ヴォルツ


「………………」

プロフィール

年齢:31歳
出身:オランダ
体得武術:プロフェッショナルレスリング

打、蹴、投、極、と格闘技全ての要素を持つプロレスに独自のテクニックを取り入れ「獅子王」の異名を持つ。
その異名通り、どんな相手と闘う時も決して妥協はしない。
誰かを探して旅を続けているが、それが誰なのか沈黙の王者ヴォルツは何も語らない。

(取扱説明書より)

ジャレコの対戦格闘ゲーム『デッドダンス』のキャラクター。
出身と体得武術、モヒカンヘアーからディック・フライがモデルと思われる。
もしかしなくても元斗皇拳が使えたりはしない(あちらはBoltz、こちらはVortz)。
対戦時に表示されるサブタイトルは「沈黙の王者」

格闘神ジャドーに立ち向かうべく死の塔を登るプレイアブルキャラの一人。
彼の場合はそれ以外にも行方不明の弟を探すという目的があるのだが、
肝心の弟であるガジェットは塔の番人の中におり、覆面で正体を隠して戦いを挑んでくる(エンディングを見るに元から覆面レスラーだった可能性もある)。
エンディングでは弟とプロレスジムを開き、子供達に熱き技と心を伝えている。

性能としては、機動力が低い典型的な投げキャラ
突進技の「ライトニングタックル」、対空(っぽい)技の「クライムアックス」を持つものの、いずれもダウンを奪えない。
前者は当て投げや距離を詰める用途に使えるが、後者は迂闊に振ろうものなら死あるのみ。
やはり最大の持ち味は強力なコマンド投げキン肉バスター「マッスルバスター」と、プロレスラーらしく弱攻撃にまで割り振られた豊富な通常投げであろう。
ガード硬直も投げてしまえる本作では、画面端での投げハメが猛威を振るっており、そうした仕様と相まって非常に脅威である。
だが、ネックになるのはやはりその機動力の低さ。
ストーリーモードで最初に戦う相手は相性の悪いスピードタイプの琴乃のため、しょっぱなから非常に苦戦させられる。
原作TAS動画

なお、ストーリーモードで敵として相対した場合や、後述のMUGEN版ヴォルツを見ていると誤解されそうだが、
彼は確かに無口だが喋れないわけではなく、要所要所できちんと会話している。


MUGENにおけるヴォルツ

+ The Aboriginal One氏製作
  • The Aboriginal One氏製作
原作のドットを用いて作られたヴォルツ。
元はSFCのゲームなのでサイズは小さめ。
技は原作のものを再現しているがコマンドは変更されており、超必殺技などは無い。
AIは搭載されていない。

+ ですからー氏製作
  • ですからー氏製作
マッスルボマー』やキン肉マンなど、多数のプロレスキャラを手掛けたですからー氏によるもの。
他キャラと同じく我慢補正、11段階のAIなどを搭載。
なお、原作における必殺技のレベルアップ制、空中投げなど一部の仕様は再現されていない模様。

戦闘前には原作同様「沈 黙 の 王 者」の字幕が流れる他、同氏製作のガジェットとは特殊イントロが用意されている。
ラウンドごとにコメントをするのも原作通りだが、全部「………………」で統一。正に沈黙の王者。
一応、戦闘中は完全に無言ではないが、攻撃時の掛け声「たあっ」とKOボイス「うおぁ」の二つだけ。台詞らしい台詞は全く無い。・・・・静かな漢だ。
負けるとちょっとグロめの負け顔で「………………」と字幕を表示。
次のラウンドになるとすぐまた元の顔に戻って「………………」になるのがシュール。

波動拳コマンドで出せる無敵対空技「クライムボンバー」は攻撃判定発生まで無敵が持続するので反撃に使える事は使えるのだが、
かなり上まで飛び上がってからでないと攻撃が発生しないので、相手と互いに攻撃が空振りして、
相手は無傷で着地してしまって、ヴォルツは無防備に落下してくる……という事態になりがち。
しかも相手はダウンしないので当てても先に着地されて反撃されそうである(この技は後述の更新版で強化された)。
また、マッスルバスターというコマンド投げも所持しており、動作も間違いなくアレなのだが、
原作では真横から映しているアングルなので対応済みキャラの開脚を拝む事はできなかった。
AIは容赦無くこれで投げハメを繰り出してくる。

2017年7月に更新され、それまでほぼ死に技だった必殺技が強化されてまともに活用できるようになったり、超必殺技が追加された。
キン肉バスター専用やられポーズにもしっかり対応しているので紳士諸兄も安心。
AIの動きも投げハメ一辺倒ではなくなっており、
無敵対空技クライムボンバー改め「クライムアックス」(本当はこの名前が正しかったらしい)による迎撃が以前との大きな違い。
なお、フォルダネームが「0D_Voltz」から「0D_Vortz」に変更されており、ファイルを上書きしてそのまま使おうとしても実は上書きされない。
「select.def」の方も新しく変えておこう。
プレイヤー操作(更新版)


この他、専用ステージもJAM氏によって公開されている。




 「あの闘いからどのくらいたったのだろう…
  私にはお前が生きていたとは、まだしんじられん」

 「俺はそんなヤワじゃないさ
  あと…あの闘いでわかったんだ、力だけではこの地に光は戻せない」
 「俺たちはそのことをこの子たちに、おしえていかなければならない」

 「そうだ! 私たちのやくめだ」


ヴォルツはしんじていた

子どもたちが自分のあつき思い、技をうけつぎ

明日をきりひらいていくことを…

出場大会

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(99キャラ目操作キャラ)


最終更新:2024年02月16日 17:30