ベリル・ベニト





「ボクってやればできる子なんだよ。」

 性別:女
 年齢18歳
 身長:148cm(自称155cm、四捨五入で160cmと主張)
 体重:38kg
 一人称:ボク
 声: 千葉紗子

ナムコのRPG『テイルズオブハーツ』の登場キャラクター。闇の女王はこっち
幼い頃に両親を事故で亡くしており、祖母に育てられた。
宮廷画家となって出世する事を夢見て、家出同然で故郷を飛び出している。
コハクのスピルーンを巡る事件に関わり、主人公のシングらを題材とした絵を描くため旅に同行する事になる。
ニヒルな言動で気取ろうとするが、「おこまがしい(おこがましい)」、
「スペタククル(スペクタクル)」等とよく言い間違えるため何かと決まらない。
自分でも認める通り、基本的にはヘタレであり、強敵と会う度にまず逃げ出す事を口にする普通人。
パーティで一番常識的な感性をもっている。

プレミア物を徹夜で買いに行ったりするほどの帽子(かぶり物)マニア。
最近は着脱可能なクンツァイトのヘルメットが気になっている。

シングとコハクの二人だけの世界に怒ったり、シングとソーマが繋がってご機嫌になるなど、
表には中々出さないが、密かにシングに好意を抱いている。
終盤で彼女なりのアプローチもするが、これはコハクの背中を押す為にとった行動とも取れるため、
最終的には身を引いたようである。
シング曰く、「今まで会った女の人の中で一番大っきな筆を持ってる人」。
これに対しベリルは「シングは一番乙女心がわかんない奴」と言い返していた。

ソーマは帽子から取り出す巨大な絵筆「ティエール」。師匠から譲られたもので、決して箒型ではない。
エボルブ形態は実在の画家や芸術の文化の名前が使われているものが多い。主な思念属性は地。
絵の具を利用した思念技と攻撃系・能力を上昇させる補助系思念術を習得する(メインシナリオでは、移動術を使っていた)。
また、筆であるにも拘らず勝利画面では魔女の箒のように浮いていたり。
技はカタカナとひらがなが混ざった物が多い。

(以上、Wikipediaより一部抜粋、改変)

シング(16歳)やコハク(17歳)よりも年上でヒスイと同じ18歳だが、背が低くて童顔と外見上は幼く、コンプレックスになっている。
戦闘後の掛け合いでは「ボクも脱いじゃおうかな~」と冗談を口にしても、仲間の男性陣から鼻で笑われるか無反応という有様である。
帝国軍の手配書でも「推定年齢十才」と記載される始末で、やはり年相応には見られていない。
参考動画
DS版(3:50~3:54)
PS Vita/iPhone版(3:08~3:15)


ただし、DS版のCGエディションだと……
+ 参考画像

スマートフォン用RPGの『アスタリア』では、
アイドルマスター プラチナスターズ』とのコラボレーションでアイドル衣装「ラッピングマイハート」を着用した姿を披露している。
+ アイドル風コラボ衣装


原作での性能

見た目通り、思念術を主体に使う。主な属性は地・闇・水で、詠唱台詞が独特的。
術師として申し分無いレパートリーを備えているのだが、思念技である「スラッシュからぁず」が全てをブチ壊している。
この技は「早い、高威力、貫通性能持ち」の飛び道具を飛ばす技なのだが、硬直が短く二の矢が次々と出せる。
空中で出すと更に硬直が減り、しかも単発HITなのでカス当たりの心配も無く2HITする事もあるというおまけ付き。
雑魚戦なら遠距離からこれを連発しているだけで何もさせずに処理する事が可能。

また、コンビネーションブラスター(略称CB、テイルズオブシリーズにおける従来の秘奥義に該当)として、
シリーズ屈指の反則呪文と名高いクレイジーコメットからの派生術を持つのだが、
詠唱演出中に振り回す筆にも判定が付いておりこれがフルヒットするとCB本体の4倍近い威力を叩き出す。
もう術なんていらないんじゃないかな

リメイク版の『ハーツR』ではシステムが変更されて3D戦闘になったが、「スラッシュからぁず」の使い勝手の良さは相変わらず。
ブレイクシステムとの相性も良く、プレイヤー操作では前衛並みに活躍できる。
また、思念術は雷属性も使えるようになった。


MUGENにおけるベリル・ベニト

bara氏によってDS版の原作再現風仕様が公開されている。最終更新日は2016年10月14日。
PS Vita/iPhone版である『TOH-R』の要素も取り入れており、術技や演出などが追加されたり、一部の詠唱台詞が変更されている。
コンボコマンドは無く、RMシリーズと同様にスロットに術技(特技/思念技/思念術)をセットして操作する形になる。

原作と同じCNAR-LMBS(コンビネーションエアーリアル-リニアモーションバトルシステム)を採用しており、
一部を除く動作は、画面端に表示されるEG(エモーショナルゲージ)やCG(コンビネーションゲージ)を消費して行う。
PS2版TODのCC(チェインキャパ)を拡張したシステムだけに、特技→秘技→奥義の様な連携制限は無く、
フラッシュガード(ダメージ無効化+LIFE回復)、エイミングステップ(前進移動+対敵高度調整)、
チャージ(EG10%消費で、ベルト系アクセサリの効果発現)、ダメージブレイク(EG30%消費で、喰らい抜け)なども行える。

EGの容量は0~300(初期設定時は最大200)で、残量が50%以下では緑色、51%以上だと赤く表示される。
戦闘開始時は50%で、通常技(通常攻撃/ため攻撃)・術技・チャージ・ダメージブレイクの使用などで減少し、
ガード/マジックガード中被攻撃時・クリティカル/カウンター発生時・行動中止後の自動回復などで上昇する。
被ダメージがEGの残量と関わっており、100%だと通常の2倍、0%だと通常の0.5倍になる。
また、満タン時に相手の攻撃をガードした場合は、ガードブレイクが発生してEGが半減する上に仰け反ってしまう
(注:configでガードブレイクの発生をオフにする事もできる)。

CGはコネクトコマンド(援技/EX援技)・合技・CB(コンビネーションブラスター)/秘奥義の発動に必要なパワーソースで、
MUGEN共通仕様のゲージを流用している(Pゲージ消費値は原作の消費CGの10倍)。
コネクトコマンドの援技とEX援技はコネクトパネルにセットしたキャラクターを呼び出せる事が共通点で、
援技はベリルを除く『TOH』のプレイアブルキャラクターであるシング・コハク・ヒスイ・イネス・クンツァイトの5人、
EX援技は『TOH』を含む『テイルズオブシリーズ』や他のナムコ作品に登場するゲストキャラクターが対象になる。
喰らい中には使用できない点(注:7P以下)やカルセドニーを除くEX援技の戦闘ボイスが追加されている点が原作と異なる。
EX援技の内、ジューダスは攻撃後に原作には無い喰らい判定が付いていて「馬鹿なっ!」と叫ばせる事ができる他、
ルビアの使用術技が蘇生術のレイズデッドから攻撃術のセイクリッドシャインに変更されている。
原作には存在しないオリジナルのEX援技として、敵であるカルセドニー小隊の2人とアーメスや『TOI-R』のキュキュとコンウェイ、
特定の相手に対してのみ使用可能な『電撃学園RPG』の夜仮面が実装されている。
合技は援技キャラクターとベリルが協力して行う技で、ノワールベルルと原作不採用のボコボコハンマーも実装されている。
CB/秘奥義は相手の仰け反り中に発動可能で、クレイジーコメットとそこから派生する隠し3種類が存在する
(クレイジーコメット→トゥインクル・スター→ミックス・マスター→プリンセス・オブ・マーメイドの順に繋げられる)。
CB/秘奥義の攻撃力は原作通りにすると高すぎるため、DS版の半分に抑えられている。

この他に、ソーマビルドのサポートスキル(ソーマスキル)とアクセサリが存在する。
ソーマビルドのサポートスキルは通常カラーだと5種類存在し、上位カラーになるほど増えて様々な恩恵が得られる。
アクセサリは33種類の中から2種類装備できるようになっており、ベルト系は効果が重複する。
ただし、ソーマビルドのサポートスキルと同効果のものや攻防力上昇系を被せた場合は効果が出ないため、無意味。
なお、ヒールエナジーを消費して自動発動する治癒石は、バランス崩壊回避のために全面導入されていない。

更に仕様はアレンジかつデチューンされているが、『TOH-R』で導入されたスピルドライブも実装されている。
Lv1(POWER1000消費/緑ゲージ/5秒間)は援技のCG(POWER)無消費・詠唱時間&消費EG半減・防御力20%上昇・アーマー付与、
Lv2(POWER2000消費/青ゲージ/10秒間)はLv1の効果+詠唱時間&消費EG無しの効果、
Lv3(POWER3000消費/赤ゲージ/15秒間)はLv2の効果+発動中のCB/秘奥義解禁(EG不足でも威力減を代償に最後まで派生可能)、
という強化内容になっている(※全Lvで攻撃力半減、Lv2以下はCB/秘奥義が使用不可能というデメリットも伴う)。
余談だが、スピルドライブLv3で発動するCB/秘奥義のカットインはDS版からPS Vita/iPhone版に変わっている。
細かくカラー分けされており、ソーマビルドのサポートスキルに関しては今後増える予定がある模様。
+ カラーごとの性能
  • 6P
    • ベリルが通常習得可能な14種類のソーマビルドのサポートスキルが追加される。
  • 7P以上
    • CG(POWER)上昇量2倍。原作2周目の再現。
    • 術技と援技(EX援技除く)の威力上昇・消費EG及びCG(POWER)減少。12Pに近いほど効果大。
  • 8P以上
    • 6P性能。
    • 喰らい中でも援技が使用可能。
  • 9P以上
    • ベリルが通常習得できない12種類のソーマビルドのサポートスキルが追加される。
  • 10P以上
    • 援技が2つ同時発動可能。
    • タイムアップ時、LIFE全回復(治癒石演出)。
  • 11P以上
    • 常時CG(POWER)MAX。
  • 12P
    • 全アクセサリ同時装備の効果。覇道の紋章のデメリット(被ダメージ1.5倍)無し。
    • 援技の同時発動数無制限。
    • コンビネーションブラスター/秘奥義の威力2倍。威力の原作再現。

+ 特殊演出について
特殊イントロも豊富に用意されており、対応しているキャラクターは『TOH』の主人公であるシング以外に、
モスラ(なだげつ氏版)、悪徳商人サンドを名乗る者立派な木
ボーナスステージ琥珀KFM暗闇から登場する者シルバーサムライ(Iwakick氏製)など多岐に亘る。

勝利演出は原作通りGRADEが表示されてBGMが流れるようになっており、
特定の相手とタッグを組んだりと演出が変化する事もある。
援技を用いた場合は組み合わせ次第で、援技キャラクターとの掛け合いや援技キャラクター同士の掛け合いになる。

特殊やられブリス技猫耳モード学園に対応しており、
前者では魔界戦記ディスガイア3のラズベリルか中の人繋がりでドクロちゃん、後者では『神羅万象』の烈将ベリルに扮する。

AIも仮搭載されており、起動すると後述のEGの上にオートが表示されたり、装備アクセサリが強制変更される。

出場大会

更新停止中
削除済み

その他



最終更新:2023年07月20日 14:16