ガンダムエクシア



「エクシア、目標を駆逐する」

サンライズのロボットアニメ、『機動戦士ガンダム00』に登場するモビルスーツ。
作品名は数字でゼロゼロと書いてダブルオーと読む。形式番号は「GN-001」。
パイロット(ガンダムマイスター)は同作の主人公、刹那・F・セイエイ(声:宮野真守)。 ではない。

武力による紛争根絶を目的とした 凶悪テロリスト集団 私設武装組織ソレスタルビーイング(CB)*1の開発した
第三世代型ガンダムのうちの一機で、格闘戦に特化した性能を持っている。
名前の由来は能天使「Powers(パワーズ)」のギリシア語「Exusiai(エクシアイ)」から。
因みにソレスタルビーイング(Celestial Being)も直訳すると「天上の存在(つまり、天人)」であり
他のガンダムの名前も天使の名前や階級、神話などを由来としている。
他のシリーズのガンダムと比べて一際目を引くのは胴の丸いパーツであるが、
このパーツは内部に半永久機関であるGNドライヴこと太陽炉を装備しており、「ガンダムの核」とも言える重要なパーツである。
GNドライブ、そしてドライブから発せられる「GN粒子」こそガンダムをガンダムたらしめる要素であり、
GN粒子の恩恵を受けたガンダムは単独での飛行能力と高い機動性を有し、
強力なビーム兵器の使用、粒子による装甲の強化、特殊なステルス性など、
当時の一般的なMSとは比べ物にならない高性能を誇る。
このパーツのせいでデザイン公開当初は「頭身が高くなったビーダマン」とか言われたりもしたが

第3世代ガンダムの中でも白兵戦を重視した機体であり、武装も白兵戦用の武器に偏重している。
主な武装は右腕に装備された大型の実体剣と小型のGNビームライフルの2つのモードを切り替え可能な「GNソード」。
これに加えて長短二振りの実体剣「GNロングブレイド&GNショートブレイド」、
両肩に装備された「GNビームサーベル」が2本、
両腰に装備された投擲用武器の「GNビームダガー」を2本、
これら合計7本の剣を装備していることから「セブンソード」の開発コードで呼ばれていた。
さらに牽制用に両手首付近に「GNバルカン」を内蔵し、打突兵器としても使えるシールドを携行する。

CBのMSは標準でビームサーベルを装備しているのに、なんで実体剣をメインにしているのかというと、
「GNソード」は太陽炉が発生させるGNフィールドという強力なバリアを貫通する能力があるためである。
(宇宙世紀で言えば「Iフィールド」に対して実体弾を使う様なもの。こちらは懐に潜り込めばビームでも致命打を与えられるが)
つまり、対ガンダム戦(要するに裏切り者粛清)をも想定された機体
案の定後見人に裏切られて、第一期で30体の(擬似)太陽炉搭載型MSを国連側に作られ、
第二期では量産までされてしまった。
そのため、劇中でも敵のGNフィールドを貫いてフィールド発生装置を破壊、丸裸になった敵をビームサーベルで切り刻み撃破している。
またオリジナルの太陽炉を装備する機体として、GN粒子を大量に消費する代わりに紅い光を纏って機体性能を上げる
M.E.P.E. TRANS-AM(トランザム)システムも搭載されている。第二期ではある人物が怨念と気合で解析に成功したため、擬似太陽炉でも出来る様になってしまったが。
ちなみに、半永久機関であるオリジナル太陽炉は木星の高重力と10年余りの歳月が必要で、量産は不可能だそうな。
本編の2年後を描いた劇場版では技術向上とトランザムによる移動時間の大幅短縮によって、新たに2基もオリジナル太陽炉が製作されている。
擬似太陽炉は電力でGN粒子を作る機関でしかないので、半永久機関ではない。
しかも初期のタイプは運用次第で粒子経由で遺伝子レベルで生命体を蝕む毒素を撒き散らす、という欠点があった。

劇中では何度か改修や修復を受けた機体であり、1stシーズン最終盤で大破し、2ndシーズン第1話では最低限動けるまでに修理したエクシアリペアとなっていた。
リペアの太陽炉は取り外されて別のMSに搭載されたが、本体はエクシアリペアIIに改修されて太陽炉を再搭載して最終決戦に用いられた。
この他に外伝作品には、機動力を重視したアヴァランチエクシア、リペアIIを強化改修し遠距離攻撃用の武装を追加して地上戦力としたリペアIIIが登場している。

なお、OPにて…。
+ まさに天使

+ 刹那・F・セイエイについて(ネタバレ含む)

+ 他ゲームでの活躍

+ ニコニコ動画での扱い


MUGENにおけるガンダムエクシア

Z.A.I氏による『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』のスプライトを使用したものが公開されている。
OPでも見せた回転斬りを再現するなど、非常によくできている。
また元のスプライト自体が大きいためサイズもそれなりに大きい。
デフォルトAIは搭載されていないが、QAZ氏によって外部AIが製作されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15987879 この動画は音声無しだがボイスも搭載されている。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm16256172 プレイヤー操作
またノワール氏によるエクシアリペアも制作されているようだが、現在はDLできない。

他にリュウセイ氏によって改変パッチが公開されている。殺傷力を重視した神キャラになり、最上位に位置する相手ともやりあえる。
後に狂クラスになるカラーも搭載予定とのことだ。

なお以前まではコレのボイスパッチと動きの参考元、
もしくはどないやの飛び道具やフラッグカスタムに乗って体当たりするものとしての登場が主だった。

「武力による紛争の根絶!それこそが、ソレスタルビーイング!!
  ガンダムがそれを成す!俺と…共に!!

 そうだ、俺が!俺達が!ガンダムだ!!!」

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



*1
CBの攻撃対象は戦争をしている者総てなので、侵略者は勿論、それに反撃する者も攻撃対象である。
そのくせ、戦闘に直接参加していないと言う事からなのか、戦争を指示した者には手を出さない。
(好意的に解釈すれば、政治的混乱を避けていると言う事か)
結果、第二期の超軍事組織「アロウズ」誕生の原因となってしまった(これに関しては、外伝作00Fにて主人公フォン・スパークが行った太陽光発電遮断テロの一因によるテロ対策の一環によるものとも描かれている)。
いずれにしろ、ラスボスには計画通りだそうだが。
というのも、その真意はソレスタルビーイングという脅威に対抗する為に各勢力を協力させて
世界を一つにするのが目的の第一段階だった為である。
そうして世界が一つの政府に統一され、世界中に撒き散らされたGN粒子の影響で人類をイノベイターに革新していき
争いのない世界を作り、いずれ外宇宙生命体(ぶっちゃけ宇宙人)と接触した時に「戦争」という要素を
外宇宙に持ち出さなくするのが創始者の本来の目的だったのだ(この辺りはニュータイプ論に近い)。
ちなみに、上記のアロウズ誕生の原因には「自分はイノベーターを生み出す為の道具ではない⇒自分こそが真のイノベイターだ」と言う事を証明したかったラスボスの思惑と、それにも関係のある事なのだが「世界の歪みを糾す為に自然(生命)の摂理を歪めた」といったCBの圧倒的矛盾への“ツケ”が大きかった事も追記しておく。

*2
非公式な(公認ではある)外伝作品まで含めて考えれば、90年代に発表された宇宙世紀を舞台にした漫画『Gの影忍』で
木星圏に侵入した宇宙生命体と、主人公らモビルスーツ忍者が交戦するエピソードが描かれている。
(ハンブラビが風車手裏剣になる等、『機動武闘伝Gガンダム』並みにぶっ飛んだ作品だが。
 ちなみにシャイニングガンダムより先に「腕組み」を披露している)
また公式作品でも『∀ガンダム』では外宇宙からの何かの存在が示唆されていたり
(ただしターンXは外宇宙へ旅に出たニュータイプ集団(つまり元・地球人)の物らしい)、
機動戦士ガンダムSEED』でも「地球上の生き物とは思えない生物(宇宙鯨)の化石」が登場していたりと、
宇宙生命体の存在が語られていなかったわけではない。
なおTVシリーズとしての次回作『ガンダムAGE』でも敵が当初地球外生命体と目されていた(実際は違ったのであるが)
……ダグ星人?何の事やら。

*3
が、他のマイスターもエースパイロット相手には実力不足で、特に1st終盤で同性能の機体が出てくると苦戦しっ放しだった。
特に刹那に対して辛辣だったティエリアなんて、回避する必要も無い防御力と狙う必要も無い大火力のゴリ押しだったし。
装甲を解除した時は少しだけ違ったが、結局すぐにボロが出た。
さらに言えば刹那との模擬戦では損傷率比較では刹那23%、ティエリア37%でやや負けていた。
とはいえ、ティエリアのヴァーチェはそもそも高い防御力と火力で圧倒するというコンセプトの機体のため運用法としては正しい。
それに装甲解除後の姿は特殊能力使用のために特化しており戦闘力が全機中最低の状態なので、
意表を突いた初登場時以外でやむをえず装甲なしで出撃した時は苦戦するのは当然である。
また、上記のように刹那のエクシアは対ガンダムも想定した機体でヴァーチェの防御を破るのにも有効なため模擬戦の結果もおかしくはない。

そんな中でも、単機かつトランザムなしで利き目も負傷しているのに、ガンダムに乗った敵エースを追い詰めたロックオンだけは別格である。
強過ぎる味方」と言う設定は死亡フラグだけどな。結局死んで二代目(弟)になりましたとさ。
厳密には監督談ではもう一人のマイスター、アレルヤが覚醒した状態が1期時点では全パイロット中最強だったのだが、彼は強すぎた…。
2ndシーズンでは反射能力を司るもう一人の人格「ハレルヤ」の休眠による脳量子波消失、それによる超弱体化、1期以上の空気、
電池と言われる悲惨な目に遭った。
まあ1期前半じゃかなり目立ってたし2期では幼馴染の嫁まで作ってるからツケだろ。爆発しろ。
どの位強かったかと言うと、最終決戦の彼の機体は右手足全損、
武装は左手の鋏付きシールドとビームサーベルのみというムリゲー状態
。おまけに機体性能は高速機動の一撃離脱タイプのため全く強みが活かせない。
その状態でガンダムスペックの機体に乗った敵のエース級2人をボコボコにしたほど。
まあ最後は油断してやられたんだけどね

*4
結局恋愛関係まで進まなかった刹那とマリナだが、CB内はおろか、マリナが身を寄せていたゲリラ組織の子供達や、
果ては敵組織にまで2人の関係は恋人だと思われていた。むしろそう思っていないのが本人達だけというカオス。

「つかぬ事をお聞きするです。お二人は恋人なのですか?」
「違う」 「違います」

なお、刹那がマリナに拘る理由の一つはマリナの声が母親の声と酷似しているからである。
(マリナ役の恒松あゆみ氏は刹那の母役も担当している)
マザコンと言ってしまえばそれまでだが、刹那は母親を自ら殺害しており、
それがトラウマになっている事を考えると正直無理もないところであろう。
(ちなみに、ガンダムシリーズを代表するマザコンとは母親の声が同じという共通点があったりする…)
監督も「ヒロインだからといって主人公と恋愛関係にならなければならないという法はない」と発言しており、
実際二人の関係は「主人公とヒロイン」と言うより「考え方が違う姉弟」と言った方がより近い。
脚本家が隙あらばマリナとのラブコメにしようとしたため、監督がその都度直させたなんて話も・・・

とはいえ、お互いがお互いにとって重要な人物であった事は間違いなく、
この物語が二人の再会で幕を閉じるのも事実ではある。