シモン・ベルモンド

『悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物。言わずと知れた無印『悪魔城ドラキュラ』の主人公。穴掘りではない。
吸血鬼ハンター「ベルモンド一族*1の中でも、最も高名な人物。

ゲームの発売順は『悪魔城ドラキュラ』が最初なので、このゲームが「初代」と呼ばれる事が多いが
物語の時系列上ではベルモンド一族の初代ヴァンパイアハンターは彼ではなく『悪魔城伝説』のラルフ・C・ベルモンド
さらに『悪魔城伝説』よりも古い時期を舞台としたゲームも作られているが、レオンは本物のドラキュラを狩ってないし、ソニアは…おっと誰か来たようだ。

悪魔城シリーズにおけるシモン

初代『悪魔城ドラキュラ』、二作目『ドラキュラII 呪いの封印』など

1691年、『悪魔城ドラキュラ』で、イースターに復活したドラキュラを倒すため、先祖伝来の聖なるムチを手に悪魔城へと向かう。
ムチの他には短剣、オノ、聖水、十字架、懐中時計のサブウェポンを使いこなす。
この時、ドラキュラ伯爵を倒すも背中に呪いのキズを受けてしまう。
この戦いは初代のFC版の他、アーケード、MSX、SFC、X68000など数多くリメイクされており、それぞれ趣が異なる作品になっている。
最初のステージBGM「Vampire Killer」はシリーズを象徴する、知らぬ者はない伝説の名曲。
『悪魔城伝説』での悪魔城突入の場面で復活したのを皮切りに、続編でも何度もアレンジされ続け、定番中の定番になっている。
最高の名曲を与えられた好待遇の初代主人公であり、さらにSFC版では「シモンのテーマ」という、
これまた素晴らしい名曲を個人用BGMとして与えられた。分家にも使われちゃったけど。
ステージBGMは名曲として知られているのだが、あくまでもゲーム全体のテーマ曲であり、彼の個人BGMは無いというどこぞの背景とはわけが違う。

7年後の1698年、『ドラキュラII 呪いの封印』では再び現れたドラキュラの遺骸を封印する旅に出る。
ゲームの評価は高くないが、二作目にして早くも「探索型悪魔城」の原型となるゲームシステムの構築、
後の設定に繋がるドラキュラの遺骸(=五つの魔道器)、敵ボスキャラ・カーミラや、
「イイトコロヘ ツレテイッテアゲヨウ イッヒッヒ」の船頭など後のシリーズに登場する要素も多く、
歴代悪魔城シリーズの中にしっかりと組み込まれており、その歴史を語る上では欠かせない作品。決して黒歴史ではないのだ。
また街道のBGM「Bloody Tears」は悪魔城BGMの中でも屈指の人気を誇り、後の作品で何度もアレンジされている。
他にも、街の曲、館の曲、前作でシモンに撃破されたため廃墟となってしまった物寂しい悪魔城の曲など、
いい曲はいっぱいあるのだが、Bloody Tearsの人気が高すぎてなかなか再登場してくれない。
「ドラキュラIIの曲と言えばBloody Tearsだよね。他は聴いた事がないけど」という人は機会を見つけて全曲聴いてみよう。
クソゲーゆえゲームをプレイするのはお勧めしないが
記念すべき(?)AVGN第一回
BGM集。ニコニコにはアレンジもいろいろ存在する

そして厳密には本人ではないが、ゲームブック版には現代におけるベルモンド家末裔、
15歳でハリウッド入りし19歳で主演を務めた天才アクションスター「シモン・ベルモンド」も存在する。*2
彼は先祖の活躍にちなむ映画『悪魔城ドラキュラ』の主演として、ドラキュラ城跡地で撮影を行なっていた所、
突如としてドラキュラが復活した為、先祖伝来のヴァンパイアキラーを手にしてただ一人立ち向かう事になる。
ちなみに無事生還したエンドでは、なんと怪奇映画史上初のアカデミー賞を受賞する快挙を成し遂げている。
……設定だけ見るとなんか普通に格闘ゲームの俳優陣たちと同じような感じである。

この「悪魔城ドラキュラという映画作品」というネタは、実は初代のエンディングが映画のスタッフロールのパロディになっていたりする。
「ドラキュラ伯爵:クリストファー・ビー」等、著名な俳優をもじった名前が流れていき、最後に「主人公:シモン・ベルモンド」で締める。
つまりシモン・ベルモンドとは劇中の英雄の名では無く、主演俳優の名前だとも取れるエンディングになっているのだ。
「英雄シモン・ベルモンドを演じる俳優シモン・ベルモンド」の設定はここから生まれたのかも知れない。


その他の悪魔城作品

最も高名なヴァンパイアハンターである為、他の作品にもたびたびゲスト出演している。

白夜の協奏曲』ではボスラッシュモードに限り隠しキャラとして使用でき、
ジャンプ中に方向転換できないなどFC時代さながらの低機動力だが火力と耐久力が非常に高く、専用BGMも用意されていた。
『ギャラリーオブラビリンス』では、歴代のベルモンドを現代に呼ぶ協力技「グレイテスト5」では演出のみではあるが、
レオン、ラルフ共々新たに書き起されたドットで登場する(一定確率でラルフ、シモンはFC版のドットとなる)。

3D対戦アクションの『ジャッジメント』にも当然出演している。
小畑健氏により書き下ろされたイラストは中々にかっこいい。夜神月?他人の空似です。
こちらでの担当声優は鈴村健一氏。*3若者を演じる事が多いけど、結構渋い声も出せるんです。
性能は元祖主人公なだけあってスタンダード。全モードで最初から使える数少ないキャラ(もう一人はこの人)。

『悪魔城ドラキュラHD』ではDLC追加キャラクターとして登場。
並み居るキャラの中一人だけ(正確にはもう一人いるが別作品からのゲスト参戦)FC時代の8bitドットという謎の古参ホイホイ仕様。
本作にはFC風の8bitステージも出ているのでその兼ね合いという事もあるが、キャライラストの美麗マッチョボディに騙された人は数知れず。
まぁ下にあるように設定が固まっていなかった頃の名残か色んなシモンがいるので(髪の色だけでも2回は変わってる)、
「プレイヤー達の中で一番印象深いシモンの姿」という選択であり、無難なチョイスと言えなくもない。


『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡』では主人公のひとりとして登場。
ただしLOSシリーズは「新生悪魔城」を名乗っているため過去作と設定の繋がりは無く世界観が再構築されており、
なんと本作の彼はトレバー・ベルモンド(『悪魔城伝説』のラルフの海外名)とサイファ・ヴェルナンデスの 息子 となっている。
また字幕表記はシモンだが英語風に「サイモン」と発音される。

+TAS動画におけるシモン
ドゥエだのムッムッホァイだの変態どもが闊歩する悪魔城TAS界隈において
「ベルモンド一族には変態しかいない」「ヴァンパイア・ハンターには変態しかいない」と揶揄される中、
空中を登っていくバグを除いて数少ない真人間として心のオアシスとなっていた。
初代悪魔城を攻略するのも徹底的なショートカットの模索によるものである。
ダメージを受けながら敵ボスを攻撃すると異様な大ダメージになるというバグはあるが。
さすがに一族で最も高名な人物は格が違った。
FC版
MSX版。鍵を探す要素は探索型悪魔城に繋がっていく
X68000版をPSに移植した『悪魔城年代記』

……だが。


変態の先祖はやはり変態だった。
さすがに急降下キックで異様な速さで突き進むとか、常にバックステップで後ろ向きに進むとかはしないものの、
ノックバック加速や踏み台ジャンプは序の口、空中に浮き続けながらムチを振り回したり(1ジャンプ2鞭)、
クロスで重ね当てやカッコいいポーズを決めてみたり、被弾時の無敵時間を利用して壁抜けしたり、
挙げ句の果てには本作の代表ギミックである フックに真上にぶら下が…もといぶら上がってみたり と、
そのまごうことなき変態挙動の前に、以前までの「稀少な真人間」との評判は木っ端微塵に崩れ去り、
「全ての元凶」「変態一族の源流」「キシン流始祖」などえらい言われようである。
それでも聖鞭ヴァンパイアキラーの取り扱いにかけては一族最高との評価も同時に獲得、
やはり一族で最も高名な人物は格が違った。


その7年後を描いた「ドラキュラII 呪いの封印」のTASでは、
死にながらマップ移動するとマップデータがバグる」という新技を繰り出し、世界を崩壊させつつ悪魔城に直行。
最後はまたも相打ち大ダメージバグでドラキュラと差し違えたと思ったら、そのまま何事も無くエンディングを迎えた。
下に落ちて上から出てくる等の変態挙動には、もはや真人間だったころの彼の面影は微塵も見られない。


50年後の時代にゲスト出演した際には、レトロ火力とバグによる多段ヒットを組み合わせた異常な破壊力を見せる。
この時代の変態ハンターたちは「加速のマクシーム、浮遊のジュスト」と言われるが、付け加えるなら「火力のシモン」と言ったところか。
とはいえ真っ直ぐ歩くので「よかった普通だ…」と安堵したのもつかの間、階段に差し掛かると登りがダカダカしてて異様に速かった。
やっぱり変態じゃないですかー! やだー!

シモンと先祖の間にあまりにも人間的な差があるので「ベルモンドが変態化した原因はラルフがサイファと子作りしたせい」*4とまで言われた。
さらなる始祖ことレオン・ベルモンドは素で2段ジャンプしたり鞭をひっかけてジャンプしたりするかなりの変態なのにあんまりである。
悪魔城伝説が今リメイクしたらラルフも変態行動するんだろうか

外部出演

+他作品でのシモン
悪魔城ドラキュラシリーズ以外のコナミの別作品にも多数ゲスト出演している。
コナミキャラ勢ぞろいの『コナミワイワイワールド』では囚われたヒーローの一人として登場。
救出して仲間にすれば遠距離ムチ攻撃が使え、マイキーステージ突破のためのキーキャラとなる
(ただし、ワイワイワールドのは厳密には「シモン・ベルモン()III世」という人物らしい*5)。
続編『ワイワイワールド2』はシモン本人は出ないが、主人公の変身ロボ・リックルの変身姿の1つとして登場。
『がんばれゴエモン外伝2~天下の財宝~』でもゴエモンと共演し、
はるばるヨーロッパから吸血鬼退治にやってきたという設定で、少しの間ゴエモンの仲間になる。
MSX用麻雀ゲーム『牌の魔術師』にも参戦したが、
原作で「ムチや聖水を使っていた」というわけなのか「 変態代表 」という不名誉な肩書きが付けられていた。
それが今やシモンどころか一族全体が変態呼ばわりされる事になろうとは、一体誰が予測できただろうか…

ハドソン製作のスマブラ風アクション『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』にも参戦。
こちらの担当声優は石川英郎氏。
スネークコンボイパワプロくん戦国卍丸らと夢の競演を果たした。
作品についての詳細はスネークの項を参照されたし。

音ゲー『pop'n music 15 ADVENTURE』にも登場。
担当曲は「悪魔城ドラキュラメドレー~ハイブリッド・ヴァージョン~」

また、18作目『せんごく列伝』からはラルフも登場している。といってもシモンのグラを少し変えただけのコンパチだが…。
ちなみにポップンシリーズにはユーリという吸血鬼のキャラがおり
(シリーズ2作目から登場している古参。ベガ様の親衛隊の方とは違い綴りはY uli)、
二次創作ではラルフ共々に彼と絡められたネタが多い。
また、ポップンにはもう1つ『KEYBOARDMANIA』からの移植で「AKUMAJO DRACULA MEDLEY」という曲もあるのだが、
当初この曲は吸血鬼繋がりでユーリが担当していたが、後にシモン本人が参戦したため彼が担当を乗っ取ってしまった
こちらのシモンはFC初期を再現した赤茶系統の2Pカラーになっている。
+AKUMAJO DRACULA MEDLEY(動画比較)
ユーリ版
シモン版

スポーツゲーム『ハイパースポーツDS』にも隠しキャラとして参戦。こちらも赤い。
コウモリを撃ち落とすミニゲーム「ベルモンド・チャレンジ」も収録されている。

「ベルモンド一族の力を、見せてやろう!」

『モンスター烈伝 オレカバトル』にも他の悪魔城キャラクターから1年以上遅れて参戦。
実装前からカードナンバーのみ公表されるなど、雑誌では比較的大きく取り上げられていた。
本来はランダムで敵として出現するが、アルカードLv10かドラキュラLv10をリーダーにすると確定出現する。
その際、戦闘前にシモンがしゃべる。この時ドラキュラに対して発するセリフをはじめ、ジャッジメントからの引用がやや多い。
このシモンを倒した際のレアドロップ『ヴァンパイアキラー』をアルカードLv10に使用する事でプレイヤー側も使用可能。
出で立ちやカード背景がファミコン版準拠であるだけにとどまらず、ハートを使うとサブウェポンが再使用可能になるなどのシステム面まで再現されている。
また、BGMの方のVampire Killerも当然のごとくテーマ曲として使われている。
コロコロコミックにおける漫画版でも、主人公の手持ちのモンスターとして登場し活躍した。
ちなみにもう一人の悪魔城主役はたった2コマの出番しか与えられなかったうえ、台詞もなかった。

その他、シモンのパロディキャラとして『月風魔伝』に「死門」という敵がおり、
こちらも『ワイワイワールド』『悪魔城伝説』*6『白夜』と多くの作品に友情出演している。
また、同名のMUGENキャラ製作者・死門氏もいるが恐らくはこれが名前の由来と思われる。

また、『パワプロアプリ』及びその移植作『実況パワフルプロ野球 サクセススペシャル』には「史門 泰司」というパロディキャラも登場。
所属するヴァンプ高校のシナリオでは初登場時にViampire Killerが流れるというオマケつきである。


2018年の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではコナミキャラとしてスネークに続いて参戦。
こちらでの声優は『ドリームミックスTV』での石川英郎が演じている。
デザインは初期のパッケージイラストをイメージしたものとなっている。
年代記とジャッジメント仕様デザインは登場せず。骨格レベルで変わるから仕方ないね
鞭を振り回しながら突進(ダッシュ攻撃)、スライディングからの飛び蹴り(下強攻撃)、ドゥエ急降下キック(空中下攻撃)など、
一部のアクションはリヒター・ベルモンドをはじめとした後世のヴァンパイアハンターから拝借している。

スマブラでの屈指の弾幕キャラであり、一度飛び道具をばらまかれると苦手なファイターは近づく事すら出来なくなる程。
さらに各種スマッシュや強攻撃のリーチも長めで思わぬ距離からバーストを叩き込める。
弱点はその弾幕がどちらかといえば防御よりの性能であること。このためリフレクター持ちに飛び込まれると強みを封じられる上、
射撃戦に持ち込まれるとスキの大きいこちらが不利となってしまう。接近戦が弱いという程ではないが近づかれるのも中々苦しい。
極めつけは復帰の弱さ。ワイヤー復帰は可能なのだが空中攻撃を使う必要があるためクセがあり、サムスらのようにとりあえず投げておけば引っ掛けられるという程でもない。
ちょっとでも奥に押し出されるとすぐに復帰困難になってしまう。当然復帰阻止には弱い。
乱闘では超リーチと高威力が揃った横スマッシュで複数の相手をまとめて吹っ飛ばし、一気に得点を稼いだりすることも可能。
ただし複雑な地形では生命線の飛び道具の一部が使い辛くなってしまうという欠点も出てくる。

+各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • 斧(NB)
斧を山なりの放物線を描くようにして投擲。
スティック入力で軌道を若干変えられる。
画面上に1つしか出せないが威力と吹っ飛ばしは強い。
空中からの飛び込みを防げる優秀な技だが、反面見切られると緩慢な動作故にスキを突かれてしまう。

  • アッパー(上B)
リヒターから拝借した技。剣を振り上げつつ上昇する。
発生、吹っ飛ばしともにそこそこ優秀で出掛かりに一瞬無敵があるため、コンボの〆や切り返しとして使える。
ただし使用後は尻餅落下になるため、流石に連発は不可能。
鞭によるワイヤー復帰以外での唯一の復帰技だが、上昇距離が普通なくらいで横に殆ど移動してくれず、崖掴まり判定も狭いなど、
復帰技としてはかなり不安な性能をしている。なるべくワイヤー復帰で戻りたい。

  • 聖水(下B)
聖水の入ったビンを投げ、地面に命中すると連続ヒットする火柱が上がる。ネスのPKファイヤーと似た感覚の技。
ビンはアイテム扱いなのか自分がアイテムを持っていると投げられず、相手にキャッチされる事がある。
接近を拒否したり崖上がりを妨害したりとなかなかいやらしい性能。
シモン(リヒター)は必殺技の隙が大きめなのでこれの撒き方でうまく相手の動きを制限することが重要となる。
防御面だけではなく攻撃面でも優秀で、連続ヒット故にヒット確認が容易、かつ簡単にコンボやスマッシュに繋げられる。
前述の通り相手にキャッチされることがある他、着火前にシールドで防がれるとこちらに跳ね返ってきてしまうのが欠点。
迂闊に近距離で使うと逆に相手の大チャンスになってしまうため、使い所を考える必要がある。

  • クロス(横B)
真横方向にクロスを投げる。はじくと飛距離が伸びる。
こちらも連射は不可能。ブーメランのように戻ってくるためこれも相手の動きを縛るのに覿面。
キングクルールと違って戻ってくる時以外はシールドで防がれるとその時点ですぐに戻ってくる。
また、地形にぶつかってもすぐに戻ってくるため、複雑な地形ではかなり使いにくくなってしまう。

ベルモンド一族開祖レオンも使っていた大技。
相手を棺桶に閉じ込め、鞭で放り投げてグランドクロスを放つ。
前方に判定が大きく、ロック系という事で威力も申し分ない、シンプルで使いやすい切り札。

ちなみにスマッシュアピールによると86年の同期だからか他社キャラながらもピットはシモンについて知っていた。
同期の任天堂キャラである鷹丸とファイターハヤブサについては知っているのだろうか



MUGENにおけるシモン・ベルモンド

はしぶとがらす氏と烈迅氏、(笑)氏の物がある。

+はしぶとがらす氏製

はしぶとがらす氏製

ニコニコで活躍しているシモン。
ドットは悪魔城年代記の物が使われている。

+烈迅氏製

烈迅氏製

2011年12月になって公開されたシモン。
FCドットが使われている。
サブウェポンは他の悪魔城キャラと違ってゲージを消費して使う。
無印のサブウェポンだけでなく『ドラキュラII』の聖なる炎と跳鉱石も使用可能。
サブウェポンは連射が効かず聖水ハメは無理……と思いきや、炎→聖水→炎と交互に投げつつムチで追撃すれば、
1ゲージ強で一般的な体力のキャラは即死する(端では炎がフルヒットしないため不可)。
また、隠し技も搭載されている。
AIは無い。

+(笑)氏製 FC風

(笑)氏製 FC風

2013年4月に公開されたシモン。上記の烈迅氏製シモンを改変して作られている。
初代『悪魔城ドラキュラ』を可能な限り再現したキャラで、
ガードなどは存在せず常時アーマーやのけぞり無敵、手動振り向きなどを持つ所謂アクションゲーム仕様となっている。
悪魔城のテクニックである着地キャンセルやダメージ増加(タッグ限定)、相打ち時のダメージ超増加(更新で搭載)なども再現。
特殊システムとしてパワーゲージの代わりとなるハートシステムが存在する他、
HPがライフバーではなく独自のHPメモリで表される(一応HPとライフバーは同期するが)。
コンフィグの設定を変更すれば原作通りに被ダメージを固定化する事も可能。サブウェポンの同時に投げられる最大数も変えられる。
デフォルトでAIを搭載しており、7P以降で常時起動になるほか6Pと12Pではハートが常時MAXになる。

+(笑)氏製 HD風

(笑)氏製 HD風

上記FC風版の更新と共に公開されたシモンで、同じく烈迅氏製シモンを改変。
名前通り『悪魔城ドラキュラHD』をベースにしており、FC版と比べ大幅に機動力と変態度が上がっている。
具体的にはのけぞり無敵と手動振り向きはそのままに、2段ジャンプやバックステップを搭載。
技にもスライディングや急降下キックが追加され、コンフィグのスイッチで ドゥエリスト化する 事も可能。
バクステキャンセルや着地キャンセルなどのテクニックも使用出来る。
コンフィグでは他にもサブウェポンのレベルやSTR(物理攻撃力)・INT(魔法攻撃力)の数値、全画面スイッチなどが存在する。
7P以降で常時起動するレベル変更可能なAIを搭載、6Pと12Pではゲジマユ状態になる。
またAIレベル3になると「短剣→バクステ→しゃがみ→短剣……」のバクステキャンセル短剣を、AI特権によりフレーム単位で繰り返す
手動(?)サウザンドエッジをゲージが続く限り仕掛け続けるようになる。痙攣しながらナイフを投げ続ける様はまごうことなき変態
また、理由は不明だがこの手動サウザンドエッジ中には数F画面奥を向く事がある。ヘヘッ、短剣を投げた後はションベンがしたくなるぜ
短剣を使用するにはゲージが必要なため基本的にラウンド1の開始時しか出来ないのだが、6P・12Pではゲジマユになるので……。
更新で新たにHDの多人数プレイを再現した、自立行動する分身を出す多人数スイッチ(最高5人まで増やせる)、
そしてまさかの みなぎる変態スイッチ が搭載された。

出場大会


出演ストーリー


*1
初期は「シモン・ベルモン」であったが、『悪魔城伝説』以降は「ベルモン」に改められる。
ただし、欧米ではそのまま「Simon Belmont」と呼ばれている。また英語圏では「サイモン」と発音されている事がある。
日本でも、初期作品では(ゲスト出演も含め)「ベルモント」と「ベルモンド」表記が混在していて少し混乱状態。
さらに綴りも表記がややこしく、ゲームによって「Belmondo」「Belmond」、あるいは海外と同じ「Belmont」などバラバラ。
pop'n music 15 ADVENTURE』で登場した際、名前の綴りは「Simon Belmondo」となっていたのでこれが一応正式か。

*2
『ワイワイワールド』にシモンIII世がいるので、彼はシモンIV世(ないしそれ以降)という事になる。
ゲームブック版の年代は1950年代半ば(3年後のEDが195X年)のため、19歳のシモンIV世は1935年生まれ。
1980年生まれのユリウス・ベルモンドと時期が近いので、シモンIV世がユリウスの父親と考えるべきか。
また『オトメディウスX』(2001年)で登場したココロ・ベルモンドが1998年生まれの13歳。
彼女が歳の離れたユリウスの妹か娘とされているが、妹だとするとシモンIV世が63歳の頃の子供になる。
とはいえシモンIV世はEDで女優ルーシー・レインと結婚しており(ルーシーが日系人か、ハリウッド的破局か、不倫等がない限り)、
ココロが日系人である事との矛盾が生じるので、恐らく来日していたユリウスの子供、シモンIV世の孫とすべきか
(ただし他作品に似たような前例が存在するためIV世の娘ではないともはっきり言い切れないが)。

悪魔城は200年放置されていたというが、1790年代の『血の輪廻』『月下の夜想曲』から150年で約200年という事だろう
(1897年にキンシー・モリスがドラキュラ倒したって? ブラム・ストーカー準拠なら戦場はロンドンだし)。
またドラキュラ伯爵が「500年前にお前の一族に封じられた恨み」と語っているが、
これも1476年のラルフ・ベルモンドの事を指しているとすれば、やはり約500年で矛盾は発生しない。

1944年の『ギャラリーオブラビリンス』はドラキュラではない吸血鬼が発生させた悪魔城であるし、
『月下の夜想曲』でベルモンド一族の手を離れてモリス一族に託された聖鞭バンパイアキラーが、
戦いを終えたジョナサン・モリスから時のベルモンド一族当主であるシモンIV世へと返却され映画撮影に使われ
1999年に息子ユリウスに振るわれてドラキュラ伯爵を完全に滅ぼした……と考えると、なかなかロマンあふれる流れである。

*3
実は現時点でシモンの声を担当した数少ない声優でもある。
これまで喋るシモンが登場したのは上記『ジャッジメント』と『ドリームミックスTV』『オレカバトル』『スマブラSP』の4作のみ。
というのも、本文中にある通り基本的に再出演するときは「FC版そのまんま」な場合が多く、
声優によるアフレコの機会に恵まれなかったからである。
逆にいえば、それだけFC版が人気だった事にもなるのだが…。

*4
シモンの孫、ジュスト・ベルモンドは本当に「ヴェルナンデス家の血を色濃く受け継いでいるため」という理由で魔法の才能があり、
サブウェポンと魔法を組み合わせた攻撃を編み出している。
だが付き合った友人が悪かったためかジュストも変態の才能を開花させ、
異様な加速度を持つ浮遊能力を発揮したり、天井に頭を打ち付けて無理矢理突破するのだった……。

*5
『悪魔城』シリーズに公式に登場しているシモンの孫は、ジュスト・ベルモンド。
ジュストの兄弟ないし親戚にシモンIII世がいたのか、
それとも[シモン → シモンII世 → ジュスト → シモンIII世 → リヒター]という家系図になるのかは明示されていない。
どちらだとしても大きな矛盾は起こらないが、公式の年表には含まれていない。

*6
『悪魔城伝説』の時代はまだシモンが生まれてもいないのだが、なぜかパロディの方が居たという妙な事になってしまっている。

なお『月風魔伝』ではきっぱり「シモン・ベルモンドの成れの果て」という説明がなされていた。
……その割にいっぱい出るのだが。