを見る限りでは意外にも 結構な男前 だったりする。
……あ、 そんなかっこいい男が小便漏らしたり屁で空を飛んだりしていた件 については、 考えない方向でお願いします。
なんという残念なイケメン
ゆで氏はキン肉マンの素顔について「永遠に秘密」と答えている。またキン肉マンがマスクだというのも後付け設定のひとつである。
+ 実は…

*6
往年の名作映画『七人の侍』でも上泉信綱の逸話を元に、カンベエが僧侶に扮して子供を人質に取った強盗を斬り倒している。
これは「髷を落とす」「僧侶になる」ことが、武士として隠居・引退を意味する行動であるにも関わらず、
子供の為、プライドではなく実利を取った戦術を躊躇なく選択できる 本当に冷静で的確な判断 であった。
超人レスラーが自らの命ともいえるコスチュームを破いて黒ペンキに浸して牧師の格好になるのは…………。
いや、やはり冷静で的確な判断なのだろう。 だってゆでだから