ガンダムX


「月は出ているか?」

「は?」

「月は出ているかと聞いている!」

サンライズのロボットアニメ『機動新世紀ガンダムX』に登場するモビルスーツ。
パイロットは主人公のガロード・ラン及びジャミル・ニート、そして ガロードの嫁 ティファ・アディール。
外伝の漫画では他に2名のパイロットが搭乗する。
ファンからの愛称は劇中でも度々使われる「GX(ジーエックス)」。

あなたに、概要を…

旧地球連邦軍によって開発された決戦兵器「ガンダム」のうちの一機。形式番号GX-9900。
「フラッシュシステム」(宇宙世紀で言うサイコミュみたいなもの)により多数のMS型ビット端末「Gビット」を遠隔操作できる。
またこの機体独自の仕様として「サテライトシステム」が搭載されており、月からマイクロウェーブの送信を受ける事で
コロニーすら破壊する大量破壊兵器「サテライトキャノン」を使用することが出来る。
その他の武装はビームライフルに展開式装甲を増設してシールド機能も持たせたシールドバスターライフル、
モビルスーツを簡単に両断できるほどの大型ビームソード、胸部のバルカンが主な装備となっている。
バックパック上部ハードポイントに増設機銃「ショルダーバルカン」腰に柄付き手榴弾「Xグレネーダー」なる追加装備もあるのだが、
ショルダーバルカンは追加した直後の戦闘で破壊されて以降出番がなかったり、
Xグレネーダーはディバイダーの1/100プラモにしか付かなかったりと扱いが悪い。
ゲーム等では常設装備扱いにしている場合もあるが。

設定上では三機がロールアウト。二号機はジャミルの乗機として活躍、大破して地球に戻って放棄されていたが
新連邦が回収し強化改修機「ガンダムダブルエックス」用の技術参考用のベース機とされた。
一号機は終戦のごたごたで所在不明となっていたところをガロードに発見され、三号機は完全に行方不明。
(外伝作品の機体とする意見が多いがそれらを明確にする描写や設定記述は無い)

道中、ニュータイプ専用機との戦いで中破、完全に破壊されたサテライトキャノンを廃止し改修した「GXディバイダー(GXDV)」としてパワーアップ。
サテライトキャノンは無くなったので最大火力は下がっているが、取り回しや機体性能自体はアップし、
大型シールド、ブースター、対MS用多連装ビーム砲(通称:ハモニカ砲)を複合して作られた盾「ディバイダー」や、
戦艦の主砲を手持ち武器に改造したビームマシンガン(ライフルとしても運用可能)が追加装備となっている。
一応ハイパーバズーカの水中用改造版を使用している為一部ゲームでは通常仕様のハイパーバズーカを採用している場合もある。

こうした改修が成されたのはサテライトキャノンの使い勝手が良くないという理由もあるが
そもそもサテライトキャノン自体が「使ってはいけない兵器」として扱われていたのもある。
後述の地球荒廃の原因となった事、一つのMSが持つには余りにも強大すぎる威力などもあり
敵のみならずガロードやその仲間達ですら恐れる「禁断の兵器」であるとされていた。
その為、ガンダムXの象徴的兵器でありながら全39話中、使用されたのはたったの7回、未遂を含めても10回しかない。
強大な力を持ったからこそ、その力の行使に大きな責任が伴う、それこそがサテライトキャノンなのである。

+ マイクロウェーブ、くる!

プロローグでGXに乗った少年時代のジャミルがコロニーを落とすと脅しをかける宇宙軍へと
サテライトキャノンの引き金を引き、その結果破壊しきれないようにと無数のコロニーが用意され地球に落着、
地球宇宙共に甚大な被害を被る……という衝撃的なシーンから始まる。
その後、ならず者がモビルスーツで町を襲い、町の住人が銃火器で応戦するという
世紀末もかくやという荒野になった地球で逞しく生きる少年ガロードが、
謎の少女ティファの導きによりGXを発見(先述の通りこの機体はジャミル機とは別機体)。
以降ガロードの愛機として、幾多の戦いを繰り広げながら後継機のダブルエックス(DX)が登場するまで乗り続ける事になる。
一度競売で売られそうになったりしたけどな!
ガロードが乗り換えた後はパイロットとして復帰したジャミルの乗機として最終決戦まで戦い抜いている。
またこれらの機体の他にももう一機、後日譚外伝に黒いGXが登場している。

+ パイロットについて、三名分

+ 評価とかそういうの

『スーパーロボット大戦』や『Gジェネレーション』などのクロスオーバー作品にも度々出演。
原作世界観の兼ね合いから、作品によって未来世界だったり戦後の現代だったりと扱いは様々。
ディバイダーが参戦している場合、原作と違い自由に換装できるようになっている場合が多い。
+ 他ゲームでのGX
+ SDガンダムでのGX
+ ビルドファイターズでのGX


MUGENに出ているか!?

スパロボドットキャラの製作に定評のあるZ.A.I.氏によるものが公開されている。
元となったスプライトは『スーパーロボット大戦Z』の物。その為かスパロボZで使用していない武装は再現されていない。
通常のGXの武装の他、ディバイダーで使用していた武装も同時に使用する。
特別バッティングする武装はあまり無いものの原作ではサテキャ仕様とディバイダー仕様の装備は
同時に存在する事は無かった為、この同時使用可能な仕様自体はゲーム作品系のオリジナル設定である。
相手の体力が一定以下の時のみサテライトキャノンも使用可能。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16170569
AIは標準では搭載されていないが、ABAB氏によるAIパッチが公開されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17414462

チャージして放つ強力な砲撃というコンセプトはインパクトが大きいのか、
以前はパロディを搭載したキャラが代行していた。
+ 大会ネタバレ

出場大会



*1
平成22年度の15歳日本人女性の平均身長が157.1cmなので、むしろヒイロ達の背が低過ぎである(男性の平均身長は168.2cm)。
ちなみに作中で身長をネタにされた1stシーズン刹那も流石に彼女よりは背が高い。やっぱりヒイロ達の(ry
ヒイロたちは訓練を受けたガチのテロリストな訳だが、過酷な訓練が成長の妨げになっているのだろうか。

*2
尚、当初は「四回で一つの話」というコンセプトで進んでいたものを、文字通り圧縮しただけなので、
ストーリーの大筋そのものは当初の予定通り進み、伏線も全て回収して完結している。
故に、後半からは前半のペースから想像出来ない程スピーディな展開になっており、
「前半のスローペースは嫌だけど、後半のペースは好き」と評する人もいる。
尤も、大筋のストーリーに変更が無かったとは言え、細かい部分ではフロスト兄弟の過去や
ティファの母親の話なども予定されていたらしく、それらがカットされてしまったのはやはり残念ではあるのだが。
因みに制作スタッフにも何か思う所はあった様で、後に同じ脚本家が手掛けた『機動戦艦ナデシコ』のとあるエピソードにて
本作の制作状況への皮肉ともいうべき話が展開された事がある。

*3
尚、『ガンダムX』とほぼ同時期に連載が終了した漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の終盤でも
ニュータイプは宇宙世紀作品で示された人の革新等ではなく、
「宇宙という環境に適応しただけのオールドタイプと同じただの人間」という
「ニュータイプ≠人類の革新」とも受け取れるテーマが作中で挙げられていた。
なお『クロスボーン』の原作は1stガンダムを作った富野由悠季氏。
「角とモノアイが2つついてれば、マスコミがみんなガンダムにしちまうのさ」という台詞に代表される様に、
現状のガンダムに対するメッセージとも取れる描写が暫し見受けられる。

ちなみに、ガンダムXのスタッフロールには「設定協力:長谷川裕一」の文字があるが、
これは本作より先に「クロスボーンガンダムX1」が登場している事に絡んで、
長谷川氏から名前等の使用許可を貰っている(要するにパクリではない)事を証明する為であり、本作に長谷川氏は関わっていないらしい。

*4
音感的には可愛いかもしれないが、漢字で「真央」だとしたら「世界の中心」と言う意味の当に男性名である。
そもそも女性の「マオ(真央)」の奔りは宝塚の元 男役の芸名 である(宝塚の男役は中性的な芸名を付けるのが御約束)。