1994年にナツメが開発・タイトーが発売したアクションゲーム『ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン』のプレイアブルキャラの一体。
リメイク元である『ニンジャウォーリアーズ』には登場しない、『アゲイン』のオリジナルキャラクター。
革命軍のリーダー、マルクが
ポップスター征服のため独裁者バングラーを倒すために作り上げた三体の殺人アンドロイドの内の一体。
タイトル通りの忍者らしい姿をしている他の二体(
NINJA&
KUNOICHI)と比べると機械が剥き出しの部分が多く、
いかにも殺人兵器といった風貌が特徴。どことなく
ジェネティーっぽくも見える。
三体のアンドロイドは思考回路が不完全のため制御が出来ず、出動前に
自爆回路をプログラムされている。
任務に成功しようが失敗しようが、彼らの末路は変わらない。
「カマイタチ」という名の通り、両腕に搭載した剣を振り回し近づく者を切り刻む。
バランス型のKUNOICHI、パワー型のNINJAに対してスピード重視のトリッキーな性能となっている。
手足を使った打撃・斬撃技は非常に優秀なのだが、投げ技の性能は他二人と比べると幾分落ちる。
どういう訳か直接相手を掴むことができず、一発攻撃を当ててからの連続技でしか投げ技を使うことが出来ない。
この一段余計なプロセスを踏まなければならない関係上、投げ動作の無敵を利用してピンチを切り抜けるのが難しい。
また、一発で倒せる雑魚敵は投げられないため、投げた敵キャラしか当たらない背景オブジェクトを破壊しづらく、稼ぎプレイにも不向き。
さらに、
ラスボス戦でも別の要因により苦戦を強いられることになる。
ラスボスは背景オブジェクトと同じように通常攻撃が一切当たらず、投げた雑魚キャラをぶつけること以外ではダメージを与えることが出来ないのだが、
KAMAITACHIの投げ技では軌道の関係上非常に当てづらい。
ラスボスの攻撃が来ない安全地帯も複数あるのだが、内一つは
そこに居ると投げた敵がほぼ当たらないという嫌がらせのような位置。
かと言って他の安全地帯なら良いかと言うと今度は狭すぎて身動きが取れず、その狭い場所に出てきた敵とも密着しているため攻撃が当たりにくい。
他のキャラの場合は密着すれば即座に掴めるのでいいのだが、KAMAITACHIの場合はその前に一発殴らなければならないので、それもまたやりづらい。
……といった具合に、様々な要素がKAMAITACHIにとって不利に働いているのだった。
他の特徴としては、普通に歩くよりしゃがみ歩きの方が速い。
2019年、様々な追加要素を足して再リメイクされた『ザ・ニンジャウォーリアーズ ワンスアゲイン』にも引き続き参戦。
昔はKAMAITACHIも大概イロモノ扱いだったのだが、追加の新人共は
「蛇腹ハンドのロリ巨乳」「画面半分埋めそうな巨大ロボ」という、
片方などもう根本的に違うゲームになってる奴らなので相対的に影が薄れてしまった。
しかし本格的に忍ぶ気全然ねえなお前ら!
『ワンスアゲイン』版KAMAITACHIの勇姿
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MUGENにおけるKAMAITACHI
KUNOICHI、NINJA同様、暗黒内藤氏によって製作されたものが存在する。
操作方法は格弱攻撃・強攻撃・投げ・シールドの4ボタン方式で、
ジャンプやガードもレバー入力で出せるようになっているなど、格ゲー風にアレンジされている。
投げも原作とは違って普通に使用可能だが、その代わりなのかKUNOICHIとNINJAに比べて投げ技の威力が全体的に低め。
しゃがみ歩きとガード歩きは再現されていないが、代わりに
ゲージ消費の緊急回避が搭載されている。
原作技の多くは
必殺技となっており、
全体攻撃のボンバーも2ゲージ消費技として使用可能。
AIは未搭載だが製作・公開は自由との事で、ちゃんこ氏による外部AIが公開されている。
また、海外でもD, The Red Cloak氏によるものが存在している。
こちらは独自のアレンジが施されているようだが、リードミーが同梱されていない。
出場大会
凍結
プレイヤー操作
最終更新:2023年06月16日 16:57