ベルゼブブ


+ え?何このピザ?
+ 伝承上のベルゼブブについて

「閉じた口にはハエは飛び込まぬ」

『女神転生』シリーズに登場する魔王であり、原作小説から登場する常連。
登場する作品のなかではラスボス手前の強力なボスだったり裏ボスだったりと、
強大な魔王の立ち位置。作品によっては仲魔にできる。
特に『女神転生2』では分たれた半神であるバエルと融合させることにより、魔神バアルとして復活。
バアルの仲介の元、主人公はルシファーと手を結ぶ選択肢を経て、唯一神に戦いを挑むルートに入れるため、非常に印象深い存在ともなっている。

基本的にはベルゼブブは虎皮の衣にドクロの杖を持つオッサンの姿、あるいは正体を現してドクロの首飾りを掛けた巨大なハエの姿で現される。
なお、ドクロのモチーフは、ベルゼブブが有名な悪魔学の書籍である 『地獄の辞典』 において、
ドクロ模様の羽を持つハエとして現されていることのオマージュと見られる。
イラストレーターの金子一馬曰く、このハエの姿は魔界での日常生活モードみたいなもので、本気になるとまた姿が違うらしい。
……と言うコメントから18年程経つが、その本気になったベルゼブブが描かれたことは未だにない。どうせ忘れてるんだろうけど

ただし、SRPG作品である『魔神転生II SPIRAL NEMESIS』においてはシリーズでも極めて珍しい 女性の姿 で登場する。
しかもストーリー途中で主人公と一時はぐれた仲間の男性キャラクターを保護し、見初めていた。
仲間として復帰したとき、このキャラクターは攻撃魔法を使えるようになっているのだが、ベルゼブブが彼に魔力を与えていたらしい。
加えて、特定ルートでの打倒時と、クリア時点に仲間にしていた場合のお別れ時には、
このキャラクターへの未練を残しているかのような台詞がある。ただし、両者の出会いについての詳細な経緯は語られていない。
また、『魔神転生II』では、ベルゼブブを含む魔王・熾天使・高位堕天使を仲魔にするルートが存在する。

参考動画

女性の姿での登場、場合によっては人間と協力するなどの立ち位置から、あるいは彼女のモチーフの一つなのかもしれない。
ただしスタイルと色気は、『魔神転生II』のベルゼブブ様のほうが抜群n(ディヴァインコロナッ!!

『ペルソナ』シリーズでは悪魔のアルカナのペルソナとして登場している。どの作品でも同アルカナのなかではトップクラスの位置にいる。
アニメ版『ペルソナ4』でも鳴上悠のペルソナの一体として登場し、白鐘直斗の影を激しい空中戦の末に撃破している。

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』では、隠しダンジョン「時幻の回廊」に出現する最後のボスとして登場。
最初は一見みすぼらしい男の姿で現れるも、次の瞬間巨大な蝿の姿に変身し、魔界の王の名に恥じぬ凄まじい力を発揮して襲いかかってくる。
マハ・ジオンガ→主人公が感電状態に→二回攻撃で即座にナイス・ショート(感電状態の相手を即死させる)→ゲームオーバー
――は多くのプレイヤーが一度は泣きを見たコンボであろう。
なお、装備条件を満たす必要があるものの、店売りで電撃を無効化する装備を売っているので、このコンボへの対処は楽だったりする。
もう一つ脅威なのがメギドラオンと、HPを問答無用で半減化するハルマゲドンのコンボ。
この二つは共に万能属性という防具や耐性では防げない魔法である為、使われるとシャレでもなんでもなくPTが半壊する。
特にベルゼブブの高ステータスから放たれるメギドラオンの威力は半端ではなく、これだけでも十分すぎる程の脅威なのに、その後でHPを半減という鬼畜っぷり。
ただしメギドラオン→ハルマゲドンのパターンでしか使用しないため、最初のメギドラオンさえ耐え切れば死ぬことはない。
なので防御力を上げるラクカジャを常に最大までキープできるようにするのがシンプルながら最も、というか唯一の対抗策。
まあダメージが1.5倍になる2周目(3DS版はハードモード時)だとそれでもメギドラオンで死ねるのだが。
撃破すると、サマナーが新たな道を開くことのできる5つの品の最後の一つが手に入り、2周目への扉が開かれることとなる。

『真・女神転生デビルチルドレン』では謎の少年「タカジョー・ゼット」および真の姿「魔王ゼブル」として登場。
本編中ではとある計画のために行く先々で主人公達に助言を与えるが、エクストラダンジョンでは巨大蠅の真の姿を現し、特定の条件下で仲間にすることも可能。
なおタカジョーという名前は「高城⇒高き館の主⇒バアル・ゼブル⇒ベルゼブブ」という言葉遊びであるが、小学生がターゲットだった本作でこれに気付いた人は少ない。
アニメ版では設定と外見が原作と大きく異なり、
ゼットはゼブルが自分を復活させる魔力を集めるために切り離した善の感情となっている。
担当声優はくまいもとこ。
最終回では刹那の説得でゼットが仲魔にされたことで善の感情を失い、刹那曰く「ただの化け物、決して成長することのない悪」となり果てて暴走。主人公達の総攻撃を受けて消滅した。

コミックボンボンで連載されたコミカライズ版でも展開が原作・アニメとも異なり、敵の攻撃からせっちゃん(刹那)をかばって真っ二つになって死亡したかに見えたが、埋葬しようとした際にゼブルとして復活。
その外見もこれまた大きく原作・アニメと違い、ゼットの姿をベースに髑髏マーク付きの羽が生えて両目が複眼という外見をしている。

『女神異聞録デビルサバイバー』ではベル神の一体として登場。この作品では上の存在からの命令で、
自身と拮抗する実力者のベル・ベリトに力を貸している。
実際の戦闘では自らのしもべであるハエの群れを従え戦いを挑んでくるのだが、
このハエの群れの特殊攻撃でプレイヤー達に 産卵 してくるのである。しかも各キャラ専用セリフ付き。
これが女性キャラに発動した時に良からぬことを考えた男性プレイヤーもいるとか。
容赦なく男キャラにも産卵してくるけどな!

『真・女神転生Ⅳ』では終盤のクエストを受注することで任意で戦闘できる。
プレスターン回数は3回。パンデミアブーム(全体に風邪付加)+悪化(風邪状態の相手のHPを1に)やメギドラオン連発により全国のサムライをガチで殺しにかかってくる。
倒すとベルゼブブの特殊合体が解禁され、ついでに最強クラスの剣が手に入る。
続編の『Ⅳ Final』には多神連合に組する形で登場し、唯一神に貶められたベルゼブブではなく魔神バアルとして主人公と戦う。
前作同様カオス的な悪魔ではなく、他者に不当に貶められた者としての側面が強く、その恨みを晴らそうとして多神連合に協力している。
…がぶっちゃけそんなに強くない。中ボスという立ち位置であるため攻撃はそんなに激しくなく、専用技もパッとしない。
逆に仲魔にすると弱点を持たず銃・電撃・呪殺適正の三つが+4とかなり優秀。
素で呪殺ギガプレロマを覚えるので、呪殺特化型にするもよし、数少ない銃適正持ちを生かして銃特化にするもよし。
オフェンス役としてはかなりフレキシブルな運用が可能になる。
逆にバアルは緊縛の追加効果を持つ専用スキル「遺恨の雷鳴」を持つが補助適正がマイナスである為、火力の補強をするためのコストが重くなってやや扱いづらい。
無印の時もそうなのだが、なぜこうも魔王の姿の方が強いのだろうか……


mugenにおけるベルゼブブ

楠木あくと氏が製作した手描きのものが存在していたが、2017年1月18日に艦これ2次創作フリーゲーム公開を以て公開休止。
「ホームぺージの容量確保までの暫定的な処置」との事。
元々は氏の葛葉ライドウの技として作られたものが単独キャラになったらしい。
性能もシンプルでのりものに近い。
なお大きさはかなりのサイズで、画面の1/3ぐらいは占有している。
最初から巨大蠅の形態だが、挑発演出で魔人形態になることもできる。
その巨体に相応しく攻撃範囲は割と広めで、火力も高い。
また移動速度自体は速くないものの、必殺技の『突進』を利用して一気に攻め込むことも可能。
+ 技表
AIも標準で搭載されている。
実際戦ってみると、のりもの独特のアーマーのおかげで怯まず投げも効かないないため、
こちらの行動にもお構いなしに攻撃してくるうえ、ゲージがたまると追撃の「猛突進」で容赦なく轢き飛ばしてくる。
ボーっとしていると、あっという間にこちらを追い詰めくるため、油断は禁物。
理不尽なガード不能な技などが無いのが幸いである。
作りはシンプルだが、伊達にのりもの風なだけあって、飛び道具や無敵、リーチの長い技が無ければ苦戦は必至。
AI同士の対戦になればアーマーを武器にガンガン攻めてくるAI殺しキャラとして、強~凶クラス相手でも魔王らしい強さを発揮してくれる。
ただし、アーマー殺しなど相性によってはあっさり沈むため、そこはご愛嬌。

強いといっても絶対的な凶悪性はないので、
トーナメントやサバイバル大会のボスとして出演させてみるのも面白いかもしれない。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22188539

出場大会

出演ストーリー