ロクロウタ


「予想外の悪い結果になった。」

富貴商会から販売された対戦格闘ゲーム『アシュラバスター』のキャラクター。
親友であるジンスケと共に海を渡り大陸にやってきたはいいが、着いた早々彼とはぐれてしまった自称「正義の忍者」。
ジンスケと一緒に受けた国の長からの大事な勅命もすっかり忘れてしまい、気楽に一人旅を始めることに。

妹にくのいちのナナミがいるが、彼女とジンスケがお互いを思っていることに気が付いていない。
また熱いケンカが出来る相手が大好きだが、実際に熱く勝負を受けてくれたチェンマオをうっかり男扱いしたりする。
注意力に欠け、全身緑色の独特な装束を着用し、ケンカ好きで戦闘中やたら高笑いを上げる等、
格ゲーでは最早ありがちな「忍んでない忍者」の典型である。


原作での性能

手裏剣、巻物、礫、布を使いムササビの術を駆使して戦う。
動きも素早く、ダッシュ移動が特殊で、一瞬無敵時間つきの透明になって相手をすり抜ける。
さらに通常攻撃が全てキャンセル可でチェーンコンボも狙える。
とはいえ立ち中・大が使いづらいのであまり地上で繋げようとはせず、
全キャラ中でもかなり使い勝手の良いフォースアタックにさっさと繋いで空中コンボに持ち込む方が吉。

手裏剣を飛ばす必殺技の「電光石火」は、距離に関係なく使いやすく、発生のスキも少ない。
手裏剣の判定は見かけよりやや小さいので気をつけよう。ちなみにEX版だと6枚同時発射される。
巻物を振り回して鞭打する「盛者必衰」は、多段ヒットタイプの近接系攻撃。
一見対空にも見えるがダメージはまるで期待できないので、ガーキャンで出して切り返しに使うのがいいだろう。
EX版は多段ヒットしダメージも高いので、切り返しだけでなく、ぶっとばしからのコンボにも織り交ぜていきたい。
「神出鬼没」は空を滑空して画面を一周したかと思いきや急降下して相手に奇襲する。
ボタンによって軌道が変わる。さらにロクロウタの笑い声がやたらと心を揺さぶるので連発されると心にクる。
ガードされてしまった後の隙と、移動中に無敵が無いことを考えると対人戦での多用は禁物。
画面端からの脱出に便利なので、使用者は腕の見せ所かもしれない。
似たような技の「大胆不敵」だが、こちらは攻撃を伴わない空中移動専用。
EX版のみ神出鬼没に似た空中多段蹴りに変化する。
マジックブレイクの「百花繚乱」は、空中で静止し手で印を組んだ後に体から大量の石礫(つぶて)を出す。
判定が真四角なので潰されることは無く、相手がすり抜けることも無いが、実は全画面技ではない。
なおジャンプ中にしか出せず、地上ガードより空中ガードの方が削りダメージが大きいという特徴もある。
マジックブーストでは分身を出現させる。
相手を挟み込めるので、ヒットさせられればタンデム状態となり高ダメージを狙える。

撹乱・纏わり付き・分身・三角跳びと、スタイル自体はかなり忍者らしい。
とはいえ『アシュラバスター』はキャラが全体的に速いので、素早さはあまり強みではなく、
武器格闘の世界で素手のためリーチ差があり、コンボダメージの低さもあって割と厳しい立ち位置にいる。
それでもなんというかネタキャラ枠なので、一定の熱烈な使い手がいたりするのが侮れない所である。

「仮面か、仮面の忍者! いい。カッコイイぜ!!」


MUGENにおけるロクロウタ

cafe氏によるものが存在していたが、現在は氏のOneDriveにアクセスできないため入手不可。
改変は自由とのこと。

基本的に原作仕様であるがラストスタンドは無し。
空中受け身はマジックゲージを消費せずに使用できるようだ。
cafe氏が挙げるロクロウタの特徴は以下の通り。
  • 安いが強攻撃をキャンセルできる
  • 動きが早い
  • ダッシュが消えてる間無敵&相手をすり抜ける
  • 地上フォースアタックのリーチと判定が強い
3段階に調整可能なAIもデフォルトで搭載されている。
プレイヤー操作(5:52~)



「オレか?オレの名はロクロウタ! 悪を断つ正義の忍者さ!」

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作



最終更新:2023年04月16日 01:25