シャルラッハロート





「この先には行けないなぁ……

 何故ならば──此処であたしに殺されるから」

初出作品:アルカナハート3
国籍:日本
現住所:神奈川県相模原市ローゼンベルク学園学生寮
生年月日:不明
年齢:14歳
身長:158㎝
体重:47㎏
スリーサイズ:81/56/82
血液型:AB型
所属:私立ローゼンベルク学園中等部2年A組
得意科目:興味なし
苦手科目:興味なし
格闘スタイル:操鎖能力・第三世代

アルカナハート』シリーズのキャラクター。『3』で初登場。
赤毛のツインテールに紫のビキニホットパンツ姿でマントを羽織っている少女。
ロールシャッハ(Rorschach)と語感が似ているが、こちらの綴りはScharlachrotでドイツ語で「深紅色(緋色)の」を意味する。
愛乃はぁとから「しゃるるん」というありがたくない実にありがたいニックネームを頂戴した他、ファンからの愛称は「シャル」、「シャル子」など。*1
髪型が良く似た初音ミクになぞらえて「赤ミク」と呼ばれることも。
また、髪型だけでなく名前も似たCharlotteの擬人化や人間だった頃の姿(ネタバレ注意)に間違われることもある模様。
担当声優は『涼宮ハルヒの憂鬱』の鶴屋さんや『あずまんが大王』の春日歩などで知られる松岡由貴氏。


キャラクター概要

聖女や聖霊を人工的に産み出す研究を行っていた「ドレクスラー機関」の現日本支部で誕生した戦処女(ウァルキュリヤ)の一人。
ヴァイスとはドレクスラー機関で幼い頃から一緒に戦闘員としての訓練を受けてきた戦友であり、彼女に対して精神的に強く依存している。
ドレクスラー機関が滅ぼされた後は、組織を壊滅させたペトラによって仲間と共に助けられ、以降は普通の女の子に戻れるよう、
組織の外の世界に馴染むべく社会復帰を目指している。
その矢先、機関の残した神霊兵器ラグナロクを起動させる最終計画の為に洗脳され失踪し行方不明になったことで、各地で異変が起こり始めるようになる。
本人はその洗脳に抗い、ヴァイスを守る為に神霊兵器を破壊すべく行動を起こすが、
ヴァイス自身は彼女の想いとは裏腹に自分だけの為に行動してくれず、それが元で敵対してしまう。

リーゼロッテ・アッヒェンバッハゼニア・ヴァロフのことを「出来損ないの第二世代」と酷評しているが、リーゼロッテ自身は気にしていない。
「私に勝てる夢でも見たの?」や「壊れろ壊れろ壊れろッ!」など、戦闘中・イベントデモ共に高圧的かつ狂気に満ちた言動が多いが、
エンディングでは孤独に対しての恐怖心を見せているため、こちらが本来の性格と見られる。
ヤンデレ気味なのは情緒不安定ゆえだが環境や生い立ちが理由のため、彼女のせいとばかりは言いにくい。
ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィスト曰く「素直になる方法を知らない」とのこと。カズにいちゃんからも「大人げない」と言われている。
「カードオブグローリー」のストーリーではシャルのその性格とヴァイスのニブさ世俗への疎さゆえになかなか遊びに連れ出せない様子が描かれている。
そして同ストーリーのエンディングにて、素直になったらなったでヴァイスを毎日のように連れ回していることが語られているので、
やはり愛が重いのは元々らしい。

『3』における立場は異変の実行犯であるため、他のキャラクターからの印象は良くない。
ただ、後日談においてケーキの作り方を習うなど、はぁととは打ち解けた模様。
ヴァイスとの関係を「家族」と改めるきっかけを作ったのもはぁとである。
本作は人工戦女とか反乱とかきな臭い展開が多かったが、 最後はやっぱり愛でした。

かたや憎悪、かたや親愛という違いはあるものの、主人公に対する異常な執着心・改造人間・情緒不安定・マント着用とK9999との共通点が多く見られる。
彼女と対の存在であるヴァイスの方もK'に通ずる点が多かったりする辺り、『KOF』を意識しているのだろうか。
また、「髪が赤い主人公の対比キャラ」というと八神庵っぽくもある(一部のイントロなどで見せる笑い方も庵と似ている)。


原作での性能

リーチが非常に長く相殺を起こさないを使った攻撃を主体とする中〜遠距離戦キャラ。
また、画面上にマーカーを設置する設置型飛び道具「要鎖シュリンゲ」があり、
これに鎖を引っ掛けて移動したり、爆破して攻撃したりといったトリッキーな戦法がとれる。
これを利用した三角跳びも可能。
それ以外では弧を描くように鎖を振るう「撃鎖シュヴァンツ」や、飛び上がり攻撃をする「鎧鎖リュストゥング」がある。
反面、小技の小回りは悪く、機動力も低い。また、体力が減ると被ダメージが増加する特殊な根性値を持っているため、実質的な防御力も低い。*2
「撃鎖シュヴァンツ」の硬直時間の長さやコンボへの繋がらなさも大きな欠点となる。
圧倒的なリーチから封殺できるキャラも多く、特に大道寺きらには圧倒的な有利を誇る。
総じて初心者殺しの要素が多く、残念なことに家庭用のネット対戦では蛇蝎の如く嫌っているプレイヤーも少なくないので、接続を切られても泣かないこと。

最も怖いのはストーリー上の中ボスとして登場した時。
初期状態ではアルカナゲージが1マス固定(ただし回復はメチャクチャ早い)だが、プレイヤーが1ラウンド取ると最大値まで増加する。
同時にエクステンドフォースが常時展開され、アルカナブレイズも使い放題になり頻繁に使用してくる。
しかもアルカナブレイズ時の本来の硬直をキャンセルし、お構いなしに行動してくる。
さらにホーミング移動に相殺判定があり、飛び込みへの反応も鋭いため、安易に空中戦を挑むのは危険。
起き上がりのガードが甘いのが弱点だが、ボス版バルドゥールの攻撃は常時に発生保証があるため、技の重ねが甘いと反撃されてしまう。

超必殺技は2つともなかなかの威力だが、使うタイミングをわきまえないと反確になりやすい。
「絞殺鎖シュメルツ」は前方を払い、相手を捕縛する技。
投げではないので地上ガードされると掴めないが、地上の主力技である5Cから繋げられるのはこれくらいしかないので使用頻度は高い。
ただし、5C先端Hitのような状況では掴めないし、ガードされると余裕で反確なので使いどころには注意。
「狂乱鎖フレーフェル」は一瞬消えて上昇してから自分の両側に鎖攻撃するもの。
消えている間は無敵(ただ割り込みで使うと消える前に潰される)で、高度を調節してJEキャンセルで出すと綺麗に当てることができる。

クリティカルハートの「軍鎖展界ヴォルケンクラッツァー」は、「要鎖シュリンゲ」のポインター設置が重要。
最低でも2個以上設置している事が条件で、発動するとポインタ間に鎖が発生し、ヒットすると画面上へと打ち上げる。
演出が非常に長いので、樹や魔のアルカナのEF中にHITさせるとEF効果がとってもおいしいことに。
ちなみに鎖部分の当たり判定は見た目どおりの細さなので、地上Aポインタ同士を繋ぐように出すと、
リーゼやフィオナのようなしゃがみ食らい姿勢が低いキャラに対しては空振りしてしまう。

相性の良いアルカナとしては蔦との連携により攻撃面を補強する樹、アドガにより切り返しを強化できる風などが上げられるが、
どちらも防御力の補正が低いために脆さが強調され、一層ピーキーなキャラとなる。


契約ガイスト

純然たる聖女の場合でいう契約アルカナに相当するのは、人工聖霊である「顎獣のガイスト バルドゥール」。
北欧神話の魔狼フェンリルをモチーフとして生み出された人工聖霊。
ちなみに北欧神話には、フェンリルが大暴れする神々の黄昏(ラグナロク)の引き金となったバルドルという神様も別に存在する。何故混ぜた。
見た目はどこぞのゾイドのような四足獣を模したメカで、周囲に鎖を纏っている。
また、内部には大砲や機関銃などの重火器を満載している。

バルドゥールを直接呼び出し、重火器による飛び道具で攻撃させる技が主体となっている。
ほとんどの技が空中でも使用可能だが、バルドゥールが四足獣であるためか、空中で使用した場合でも地上で使用した時と同じ位置から攻撃する。
そのため攻撃範囲が地上で出しても空中で出しても変わらないのが特徴。
エクステンドフォース発動でバルドゥールを場に置くことが可能となり、出ている間はバルドゥールの攻撃発生が早くなり発生保証もつく。
ただし設置中のバルドゥールはプレイヤーの移動に追従しない上に相手の方に振り向くことすらしないので、置き場所を誤ると死に技となる。
攻撃力の補正は普通だが、防御力の補正はやや低め。

やはり印象的なのは中ボスシャルラッハロートのガイストとして登場した際の強さだろう。
2ラウンド目からは上述の通り常時エクステンドフォースが展開され、アルカナ技の発生強化+発生保障付与により凄まじい強さを誇る。
特に1ゲージ技の「巨炮ディングフェルダー」が直撃でおよそ3割、ガードしてもガークラして位置によっては追撃が確定、
しかもボス特性により使い放題+発生も高速化してるのでたまにコンボに組み込んでくるという高性能っぷり。
AIもたびたびこちらの硬直にこれを差し込んでくるため、迂闊な牽制はこれで狩られて大ダメージを受けることとなる。
実は共通行動のホーミングで避けられるので慣れた人間には脅威になりにくいが、それでも硬直にぶち込まれるのはどうしようもない。

なお、アルカナブレイズも使い放題だが、基本的にぶっぱで使う上にやや発生が遅いので暗転返しでロック超必が確定したりする。
ただし直撃すれば大ダメージで、ガードしても削りがすっごいのでやはりタイミング次第では脅威になることに違いはない。

余談だが、ストーリーのラスボス(これとかあれのような大型ボス)戦では非常に有効である。
このボスは多部位破壊の必要があるが、飛び回る攻撃オプションによってプレイヤーの向きを頻繁に切り替えてくる。
しかし、バルドゥールのアルカナブレイズ「神炮ヴァインガルトナー」なら大部分を一気に攻撃でき、
戦闘開始直後に一・二歩調整して放つだけで7割前後ライフを減らすことができる。
手早くストーリーを見たい人にオススメである。


MUGENにおけるシャルラッハロート

国内で数体が製作されている。
共通の特徴として、画面が原作より狭いMUGENでは、鎖攻撃の大部分がクラリーチェの爪と同じく端から端まで届いてしまうほどのリーチがある
(ワイド画面設定可能な新mugenなら状況は多少変わるが)。
また、リーゼロッテなどのアルカナキャラに対して原作同様の特殊イントロを備えているが、
相手側が未対応なことが多いため会話がいまいち噛み合ってないのがネック。

+Flowrαlliα氏製作 Crimson Valkyrie
  • Flowrαlliα氏製作 Crimson Valkyrie
現在は公開終了につき入手不能。
新MUGEN専用。
ディスプレイネームの「Crimson Valkyrie」は原作BGMの『Crimson Valkyria』に由来する。
他のキャラのように「○○アレンジ」と銘打っている訳ではないが、
原作再現ではなくあくまで「原作参考」ということで未実装の仕様やアレンジ要素も多い。

自身の技についてはほとんどが搭載されており、基本コンボは可能。
エクステンドフォースが2ゲージ技となっており、3ゲージ技で神霊兵器ラグナロクが使用できる。
エクステンドフォース後は通常技を必殺技でキャンセル可能になり、バルドゥールによる攻撃も可能となる(現在は速炮ベルガーのみ)。
また、Flowrαlliα氏の製作キャラの恒例として白羅滅精を搭載している。
AIもキャラ本体に標準搭載されている。

その他、アルカナキャラ以外に何故かキワミに対しても特殊イントロが設定されている。
KYM「俺は京都へ行く! 誰が何と言おうとな!!」
CV「この先には行けないなぁ……何故ならば(ry
まさかの全力妨害である。

+aki氏製作 KOFアレンジ
  • aki氏製作 KOFアレンジ
同氏製作のヴァイスと同じく、『KOF』風のアレンジが施されている。WinMUGEN使用可。
「要鎖シュリンゲ」関連の技は未実装となっているが、その代わりに原作には無い乱舞技や、画面中が鎖で埋まる全画面攻撃技を持つ。
また、手描きで一部の表情が描き換えられていたり、オリジナル技用に新規モーションが追加されていたりもする。
最近はバルドゥールを使った攻撃や逆根性補正も搭載されたりしている。

一時期公開停止になっていたが、2015年5月31日に同氏のヴァイスと共に再公開された。
再公開時に技の追加などの更新がされており、それ以前の旧版も公開されている。

デフォルトのAIは存在しないが、紅炎氏とSilvan氏によって外部AIが製作されている。
紅炎氏のAIは、若干待ち気味で迎撃型の立ち回りを得意とする。
現在公開中のAIは旧版に対応している。

2014年1月29日に「たくし上げの人」ことyuki氏がAIをOneDriveで公開した。5段階にレベル調整が可能。
旧版に対応しているAIは公開停止しており、最新版に対応したAIが公開されている。

+M3氏(現:ねむねむ氏)製作 ???風アレンジ
  • M3氏(現:ねむねむ氏)製作 ???風アレンジ
現在は入手不能。
「シャルラッハロート ???風」が正式名称。
「???」にあたるゲームが何であるかは氏自身が非公開としている為表記しないが、中身を見ればある程度分かるので…。
あるいは、知っている人なら動画を見るだけでピンと来るかもしれない。
予め断っておくが、このwikiで紹介できないゲームのシステムではないのでご安心を。

システム面はそのゲームのものだが、複雑で再現が困難とされ、
実際このページで紹介している他のキャラには搭載されていない「結鎖ケテン」などの要鎖シュリンゲ関連の技も搭載しており、
アルカナ3原作の再現度も恐ろしいほど高い。

M3氏の製作キャラのほとんどは新MUGENとWinMUGENの両方に対応していたが、
このキャラについては複雑な処理を大量に行っていることもあって新MUGEN専用となっていた。
イントロ中のカラー選択など、新mugenならではの要素もあった。
アルカナ選択も可能で、現在はバルドゥールの他に「愛」「花」「風」「光」から選ぶことが出来た。
また、ボタン連打だけでも自動的にコンボをつないでくれるなど初心者にも優しい作り。
AIは未搭載だが、2013年8月7日に凱氏のAIが公開された。

+M3氏(現:ねむねむ氏)製作 シャルラッハロートSP
  • M3氏(現:ねむねむ氏)製作 シャルラッハロートSP
2015年6月公開。
MUGEN1.1専用。SPはシンプルアレンジの略。原作アルカナ3LMをベースに、微アレンジしたもの。
原作と大きく異なっているのがアルカナに関してで、各アルカナは3つ程度の技もしくは特殊効果を持っているだけと、かなり性能を縮小されている。
デフォルトAIは未搭載。

+みかえる氏製作 シャルラッハロートMA
  • みかえる氏製作 シャルラッハロートMA
みかえる氏による独自のアレンジ仕様。aki氏製作版と同じく、WinMUGENでも使用可能。
2ラウンド目以降も開始前にイントロが発生するのが特徴。
7Pカラーで「狂気シャルラッハロート」、12Pカラーで「暴君シャルラッハロート」となり、性能が極悪なものに変化する。

AIはデフォルトで搭載されているものの他、Y.K氏による外部AIも存在する。

また、Casuga氏によってカラーパレットが作成されている。

+Flowrαlliα氏製作 GGアレンジ
Guilty Gear仕様で、MUGEN1.0専用。
特徴として、「撃鎖シュヴァンツ」とバルドゥールの技以外の全ての必殺技・超必殺技がオリジナルのもの。
例を挙げると投げたマーカーが命中するとロックして演出に移行する「鐘鎖ヴィルベル」、
見た目がまんまアクセルボンバーなフォースブレイク「爆襲シュトゥーカ」など。
デフォルトでAIが搭載されている。



「手加減できなくてゴメンね……あ、言い忘れてた。──バーカ!」


出場大会

+一覧
更新停止中

出演ストーリー

プレイヤー操作



*1
「アルカナハート オンリーイベント」において、
『這いよれ! ニャル子さん』をモチーフにしたシャルラッハロートのイラストをプリントしたTシャツが 公式から 販売されており、
これによって「シャル子」という愛称が公式化したと言える。(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

+シャル子さんTシャツ製作に至る経緯(公式ブログより)
※とあるエクサム社員とショップ店員のやりとり
当初、ショップ担当さんが「ネタTシャツをやりたい!」と熱望しており
林ディレクターに提案したのですが、「よくわからない」みたいなことを
言われてあっさり却下されたらしいんですね。
そこで僕が、ショップ担当さんと



「じゃあ僕が製作費全部出すんで、手配してくれたまえ」
「……マジですか?」

「イベントものだし、やっぱ旬のネタのパロディがいいよね。
 今期のネタといえば――やっぱ、うーにゃーかなあ?」
「……まあ、そうですね」

「じゃあそれでいこう。
 ヴァイスとシャルがうーにゃーってやってて、タイトルは『這いよれシャル子さん』」
「……マジですか?」

「責任は全部僕が取る。やりたまえ」
「……はあ」



みたいなやりとりをして、手配してもらう運びとなりました。


今にして思えば、なんでそこまでしてわざわざ作ったんだろう、と
自分でも不思議に思ってしまいます。

公式が病気 とはまさにこのことである。それでもネタ元にはかなわなそうなところが怖いが。

*2
この強烈な逆根性補正を「ツンデレ」、補正が掛かった状態を「デレた」などと表現することがある。
また、罪のアルカナ装備時の「体力が少ないほど攻撃力UP」という付与効果は、実際には体力ではなく根性値に依存しているため、
逆根性補正がかかってるシャルラッハロートの場合は体力が少なくなればなるほど 攻撃力が落ちる という悲惨すぎる事態になる。