成歩堂龍一


「異議あり!」

カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズに登場する弁護士。初代から3までの主人公を務める。
名前は「なるほどう りゅういち」と読む。愛称は「 ナルホドくん 」で、こちらの方が有名か。
名前の由来は「なるほど」と音楽家の坂本龍一から。『4』で自称ピアニストだったのとは関係あるのだろうか…。
開発時は「爽果なるほど(そうか なるほど)」という名前だった。
英語版での名前は“Phoenix Wright”(フェニックス・ライト)。「不死鳥のように何度も蘇る」ことからの命名である。
ついでに言うと物語の舞台も日本のどこぞの都市からアメリカのロサンゼルスとなっている。
明らかに日本の文化丸出しの光景のままなのでいくら日系人の多いロサンゼルスでも無理があるだろと向こうでは突っ込まれているけど

担当声優は『4』までの逆転裁判シリーズではディレクターの巧舟氏。
プロモーション映像および『5』『6』では『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の本田ヒロト(初代)や
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のぽっぽこと久川鉄道で知られる近藤孝行氏。
近藤氏は本作への思い入れが強く、以下の作品でオファーが来なかったことを悔しがっていたというエピソードがある。
実写映画版及び『レイトン教授VS逆転裁判』では映画『あらしのよるに』 でヤギのメイを演じている成宮寛貴氏。
映画では成歩堂そのものと言える演技で原作ファンからも評価されている。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』の日本語版音声では鳥海浩輔氏。
英語版音声では『ゴッドハンド』のメラン、ラヴェル、アゼル等を演じたサム・リーゲル氏が演じている。
TVアニメ版は梶裕貴氏。

刑事事件専門の弁護士で、青系のスーツに赤系(ディレクターの巧舟氏によればピンク)のネクタイ、
そしてが特徴的なギザギザした髪型がトレードマーク。
身長176cm、体重は不明。肩幅は広く、首筋も太めで結構がっしりとした体格なのだが、
腕っ節はあまり強くなく、平均的な身体能力である。
年齢は『1』で24歳。『1』の時代設定は劇中の資料から2016年と推定されるため、細かい矛盾もあるが彼は1992年生まれということになる。
実写映画では25歳で、こちらは劇中の資料から公開当時の2012年の年齢(1987年生まれ)だと思われる。

+シリーズのネタバレ含むキャラ紹介
小学4年生の時、当時同級生だった御剣怜侍の給食費の入った封筒を盗んだ疑いをかけられ、 学級裁判 にまで発展した。
しかしこの学級裁判は裁判とは名ばかりの吊るし上げであり、誰もが彼を犯人だと疑い有罪にしようとした。
が、被害者である御剣本人、そして同じく同級生だった矢張政志の弁護によって助けられた。
これが切っ掛けで成歩堂は二人と親友になったが、ほどなく御剣は転校してしまう。
+なお、この事件の犯人は『1』の最終話で判明したのだが…
実は彼を弁護した矢張が犯人だった
先に断わっておくが、この矢張という男 「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」 と言われるほどのトラブルメーカーである。

給食費が盗まれた当時、矢張は風邪で休んでおり、成歩堂にもそれが移っていた(ファンブック『なるほど逆転裁判!』より)。
トラブルメーカーである彼が休んでいたことと、体調を崩した成歩堂が体育の授業を離れたために疑われていたのだが、
実は少しだけ体調がよくなった彼はこっそりと教室に忍び込み、無人の教室にあった給食費につい手を伸ばしてしまったのだ。
成歩堂を弁護した理由について「普段だったら俺が疑われていたに違いないから」と話していた矢張だが、
実は自分が真犯人という後ろめたさがあるためなのだった。

これについて成歩堂は最終話で実際に給食費と同額の金を渡されるまで気づいていなかったが、
御剣はどうやら当時から薄々気づいていたらしい。
曰く「確かに休んでいたが、それは犯人でないという証拠にならない」 「いつもの彼なら、ここぞとばかりに糾弾していた」
実写映画版では御剣も気づいていなかったようで二人一緒に突っ込んでいる。

彼らの影響で弁護士になったことについて「お人よし」「お調子者」とボロボロに言われ 「こいつを死刑にしてくれ!」 と叫んだ成歩堂だが、
既に事件発生から15年が経過しており窃盗罪は時効成立、矢張の罪を問うことはできないのだった…。
なお、この事件はいい意味でも悪い意味でも成歩堂にとっては思い出深いものかつその後の人生の源と言えるものなのだが、
他の人物にとっては割とどうでもいいものであるらしく(その点は成歩堂自身も自覚している)、『1』では弁護した二人とも忘れており、
御剣に至っては『3』の矢張の人物ファイルに「友人になったキッカケは覚えていない」とか書いている。ひでえ。

なお2016年のアニメ版では登校時に成歩堂と御剣がぶつかり、封筒の中身だけを落とした上にそれを野良犬が拾い、
それを偶然見つけた矢張が(野良犬に促される形ではあるが)、
ちゃんと交番に届け出て3か月後に所有権が正式に移って手に入れるという何も問題ない流れに変更された
(お金を返した時点で事情を知らなかった成歩堂は原作通りブチギレていたが)。
ちなみにこの学級裁判、ディレクターの実体験が元である。
小学生時代にゴミ捨て場にあった貯金箱から5円玉を一つだけ見つけたディレクター・巧氏は、そのために貯金箱窃盗の犯人と疑われ、
窃盗の事実については無実なのに御剣のような味方がいなかったため虚偽の自白をし謝罪するしかなかったのだという。

その後はシェイクスピア役者を目指すため、勇盟大学の芸術学部に進学。
しかし、2回生の頃に、転校して行ったきり会うことのなかった御剣が、
弁護士になるという小学生の頃の夢とは正反対の検事になっていること、
そして御剣の周囲で囁かれる黒い噂のことを知り、御剣に会うために自分が弁護士になることを決意。
3回生の頃に冤罪で殺人事件の被告人になってしまうが、後に師匠となる綾里千尋の弁護によって無罪判決を受けた(3第1話)。

大学在学中に司法試験に現役合格して「綾里法律事務所」へ入所。
しかしデビューして間もなく所長である千尋が死亡したことから、千尋の妹で霊媒師の卵である綾里真宵と共に「成歩堂法律事務所」を設立する。
御剣との再会や、師匠である千尋の(真宵の体を借りての)サポート、
そして綾里一族に絡む事件等を経て一人前の弁護士へと成長していく。

変態だらけなインパクトの強いキャラクターが多い『逆転裁判』シリーズ中では比較的まともな人物であり、
作中のツッコミ役は基本的に彼に任されている。
感性などはディレクター・巧氏に近いようで、スタッフには「自己投影した姿だ」としばしば指摘されている。
実際、一人っ子であることや運転免許を持ってないなど巧氏との共通点は結構多い。
一人称は「ぼく」で、表情に怒りを表すことはほぼなく(シリーズ中に一度だけ)結構穏やかに見えるが、
卑怯な手段は何より嫌いで卑劣な相手には激しい怒りをぶつけることもある熱い性格の持ち主である。
劇中では「最も卑怯で人を深く傷つけるから」という理由から、「裏切り」と「毒薬」を絶対に許せないものとして挙げている。
これらについては、『3』で語られる彼の過去を見てもらえれば深く共感出来ることだろう。
GBA版の『1』当時は言葉遣いがとても悪く、例えば助手の真宵を「お前」「こいつ」と呼んでいる(DS版以降は修正された)。

通常の弁護士は同時に依頼をいくつも受け持つが、成歩堂はつねに1件ずつしか受け持たない。
これは逆転裁判シリーズの世界(ゲームでは作中描写から2012年以降の日本)では「 序審法廷制度 」という独自の制度があり、
増加する犯罪にスピーディな対処を施すため最長3日の連続した日でとりあえず有罪か無罪かの判断だけをする必要があるため。
量刑の判断は高等裁判所で「通常裁判」として行われる。
彼が受け持つのは全て有罪無罪の判断をする序審で、そのために駆け回って証拠を集める必要があるため、一人しか受け持てないのである
(このため事件現場に入って探索し、捜査関係者から証拠品と情報の提供を求める権利がある)。
さらに、『1』の時点では無名だったために1カ月に1度依頼が来ればいいほどで事務所の家賃にすら困っている始末だった。
『2』以降は時間が何度か飛んでいるため安定した収入を得られるようになったとも思われるが、そこまで高収入ではないらしい
(現実の刑事事件専門弁護士も収入はそれほど高くないとか)。
『4』以降は半ば芸能事務所となり、娘の興業の収入で食っている。
しかし、劇中のある事件から一部ファンには「無実の人間しか弁護しないスタンス」という風に見られており、
弁護士の態度としてそれはどうなのかという疑問を呈する声もある。
序審しか扱わない以上、無実でないものを無罪にするわけにはいかないというのもわかるのだが…。
付け加えると現実の弁護士も必ずしも依頼を全て受けるのではなく、
「自分の専門分野ではない」「勝てる見込みが薄い」「依頼人たる資格が無い」との理由で弁護の依頼を断ることも珍しくなかったりもする。
実写映画では有罪になったある人物の弁護を最後まで引き受けると話しており、
『5』EDでも有罪はまず免れないであろう人物の弁護の依頼が入ってきている(この依頼を受けたかどうかは不明)。

成歩堂の受け持った依頼人は、無実であるにも関わらず有罪判決寸前の絶体絶命のピンチであることが多い。
しかし、成歩堂は些細な証言の矛盾も見逃さずにつっこみ、確たる矛盾を見つけられない時はハッタリをかますことで時間を稼ぎつつ証言を引き出し、
矛盾の証拠を突き付けることでほとんどの案件で無罪判決を勝ち取っている。フル待ったは基本。
あろうことか時間稼ぎのために無実であろうと分かっている証人を真犯人としてでっちあげたことすらある。
この二つは成歩堂の主要な武器として知れ渡っており、その姿から恐怖のツッコミ男と評されることも。
しかし同様にハッタリ癖も知られているため、長い付き合いの検事には先に釘をさされて苦戦する場面もある。
結果として彼が受け持った案件は2件を除き 全て無罪判決
ゲームの主人公だから…といいたいところだが、どうも ゲーム中以外でも依頼を受ければ負けたことはないらしい
法律知識についてはところどころ怪しい場面を見せるものの、芸術学部という法律とは無縁の学部から現役で司法試験に合格して見せるなど、
彼のハイスペックぶりを語る逸話には事欠かない。血筋によるものかもしれないが。

異常な強運の持ち主であることが強調されており、物語の各所で奇跡というべき現象を何度も引き起こしている。
他の世界の不幸の方々に分けてやって欲しい。
しかし実際の所は 「どんなに悲惨な目に会おうともギリギリの所で助かるか被害が異常に少なくて済む」 という方向であり
(例を挙げると 「真冬の極寒の地で10メートル以上の高さから川に転落して風邪をひくだけで済む」 など)、
どうも運がいいのか悪いのかはっきりしない。
逆転劇を見せるというのも要するに 奇跡を起こさないと勝てないような面倒くさすぎる事例しか入ってこない ということだし。
むしろ、彼は行く先々で殺人事件に巻き込まれてばかりで、同じ状況の糸鋸刑事と並び「全ての事件の元凶」とまで言われており、
周囲の人間が尽く被害者や加害者、容疑者となっていることを考えると
もはや名探偵コナンや金田一少年並みの歩く死亡フラグ(自分ではなく誰かの)である。
既に死体は見慣れたもので、突然殺人現場に出くわしても冷静に現場検証を行える。

「‥‥すまないが、メンドウに巻き込まれたようだ。
 うん。そんなところだ。‥‥死んじまったよ。思い切り、殴られたみたいだ。」

+サイコ・ロック
このように悪運強い彼だが、肉体的には至って普通の人間であり、特に特殊な能力は持っていない。
だが『2』以降ではある人物から「勾玉」を手に入れたことで、探偵パート中に限り、相手の人間が秘密を抱えている時、
その人物が自分自身の秘密にかけた「心理の錠前」を見ることができる霊的な力が使えるようになった。
この錠前はさいころ錠「サイコ・ロック」と呼ばれ、秘密の強さによって出現する数が変わる。
法廷パートと同様にその秘密に関する正しい証拠を突き付けることで錠が外れてゆき、
全て解除すると相手は観念して、隠していた秘密の情報を聞き出すことができる。
更に全解除に成功すれば法廷パートと共有されたゲージが一定量回復し、法廷パートのミスを補うことができる。

使うだけでも嘘や隠し事の存在が分かるという推理物の主人公としては反則クラスの能力だが、
つきつける証拠の順番や種類を間違えればペナルティでゲージは減ってしまい、失敗しすぎると 自分のココロが壊れてしまう という、
大きなリスクが存在する(ただしゲーム中ではゲージが空になる直前で思い留まるため、実際に壊れてしまうことはない)。
このシステムによって探偵パートにも緊張感が生まれ、ゲーム性を高めていると言えるだろう。
勾玉自体は誰でも使えるので、作中では他の人物が成歩堂から借り受けて使う場面もあった。

また『4』ではある人物に、詳細不明・解除不能の黒いサイコ・ロックが出現したことがある。
これについては『5』で真実が判明することになる。

…ちなみに「隠していた秘密の情報」が真実である保証はないため、狡猾な犯人はサイコ・ロックすら欺くケースさえある。
そもそもサイコ・ロックが初めて出てきた話でさえ「隠していた秘密の情報」が全部嘘だった人物がいる。

主人公が王泥喜法介となった『4』でも登場するのだが…

+『4』での成歩堂
この時の成歩堂は 「第一話の殺人の容疑者(依頼人)」「証拠の捏造で法曹界から追放された」という衝撃の設定で登場している。
しかもその経緯が、「休廷中に後に養女となるみぬきから証拠品を受け取る→審理中誘導される形でつきつける→
即座に相手検事(新人)から「それは捏造」と断言される→依頼人逃亡→追放」という前作までの主人公としては些か情けないもの。
このあたりは実際にプレイヤーが成歩堂を操作して捏造証拠を突きつけることになり、
「なぜプレイヤーの手で成歩堂にとどめを刺させるのか」と批判されている。

この辺の流れは他にもファンから色々言われているが、長くなるので割合。
ただ、『3』でのあの感動のEDからたった2ヶ月で弁護士バッジを取り上げられるというのはどうなんだろうか……。
後輩を信じて送り出した神乃木さんが草葉の陰で泣くよ。

また、上記のような経験したせいなのか、成歩堂自身の性格も別人レベルにまで変わってしまっている。
自分を陥れたラスボスを追い詰めるために「もう弁護士じゃないから」と言って 平気で証拠捏造や盗撮を行ったり
他にも捏造した証拠を新主人公の王泥喜に使わせたり(しかも過去に自分がやられたのと同じ方法で)など、全体的に外道。
まぁ、ある意味世の中の汚さを学んで大人になったとも言えなくもないが……。
え?そんな方面で大人になってほしくなんかなかった?ですよねー。
ファンからは以前の成歩堂と区別するために「ダルホド」「ニット」「ピアニート」というあだ名で呼ばれている。

だがそれでも流石は前作主人公ということなのか、作中で終始偉大な先輩扱いをされていて、
追放されたにも関わらず今なお法曹界に強い影響力を持っている。
『4』全体を通して活躍するので、ぶっちゃけ新主人公よりもよほど目立っている
ラスボスの最後のセリフも 「なあああああああああるうううううううほおおおおおおおどおおおおおおお」 だし。
また第2話では 車にはねられて電柱に頭を強打したのに軽く足を捻挫しただけで済んでおり
そっちの意味でも超人になりつつある模様。お前はどこの配管工だ。

「人は、そうカンタンには死なないものです。生きることに価値があるかぎりは。」

……とまぁこのように様変わりしてしまった成歩堂であるが、どうしてこうなったのかというと、
実は既存の全く別のキャラに無理矢理当て込まれて登場したから、という事情がある。
そのためか設定等にも若干違和感が残ってしまっている。

成歩堂のこと以外にも、この『4』は色々な面から批判を受けており、ぶっちゃけファンからの扱いは完全に黒歴史
とは言え2話のシナリオやBGM、一部のキャラなどは評価されているため、完全な糞ゲーというわけでもない。ラスボスもネタキャラとして有名だし
期待値に比べ実際の出来がかなり劣っているという「ガッカリゲー」というのが現段階でのおおよそ評価の模様。
詳しい批評など、興味のある人は各自調べてみるといいだろう。

『4』の売上自体は良かったが、やはり批判を受けてかシリーズ本編の制作は止まってしまい、その後数年の間
漫画版の連載や御剣が主役のスピンアウト作品『逆転検事』シリーズが展開される間も、舞台となる作中時間は全て『4』以前の時期で、
繋がりを匂わす描写はあっても『4』以後のエピソードは全く作られなかった。
おかげで御剣は成歩堂追放までのたった3か月間で立て続けに国際レベルの大事件に巻き込まれる羽目に。
レベルファイブのレイトン教授シリーズとのクロスオーバー作品『レイトン教授VS逆転裁判』でも、参加が発表されたのは王泥喜ではなく、
『3』までのデザインの成歩堂であったあたり、制作側も色々と思う所があったのだろう。

『4』から1年後の時系列となる『5』では弁護士に復帰、再び主人公に返り咲いた。
と言っても本作では前作主人公・王泥喜法介や新ヒロイン・希月心音も操作キャラとして扱うことになり、所長の彼の出番はやや抑え気味。
成歩堂と王泥喜のダブル主人公ということだが、心音も負けずに存在感を発揮しており、トリプル主人公といった扱いを受けている。
『3』では師匠・千尋のテーマとしての印象が強かった曲が本作の成歩堂のテーマとして使われており、彼の成長と立ち位置の変化を思わせる。
服装はかつてと同じ青スーツなのだが、下に水色のベストを着用し背広の前は開いており、
胸ポケットには金色のチェーン(娘の写真が入ったロケット)をのぞかせ髪型も前髪が一房降りている等、デザインは細かくリニューアルされている。
あと無精髭も剃った。もはや4のだらけきったような姿の面影はどこにもない。
ただ、他の主人公視点では4のような飄々とした風に見えることもある。法廷パート以外の立ち絵ではあまり大きなリアクションを見せないせいもあるが、
成歩堂のピンチを幾度となく目にしてきたプレイヤーとは違い、彼らからすれば成歩堂は事務所の上司であり、
人生の先輩であり、伝説の弁護士でもある……ということなのだろう。
また、『3』までの作品ではプレイヤーキャラという都合上「主観的に観た成歩堂」が多かっただけで、
「他人から観た成歩堂」は以前から割とあんな感じだったと考えることもできなくはない。

有料DLCで『3』までの姿でもプレイ可能。大学生時代の恥ずかしい私服で法廷に立つことも可能で、ダメージモーションで口のマスクが飛び出すようになる。
この時点で年齢34歳、クラークと同い年である……はずだが、やけに見た目が若々しい。
歳は気にしているが、本人曰く「自慢ではないが、まだお兄さんと呼ばれることが多い」らしい。
『4』で彼が起こした証拠の捏造事件と、その翌年に発生したある事件をきっかけとして訪れた
『法の暗黒時代』に終止符を打つため、彼は再び立ち上がる。
弁護士復帰して最初の裁判は有料DLCシナリオとして収録されている。

『6』では王泥喜とのダブル主人公として登場。『4』の頃からダブル主人公と言えなくもないが
異国・クライン王国に修行へやってきた真宵を迎えに来た所でとある事件に巻き込まれてしまい、
「弁護罪」により弁護士のいない異常な法廷を目の当たりにし、飛び入りで被告人の弁護をすることになる…というのがストーリーの始まりとなる。
また、公式サイトにて短編プロローグアニメも公開している。

真宵がナンバリングにて久々に登場することもあって、彼女がパートナーとなる場面も見られるものの、日本から遠く離れた異国で孤軍奮闘する羽目になり、
さらに養女みぬきがとある事件の容疑者となった上に事務所存続の危機に立たされる他、
王泥喜ととある品物を巡って民事裁判を起こすという事実上の師弟対決が描かれるなど、シリーズの中でも特に逆境に立たされた展開が多く描かれた。

ちなみに本作では有料DLCで『3』に登場した偽物の服を着ることが可能となっている。他に無かったのか
『戦国BASARA』とのコラボとして伊達政宗の衣装にする事も可能。


スピンオフ作品の『逆転検事』シリーズには直接登場していないが、背景キャラとして写っていたり(御剣の位置からは死角にいるのでお互い気付かない)、
「赤のナイトが青いポーンを追いつめている」描写がある。

新シリーズとなる『大逆転裁判』は明治時代を舞台としているためか流石に登場していない。
代わりに、そちらの主人公である「成歩堂龍ノ介(愛称も同じく「ナルホド」)」はこちらのナルホドくんのご先祖様と位置付けられており、
顔立ちや性格がよく似ている。

+『PROJECT X ZONE 2』での活躍
2015年発売のクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE 2』にも、助手の真宵ちゃん共々登場している。
後述の『UMVC3』といい、何でこうも戦いの場に駆り出されるのだろうか
シャドルーにはめられた三島平八の弁護人として序盤から登場。
『龍が如く』の真島吾郎からは、東城会を巡る裁判の際、弁護したことがあり、その経緯から「センセ」と呼ばれている。
平八を始めとする人外染みたキャラクター達とは違い、あくまで彼はエクストリーム弁護士一般人なので、当初は戦闘から庇われていた。
その際に魔界に迷い込んでしまい、更にシャドルーに雇われた殺し屋に命を狙われ、
主人公達と離れると身が危険なことと、平八の弁護をするための証拠探しのために付いていく内に、あれよあれよと災難に巻き込まれていく。
戦闘に参加するのは魔界でモリガンの気紛れにより、真宵が持つ勾玉に魔力を分け与えられてからで、
「待った!」「異議あり!」とお馴染みの台詞で敵ユニットを吹き飛ばす姿が見られる。
助手の真宵も一緒にいるが、あくまでソロユニットとしての参戦である。
シナリオ面ではやはり一般人代表ということで破天荒な面々へのツッコミが目立つ。原作では比較的ボケに回ることの多い助手の真宵ちゃんも、
流石にロボットやら妖怪やら相手では分が悪いのか、同じくツッコミ側に回っている。
終始振り回されている感が強かったが、敵の意味深な発言の矛盾をついて情報を引き出すといった原作の成歩堂らしい活躍も。
……なお、真宵ちゃんはシリーズ名物と化したあるイベント某格闘家竜巻旋風脚の人呼ばわりし、視聴者の腹筋を叩き割った。
掛け合いでは吸血鬼に異議を申したてたり、ユーリに決め台詞を取られて困惑したり、紐育の弁護士を引き合いに出されたりしている 。
性能面としては、序盤から加入し、呼び出すと(ほぼ)一撃で敵のブロックをかち割ってくれる。
所持スキルも任意の味方の攻撃時に敵のブロックを無効化する効果を与えるもの、一緒に戦っているペアユニットの獲得経験値などを増加させるものと粒揃い。
レベルが低いペアユニットの相方として使いやすいソロユニットとなっている。弁護士パワー恐るべし。


ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3での成歩堂龍一

前述の通り、『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』にもまさかの参戦。どう考えても戦うキャラじゃないのに
実はイングリッドと共に『タツノコvsカプコン』にも参戦が予定されていたが「どのようにして戦うのか」が決まらずボツに。
その結果、次回作のvs.シリーズに出して欲しいとの要望が国内海外問わず多かったのだ。

原作を再現した様々な技を使用して戦…う…? 日本版ボイス
『UMVC3』での参戦が決まる以前に作られたナルホドくん

ぶっちゃけデッドプールと互角かそれ以上のモノっぷりを見せている
ハイパーコンボで巨大な裁判長に木槌で潰されたりエリアル発動技のくしゃみと一見ふざけてる内容ではあるが実は原作を忠実に再現している。

キャラクター性能としては書類を読んだり、捜し物をしたりとどう見ても戦っていない であろう動作で戦うキャラ
それ故なのか通常技のリーチは非常に短く、機動性も低いのでまず通常技を当てるのも苦労する上級者向けキャラである。
ナルホドくんには3つのモードが存在し、
探偵モード 」では使える必殺技は少ないが
助手の真宵を呼び出す「マヨイちゃんっ!?」を防御等に利用して証拠品を集めるのが主な役目。というかこれが一番重要
(ナルホドくん専用の証拠品欄が常に有り、証拠品を拾うことによって後述の法廷モードや逆転モードの布石となる。
 しかしアタリとハズレの証拠品が存在し運に左右されるのが非常に辛い所)。
法廷モード 」は使える必殺技が増え、ある程度楽に立ち回れるようになる。
この状態と正しい証拠品を3つ揃えた上で発動可能な「異議あり!」を当てていきたい。
証拠品次第では砲台めいた立ち回りをすることも出来る。
ハイパーコンボは全てのモードでも使用可能な「マヨイ御乱心大乱舞」*1と、法廷モードと逆転モードのみで使用可能な「静粛に!」、
前者は発生保証があり、敵を長い時間拘束することが可能なので証拠品集めやコンボに非常に有効。
後者はダウンさせた後の追撃や暗転返しに重宝し、ハズレの証拠品があった場合は消去してくれるという効果も。
そして逆転モードのみで使用可能な「逆転裁判」(後述)がある。
「異議あり!」を当てて発動可能な「 逆転モード 」では
強攻撃のリーチが大幅に伸びる、証拠品突きつけの高速化、3ゲージで最強クラスのHC 「逆転裁判」
ほぼ全画面判定でダウン拾い可で発生0F、威力60万、Xファクターを絡めるとほとんどのキャラが即死
 ただ演出時間が10秒と長く、XF効果時間をガンガン消費するのが弱点)
が使える等、驚異的な強さを発揮できる。
この技は原作の追求シーンを再現したものなのだが、 追求時の相手のリアクションも忠実に再現している
が尋問されている様子は実にシュール。
仕様上「逆転裁判」は当たらないが最終的にEDではこの人も裁判にかけている。
基本性能こそ低く、証拠品を集めることもままならぬ内に倒されるという展開も多い 弱キャラ
しかし性能もしっかりと原作再現がなされており、 追い込まれても逆転モードにさえ入れば充分ひっくり返せる
全キャラ中トップの爆発力とワーストの不安定さを併せ持ったキャラである。
秘められたポテンシャルは非常に高いので文字通り逆転性の高い、ロマンを秘めたキャラであると言える。
フェニックスと同様に本気が出せるまで時間がかかるキャラだが、 逆転モードに入ればダークフェニックス以上の超生命体と化す とまで言われ、
特に「ナイフ」「携帯電話」辺りの証拠品も揃って居ればダークフェニックスどころではない弾幕を張ることも可能で、
ファンからは 「ダークフェニックス・ライト」 とか 「エクストリーム弁護士」 というあだ名が付けられている。
逆転裁判中の相手の動作 こっちは対マーヴルキャラ

ちなみに日本語版ホームページおよびゲームでは「RYUICHI NARUHODO」でも「PHOENIX WRIGHT」でもなく、
愛称の 「NARUHODO-KUN(ナルホドくん)」 名義での登場となっている
「くん」まで正式名称だが英語版ではとちゃんとPhoenix Wright名義である。彼女と同じである)。
シーハルクとは弁護士同士ということで、それにちなんだ特殊イントロがあったり、
こっちのフェニックスとは英語版の名前繋がりで掛け合いがあったりなんかする。

なおこれ以前にも、無印のMVC3のシーハルクのEDに御剣検事共々登場している。
彼女の怪力に二人して怯えていた姿からは誰がその参戦を予想できたであろうか…。

以上、wikipediaより転載、追記

「やー、なんか、勝っちゃったよ。マヨイちゃん」


MUGENにおけるナルホドくん

国内外で計3体が確認されているが、内2体は 上半身のみ イロモノキャラである。

+はっぱ(発破)氏製作
  • はっぱ(発破)氏製作
かつて∞ロダで公開されていた、ゆっくり魔理沙ベースとしたナルホドくん。
原作の法廷パートのドットを使用している為 上半身のみ である。
音声は大半がゆっくりと同じくsoftalkであり、原作での名(迷)セリフが数多く搭載されている。
ロダの閉鎖に伴い入手が不可能となってしまったが、「改変・転載等々自由」とのこと。
現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。

またニコロダの7069番にPVの近藤孝行ボイスになるsndファイルが公開されていた。
softalkの音声が全て無くなるわけではないが、最新版でも問題なく適用できるのでこちらもオススメ。
……だったのだが、ロダの閉鎖に伴い現在は入手不可。

通常攻撃はゆっくり魔理沙と同じく吹き出しによる攻撃であるが、前方に判定が強いゆっくりに対して、成歩堂は上方に強い。
その代償なのか対空技が無くなっているので、通常攻撃で対空攻撃を行わねばならない。
真宵が常駐している(喋るだけで特に何もしない)他、御剣や狩魔冥、ゴドー検事をストライカーとして呼び出したり、
キャタツハシゴを飛ばしたり、地雷震の様に全地上判定を持ち、上記のストライカーを場に呼び出していればいるほど威力が上がる「異議あり!」、
証拠品を使った瞬獄殺の様な「くらえ!」等の超必殺技を持つ。
後に『UMVC3』参戦記念ということで特殊カラーも搭載された。
AIも搭載されており、中々の強さを誇る。

+Omegabros氏製作
  • Omegabros氏製作
海外製なので、キャラ名は「Phoenix Wright」。
やはり原作の法廷パートのドットを使用しており、上記のものと同様に上半身のみなのだが、
こちらはアポカリプスを意識している様で、とにかく でかい
所持する技は極めて少なく、全地上判定の叩き付け及び、両腕でかち上げる通常技が2つ、
そして、巨大な「OBJECTION!(異議あり!)」の吹き出しで攻撃する超必殺技の計3つのみ。
いずれも判定やリーチが尋常ではなく、超必殺技に至っては体力を6割ほど消し飛ばす高火力を誇る。
ステータスもlifeが1930、atkとdefが120と、図体に見合ったタフネスぶりである。
反面ジャンプもしゃがむ事も出来ず、喰らい判定も図体相応に巨大、アーマーの類も無く投げも普通に通る、と防御面に難がある。
中でも喰らい判定は密着すると相手に青枠がめり込むほどにでかく、懐に潜り込まれると超必殺技が当たらない事があるなど、巨体キャラ故の弱点も目立つ。

AIはデフォルトで搭載されているが、如何せんやれる事が少ないため単調な動きになりがち。
そのバカでかい喰らい判定が仇となり、サンドバッグの如くボコボコにされてしまう事も多い。
とは言えやはりその耐久力と超必殺技の火力は脅威的で、決して侮れない相手ではある。
弁護(物理)

+Blade氏 & Riklaionel氏製作
  • Blade氏 & Riklaionel氏製作
上記2体と違い全身がきちんと揃ったリアル頭身のナルホドくんで、こちらも海外製。
現在は海外サイト「mugen multiverse」にて代理公開中。
ファイル名がOmegabros氏のものと同じ「Phoenix Wright」なので、登録の際は注意する事。
なお、defファイルの「mugenversion」には1.0用とあるが、WinMUGENでも動作に支障は無い。
システムはエリアル、チェーンコンボ、アドバンシングガードを持つMVC仕様。
ただし、Xファクターや特徴的なモード変更などは再現されておらず、性能自体は『UMVC3』と別物である。
通常技と一部の必殺・超必殺技は『UMVC3』での動きが忠実に再現されているが、中には極太ビームをぶっ放すオリジナルのゲージ技も。
真宵ちゃんの召喚や御乱心大乱舞も健在だが、残念ながらサイバンチョ裁判長は出廷していない。
また、感電・燃焼・凍結やられにも対応していたりする。

必殺技は性能の良いものが揃っており、中でも「Objection(異議あり!)」と証拠品を投擲する飛び道具「Throwing Object」、
そして発生が非常に速い上記の極太ビーム「Present Evidence(証拠提出)」の使い勝手が良く、中・遠距離戦に長けている。
ちなみに「Throwing Object」で投げる証拠品はボタンによって変化するのだが、その中にはこんなものまで…。一体どんな事件だったんだろうか。
それ以前に投げるなよ証拠品を
反面、通常技はいずれも隙が大きく、当てて反確という厳しめな性能のものが多い。
単発では迂闊に振れないため、常に必殺技に繋いで隙を軽減する様に心がけたい所。それさえ気を付ければ接近戦も十分にこなせるだろう。
中でも弱Kのくしゃみ(『UMVC3』とは違ってエリアル始動技ではない)はリーチが長めで発生も妙に速く、
これと「Throwing Object」を交互に繋いでいけば、シビアではあるが永久が成立してしまう。
正に世紀末エクストリーム弁護士である。

AIは未搭載(記述自体は存在する)だが、2018年7月にホルン氏の外部AIが公開された。
中・遠距離戦では証拠品を投げまくって牽制しつつ、こちらが接近戦を仕掛ければアドバンシングガードで押し戻す、という実に堅実な立ち回りを見せる。
接近戦では投げからのエリアルを狙い、更には上記の永久も容赦なく狙って来るので要注意。
幸いコンボ設定が3以下ならば途中で止めてくれるが、最大値の4にすると初っ端から永久を自重しなくなる。
くしゃみが刺さったら死を覚悟すべし。


これらの他に、パートマン先任軍曹氏がシューティング魔理沙のガワ替えで、シューティングナルホドくんを公開している。

出場大会

出演ストーリー



*1
真宵がだだっ子のように両腕を振り回しながら突撃するという技(?)で、その元ネタは
真宵が大好きなヒーロー番組『大江戸戦士トノサマン』の主人公・トノサマンの最強の必殺技と言われる「トノサマン御乱心大乱舞」だろう。
ただし、その名前はゲーム本編には一切出てこないため、 本当に作中設定でそういう技があるかどうかは定かではない
では一体どこで出た名前なのかというと、双葉社から刊行された『逆転裁判 真相解明マニュアル』という攻略本に載った、
キャラデザインの末包久美子氏による描き下ろし漫画……の、 御剣の台詞中のみ である。
いくら何でもマニアック過ぎではあるまいか。
ちなみに漫画版では似たような動きをするシーンが存在する。 ぶっちゃけただの駄々っ子パンチだけど