雷禅





「あー…腹、減ったなぁ…」

冨樫義博氏の漫画『幽☆遊☆白書』の魔界編に登場するキーパーソン。CVは 菅生隆之 氏。
魔界三大妖怪の一人と言われているが、かつては「闘神」と呼ばれ最強クラスの存在だった。
黄泉の軍の諜報員の調べによると、現在は黄泉達と大きな隔たりは無いものの、これには理由がある。
それは「700年以上食事を取っていない」事で栄養失調になったから。彼の腹の音は巨大な魔界に響いている。
主人公・浦飯幽助の先祖にあたるが、「魔族大隔世」で雷禅の遺伝子が色濃く受け継がれているため実質親子に近く、
雷禅自身も幽助を「息子」と呼んでいた。

元は人間を食べる食人鬼であったが、とある人間の女に惚れて拝み倒し、関係を結んだ
(この女性は微妙に幽助の母・温子に似ているので、彼女の方の先祖かもしれない)。
この時雷禅は今度彼女と再会するまでは人間を食べるのはやめようと、自分にルールを課す決心をする。
しかし、彼女と再会は叶わず、また彼女以上の女や、転生した彼女と巡り会う事も出来なかった。
魔界の住人の寿命は長いので、死んだ彼女の生まれ変わりを待ち望んだまま700年の月日が流れ現在に至る。
しかし雷禅自身は、色々と魔界の行く末や、人間界・霊界をまとめて将来を見据えており、
自分のような食人する存在はいずれ必要ではなくなる事、あくまで自分は突然変異のようなものと割り切っていた。
「もう人間を食べるのはやめよう」と訴え黄泉達と衝突した事もある。
かつてのケンカ仲間達に対しては、こうした魔界全体の将来に対する心情を吐露していなかったようだが……。

「いつか普通の人間も海外旅行気分で異界を往来する日が来る……
 その時にオレ達はジャマなんだ」

現在は餓死寸前にまで衰弱しているが、本来の実力は作中最強と見られている。
食事をしていない状態でも幽助を簡単にあしらう力、そして雷禅のケンカ仲間の中でも強い煙鬼が、
「雷禅の全盛期を見たら黄泉やはションベンちびっちまう」と言うほどなので、推して知るべきである。
『幽遊白書』が全19巻という連載ながら少年漫画ジャンプのインフレに加担している要因の一人である。

+ 良く分かるインフレ具合
B級妖怪の戸愚呂(弟)<S級妖怪クラスの仙水忍<幽助≦S級妖怪を牛耳る黄泉達≦雷禅の旧友<全盛期の雷禅


MUGENにおける雷禅

+ ssw777氏製作
  • ssw777氏製作
SFCソフト『幽遊白書FINAL 魔界最強列伝』を再現したもの。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は入手不可。
LIFEが250を切ると「あ~、腹減ったな」という台詞と体が点滅し、超霊撃が使用可能になる。
簡易的なAIもデフォルトで搭載されている。

また、Snowwolf氏(飄雪蒼狼氏)による改変版も公開されており、WinMUGENと1.0以降双方に対応している。
こちらにも簡易的なAIが搭載済み。
Snowwolf氏改変版

+ Armageddon Man氏製作 Thunder God Raizen
  • Armageddon Man氏製作 Thunder God Raizen
海外の製作者によって作られた凶悪キャラ。
強さは狂最上位程度で、ドレスシンデレラ澪10Pテッドブロイラー10Pは余裕で倒せるが、Rare Akumaにはよく負ける

出場大会



「オレが思うに… 霊・魔・人間界 全てひっくるめて一つの世界なんだろう」


最終更新:2023年05月13日 17:49
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