成歩堂龍一


「異議あり!」

カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズに登場する弁護士。初代から3までの主人公を務める。
名前は「なるほどう りゅういち」と読む。愛称は「 ナルホドくん 」で、こちらの方が有名か。
名前の由来は「なるほど」と音楽家の坂本龍一から。『4』で自称ピアニストだったのとは関係あるのだろうか…
開発時は「爽果なるほど(そうか なるほど)」という名前だった。
英語版での名前は“Phoenix Wright”(フェニックス・ライト)。「不死鳥のように何度も蘇る」事からの命名である。
ついでに言うと物語の舞台も日本のどこぞの都市からアメリカのロサンゼルスとなっている。
明らかに日本の文化丸出しの光景のままなのでいくら日系人の多いロサンゼルスでも無理があるだろと向こうでは突っ込まれているけど

担当声優は『4』までの逆転裁判シリーズではディレクターの巧舟氏。
プロモーション映像および『5』『6』では『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の本田ヒロト(初代)や
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のぽっぽこと久川鉄道で知られる近藤孝行氏。
近藤氏は本作への思い入れが強く、以下の作品でオファーが来なかったことを悔しがっていたというエピソードがある。
実写映画版及び『レイトン教授VS逆転裁判』では映画『あらしのよるに』 でヤギのメイを演じている成宮寛貴氏。
映画では成歩堂そのものと言える演技で原作ファンからも評価されている。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』の日本語版音声では鳥海浩輔氏。
英語版音声では『ゴッドハンド』のメラン、ラヴェル、アゼル等を演じたサム・リーゲル氏が演じている。
TVアニメ版は梶裕貴氏。

刑事事件専門の弁護士で、青系のスーツに赤系(ディレクターの巧舟氏によればピンク)のネクタイ、
そしてが特徴的なギザギザした髪型がトレードマーク。
身長176cm、体重は不明。肩幅は広く、首筋も太めで結構がっしりとした体格なのだが、
腕っ節はあまり強くなく、平均的な身体能力である。
年齢は『1』で24歳。『1』の時代設定は劇中の資料から2016年と推定されるため、細かい矛盾もあるが彼は1992年生まれということになる。
実写映画では25歳で、こちらは劇中の資料から公開当時の2012年の年齢(1987年生まれ)だと思われる。

+ シリーズのネタバレ含むキャラ紹介

変態だらけな インパクトの強いキャラクターが多い『逆転裁判』シリーズ中では比較的まともな人物であり、
作中のツッコミ役は基本的に彼に任されている。
感性などはディレクター・巧氏に近いようで、スタッフには「自己投影した姿だ」としばしば指摘されている。
実際、一人っ子であることや運転免許を持ってないなど巧氏との共通点は結構多い。
一人称は「ぼく」で、表情に怒りを表すことはほぼなく(シリーズ中に一度だけ)結構穏やかに見えるが、
卑怯な手段は何より嫌いで卑劣な相手には激しい怒りをぶつけることもある熱い性格の持ち主である。
劇中では「最も卑怯で人を深く傷つけるから」という理由から、「裏切り」と「毒薬」を絶対に許せないものとして挙げている。
これらについては、『3』で語られる彼の過去を見てもらえれば深く共感出来ることだろう。
GBA版の『1』当時は言葉遣いがとても悪く、例えば助手の真宵を「お前」「こいつ」と呼んでいる(DS版以降は修正された)。

通常の弁護士は同時に依頼をいくつも受け持つが、成歩堂はつねに1件ずつしか受け持たない。
これは逆転裁判シリーズの世界(ゲームでは作中描写から2012年以降の日本)では「 序審法廷制度 」という独自の制度があり、
増加する犯罪にスピーディな対処を施すため最長3日の連続した日でとりあえず有罪か無罪かの判断だけをする必要があるため。
量刑の判断は高等裁判所で「通常裁判」として行われる。
彼が受け持つのは全て有罪無罪の判断をする序審で、そのために駆け回って証拠を集める必要があるため一人しか受け持てないのである(このため事件現場に入って探索し、捜査関係者から証拠品と情報の提供を求める権利がある)。
さらに、『1』の時点では無名だったために1カ月に1度依頼が来ればいいほどで事務所の家賃にすら困っている始末だった。
『2』以降は時間が何度か飛んでいるため安定した収入を得られるようになったとも思われるが、そこまで高収入ではないらしい。
(現実の刑事事件専門弁護士も収入はそれほど高くないとか)
『4』以降は半ば芸能事務所となり、娘の興業の収入で食っている。
しかし、劇中のある事件からファンには「無実の人間しか弁護しないスタンス」という風に見られており、
弁護士の態度としてそれはどうなのかという疑問もある。
序審しか扱わない以上、無実でないものを無罪にするわけにはいかないというのもわかるのだが…。
実写映画では有罪になったある人物の弁護を最後まで引き受けると話しており、
『5』EDでも有罪はまず免れないであろう人物の弁護の依頼が入ってきている(この依頼を受けたかどうかは不明)。

成歩堂の受け持った依頼人は、無実であるにも関わらず有罪判決寸前の絶体絶命のピンチであることが多い。
しかし、成歩堂は些細な証言の矛盾も見逃さずにつっこみ、確たる矛盾を見つけられない時はハッタリをかますことで時間を稼ぎつつ証言を引き出し、
矛盾の証拠をつきつけることでほとんどの案件で無罪判決を勝ち取っている。フル待ったは基本。
あろうことか時間稼ぎのために無実であろうと分かっている証人を真犯人としてでっちあげたことすらある。
この二つは成歩堂の主要な武器として知れ渡っており、
その姿から恐怖のツッコミ男と評されることも。しかし同様にハッタリ癖も知られているため、長い付き合いの検事には
先に釘をさされて苦戦する場面もある。
結果として彼が受け持った案件は2件を除き 全て無罪判決
ゲームの主人公だから…といいたいところだが、どうも ゲーム中以外でも依頼を受ければ負けたことはないらしい
法律知識についてはところどころ怪しい場面を見せるものの、芸術学部という法律とは無縁の学部から現役で司法試験に合格して見せるなど
彼のハイスペックぶりを語る逸話には事欠かない。血筋によるものかもしれないが。

異常な強運の持ち主であることが強調されており、物語の各所で奇跡というべき現象を何度も引き起こしている。
他の世界の不幸の方々に分けてやってほしい。
しかし実際のところは「 どんなに悲惨な目に会おうともギリギリのところで助かるか被害が異常に少なくて済む 」という方向であり、
(例をあげると「 真冬の極寒の地で10メートル以上の高さから川に転落して風邪をひくだけで済む 」など)
どうも運がいいのか悪いのかはっきりしない。
逆転劇を見せるというのも要するに 奇跡を起こさないと勝てないような面倒くさすぎる事例しか入ってこない ということだし。
むしろ、彼は行く先々で殺人事件に巻き込まれてばかりで、同じ状況の糸鋸刑事と並び「全ての事件の元凶」とまで言われており、
周囲の人間が尽く被害者や加害者、容疑者となっていることを考えると
もはやコナンや金田一少年並みの歩く死亡フラグ(自分ではなく誰かの)である。
既に死体は見慣れたもので、突然殺人現場に出くわしても冷静に現場検証を行える。

「‥‥すまないが、メンドウに巻き込まれたようだ。
  うん。そんなところだ。‥‥死んじまったよ。思い切り、殴られたみたいだ。」

+ サイコ・ロック

主人公が王泥喜法介となった『4』でも登場するのだが…

+ 『4』での成歩堂

『4』から1年後の時系列となる『5』では弁護士に復帰、再び主人公に返り咲いた。
と言っても本作では前作主人公・王泥喜法介や新ヒロイン・希月心音も操作キャラとして扱うことになり、所長の彼の出番はやや抑え気味。
成歩堂と王泥喜のダブル主人公ということだが、心音も負けずに存在感を発揮しており、トリプル主人公といった扱いを受けている。
『3』では師匠・千尋のテーマとしての印象が強かった曲が本作の成歩堂のテーマとして使われており、彼の成長と立ち位置の変化を思わせる。
服装はかつてと同じ青スーツなのだが、下に水色のベストを着用し背広の前は開いており、
胸ポケットには金色のチェーン(娘の写真が入ったロケット)をのぞかせ髪型も前髪が一房降りている等、デザインは細かくリニューアルされている。
あと無精髭も剃った。もはや4のだらけきったような姿の面影はどこにもない。
ただ、他の主人公視点では4のような飄々とした風に見えることもある。
有料DLCで『3』までの姿でもプレイ可能。大学生時代の恥ずかしい私服で法廷に立つことも可能で、ダメージモーションで口のマスクが飛び出すようになる。
この時点で年齢34歳、クラークと同い年である……はずだが、やけに見た目が若々しい。
歳は気にしているが、本人曰く「自慢ではないが、まだお兄さんと呼ばれることが多い」らしい。
『4』で彼が起こした証拠の捏造事件と、その翌年に発生したある事件をきっかけとして訪れた
『法の暗黒時代』に終止符を打つため、彼は再び立ち上がる。
弁護士復帰して最初の裁判は有料DLCシナリオとして収録されている。

『6』では王泥喜とのダブル主人公として登場。『4』の頃からダブル主人公と言えなくもないが
異国・クライン王国に修行へやってきた真宵を迎えに来たところで、とある事件に巻き込まれてしまい「弁護罪」により弁護士のいない異常な法廷を目の当たりにし、飛び入りで被告人の弁護をする事になる…というのがストーリーの始まりとなる。
また、公式サイトにて短編プロローグアニメも公開している。

真宵がナンバリングにて久々に登場する事もあって、彼女がパートナーとなる場面も見られるものの、日本から遠く離れた異国で孤軍奮闘する事となり、さらに養女みぬきがとある事件の容疑者となった上に事務所存続の危機に立たされる他、王泥喜ととある品物を巡って民事裁判を起こすという事実上の師弟対決が描かれるなど、シリーズの中でも特に逆境に立たされた展開が多く描かれた。

ちなみに本作では有料DLCで『3』に登場した偽物の服を着る事が可能となっている。他に無かったのか
『戦国BASARA』とのコラボとして伊達政宗の衣装にする事も可能。


スピンオフ作品の『逆転検事』には直接登場していないが、背景キャラとして写っていたり(御剣の位置からは死角にいるのでお互い気付かない)、「赤のナイトが青いポーンを追いつめている」描写がある。

新シリーズとなる『大逆転裁判』は明治時代を舞台としているためかさすがに登場していない。
代わりに、そちらの主人公である「成歩堂龍ノ介(愛称も同じく「ナルホド」)」はこちらのナルホドくんのご先祖様と位置付けられており、顔立ちや性格がよく似ている。

+ 『PROJECT X ZONE 2』での活躍

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3での成歩堂龍一

前述の通り、『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』にもまさかの参戦。どう考えても戦うキャラじゃないのに
実はイングリッドと共に『タツノコvsカプコン』にも参戦が予定されていたが「どのようにして戦うのか」が決まらずボツに。
その結果、次回作のvs.シリーズに出して欲しいとの要望が国内海外問わず多かったのだ。

原作を再現した様々な技を使用して戦…う…? 日本版ボイス

『UMVC3』での参戦が決まる以前に作られたナルホドくん

ぶっちゃけデッドプールと互角かそれ以上のモノっぷりを見せている
ハイパーコンボで巨大な裁判長に木槌で潰されたりエリアル発動技のクシャミと一見ふざけてる内容ではあるが実は原作を忠実に再現している。

キャラクター性能としては書類を読んだり、捜し物をしたりとどう見ても戦っていない であろう動作で戦うキャラ
それ故なのか通常技のリーチは非常に短く、機動性も低いのでまず通常技を当てるのも苦労する上級者向けキャラである。
ナルホドくんには3つのモードが存在し、
探偵モード 」では使える必殺技は少ないが
助手の真宵を呼び出す「マヨイちゃんっ!?」を防御等に利用して証拠品を集めるのが主な役目。というかこれが一番重要。
(ナルホドくん専用の証拠品欄が常に有り、証拠品を拾うことによって後述の法廷モードや逆転モードの布石となる。
しかしアタリとハズレの証拠品が存在し運に左右されるのが非常に辛い所。)
法廷モード 」は使える必殺技が増え、ある程度楽に立ち回れるようになる。
この状態と正しい証拠品を3つ揃えた上で発動可能な「異議あり!」を当てていきたい。
証拠品次第では砲台めいた立ち回りをすることも出来る。
ハイパーコンボは全てのモードでも使用可能な「マヨイ御乱心大乱舞」*1と、法廷モードと逆転モードのみで使用可能な「静粛に!」、
前者は発生保証があり、敵を長い時間拘束することが可能なので証拠品集めやコンボに非常に有効。
後者はダウンさせた後の追撃や暗転返しに重宝し、ハズレの証拠品があった場合は消去してくれるという効果も。
そして逆転モードのみで使用可能な「逆転裁判」(後述)がある。
「異議あり!」を当てて発動可能な「 逆転モード 」では
強攻撃のリーチが大幅に伸びる、証拠品突きつけの高速化、3ゲージで最強クラスのHC「 逆転裁判
ほぼ全画面判定でダウン拾い可で発生0F、威力60万、Xファクターを絡めるとほとんどのキャラが即死 。ただ演出時間が10秒と長く、XF効果時間をガンガン消費するのが弱点)
が使える等、驚異的な強さを発揮できる。
この技は原作の追求シーンを再現したものなのだが、 追求時の相手のリアクションも忠実に再現している
が尋問されている様子は実にシュール。
仕様上「逆転裁判」は当たらないが最終的にEDではこの人も裁判にかけている。
基本性能こそ低く、証拠品を集めることもままならぬ内に倒されるという展開も多い 弱キャラ
しかし性能もしっかりと原作再現がなされており、 追い込まれても逆転モードにさえ入れば充分ひっくり返せる 。全キャラ中トップの爆発力とワーストの不安定さを併せ持ったキャラである。
秘められたポテンシャルは非常に高いので文字通り逆転性の高い、ロマンを秘めたキャラであると言える。
フェニックスと同様に本気が出せるまで時間がかかるキャラだが、 逆転モードに入ればダークフェニックス以上の超生命体と化す とまで言われ、
特に『ナイフ』『携帯電話』辺りの証拠品も揃って居ればダークフェニックスどころではない弾幕を張ることも可能で、
ファンからは「 ダークフェニックス・ライト 」とか「 エクストリーム弁護士 」というあだ名が付けられている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22390435
逆転裁判中の相手の動作 http://www.nicovideo.jp/watch/sm16649170 こっちは対マーヴルキャラ http://www.nicovideo.jp/watch/sm16649606

ちなみに日本語版ホームページおよびゲームでは「RYUICHI NARUHODO」でも「PHOENIX WRIGHT」でもなく
愛称の「 NARUHODO-KUN(ナルホドくん) 」名義での登場となっている。
「くん」まで正式名称だが英語版ではとちゃんとPhoenix Wright名義である。彼女と同じである。)
シーハルクとは弁護士同士ということで、それにちなんだ特殊イントロがあったり、
こっちのフェニックスとは英語版の名前繋がりで掛け合いがあったりなんかする。

なおこれ以前にも、無印のMVC3のシーハルクのEDに御剣検事共々登場している。
彼女の怪力に二人して怯えていた姿からは誰がその参戦を予想できたであろうか…

以上、wikipediaより転載、追記

「やー、なんか、勝っちゃったよ。マヨイちゃん」

MUGENにおける成歩堂龍一

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10857258
はっぱ(発破)氏が製作したゆっくり魔理沙ベースのものが∞ロダで公開されていた。
原作の法廷パートのドットを使用している為上半身のみである。
音声は大半がゆっくりと同じくsoftalkであり、原作での名(迷)セリフが数多く搭載されている。

またニコロダの7069番にPVの近藤孝行ボイスになるsndファイルが公開されていた。
softalkの音声が全て無くなるわけではないが、最新版でも問題なく適用できるのでこちらもオススメ。
ロダの閉鎖に伴い、本体と共に残念ながら現在は入手不可。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11348799

通常攻撃はゆっくり魔理沙と同じく吹き出しによる攻撃であるが、前方に判定が強いゆっくりに対して、成歩堂は上方に強い。
その代償なのか対空技が無くなっているので、通常攻撃で対空攻撃を行わねばならない。
真宵が常駐している(喋るだけで特に何もしない)他、御剣や狩魔冥、ゴドー検事をストライカーとして呼び出したり、
キャタツハシゴを飛ばしたり、地雷震の様に全地上判定を持ち、上記のストライカーを場に呼び出していればいるほど威力が上がる「異議あり!」、
証拠品を使った瞬獄殺の様な「くらえ!」等の超必殺技を持つ。
後にUMVC3参戦記念という事で特殊カラーも搭載された。
AIも搭載されており、中々の強さを誇る。

また、海外で製作されたものが2つ存在。
片方はリアル等身で、もう片方はアポカリプスを意識している様で巨大である。
なんとなく前者の動きがどっかのいい男っぽいのは気のせいだろうか…?あとイントロで美女をはべらせているのは何の冗談で・・・?
+ OBJECTION!!!(youtube)

他には、パートマン先任軍曹氏がシューティング魔理沙のガワ替えで、シューティングナルホドくんを公開している。


出場大会

出演ストーリー



*1
真宵がだだっ子のように両腕を振り回しながら突撃するという技(?)で、その元ネタは
真宵が大好きなヒーロー番組『大江戸戦士トノサマン』の主人公・トノサマンの最強の必殺技と言われる「トノサマン御乱心大乱舞」だろう。
ただし、その名前はゲーム本編には一切出てこないため、 本当に作中設定でそういう技があるかどうかは定かではない
では一体どこで出た名前なのかというと、双葉社から刊行された『逆転裁判 真相解明マニュアル』という攻略本に載った、
キャラデザインの末包久美子氏による描き下ろし漫画……の、 御剣の台詞中のみ である。
いくら何でもマニアック過ぎではあるまいか。
ちなみに漫画版では似たような動きをするシーンが存在する。 ぶっちゃけただの駄々っ子パンチだけど