ニュクス・アバター


「知恵の実を食べた人間は、その瞬間より旅人となった…
 カードが示す旅路を辿り、未来に淡い期待を託して。」

ペルソナ3』に登場するラスボス。CVは主人公と同じ 石田彰 氏。
本来存在するはずのない13番目のアルカナ「死神」を持つ。
世界の終りをただ告げるために主人公達の前に現れる。
魔術師死神のアルカナを次々に使い、最終形態の死神になると万能属性の全体攻撃「夜の女王」を使用してくる。
+ その正体は…(ネタバレ注意)
その正体は遥かなる太古の昔、いまだ地球に知的生命体と呼べるものが居なかった時代に地球に衝突した外宇宙の存在「ニュクス」の精神体。
その時代の地球の生命には明確な「死」の概念が存在し得なかったのだが、ニュクスの存在は地球やその生命にとっての「死」そのものであった。
ニュクスは地球に衝突した際の衝撃によって肉体と精神に分離し、肉体は岩盤を纏ってへと変貌し、そして地球には精神が残された。
地球はこの脅威に対抗し封印する為に集合無意識を形成しようと、生命の進化を初めやがて人類が生まれることとなったと言われている。

なお、このラストバトルで流れる曲は歴代ペルソナシリーズで流れてきたベルベットルームのアレンジ曲で、ペルソナシリーズ通してかなり高い人気を誇る。

+ 元となったニュクスについて
ギリシア神話に登場する女神で、夜を司る神。
昼を司る娘のヘーメラーとは表裏一体の存在で、ニュクスが夜をもたらしている間は娘はニュクスの館で待機しているとされる。
タナトスやヒュプノス、ネメシス等多くの神を後に生んだとされる。
彼女らは全体的に「形がないものの擬人化」というイメージが近い一族で、神話中でもキャラクターとして扱われることは少ないが、
「ヒュプノスがゼウスを居眠りさせ、怒りを買ってニュクスの元に逃げる→ゼウス、追跡をあきらめる。」という話があるので、
どうやら本気状態のゼウスでも一筋縄ではいかない相手というイメージらしい(「夜の闇に紛れた」という暗喩かもしれないが)。
また『女神転生』シリーズにも度々登場し、最上位の夜魔として位置付けられていることが多い。


MUGENにおけるニュクス・アバター

さる氏による手描きのものが存在していたが、現在は入手不可能。
ライフが7500もあり(原作もかなりタフだったためだろう)、攻撃力も高い。作者曰く「アクションゲームのようなもの」とのこと。
AIもデフォルトで搭載されているため、多彩な攻撃を掻い潜りプレイヤー操作での撃破を試みるのもいいだろう。
また、ライフはラウンドを超えても引き継がれるので、長めにラウンド数をとればその分難易度が下がる。
プレイヤーで使うことも出来るが必殺技の数が無茶苦茶多い。
一応狂や神でなくてもタッグならばAI戦で倒せることはあるようだ。
プレイヤー操作

出場大会

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プレイヤー操作



「知恵の実を食べた人間は、その瞬間より旅人となった…
 アルカナの示す旅路を辿り、未来に淡い希望を抱く…
 しかし、アルカナは示すんだ…
 その旅路の先に待つものが、”絶対の終わり”だという事を。

     いかなる者の行き着く先も…絶対の”死”だという事を! 」


最終更新:2022年07月18日 18:36
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