ラプトル


ラプトル(略奪者、泥棒)とは、恐竜の主にディノニコサウルス類(またはドロマエオサウルス類)に属する小型肉食恐竜の総称。「敏捷な略奪者」を意味する。
英語で言えばラプター(raptor)となる。格ゲー的にはの海外版の名前あたりか。
かつてはマイナーな存在だったが、映画『ジュラシック・パーク』シリーズによって一般にも広く知られるようになった。

最も有名なのはおそらく「ヴェロキラプトル」であろう。
約8,300万- 7,000万年前(中生代白亜紀晩期)の東アジアにあった大陸に生息していた小型恐竜で、獣脚類に属している。
足の親指が発達しており、巨大な鉤爪が備わっているのが特徴。

かつてはデイノニクス(「恐ろしい爪」の意。推定全長2.5~4m、コヨーテ程度の大きさ)という恐竜と同一種であるという説があったが、今では間違いであったことが判明している。
現在では大きさは七面鳥ほど(推定全長2m、推定体重15kg)で、上の画像のように体に羽毛が生えており、
鉤爪は相手を切り裂くことはできず専ら刺突用だったとの説が標準になりつつある。
世界的に有名な化石として、角竜の仲間のプロトケラトプスという四足歩行型の草食恐竜と取っ組み合った状態の化石が発見されており、
鉤爪がプロトケラトプスの頭部を捕えていることが分かる。
「プロトケラトプスの卵を狙って親に見つかり、戦闘になったのではないか」という説があり、名前の由来にもなっている。


フィクションにおけるヴェロキラプトル

(ヴェロキ)ラプトルといえば一般的にはマイケル・クライトンの小説を原作とした1993年公開の映画『ジュラシック・パーク』に登場し、
同作で描かれた「集団で人間たちを襲う、頭の良い中型恐竜」としてのイメージが強い。
もととなった小説ではヴェロキラプトル属のモンゴリエンシスという種で小型の恐竜であったが、
映画版では当時同一とみなされていたデイノニクスを外見上のモデルとしており、
さらに監督のスティーブン・スピルバーグの意向によりユタラプトルなどの大型種と同等のサイズになっている。
ティラノサウルスと並ぶ本映画の顔ともいうべき存在であり、シリーズでは皆勤賞。
各作品の主人公(人間)勢を執拗且つ狡猾につけ狙うそのさまは「ティラノサウルスより怖い」との声も多い。
なお、実際のヴェロキラプトルが集団で狩りをしていたことを決定づけるものはなく、映画で見せたような知能の高さや社会性は疑問視されている。
上記の外見の件といいなんだかガッカリするかもしれないが、恐ろしさより可愛さを得たように思えなくもない…?


『ジュラシック・パーク』の存在はその後のサブカルチャーにも多大な影響を及ぼしており、
ゲームなどで「○○ラプトル」「~ラプター」という名前の敵がでてきたら大抵は所謂「デイノニクス型」である。
なにしろ当時はこの恐竜、大人気だったのだ。

メガドライブやSNESで出たアクション『ジュラシックパーク』ではラプトルという名前で
主人公の一人として 登場しているくらいである。
檻から脱出したラプトルが、小さい恐竜を捕食して体力を回復させたりしつつ進んでいくというもの。
もう一人の主人公である人間のグラントより断然使いやすく、大ジャンプが可能で翼竜にさらわれないなど優遇されている。

カプコンの『ディノクライシス』にも敵として登場し、
後年には同作出典としてアロサウルスと共に『NAMCOxCAPCOM』にも参戦。
ちなみに本作が発売された2005年当時はすでに映画とは違う実際のヴェロキラプトル像が確立されていたが
ナムカプにおけるヴェロキラプトルの姿は参戦元のゲームに準じたものになっている。

UBIから出た3DSの『コンバットオブジャイアントダイナソー3D』ではプレイヤーの使える恐竜の1体として登場している。

アニメ作品では『トランスフォーマー』のビーストウォーズシリーズに登場するダイノボットが有名だろうか。
こっちで馴染みがあるという人も多いかもしれない。


MUGENにおけるヴェロキラプトル

プライマルレイジ』のキャラで知られるLord Sinistro氏が、上述のゲーム『ジュラシックパーク』のラプトルをMUGENに移植している。
解像度の関係か背が低い。尻尾、引っ掻き、噛み付きによる攻撃の他、
コマンド技では小さな恐竜や兵士を呼び出して攻撃させたりもできる。
+Youtube

また、Rapterromethという名前の恐竜キャラもいるがこっちは別物。

そしてラプトルそのもののほか、モチーフとしたキャラクターである
プライマルレイジ』のタロンや『キラーインスティンクト』のリプトルもMUGENに存在する。

出場大会

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