ティルフィング


ティルフィング(スペル名は「Tyrfing」。ティルヴィングとも)は北欧の古エッダ、サガに登場する魔剣。
オーディーンの血を引く王、スウァフルラーメがドヴァリン、ドゥリンという二人のドヴェルグを捕らえ、
命を救うのと引き換えに黄金の柄で錆びることなく鉄をも容易く切り、狙ったものは外さない剣を作るように命じた。
ドヴェルグたちはこの要求を飲み剣を鍛えた。
しかし彼らは去り際に、この剣が悪しき望みを3度は叶えるが持ち主にも破滅をもたらす呪いをかけたことを明かし、岩の中へ逃げ込んだ。
スウァフルラーメはティルヴィングを帯びて戦場におもむき勝利した。
しかしアルングリムと戦ったときに剣を奪われ、これで刺されて命を落とした。 
その後アルングリムの息子アンガンチュールに受け継がれたが持ち主や近親者がこの剣により死んだ。
(Wikipediaより抜粋)

余談だが、旧スクウェアのFCソフト『ファイナルファンタジーⅢ』では赤魔道士の装備できる最強の武器として登場するなど、
北欧神話出典だけにファンタジーものでの登場機会が多い名称であるが、
出典が出典だけに厄ネタのイメージが付き纏うのは致し方ないところである。
Ⅲの赤魔は微妙ジョブなのでこの剣の出番も、まぁ……
かの有名な魔剣ストームブリンガーも、このティルフィングをモチーフにしたという話もある。

その他、任天堂のSFCソフト『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』には主人公(の家系)専用武器として「聖剣ティルフィング」というものが登場する。
名前を上記の神話から引用しているだけ(他の伝説級武器も色んな神話ネタから名前がとられている。ちなみに魔剣の肩書がついた代物もまた別にある)で、
特に深い意味は無い……はずなのだが
  • 最初の持ち主であるバイロン(第一部主人公であるシグルドの父親)は 政敵の謀略にハメられて反逆者の濡れ衣を着せられ、失意の中で戦死。
  • 死の間際の父からティルフィングを託されたシグルドはこの剣を以て父の仇を討ち果たすものの、
    実はその戦いすらもまた別の野心家、アルヴィスによる政敵排除の一環だったことが明かされ、用済みとなったシグルドは逆賊の汚名を着せられ、処刑される運びに。
  • しかもアルヴィスは シグルドの妻ディアドラを拉致して記憶を抹消した上で、自らの妻に迎え入れていたことを、殺す間際に見せつけてくる。
    (ディアドラの家系に流れるとある血筋を利用するためなのだが、詳しくは各自で調べられたし。)
  • ははは、灰になった…(大沢漫画版)
……という具合に、使い手がかのオルステッドと並ぶRPG不幸主人公と称される程の悲惨な目に遭っているため、 やっぱり呪いの魔剣かもしれない。
それに「シグルド」という名前のキャラが使うなら、普通に考えると元ネタの北欧神話の英雄シグルドが使った剣「グラム」か、
同起源の伝説のジークフリートの剣「バルムンク(この剣は同名のものが劇中登場、シグルドは装備できない。)」あたりを選びそうだし…
一応、第二部主人公セリス(シグルドの息子)は長い苦難の末に最終的にはハッピーエンドに漕ぎつけているが……。
入手が遅いので親子揃って銀の剣を振ってる姿のほうが印象深いというのは禁句……いや、ティルフィングも強いことは強いんだけどな……。

スマートフォン用シミュレーションRPG『ファントムオブキル』では主人公格ユニットとして登場している。
(本作におけるユニットは伝説の武具の名を冠する人間という設定であり、ティルフィングも例外ではない)
そちらで名前を知ったという方もいるのではないだろうか。
主人公格なだけあってストーリーを進めれば確実に仲間になる上にバージョン違いも複数存在し、
特に敵として立ちはだかるブラックティルフィングはその強さも相まって人気が高い。


MUGENにおけるティルフィング

MCS雷神政宗を製作したヤンマー氏のものが存在。
全体的に黒く、とても禍々しい意思のある剣となっている。
そしてデータが結構重く、雷神政宗は約27MBに対し、ティルフィングは約 118 MB。その分強力な攻撃を持っている。

+ キャラクター性能

大会では主に12Pカラーで神キャラ大会に参加している。もの凄い殺傷力を持つので期待のあるキャラと言えるだろう。
ちなみに何故か ボイスが付いている (スイッチ式でON、OFF設定可能)。しかも 女性キャラ (恐らく中の人は氏)。
ボイスの元ネタはeXceed2ndという同人STGのプリュンヒルデかと思われる。
(ちなみに、前述した『ファントムオブキル』では雨宮天氏が担当している)

出場大会


出演ストーリー