キューブ

 ジョウイン トウロク ‥ シンキ
 シュベツ           ‥ サギョウキカイ 
 NAME? _


スーパーファミコンで発売されたスクウェアのRPG『ライブ・ア・ライブ』の主人公のひとり。
最初に選べる7つのシナリオの1つ「SF編」(キャラデザイン:田村由美)の主人公ロボット。

プロフィール

宇宙船コギトエルゴスム号のメカニック・カトゥーが趣味で製作した学習機能付きの小型ロボット。
白くて丸い機体に、製作者のカトゥーを模したような帽子と眼鏡型のパーツが付けられている。
言葉を話す機能はなく、鳴き声のような機械音や体全体を回転させることで意思疎通をしている。
一部クルー達に詳しい状況を伝えていると取れる場面もあるが、どのように伝達しているか作中では語られない。

デフォルト名の「キューブ」は英語で立方体の事。丸い外見とは正反対の名前になっている。
これには特に深い意味はなく、カトゥーのネーミングセンスの問題。
最初は安直に丸い外見から「コロ」と名付けようとしたが「いや‥‥ じゃないしな」とすぐ却下し、
「丸いけどいっその事逆にしてみよう」というこれまた安易な思いつきで付けられたもの。
カトゥー自身も「う~ん‥‥ いい名前が うかばないな。」と漏らしているように名づけは苦手なようだ。
ゲーム開始後はとりあえずの仮名「キューブ」となり、その後の正式登録の時に名前を変えなければそのまま決まってしまう。

製作過程でカトゥーにより便宜上付けられていた通し番号は「プロトタイプ03」。
彼の日記からキューブの前身である01・02の存在も確認でき、02らしき同型のロボットも作中で見ることができる。

原作解説(SF編)

サブタイトルは『機心』。
宇宙船コギトエルゴスム号で造られたばかりのキューブが、船内で起こる怪事件に巻き込まれていく。
+ SF編ストーリー
プレイ動画 怖いの苦手?じゃあこちらをどうぞ
(トラウマクラッシャー的な意味で
作品自体はRPGなのに 戦闘が実質的にラスボス戦 しかなく、基本的に移動と会話のみで話が進むアドベンチャーゲームのようなシナリオ。
次々と死んでいく乗員達や、船内を徘徊する異種生命体ベヒーモスなど、さながらホラーゲームのような雰囲気となっている。
また、ベヒーモスに触れた時点で戦闘になる事無くゲームオーバーになってしまう。
SF編はイベントシーンを除いて「ほとんどBGMが流れない」という特徴もあり、静寂の中、突如飛び出してくるベヒーモスは正に恐怖。
多くのプレイヤーが「どこでベヒーモスが襲ってくるのか…」と疑心暗鬼になりながらプレイしたのではないだろうか。
さらに、後半になると船内の各所が隔壁で封鎖されるが、それを開けるための「パワージャッキ」に回数制限があるため、
プレイヤーは二重に精神を削られる事となる。何しろ、こっちは回数制限があるのに一部の隔壁はマップを出るたびに復活するものがあるのだ。
まあよっぽど迷わない限り使い切ってしまうことは滅多に無いのだが。


なお、このシナリオではアイテムの「 コーヒー 」が重要な役目を果たしており、
キューブがコーヒーマシンで淹れたコーヒーを渡すことで話が進む場面が何度かある。
だがキューブが淹れるコーヒーは操作が何か間違っているのか、なぜかいつも 苦い らしい。
+ コギトエルゴスム号のクルー達

因みに、作中作として「キャプテンスクウェア」というバトルゲームを遊ぶことができる。
アメコミヒーローのようなキャプテンスクウェアを操って通常の戦闘のように勝ち進んでいくステージクリア型のミニゲーム。
このゲームの「内容自体は」シナリオから完全に独立しており、勝敗などは本編に全く影響しない。
コピーライトは「©ARUMAT SOFT 2099」となっているので、SF編は少なくともそれより後の時代の話のようだ。
(ちなみにこのARUMATとは「TAMURA」の逆綴り、つまりキャラデザの田村由美の苗字である。)

SF編全体の構造は、SF作品の金字塔『2001年宇宙の旅』をモチーフにしたとスタッフが明言している。作者は巨匠スタンリー・キューブリック。
もしかしたら、キューブの命名の由来かもしれない。
ちなみに宇宙船名「コギトエルゴスム(Cogito, ergo sum)」とはラテン語で「我思う、故に我有り」を意味する言葉。
元はフランスの哲学者ルネ・デカルトの提唱した有名な命題「Je pense, donc je suis」であり、そのラテン語訳である。

+ 最終編でのキューブ

+ SF編の外部展開

原作中の性能

SF編では上述の通りラスボス戦以外では一切戦わない。
ラスボスからで初めて戦闘での操作が可能になるのだが、技の威力は全般的に抑えめで、
代わりに回復技の「ハイスピードオペ」や「アップグレード」で身を守る防御特化型の性能になっている。
特にハイスピードオペは 回復なのに反撃でも発動する ため非常に便利。

ちなみにキューブは初期状態で下記の8つの技を使うことができ、それぞれに技名の頭文字のシンボルが示されている。
  • H】HPとステータス異常を回復する ハイスピードオペ (High speed ope)
  • U】自分のステータスを上げる アップグレード (Upgrade)
  • M】敵を睡眠状態に陥らせる マインドハック (Mind hack)
  • A】近接攻撃に自動反撃する アンチフィールド (Anti field)
  • N】全体攻撃+体力低下の ノイズストリーム (Noise stream)
  • I】現HPと最大HPを調べる インフォリサーチ (Info research)
  • S】敵を弾き飛ばす スピンドライブ (Spin drive)
  • M】貫通する光線を放つ メーザーカノン (Maser cannon)
技名の頭文字を順番に並べると「 HUMANISM (ヒューマニズム=人間らしさ)」となっている。
おそらくカトゥーの配慮なのだろうが、話の流れを踏まえると極めて感慨深い。
(Mだけ2つあるが気にしてはいけない)

また、よく「手がないのにどうやってコーヒー運んだ?」とプレイヤーから突っ込まれるが、
グラフィックの都合で戦闘シーンでしか確認できないだけであり、ちゃんと手はついている。
こう説明しただけではあの球体のドコに手が? と思われるだろうが、
実は キューブの手は折り畳み式で、普段はボディ内に収納されているために一見するとついてないように見えてしまう だけであり、
コーヒーを運ぶ時は展開していたのである。
作業用ロボットなのに「メーザーカノン」という明らかな兵器も搭載してはいるが、上記の前日談での一件を踏まえると、
(ゲームシステムと展開の都合上、SF編ではラスボス戦でしか発揮できなかったとはいえ)非常事態への備えとして敢えて搭載した、と考えた方がいいのかもしれない。

最終編では、他の人間キャラクターと違い「ロボットなのでレベルアップしない」という特性がある。
そのため基本ステータスは一切成長しない。その分、知力と体力は最初から非常に高くなっている。
また、HPだけは近未来編のタロイモのように強化パーツで鍛えることができ、
同じく近未来編の攻撃アイテムを装備して技を増やすことも可能(最大5個まで)。
そのためにアキラにこれらのアイテムを装備させて近未来編をクリアしたプレイヤーも多いことだろう。 ラスボス戦はアキラ本人は戦わないし
しかし本作はレベルのステータスが非常に重要となっている(レベル差が威力や命中率に直結する)ため、
ゲーム終盤になると初期レベル7のまま成長しないキューブは攻撃面ではほぼ期待できなくなってしまう。
ただし回復役としては範囲回復・反撃発動もするハイスピードオペが非常に優秀で、
機械であるためか、デフォルトでほとんどの状態異常(眠り以外)に耐性があるという点も回復役として優秀。
レベルが変動しないためザコ狩りの平均レベルを引き下げる用途を含めてパーティーに入れるという使い道もある。
(最終編のザコ敵はパーティーの合計レベルで出現テーブルが変化してくる)


MUGENにおけるキューブ

  • 暗黒内藤氏製作
LAL各主人公キャラを製作した暗黒内藤氏製作のものが存在する。
システムも同様であり、レバー上ではなくAでジャンプ、Bで攻撃、Xでガード、Yで受け身の4ボタン型。
ドットは原作のものを使用しており、試合中は『UNSEEN SYNDROME』(SF編のテーマBGM)が流れる(ON/OFF選択可)
BGMは相手が同じ様に専用BGM持ちのキャラだと流れない(未対応も有)
原作に存在した様々な技を使って戦う。ちびキャラで基本的に火力は高め。
コンボがほぼ無く、高性能のステップと1発の火力で戦うタイプのキャラ。
フロント&バックステップ中は当り&ぶつかり判定が消える(無敵&すり抜け)。更にガードモーションをステップでキャンセル可能(但し攻撃を喰らってない時のみ)。
尚、氏のLALキャラはちびキャラといっても、食らい判定は共通して見た目以上に高く設定されている。
キューブは特に顕著で、判定の高さが見た目の約1.65倍程高い。

基本装備のHUMANISM技だけでなく、原作では最大5つまでしか付けられない近未来編の追加パーツ技も8つ全て搭載されている。
火力は押さえ気味だが、遠距離攻撃が多くリーチに優れる。
ハイスピードオペは自己回復だけでなく、タッグ戦では味方回復技としても機能する。
ノイズストリームは攻撃を当てる毎に攻撃力が+0.05倍、
アップグレードは15秒間攻撃力1.5倍&披ダメージ20%カット&移動速度上昇の効果がかかる。
(補正はラウンドが終わると強制的にリセット)

氏の自作AIがデフォルトで搭載されている。
レベルは2段階あり、HUMANISM技と追加パーツ技を駆使して戦うAIになっている。

A ジャンプ & 空中ジャンプ
B 攻撃用ボタン(詳しくは下記)
X ガード
Y 受身 & ダウン回避
66(ガード中6) フロントステップ
44(ガード中4) バックステップ

アイテム装備技
B(地上&空中) ボヨヨンパンチ ・飛び道具/遠くの敵をパンチ
478 + B(地上) 5万Vのショック ※投げ技
・マヒ攻撃/敵を高あつ電流でマヒ
236 + B(地上&空中) 100Vレーザー ・飛び道具/ななめをつらぬく光線
698 + B(地上) プラズマスパーク ※中段技
・飛び道具/破裂するエネルギー弾
214 + B(地上) ラッカーふんむ弾 ※下段技
・飛び道具/自分の回りに毒を吹く
63214 + B(地上) ゲキレツ弾 ※1ゲージ消費、空ガ不可
・飛び道具/離れた敵に岩を落とす
236236 + B(地上) キンギョ弾 ※2ゲージ消費、下段技
・飛び道具/キンギョおおあわて
214214 + B(地上) ヒヨコ弾 ※2ゲージ消費
・飛び道具/ヒヨコ爆弾雨アラレ
HUMANISM技
698698 + B(地上) ハイスピードオペ ※1ゲージ消費、タッグ戦時味方も回復
・H/超高速手術:回復かため解き
478478 + B(地上) アップグレード ※1ゲージ消費、15秒間能力向上
・U/性能向上:一時的能力値向上
412 + B(地上) マインドハック ※投げ技
・M/精神破壊:相手を眠らせる
623 + B(地上) アンチフィールド ※当身技
・A/反力場:あらゆる攻撃に反撃
41236 + B(地上) ノイズストリーム ・N/雑音嵐:敵防御力の弱体化
896 + B(地上) インフォリサーチ ※投げ技
・I/情ほう調さ:相手のHP解析
632 + B(地上) スピンドライブ ※中段技
・S/超高速回転:敵を弾き飛ばす
2141236 + B(地上&空中) メーザーカノン ※3ゲージ消費
・M/加粒子波動砲:最強、要時間

キューブが地球の土を
ふむことは ついになかった‥‥


出場大会


プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(Part159・対戦相手)