ソフトン


「翼をもがれた天使たちよ、さぁ…魂の宴を始めよう」

+ 詳細なプロフィール
年齢:25歳
身長:185cm
体重:60kg
足のサイズ:27.5cm
血液型:A型
誕生日:8月26日
星座:乙女座
趣味:ヨガ
特技:バビロン真拳とソフトクリーム作り
好きな物:バビロン神
嫌いな物:志なき者
最近嬉しかった事:ボーボボ達と出会った事
尊敬する人:バビロン神
好きなドラマ:イタズラなKiss
将来の夢:全ての弱者の救済、愚者達に裁きを与える事
座右の銘:愛
旅に出てみたい所:世界のあらゆる都市
チャームポイント:セーヌの流れを彷彿とさせるまろやかな曲線

週刊少年ジャンプに連載されていた澤井啓夫氏によるギャグバトル漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。
頭部がどう見てもだが、一応名前がソフトンなのでソフトクリームなのだろう、多分。きっと。
ちなみにアニメ版はご覧のようにピンク色だが原作だと茶色である。違うよ!チョコ味のソフトクリームだよ!
同じくバビロン真拳(後述)の使い手であるアイスンの頭は完全にアイスだったため、
それまで完全にアレ扱いしていたボーボボ一行(ビュティ除く)はかなりのショックを受けていた。
なお、それ以外にもアニメ版は規制が厳しく、う○こ呼ばわりはされずに「とぐろ」とか「ぐるぐる頭」といった、ボカした表現が使われていた。
焼け石に水とか言ってはいけない

アニメ版およびPS2版のCVは 緑川光 *1で、PS2版から唯一変更されなかったキャスト。
正統派美形キャラを演じる事が多かった氏が、このようなインパクトの強いキャラを演じた事は当時それなりに衝撃が大きかった。
まあそれ以前にも三枚目キャラを演じる事はあったし、ソフトン自身も頭部以外はまともな美形キャラ(作中の基準では)だったのだが。
緑川氏の美声によるギャップと戦闘シーンでのかっこいい演出により、ある意味アニメ化の恩恵を一番受けたキャラと言える。

初登場時は毛狩り隊Cブロック漆黒の間の番人であり、敵としてボーボボ達の前に立ち塞がったが、激闘の末に敗北。
毛狩り隊にはさほど義理が無かったらしく、その後はソフトクリーム屋でバイトしていた。
マルハーゲ四天王の一人、軍艦によって仲間のビュティが連れ去られた時にボーボボに助っ人を頼まれ、
最初はそれを拒んだものの、ボーボボ一行や通りすがりの子供から送られた声援(う○こコール)によって快諾した。
それ以降はメインキャラクターの一人として活躍し、味方の中でも実力者として頼りにされていた。
……元Aブロック隊長のところ天の助より強いのはおかしいって?気にするな!

アレな外見ではあるが作中では貴重な常識人であり、ほとんどボケない。ただ若干天然であり、
本人が意図しないマジボケは結構多かったりする。ボーボボを始めとした仲間とも良好な関係であり、特にビュティに対しては何かにつけて気遣っていた。
ただ、首領パッチや天の助の悪ふざけにイラついたり、一方的に強烈な愛情表現をしてくる魚雷ガールを苦手にしていた。

+ ネタバレというほどでもないネタバレ
実はその正体はビュティの兄。
ウン……ソフトクリーム型の頭部はあくまで後述のバビロン真拳の力が発現していたに過ぎず、素顔はビュティと同じピンク髪の長髪の美青年。
もっとも、初期からビュティやその兄との関連性を感じさせる描写が多かったのでそれほど驚きは無かった。
ストーリーにもさほど関わる話題じゃないし。
素性を隠していたのはビュティの運命を変えるためだったらしいが、結局何を変えようとしたのかは連載終了後も不明のままである
あとついでに本名も不明。これはギャグ漫画という作品の性質上、話に組み込めないまま後回しにしてしまった事が原因との事。
+ 感動の兄妹再会

使う真拳は聖地バビロンでしか会得できない神聖なる「バビロン真拳」。
奥義名には「ジャマイカの情熱」「ルクセンブルグの雷鳴」「モロッコの流れ」という具合に国名が入っており、稀に古代文明の名前も使われている。
攻撃・防御・回避に使える技が揃っている上に、辺り一帯の邪気を祓う技やバビロン神を召還する事も可能という、極めて実用的な真拳。
さらにはボーボボ同様に*2固有結界のような異空間まで発生させられるので死角は無いと言える。

……と一見すると活躍しない方がおかしいスペックではあるのだが、
『ボーボボ』における大ボスクラスの敵はほぼ例外なくボーボボ達よりも遥かに強く(特に中盤以降それが顕著になる)、
なおかつまともな正攻法で倒すのは不可能な特殊能力や技能を備えている場合もあって、
スタンダードに強い代わりに劇的な爆発力が無いソフトンはボス戦では活躍できない事が多かった。
まあ「圧倒的な強さを持つボスをギャグとノリでこちらのペースに巻き込んで撃破する」のが基本的な戦法なので、
真面目なソフトンがギャグをしない=活躍できないのは当然なのだけども。
また、ボーボボと聖鼻毛融合して融合戦士にならなかったのも、微妙に影が薄い事に拍車を掛けている気がしないでもない*3
そのため、もっぱら雑魚や中ボスクラスの相手をしたり、情報収集や敵地潜入などの戦闘以外での活躍が主となり、大ボス戦では解説役になってしまう。
一応、戦う中ボスは強敵揃いであり、中々の名勝負を繰り広げているので全く活躍できなかったというわけではない。
安易に噛ませ犬にされなかった分、まだマシだろう。

アニメにおけるソフトン氏の活躍


MUGENにおけるソフトン

多数の『ボーボボ』キャラを手掛けた樹(ju)氏による、『爆闘ハジケ大戦』のドットを用いたものが存在していた。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。

完成度は80%となっているが、問題なく使用できる。
『爆闘ハジケ大戦』の仕様により超必がガード不能となっており、これによってソフトンに限らず氏の『ボーボボ』キャラはタッグでの混戦に強い。
ボイスも『爆闘ハジケ大戦』の物が使用されており、緑川氏の美声によるギャップを十分楽しむ事ができる。
……というか、アニメほど規制が厳しくなかったために挑発で堂々と「う○こーーー!!」と叫ぶ。異様なまでに高いテンションで叫ぶ。
ちなみに原作ゲームだとキャラセレクトでも叫ぶ。やっぱりソフトクリームじゃなかったんだ
AIもデフォルトで搭載されている。


「欲望の翼を纏いし堕天使の衣を借りて、静寂なる業火の扉を解き開かん、バビロン」


出場大会

  • 「[大会] [ソフトン]」をタグに含むページは1つもありません。

出演ストーリー



*1
余談だが、作者の澤井啓夫氏は「新機動戦記ガンダムW」のファンであり、
ヒイロ役の緑川氏やゼクス役の子安氏が自分の作品のキャラクターを演じてくれる事をとても喜んでいた。
声優陣も単行本に直筆のコメントを寄せており、関係は良好だったようである。

*2
厳密に言うとボーボボとソフトンの奥義は別物である。
ボーボボの奥義は「精神開放系」と呼ばれ、毛の王国の生き残りのみが使用できる。
対してソフトンの奥義は「領域支配系」。発動者の真の力を解放できる異空間を作り出す奥義という点は変わらないが、
こちらは毛の王国の生き残りでなくとも習得可能。
ぶっちゃけ違いはほぼ無いし、それ以前にこの漫画の戦闘を真面目に考察する事自体が極めて無意味というか無駄なんだけど

*3
本編では一度も融合しなかったが、GBAで発売された『ボボボーボ・ボーボボ 激闘・ハジケ大戦』において、
「ボーボボ+ソフトン=ボボトン」や「田ボ+ソフトン=田ボトン」、「ソフトン+ハレクラニ=ソフクラニ」といった融合戦士が登場している。
なお、ソフクラニ以外の融合戦士の外見は頭がソフトンのようなとぐろになっている。
……え?ソフクラニ?ソフトンが鎧着てるだけなので、結局全員ウン……ソフトクリーム頭です。


最終更新:2021年03月13日 23:08