フェウス=モール


「私は夢に潜み、夢を蝕む者」

ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(F.E.A.R.)制作のTRPGシリーズ『ナイトウィザード』原作のアニメ
『ナイトウィザード The ANIMATION』の第6話に登場する魔王。
同アニメのDVD初回特典掲載のリプレイ『ベル・ゲーム』にも登場している。
CVは『MELTY BLOOD』で翡翠等を演じた 松来未祐 女史。
「おじさま」変装時は『北斗の拳』のトキアミバ等で知られる土師孝也氏。
+ スペック
ふたつ名:夢を蝕む者
属性:風/虚
ウィザードクラス:夢使い
ワークス:魔王
性別:女
年齢:外見15歳(誕生日不明)

大公・ベール=ゼファーの派閥に属する 魔王 。爵位不明。特技は変身能力と夢への潜入

ベルの命令で、アニメのヒロイン・志宝エリスの夢の中に潜入。彼女が思い描く理想の「おじさま」の姿に化け、
彼女を夢の中に永遠に閉じ込めようと目論む。
最終的にはエリスのサポートを受けた主人公・柊蓮司の手によって倒されるものの、実は生き延びており、
エリスの夢の中に留まったまま再起を図ろうとしたが……偶然見付けた扉の中に迂闊に入ってしまったがために、
恐ろしい何かを発見してしまい、口封じとして謎の少年キリヒトに粛清される。

「見たね……見て、しまったね……」
「い……いやああああああああああああああああああああああっ!!?」

早い話が、その話だけに登場する単発敵キャラ、言ってしまえばザコ魔王でしかないのだが(しかも本来の姿で登場してすぐ負ける)、
その散り際における松来女史の熱演ぶりが凄まじく、特に断末魔の悲鳴はもはやフェウスの代名詞となるほど気合が入っていた事から、一躍コアな人気を獲得した。

DVD初回特典掲載のリプレイ『ベル・ゲーム』にも、他のアニメ魔王や他媒体の魔王などと共に登場。
上記の人気のせいもあってか、復活魔王の中でも出番は特に多め。
黒幕が企てた回りくどい計画のために復活させられ、そのままでは計画のため殺されるとウィザード達に保護を求めるが、
護衛のPC達が眠ってしまった隙になんと灰皿で撲殺されてしまう。
しかも再起を図り誰かの精神の中をさまよっている時にまた扉を発見してしまい…。
…なんというか学習能力ゼロである。

元ネタはギリシャの眠りの神モルフェウス。オルフェウスとは名前が似ているが違うので注意。
夢神ヒュプノスの息子であり、人の姿を真似る事にかけては一番の達人であるという。
ちなみに麻薬のモルヒネの由来でもある。
比較的マイナーな神ではあるが、
『ナイトウィザード』と同じF.E.A.R.社のTRPG『ダブルクロス』にこの神が元ネタのクラス(名前もそのまま「モルフェウス・シンドローム」)があり、
ファンにとっては馴染み深い神である。


MUGENにおけるフェウス=モール

      
はにゅう丸氏が製作したものが存在し、現在はOneDriveにて公開されている。
ある意味クロウ=セイル以上にマイナーな魔王がまさかのMUGEN入りである。
遠距離メインの性能で雷を落とす技やおじさまに変身しての攻撃を主に使う。
幻の設置する事もでき、飛び道具のバリアや相手の行動制限等様々な効果を持つ壁を使い分ける。
また、マイナー魔王ながらアニメのモーションもしっかり再現されていたりと、誰得と言わせない出来栄えである。
アニメでの最期を表現した「真実の扉」は、相手を扉の向こうに連れ込み恐ろしい何かを見付けてしまうという技。
更新版ではこの技でKOするとランダムで扉から双方出てこないまま扉が消えて決着という演出がされる。
ちなみに、無事扉から出てきてもその後勝利ポーズでもう一度扉の中に入る事も。お前は学習能力無いのか!?

最新版では演出面が強化された他、10段階にレベル調整可能なAIがデフォルトで搭載された。
遠距離で雷を落としまくる砲台戦法を取るAIのようだ。
プレイヤー操作

この他に、olt-EDEN氏によるアレンジキャラの「Apology 2000」が2022年9月24日に公開されている。
『新機動戦記ガンダムW THE バトル』のガンダムデスサイズヘルカスタムのパイロットを何故かフェウス=モールにしたというカオスなキャラである。


出場大会

プレイヤー操作



最終更新:2022年12月31日 20:28