天のゼオライマー










「次元連結システムの力を使えば……
  ゼオライマーは、負けない…!」

成人向け漫画雑誌『レモンピープル』に連載されたちみもりを(現:高屋良樹)の漫画及び、
それを原作としたOVA『冥王計画(プロジェクト)ゼオライマー』のラスボス主人公機。
OVAでも漫画でも単に「ゼオライマー」と呼ばれる事が多いが、OVA版は本来八卦設定由来の「天」の称号を付けるのが正規表記であり
称号を付けない場合は本来原作漫画版の機体のみを指す。パイロットは秋津マサト(声:関俊彦)と氷室美久(声:本多知恵子*1)。
漫画とOVAでは展開と設定が大幅に異なりほぼ別作品と言って良い。以下、当項目ではOVA(監督:平野俊弘(現:平野俊貴) 制作:AIC)の設定を中心に解説する。

全高50m、重量480t。世界を冥府に変えるべく暗躍する秘密結社「鉄甲龍(ハウドラゴン)」に所属する
科学者「木原マサキ」が開発した八卦ロボと呼ばれる機動兵器の一体。
八卦「天風水火月地山雷」の筆頭「天」の称号を持ち、8体の八卦ロボの中でも最強の機体である。
劇中では鉄甲龍を裏切った木原マサキの手により強奪された後、
日本政府秘密基地「ラスト・ガーディアン」へ配備されることになり、八卦ロボ達と戦いを繰り広げることになる。

別次元から無限のエネルギーを取り出す驚異の動力「次元連結システム」を搭載しており、
これにより、空間跳躍・全方位対応のバリア等の能力を持つ。
主な武器は手甲に設置された光球から放たれるエネルギー波と次元連結砲、
そして胸の光球と両手の光球を合わせることで発動する必殺技 「メイオウ攻撃」
これは次元連結システムにより収集されたエネルギー波を無尽蔵に放つことにより、
周囲のありとあらゆる全ての物質を原子レベルで破壊・消滅せしめ、都市1つ程度なら簡単に消滅させる。
余談になるが、八卦ロボは必殺武器使用時の構えがそれぞれの持つ称号の字を象った姿になるという特徴がある。
ゼオライマーの場合は当然、「天」の字の構えになるのはページ冒頭の画像の通り。

戦闘曲である「覚醒、ゼオライマー」はゼオライマーの圧倒的な強さを象徴するBGMで、
『スーパーロボット大戦MX』でもテーマ曲として使われたため処刑用BGMとして非常に人気が高い。

ちなみに一部メロディが『仮面ライダーBLACK RX』のOPに似ていると話題になることがしばしばあるが、
この二曲の作曲者は同じ川村栄二氏である。
川村氏は他に『忍者戦士飛影』のBGMも手がけており、処刑用BGMには定評があるようである。
こちらがRXのOP 混ぜてみた
また、変わりどころではSDガンダムの一つである『新SD戦国伝 超機動大将軍』に登場する
「機動武神 天鎧王」の機動武人形態はゼオライマーがモチーフとなっており、
必殺技の輝道天鎧砲もメイオウ攻撃そのまま(厳密には没になった発射形態の一つ)。
本来のモチーフはクスィーガンダム(『閃光のハサウェイ』の主人公機)だが、
ゼオライマーとクスィーをデザインしたのはどちらも森木靖泰氏なので、デザイナー繋がりのパロディなのだろう。
さらに別形態でグランゾートやデビルガンダムの要素まで盛り込まれているというわけのわからないものになっている。
Thumbnail

+ ネタバレ注意

+ 原作版について

+ 『スーパーロボット大戦』シリーズでの活躍

ニコニコでゼオライマーネタの有名MADといえばここらだろうか。 のちの管理局の白い冥王である。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3874740


MUGENにおける天のゼオライマー

以前は1%氏による1枚絵のグレートゼオライマーを操るのりものと称したキャラが存在したが、
現在は天のゼオライマー、グレートゼオライマー共に単独のキャラとして製作されている。

+ ジロウガキ氏製「天のゼオライマー」
+ (笑)氏製「グレートゼオライマー」

ニコニコMUGEN的にはゼオライマー参戦よりずっと以前、どこぞの乾の神様のマスターグレード版の一撃必殺技に
メイオウ攻撃なネタがあった。
その神様ファンには言うまでもないことだが、 乾とは八卦における「天」を意味する。

出場大会

グレートゼオライマー



*1
なお、本多知恵子氏が『機動戦士ガンダムΖΖ』で演じたエルピー・プルの名前の元ネタこそが「レモンピープル」(LemonPeople→Lピープル→エルピー・プルというわけ)である。
まあなんというか、ロリコン御用達というかそんなような雑誌だったので…
その「レモンピープル」連載作品が原作のOVAにプル役の彼女がヒロイン役で出ることになるとは、
なんとも因果を感じるものである。ちなみに監督の平野氏も同誌に連載を持っていたことがあった。