プロフェッサーX


「ここにいる生徒達の持つ能力、それはただの人間としての個性だと私は思うのだよ」

マーベル・コミックスの代表作『X-MEN』の登場人物。初登場は当然ながらX-MEN#1。
本名、チャールズ・フランシス・エグゼビア。エグゼビアのイニシャルがXなのでプロフェッサーXである。
通称はチャールズ、エグゼビア教授、チャーリー(こう呼ぶのはウルヴァリンくらいだが)など。
X-MENの創設者であり、若い頃はエリック・マグナス・レーンシャー(後のマグニートー)と親友であった。
また、ジャガーノートことケイン・マルコとは血の繋がらない兄弟関係。

普通の人間には無い特別な能力を持つ人種「ミュータント」。
その第一世代であるチャールズは将来的に自分たちのようなミュータントが数を増やし、その数を増やしたミュータントが
一般社会との間に軋轢を生むこと、そしてミュータントの能力を悪用する者が必ず現れる事を予想していた。
彼の予想通り、増えすぎたミュータント達は一般社会から差別され、そしてその能力を使って犯罪を行う悪のミュータント達も現れた。
そこで彼は、両親から受け継いだ莫大な遺産を基に、ミュータント達が自らの能力を制御し、
社会と折り合いをつけていく事を学ぶための場として「恵まれし子らの学園」を、
悪のミュータントに対抗するために戦う正義のミュータント・ヒーローチーム X-MEN を創設し、自らは プロフェッサーX と名乗った。

目的はミュータントと一般人の間に差別意識をなくし、平和的にミュータントの権利を勝ち取る事。
ミュータントが平和的に暮らせる社会を作るためにはテロ、果ては人類絶滅すら辞さないつもりでいるマグニートーとは対立している。
この辺りの構造はミュータント差別問題を黒人差別、プロフェッサーXをキング牧師に、マグニートーをマルコムXによく例えられている。

なお、X-MEN結成以前にヴィランとの争いで脊髄を損傷したことで画像のように車椅子生活を余儀なくされていた。
まあ、厳密には反重力で浮くミニカーなのだが(後述の実写映画版では『フューチャー&パスト』までは本当に車椅子に座っていた)。
その後、異星人のテクノロジーで治療したり、また敵との争いで車椅子に戻ったりしたが、
現在はクロスオーバーイベント「ハウス・オブ・M」での現実改変から世界が戻った際に体が治り、元気に自身の足で立っている。
ちなみにその際にミュータント能力を失ってしまったがこちらも現在は取り戻している。

ミュータントとしての能力は非常に高度なテレパス能力
他人の心を自由に操ったり、偽の記憶を植え付けたり、他人とテレパシーで会話したりすることができる。
その力は非常に強力で、X-MENに指示を送るのはもちろん、数百人規模の人々の動きを一斉に操ったり、およそ400km先にいる存在を知覚できたり、
自らの精神力を衝撃波として発射し、物理的な攻撃力に変化させることすら可能。
テレパス能力者はX-MENらが住むマーベル世界には他にも数多く存在するが、プロフェッサーXはその中でも地球最強クラスと評される。
また戦闘に用いるだけでなく、精神病や脳の病気の治療などにも応用でき、一時はこの能力を使って精神科医として人々を助けていた。

……ちなみにこの能力の発現のせいで(当初はコントロールできなかった事もあり)
頭脳に負担がかかった結果、若くしてハゲた
なんていうか、ご愁傷様です教授。

頭脳も非常に明晰でオックスフォード大学院を18歳で修了し、遺伝子工学、先進病理学、機械工学など多数の分野の博士号を持つ。
それらを活かして取得した発明品の特許をX-MENおよび学園の運営・維持費に充てている。

また、表向きにはミュータントであることを公表せず、ミュータント学の権威としてその地位向上に尽くした。…が、ある敵との戦いでバラされた。

……と、まぁ、これだけなら偉大で高潔な指導者・人格者と言えるのだが、
自身の暗黒面が実体化してオンスロートを生み出してしまい、世界の危機を招いてしまったこともある。
また、今後の活動を円滑に行うためとショックで心の壊れかけていた生徒のために自分の失敗をテレパス能力を利用して周囲の記憶を書き換え隠匿していた、
暗殺者としてやってきたウルヴァリンを洗脳してX-MENに入れた、
X-MENのトレーニングを行うためのデンジャールームのAIが自我を持ったにもかかわらずX-MENの訓練を続けるために封殺した、
といった事実が明かされ、そのために面倒ごとが起きたこともある。
X-MENに降りかかる災難の何割かは確実にプロフェッサーXが原因であり、ついには X-MENから追放された 時期まである。
厄介なことに、彼はこれらの行為を私利私欲ではなく(その当時は)正しいことだと信じて行っている。
たとえ問題がある行為だとわかっていてもX-MEN、そしてミュータントの未来には必要な行為だと信じての行動なのだ。ばれるたびに反省して謝ってはいるが。
……やはりというかなんというか彼も一筋縄ではいかない人物であり、そのせいで 腹黒 呼ばわりされるようになっている。
なお、メタ的なことを言えばこれらの行為はほぼ後付設定であり、記憶の書き換えができるという設定をライターが便利に使ってきたと言えなくもない。
つまり彼は腹黒じゃなくて本当は被害者なんだよ

もちろん完全に迷惑一辺倒の人物という話ではなく、「プロフェッサーXがX-MENを結成する前に死んでしまった」という歴史を辿った世界では
アポカリプスの世界征服を止める者がいなかったため人類もミュータントも滅亡の危機に瀕しているという悲惨な事態が起きている。

サイクロップスを自身の最高の生徒と思っているが、現在はサイクロップスが人類への対応を強行的なものに切り替えたことで意見が分かれてしまい、
ウルヴァリンと共にユートピアを離脱。ウルヴァリンが学園を起こしたのを契機に一線を退いている。
一方のサイクはついに人類に宣戦布告、アベンジャーズと戦闘開始。
その果てにミュータント達までサイクロップスから離反、アベンジャーズ側についてしまい
プロフェッサーも最後までサイクを 精神攻撃で洗脳 説得にかかったのだがかつての愛弟子の手で殺されてしまった。


20世紀FOX配給の実写映画版では 世界中で1億人弱は予想したと思われる パトリック・スチュワートが演じている。
+ 映画版での活躍(ネタバレ注意)

カプコンの『MARVEL vs.』シリーズにはプレイヤーキャラクターとしての出演は無いが、背景やエンディングなどに登場している。
その他、オンスロートの登場イントロで一瞬その姿が映し出されている。
これは狂気に駆られてオンスロートを生み出してしまったプロフェッサーがオンスロートの本体であった時期の描写で、
原作では後にオンスロートの体内から救出され、独立した生命体となったオンスロートと戦っている。
しかし『MVC1』では決着までオンスロートの中に居続けるため、倒した後に オンスロートの本体であるハゲを捕獲 という構図に見えなくもない……
というか、原作を知らなかったらまず間違いなくそう見えるはず。あながち間違いとも言えないし。


MUGENにおけるプロフェッサーX

Twinimage氏によるものが存在する。MUGEN1.0用。
車椅子に乗った状態だがのりものではなく、移動・ジャンプ・しゃがみは普通のキャラと同じ。
基本技は「本人が格闘戦を挑んでいるイメージ映像をテレパシーで出現させる」というものになっている。
しゃがみ強パンチで足払いダウンを起こし、しゃがみ強キックでエリアルレイブ用打ち上げ。
AIは搭載されていない。

+ 必殺技の詳細

出場大会

出演ストーリー




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