メタルスライム


メタルスライムは メラをとなえた!

『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するモンスターの一種。
ナンバリング作品ではたったの二種類しかいない(もう一種類は無印のスライム)全シリーズ皆勤賞の偉大なモンスターである。
(ナンバリング以外でもゲスト登場などというケースを除外すると、初代『トルネコの大冒険』未登場が唯一。)

その名の通り銀色のスライムで、III以降の作品で以下の特徴を持つ。*1
つまり倒しにくい代わりに経験値が高いというボーナスキャラで、レベル上げのお供。
守備力が非常に高いため金属質の体を持つかとおもいきや、作品によっては柔らかさを感じさせるような
動きのアニメーションをすることもあり、その素材に関しては未知である。
守備力の高さに関しては通常モンスターとは次元が違い、ほとんどの攻撃で1ダメージしか与えられず
魔法攻撃に対しても高い耐性を持つために魔法ではほぼ一切のダメージを期待することができない。
高い素早さで先制行動し、攻撃される前に高確率で逃げ出すという特徴的な行動パターンを持ち、
このパターンはドラクエシリーズ以外のRPGに登場するボーナスキャラにも採用されている。

上述の通り通常攻撃は殆ど効かないため、倒すにはメタル系に確実にダメージを与えられる「メタルぎり」や
命中率は低いがクリティカルヒットで確実に仕留められる「まじんぎり」「一閃づき」「どくばり」等に頼る必要がある。
ただしどくばりは作品によってはザキ系になっているものもあり効かない場合もある(それでも確実に1ダメージを与えられるが)。
作品によっては「おたけび」や「ラリホー」などが有効で、うまく使えば足止めすることができるほか、
IIIのドラゴラムの炎(V以後は完全無効なので注意)やメダパニによる同士討ち、刃の鎧の反撃ダメージ、IVの聖水など、弱点は意外と多い。

II、VI、VIIではそれほど高い守備力が設定されているわけではないため、これらの作品においては
ちからの高いキャラクターのレベルを上げ続ければ通常攻撃で普通に倒せるようになる。
特にVIIでは必ず先制攻撃になる「しっぷうづき」で確実に1体、グループ攻撃の「まわしげり」で
1グループまとめて倒すという乱獲が可能になっており、メタル系のモンスターの上位種を狩るよりもひたすら
メタルスライムをこの方法で乱獲し続けるほうが早いため、レベル上げ目的で乱獲されることになった。
また、FC版II主人公やリメイク版VIIの主人公「アルス」少年は条件さえ整えば 素手でメタルスライムを粉砕できる 破壊力を持っていると一部で有名である。

現在では完全に経験値を大量に獲得できるボーナスキャラという扱いが定着しているが、実際には初代から低位とは言え呪文による攻撃(ギラ・メラ)が主砲のキャラであり、こちらが低レベルだと大量出現したかと思ったら先制してメラやギラなどを撃ちこまれ、体力を一気に削られたりすることもあるので注意が必要なモンスターである。
また、あまり知られていないがII(FC版)においては獲得経験値が135とそもそもそれほど多くないうえに、あまり逃げない(それでも1/2で逃亡)好戦的な性格、上述の呪文に加え睡眠呪文のラリホーまで使ってくることがあったり、SFC版ではラリホーはなくなったが、序盤の強敵マンドリルに次ぐほどの攻撃力に跳ね上げられているため、ムーンブルク城などで遭遇して他作品のつもりで戦うと狩るどころか逆に全滅させられるという事態になることも。
しかし金をほとんど落とさない他作品と違い獲得ゴールドが多く、強力且つ高く売れる「てつかぶと」を落とすことがあるため狙う価値はある。

他にはぐれメタルメタルキングプラチナキング等といった上位互換も存在し、
ゴールデンスライム・ゴールデントーテム等のようなゴールドのほうが多く貰える変種も存在する。
これらのスライムはメタル系と呼ばれる(ただしゴールデンスライムはVIIではメタル系ではない)。
倒しやすさや出番のタイミング、倒した際の恩恵の大きさの影響か、メタル系の中でははぐれメタルがピックアップされやすい傾向がある。
メタルスライムそのものの印象がやや弱いのは否めない。
VIIでは合体スライムの様に仲間を呼んでメタルキングに合体するメタルスライムSが登場する。
シンボルエンカウントになったIXでは他のメタル系と同じく、
プレイヤーを見つけた時点で逃げ出してしまうため、聖水などを使う必要がある。
MMORPGになったXでは他のメタル系と同じく、
他の敵とエンカウントした際に低確率で一緒に出現する。

Vでははぐれメタルしか仲間にできなかったが、リメイク版では仲間にできるようになった。
しかし、はぐれメタルと同じく仲間になる確率が非常に低い(1/256)。HPはレベルが上がればそれなりに上がる。
VIIIでは仲間モンスター3体でチームを作るが、メタルスライム・はぐれメタル・メタルキングの3匹でチームを組むと
合体技『クラスマダンテ』を使える(ただし使用後は3匹ともMPが0になってしまう)。

外伝でもほぼ常連で、モンスターズでははぐれメタル・メタルキング等の上位種共々全てのシリーズに登場。
行動封じに弱い面はあるが耐性がほぼ完璧で、HPはほとんど伸びないものの、ジョーカー以前のものであれば配合等でどうとでもなる。
ジョーカー以降はHPの上限が2桁にとどまってしまう為、使っていくには「HPアップSP」のスキルが欠かせない。
また攻撃力も総じて低い為、「みがわり」などで盾役として使うのが良い。

トルネコの大冒険シリーズには二作目から登場する。
HPが10もあるが、本編にような耐性はなく、アイテムで簡単に倒せる。
経験値は本編と同じ1500と一見高いようだが、トルネコには本編と比べ物にはならないほど高い経験値を持つモンスターがわんさかいる。
3ではモンスターの経験値はある程度下がったがメタルスライムも100になってしまった。

アーケードカードゲーム『モンスターバトルロード』でも第一弾からカード化。
HPが標準の半分以下しか無く、3体でHPを共有する本作でにおいてもブレのないピーキーさを持つ。
メタル系で唯一必中の攻撃呪文を使用できるのが売り、だがステータスは控えめでキングやはぐれの陰に隠れがち。
ちなみにこのシリーズのメタル系の耐性は「呪文はすべて無効化でき、それ以外の攻撃に対しては強耐性」というもので鉄壁だが完璧ではない。
特に暗黒耐性に穴があるため、攻撃に暗黒属性がデフォの魔王戦では少々心許ないものとなっている。
なお、耐性が強いぶん回避率は最低ランクに設定されている。

パルプンテの効果で、他モンスターがこのモンスターになることがあるが、ボス以外のモンスターは全て有効であり、
はぐれメタル等もメタルスライムになってしまう

モンスター物語では、旅立ったスライムが遺棄されたキャラバンの荷物から身かわしの服を防寒のために着込み、
後に溶けたミスリルを浴びたことによって硬さと素早さを手に入れている。
モンスターズの図鑑では、鉱物を食べてこの体になったと言われている。
なお、モンスター物語にははぐれメタルはバブルスライムがメタル化したモンスターと書いてあるので、
メタルスライムとは無関係である。

ちなみに、IXの図鑑には身体にアルミホイルを巻いてメタルスライムだと言い張る偽者がいると書かれている。
IXにはそんなモンスターは登場しないが、金メッキを塗ったゴールドマンの偽物がいるのでもしかして…

アニメ版ではバザーで売られてたツボの中から突如現れて、モコモコの石の棍棒を粉砕して追い詰めるも、大金槌でホームランされて星になった。
顔つきが原作と異なり、非常に目つきが悪い。


MUGENにおけるメタルスライム

fukin-otou氏が製作した手書きのものが存在する。
原作っぽくライフが低く防御が高いキャラとなっているが
原作のような硬さは無く、むしろの部類。(HP300 ATK75 DEF 255 と能力値だけ見ればと正反対である)
しかし更新により飛び道具無敵が追加され、耐性が強化された。
性能は動きが尋常でなく速く二段階ジャンプができる以外は典型的なちびキャラといった感じ。
デフォでAIも入っているが、nns氏による外部AIも存在する。
その機動力を存分に生かした立ち回りで、ちびキャラ故に相性は激しいものの中々の強さを誇る。

なお2014年8月4日に公開停止され、現在はダウンロードできない。

出場大会



メタルスライムは にげだした! ----


*1
FC版IとII(IIでははぐれメタルも登場した)では、
  • 逃げる確率が低い
  • 厄介な呪文を連発する
  • 守備力が255(IIのメタスラは180)しかないので、ある程度の攻撃力があれば一撃で倒せる。
    これは容量の問題でもある(それでもトップクラスの数値だが)。
  • 経験値もメタスラで100前後、はぐれメタルで1000程度と、
    周辺の敵よりやや高い程度(それでもトップクラスの数値だが)
といった感じにそれなりに強いモンスターだった。
リメイク版ではIの守備力以外はIII以降の仕様に変更されている。
ただし、VIでは味方の攻撃力がどんどん上がり、VIIでは加えて守備力が500になってしまったので、IIの様に一撃で倒せる存在になってしまった。
VIIではスライム系が沢山出現する現代のクレージュ地方で複数出現したものが回し蹴りや鞭で蹴散らされることも多い。
VIIIではそれまで以上のとんでもない守備力になり、IXからは被ダメージが強制的に1orミスになる特殊な仕様になった。


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