ドラキー




  「くるくる ぴー。家の外に出ると 人の血を 吸いたくなるっぴ。」



ドラキーとは、ドラゴンクエストに登場する常連モンスターである。ドラクエ本編では1、2、5、8、9、10にいずれも序盤の雑魚として出演。
また、トルネコ・少年ヤンガスシリーズやDQMシリーズ、DQMBシリーズ、剣神ドラゴンクエストシリーズにも登場と出番に恵まれている。
デフォルトの名前は「ドラきち」「ラッキー」「まなぶ」「ミワリン」「ヨッキー」「アイコ」「すぎやん」など。
「すぎやん」はDQの音楽でおなじみのすぎやまこういち氏のニックネームから。
ドラキーは氏の好きなモンスターで「指揮者燕尾服を着ているように見える」とのこと。

本編での敵としての強さはスライムよりはマシといった程度で、ときどき攻撃を避ける能力があるが、特殊な攻撃手段は持たない。
全体を通して防御面は貧弱だが素早さは高めに設定される傾向がある。
トルネコ・少年ヤンガスシリーズでは、最序盤の敵としては強めなものの、
仲間にする場合フラフラと定まらない動きをするというマイナス特性「きまぐれ」があるのがネック。

モンスターを仲間に出来る作品では仲間化可能モンスターとしてほぼ常連。
覚えるわざは作品によって異なっており、基本的には相手の能力を下げる補助技を覚えていく。
例外としてVではラナルータやドラゴラムを、DQMではキアリーを、DQMJでは闇属性の攻撃を、DQMBではかみつきを覚えるが、その他はいずれも能力ダウン系やバッドステータスを与えるわざである。
オンラインゲームであるDQ10でもバージョンアップにより仲間にできるようになった。今までと違って明確に魔法使いタイプの性能で、自分のみならず味方全員に詠唱速度アップ&呪文威力アップ効果を付与する固有技「まりょくのうた」が非常に強力であり、同じ魔法使い系モンスターであるフォンデュのお株を奪ってしまうほどの強さを誇る。

どうみてもコウモリだが、元々はとしてデザインされたらしい。マンガ「ロトの紋章」ではその名残が見られる。
ただしゲームにおいては鳥系(コウモリは哺乳類だが)だったり悪魔系だったり曖昧である。

古いドット絵では影絵が如きベタ塗りに顔を描いた様な絵だったが、現在は翼の骨も分かるように深く描き込まれている。

スラもりシリーズでは、地面を歩く姿も見ることが出来る。
仲間にした際には、大砲に入れるときにまっすぐにうつかやまなりに打つかを細かく指示することが出来る。

+ ドラキーの仲間たち
  • メイジドラキー
Ⅰに登場したものの、そのあと20年ほどハブられ続けた赤いドラキー。
その後の出演はIと世界観を共有する「剣神」、そして「ソード」「少年ヤンガス」のみという一族の中でも群を抜いて悲惨な扱いを受けていたが、DQ10でようやく本編シリーズ復帰を果たした。
(魔使い)を名前に冠する割に、初登場の際は使う呪文がギラのみだった。DQ10ではギラ系呪文自体が存在しないためイオを使うほか、マホトーンやマホトラを使う。
少年ヤンガスではボミオス、マヌーサと嫌らしい呪文を使ってくるが、
仲間に出来るのがクリア後のみである上に、上位種のドラキーマが優秀ゆえにあまり使われないという不遇ぶり…
  • ドラキーマ
進化してギラ、ラリホー、ホイミなどを使えるようになった最上位種の黄色いドラキー。
VIIIでは「名前はドラキーのという意味」という新説が生まれた。ラリホーは子守唄が変化したものらしい。
DQ10ではイオラを使うようになりかなり強化されている他、運営からのメッセージをプレイヤーへ告知する際のアイコンの役割を担当。システムメッセージや一般的なお知らせを担当するドラキーやタホドラキーに対して、彼はメンテナンスの告知などで登場するのだが、初期のDQ10には運営の想定以上のアクセスが集中したことによりメンテナンス地獄と化していた時期があり、ドラキーマが畏怖の対象とされてしまっていたことも…。
トルネコ3や少年ヤンガスのドラキーマは他のドラキー系統同様「きまぐれ」持ちなのが厄介ではあるが、
強力な補助・回復呪文のおかげで終盤まで戦力になり、敵にまわすとなかなか手強い相手。
  • タホドラキー
ルカナンを唱える地味に厄介な緑のドラキー。初登場はIIだがメイジドラキーを差し置いてドラキーの上位種としてよく登場する。DQ10ではメイジドラキーと初の共演を果たした。
名前は「タフなドラキー」を津軽弁で言ったものらしい。でも特にタフではないしなぜ津軽弁なのか。
葉っぱを仲間と間違えることがあり、その時にはタホッと照れ笑いをするらしい。かわいい。
  • グレートドラキー
DQⅧで仲間になったドラキー達が合体して巨大になった姿。名前はカッコイイが実用性はあんまりない。
アーケードのDQMBにも合体モンスターとして出ており氷系特技の「グレイトフルブリザード」や2回攻撃の「シューティングスター」を使用する。
素早さと賢さは高いが力が低く、強さとしては下の方。ただ回避率は全合体モンスター中トップなので風が吹けば大物食いも十分可能。
DQ10では合体モンスターとしてではなく、モンスターバトルロード限定の敵モンスターとして出演。「りゅうせいよび」でこちらに大ダメージを与えてくるかなりの強敵である。
DQMJシリーズにも同じ姿のドラキーが登場するが、こちらは単におおドラキーと呼ばれる。序盤から戦闘可能だが強敵である。


MUGENにおけるドラキー

sudara13氏の作成した手描きのドラキーが存在する。AIは募集中とのこと。
性能的には、近距離と遠距離が得意だが、中距離あたりが苦手なキャラ。リーチがないので相性がよく出る。
フワフワ飛んでおり、下段攻撃が当たらない上本体も小さい。また、しゃがみが存在しない。
ドラキーらしく相手の能力を下げる技を使って戦うが、そのためにはゲージが必要なので投げのマホトラで補っていきたい。
相手を眠らせる飛び道具「ラリホー」が強力なので、ワープ技の「マヌーサ」で撹乱しつつ使おう。

このキャラはカラーによって性能に差が出る。
赤のメイジドラキーカラーではメラが使える。黄のドラキーマカラーではそれに加えてラリホーが高速化する。
緑のタホドラキーカラーでは少し硬くなるようだ。


+ 技説明
   通常攻撃
     X              - かみつく。当たると弾にマヌーサを繰り出す
     Y              - 回転アタック。当たってもあたらなくても目を回す。
     Z        - マヌーサ。カァンカァン。分身を出しながらワープ。65ポイント消費
     A              - メラ。メイジカラーとドラキーマカラーしか使えない
     B              - ゾンビ切り。噛み付くには負けるけどものすごく隙が短い。
     C       - 浮遊。このボタンを押してる最中はたて横にどこでも動ける。

   ジャンプ通常攻撃
     X              - かみつく。当たると弾にマヌーサを繰り出す
     Y              - 回転アタック。当たってもあたらなくても目を回す。
     Z        - マヌーサ。カァンカァン。分身を出しながらワープ。65ポイント消費
     A              - メラ。メイジカラーとドラキーマカラーしか使えない

   投げ
     F/B + y (密着して) - マホトラ踊り。ダメージがない代わりにゲージを吸い取る。

   必殺技
     D, B, + x   - ドルマ。対空、遠距離、高威力!!ドラキーに逃走はないのだ!!
     D, B, + y   - ラリホー。当たった相手は寝る。寝てる間ゲージとHPが減る。ドラキマだと弾の速度が速くなる。
     D, B, + a  - まぶしいひかり。隙が短く相手を気絶状態にできる。が、100ポイント消費

   超必殺技
     D, D, + x+y - ダークマッシャー。高威力だけど地味に当たりにくい。1ゲージ
     D, D, + a    - だつりょくぎり。当たれば相手の攻撃力が下がる。(って言うかこっちの防御があがるだけw)5回まで重複できる。
     D, D, + b    - ルカナン。ルカニと間違えたら負け。当たれば相手の防御がダウン(こっちの攻撃力UP)5回まで重複できる。



出場大会


出演ストーリー


最終更新:2016年02月20日 21:48