テリーマン


     分類:正義超人
     出身地:アメリカ・テキサス州アマリロ
     身長:190cm
     体重:95kg
     超人強度:95万パワー
     好物:ハンバーガー、ホットドッグ
     嫌いな食べ物:牛丼
     必殺技:スピニング・トゥホールド、カーフ・ブランディング、テキサス・クローバー・ホールド等
     肩書:正義超人軍参謀、正義超人3羽ガラス(キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク
     異名:テキサスの荒馬、テキサス・ブロンコ、巨漢(ジャイアント)ハンター


「キ……キン肉マンよ!
  オレたちは完璧な技も完璧なパワーも 持っていないかもしれない……
  しかし 信じ合う心だけは完璧なつもりだぜ!」


ゆでたまご氏の漫画、『キン肉マン』に登場するキャラクター。正式名称は「 ザ・テリーマン 」。
アニメ版での担当声優は田中秀幸氏。『キン肉星王位争奪戦』のみ氏が担当している。
キャラのモデルはバーンナッコー…ではなく実在のプロレスラー、「ザ・ファンクス」でお馴染テリー・ファンク氏。

主人公・キン肉マンの仲間の正義超人の中でも、唯一無二の親友・相棒として知られている。
アメリカ・テキサス出身の正義超人であり、額の「米」の文字と、肩のスター・エンブレム以外は人間に近い姿をしている。*1
登場当初は ビジネスで正義活動をする という、絵に描いたような嫌なエリートアメリカ人キャラだったが、
連載が続くにつれてそういった面は薄れていき、友情に厚く、自分より他人を大切にする奥ゆかしい超人となっていった。
尤も、その奥ゆかしい性分のせいで、息子のテリー・ザ・キッドが栄光コンプレックスに悩まされることになるのだが…
「そういえば聞いたことがある」 と言って、仲間と読者に説明する解説役としても有名。
『魁!!男塾』の雷電と並ぶ 2大ジャンプ解説キャラ の異名も持っている。実際彼の助言で窮地を脱した場面は数知れず。
アニメでは委員長が「そういえば聞いたことがある…」とテリーマンの顔で解説するギャグがあるなど公式も解説キャラと意識していたらしい。
彼のプロレスシューズの紐が千切れるのは不吉の印。あまりに的中するため特殊能力みたいに扱われていた事も。

ファイトスタイルはキン肉マンともロビンマスクとも違う、テキサスの荒野で培った荒々しいタフネスファイトが得意。
…というか 元ネタのテリー・ファンクそっくり である。
得意技も「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバーホールド」「ナックル・パート」とプロレスファンならニヤリとするラインナップ。
特に「あーっとテリーがいった!いったいったテリーがいったーっ!」の実況の掛け声と共に出されるブロンコフィストも再現。
超人でありながら限りなく人間的正統派プロレスで戦う男、それがテリーマンである。
これはテリーマンの一族が、超人の血統としては体格にそこまで恵まれないというハンデがあるためであり、
最後まで勝負を諦めないガッツのあるスピリット、小さな力で相手に的確なダメージを与える関節技、同じ技は二度食らわないクレバーさ。
テリーマンはこれらを駆使して戦う。なお、その為か、テリーマンは自分より体格の大きい相手に対し異常な闘志を燃やす。
そのため彼を「巨漢殺し(ジャイアントキラー)」と呼ぶファンもいる…… というこれら後付け設定がどんどん付け足されていった。
体格の関係上、必然的にテリーマンと戦う相手が巨漢になるのは当たり前である。それを作者が逆手に取ったアイディアといえる。

主人公の親友キャラとして人気1位を博したテリーマンであったが、
超人プロレス路線が続くにつれ、外見も得意技も人間と大差無かった彼はどうも 地味 な印象が拭えず、
後発の派手な超人に人気を取られていく結果になってしまった。トップ10圏外のときのコメントは「ノーコメントだ!」。
また、同時に6位に低迷したキン肉マンは「投票をやりなおせ~っ!!」と見苦しくわめいている。
しかし固定ファンの支持と、原作者の思い入れにより最後まで活躍することになった。
連載当時 一クラスに一人はテリーマンが好きな奴がいる と言われていたらしい。

+ 原作でのキャラクター


キャラクターソング集『超人大全集』に収録されているテリーマンの主題歌。作中でも幾度と無くBGMとして流れており、
特に魔雲天との戦いの後、誰もが死んだと思っていた状況で夕日をバックに生還するアニメ59話での展開は涙腺崩壊必至である。

「かつて、テキサスの自由と独立を守る為、
   西部の勇者達がメキシコの独裁者の大軍と戦って命を落とした」
「私の体には、その勇者達の血が流れているのだ!」
「私も、自由と正義を守る為には喜んで命を賭ける!」


MUGENにおけるテリーマン

ですからー氏によるテリーマンが存在する。
同氏の肉キャラ同様、FCゲーム『マッスルタッグマッチ』のドットを使っており、基本システムも同じである。
試合(14:13~)、解説(25:11~)

「テキサス・クローバー・ホールド」「カーフ・ブランディング」などテリーマンを代表する技が揃っているが、
やはりキン肉マンやロビンマスクと比べると地味な印象があるかもしれない…。
そもそもゲージ技の「バスターバリエーションPart5」はキン肉マンとのタッグ技であり 彼の技ではない
ちなみにこの技は火事場のクソ力中に発動すると「 マッスルドッキング 」へと変化。
どこからともなくネプチューン・キングが現れ一緒に技を食らうが気にしないほうがいいだろう。
ただし、タッグの相方がキン肉マンで、なおかつテリーとは別の相手がキン肉マン側の投げ間合いに入っていた場合は
原作通り二人同時に決めることが出来る
実戦の敵も味方も自由に動き回る中で決めるのは非常に難しいが、 肉ファンだったら是非とも狙いたい ロマン技である。
なお、キン肉マンの方が条件を満たさなかった場合は普段通りネプチューン・キングを連れてくることになるが、
テリーの方が投げに失敗した場合はキン肉マンの方も自動的に失敗扱いになる。
まぁ、ゲーム的にはあくまでテリーマンの技ということになっているので、その辺りは致し方ないだろう。

基本攻撃力が低めだが「フライングニードロップ」「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバー・ホールド」とダウン攻撃技が豊富。
「スピニング・トゥ・ホールド」は追加入力可能で、全て出してやっとまともなダメージになる。
数多くの特殊技から投げに繋ぎ、ダメージが期待できる「全身全霊をかたむけたブレーンパスター」
「カーフ・ブランディング」を的確に決める必要がある。

余談ながらこのテリーマンは改変自由であり、同フォルダには超人制作用のスプライトシートも同封されているので、
肉ファンは超人制作にチャレンジしてみては如何であろうか? むしろ創生(つくれ)!!
また、彼の息子テリー・ザ・キッドは声だけMUGENに参戦していたりする。
親子タッグを組んでみてもいいかもしれない。それ抜きでもテキサスブロンコタッグでもある事だし。

「GO FOR BREAK! 当たって砕けろだ!」

出場大会

出演ストーリー



*1
ちなみに、この漫画においてはテリーマンに限った話ではないのだが、時期によってデザインが割と変わっている。
多くの場合テリーマンは元ネタに習って短髪なのだが、「アメリカ遠征編」のみやや髪を伸ばして長髪になっている。
ただし次の「ビッグファイト編」では髪を切ったということで再び短髪に戻っている。
実は作者は長髪のテリーがやや気に入ってなかったらしいのだが、ファンの中には長髪テリーを好む人がとても多い。
その声を受けてか、現在展開されている新シリーズではテリーは再び長髪に戻っている。
カラーリングについても、髪は原作では銀髪、アニメでは金髪となっており、コスチュームも原作では初期は青色でそれ以降は赤色だったが、
アニメでは一貫して青色のまま。更に肌もアニメではピンク色となっている。

*2
なぜ 基本的に なのかというと、周知の通りどんな相手にもテリーマンは不屈の闘志テキサスブロンコを燃やすのだが、
それがエスカレートして暴走し、早い話がぶちキレてとんでもないことをしてしまうことも少なくないのである。
オマケにそんな状態になったテリーは夢の超人タッグ編のアシュラマン戦を見ればわかるように 反則を躊躇しなくなる。
実際、魔雲天との戦いにおいて他のアイドル超人達の死を嘲笑った魔雲天に対し、怒りを爆発させて猛烈なラッシュをかけるシーンは
作中屈指の名シーンとして名高いが、その後冷静さを完全に失ったテリーは
ロープへ逃げている魔雲天にストンピングをかける という、委員長が指摘するまでもない反則行為を行なっている。
また、現在展開されている新シリーズでも、正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で平和協定条約が結ばれ平和な世の中になったのだが、
その条約を破棄したい真・完璧超人により、仲間の正義超人達が次々と倒されていくという挑発行為をされる中で、
遂に(キン肉マンがキン肉星へ戻っているため)正義超人代表として条約に調印したテリー本人が真・完璧超人に手を出してしまい、
結果的に正義超人と真・完璧超人の間で全面戦争が発生してしまう。早い話が戦いの火蓋を自ら切ってしまったのである。
その結果、他のアイドル超人達がメディカルサスペンションで休養を取っておりすぐには出られないため、
実質テリー一人で複数の真・完璧超人と戦うことになってしまった。言い方は悪いが完全に自業自得である。
そして、一回戦の対マックス・ラジアル戦では頭に血が昇ったという理由で再び ゴング前の奇襲攻撃 という反則を繰り出してしまい、
敵側のストロング・ザ・武道から 「卑怯な真似しか出来ないから奴らは下等超人なのだ」 と煽られてしまった。ごもっともです。

とはいえ、魔雲天に反則をした際の 「こいつらが今までやってきたことを思えば、これくらいの反則がなんだ!」 という台詞は
ミートを人質にとったり他のアイドル超人を卑怯な手で抹殺してきた悪魔超人相手には非常に説得力があるし、
真・完璧超人との一件も、テリーは仲間達が次々と襲われていく中で敢えて黙って見ていられるような男では無いのである。
そもそも友好条約に乗っ取って手を出さずに我慢していたテリーマンの目の前で挑発がてらに仲間の正義超人を叩き潰して行く行為も十二分に卑怯な真似である。

クールで冷静なキャラに見られがちだが、時には熱く勇敢に立ち向かっていく。それがテリーマンの魅力なのである。
てゆうか、反則のことを言い出したらアイドル超人の殆どは残虐・悪魔超人を経験してるわけだし、
主人公であるキン肉マンですらアメリカ遠征編においてシャネルマンという残虐超人を演じたこともあれば、
悪魔将軍戦で凶器を隠し持っていたり、(事前に発覚したため未使用)
II世の『究極の超人タッグ編』において 観客の見ていないところでは悪魔超人に確実に勝利するために
堂々と反則技を用いていた という衝撃的な事実が明らかになったこともあった。
この事実はテリーも否定していないため、実質テリーもどこかで反則技を用いていたということになる。
正義超人の定義ってなんだったっけ……?

*3
超人同士の戦いでは悪魔将軍でさえリング内でレフェリーの裁定に従って勝負してくれるのに対して、
怪獣は大きさが違いすぎ・意思疎通が困難・周囲の一般人も容赦なく襲うという相手なので
キン肉マンやテリーマンなど超人たちも巨大化・光線技・銃器などを解禁している。
このあたりが禁止になるのはあくまでもリング内で超人同士のプロレスを行うという試合形式の場合である。

超人同士の戦いで光線技を持ちだしたのは王位争奪編のプリズマンのみで、彼のカピラリア七光線は人間には無害なので
観客の人間が巻き添えになる心配はなく(リング外にいた超人に当たって殺してしまった事はあったが)
戦車砲や機銃で武装した超人レオパルドンも試合中に銃器を使っていない。その前に一瞬で殺された
問題は巨大化して観客ごと会場揺さぶった奴がいる事だが……。

え?劇場アニメオリジナルの敵は、サタンキングのサタンサンダーやビッグ・シンジョウのビッグ・シン・オーラのように
結構光線技を必殺技として使ってた?そこまでは知らん。
というかこいつらは一般人を人質にとったり、大量の部下を差し向けてきたり、リング外で平然と戦うぐらいの極悪超人だし。

*4
しかしこのブチブチと切れた紐、実は重要な意味を持っている。
からくも魔雲天を撃破したテリーマンだったが、断崖絶壁デスマッチにおいてリングへの衝撃が激しい大技を連発したため、
リングを支えるワイヤーロープが切れ、更に魔雲天に「死ぬ時は一緒」とブーツを掴まれ、リングごと谷底に落下してしまう。
誰もがもうダメだと思った中、ボロボロになりながらも脱げたブーツを片手にテリーマンは生還した。
状況から考えると魔雲天にブーツを掴まれたものの、紐が切れていたためブーツは脱げやすくなっており、
間一髪のところで脱出することができた、ということであろう。
これは状況からの推測でしかないし、そもそも仲間の死とブーツの紐が切れることの因果関係もはっきりしない。
それでも仲間達の犠牲は決して無駄ではなく、彼らの戦いがテリーマンの命を救ってくれたのだと信じたいものである。

*5
一応フォローしておくと、二回戦の開始時にはキン肉マン、ロビンマスクもみなミートを背負う事すら難儀するほどに傷ついており、
その中でテリーマンはあえて二人を休養させるために前に出たのだ。
彼やミート、そして途中参加のウォーズマンやラーメンマンが戦ってくれていたおかげで、
ゼブラとの戦いまでにはキン肉マン、ロビンマスクは完全回復してベストコンディションでリングに上がれたのである。