電人ザボーガー


「 電 人 ザ ボ ー ガ ー ッ ! ゴ オ ォ ッ ! ! 」

1974年に放送されたピー・プロダクションの特撮作品『電人ザボーガー』に登場するヒーロー。全高2m、重量500kg。
大門勇博士によって製作された犯罪捜査用ロボットで、普段はオートバイ形態「マシーン・ザボーガー」だが、
博士の息子である主人公・大門豊(演:ライダーマン山口暁)の体内に埋め込まれた電極回路と連動し、人型形態に変形する。
つまり、オートバジンの大先輩なのだ。
仮面ライダーアクセル仮面ライダーレーザー・バイクゲーマー等も影響を受けているかもしれない。

大門と共に父の仇である悪之宮博士率いるΣ団(怪奇の事件は「Σの仕業」であって「シグマの仕業」ではない)
Σ団壊滅後は魔神三ツ首率いる恐竜軍団、といった悪の勢力を豊と共に迎え撃った。

タイトルこそ『電人ザボーガー』だが、あくまでもザボーガーは主人公である大門豊の相棒に過ぎず
作中で山口暁氏の演じた強烈なアクション、ピープロらしさを前面に押し出した作風等により大ヒットした。
大門豊の必殺技・飛竜三段蹴りは、ハイジャンプした頭上から肩口等を踏んで動きを止め、二撃目で頭を強打して意識を朦朧とさせ、
とどめの一撃で胴中央の急所を穿つという、豪快ながらも理にかなった殺意満点の連続攻撃である。
初期から何度も使ってきただけに、物語が進むと割とあっさり破られがちになるが

「 飛 竜 三 段 蹴 り ッ ! ! 」


自身同様に大門博士が発明した「ダイモニウム」を動力源としており、劇中の解説によれば、
「死んだ生物をサイボーグ化して蘇生させる機能を持つ」「無機物に生命を与える」等々、相当トンデモない代物である。
主な武装は鎖付きの拳を射出する「チェーンパンチ」、頭の耳部に備えられた「ブーメランカッター」、
そして口腔内に装備している必殺武器「速射破壊銃」。
その他、頭部内にヘリキャット(つまり頭は空っぽ、背部にシーシャーク、足内にマウスカーと言う三種類の偵察用リモコンメカを持ち、
ハンドル部のモニターに画像を送る事が出来る。

戦闘能力は非常に高く、Σ団のメカアニマルやメカボーグにはほぼ無敗だったが、同じΣ団のシグマロボは苦戦を強いられる事も増えた。
更には恐竜軍団相手では「旧式ロボ」と馬鹿にされてしまう。
基本設計が完璧とされる反面、完璧過ぎるためにこれ以上の強化改造は不可能(逆に性能が下がってしまう)という問題があったが、
松江健が操るバズーカ砲搭載オートバイ「マシーン・バッハ」を強化パーツとして外付け合体すると言う方法で、
ストロング・ザボーガー」へのパワーアップを果たした。合体後の姿は(バズーカを除き)マシーン・バッハの面影は残ってないが

最終局面では動力源のダイモニウムが枯渇する危機を迎え、怒りの電流によって復活を果たすも、
敵の首領・三ツ首竜との決戦において、必殺技の連射によるオーバーヒートで自爆してしまった。

2011年にリメイク版として公開された映画『電人ザボーガー』にも勿論登場。
こちらではストロングザボーガーは、Σ団に奪取されて悪用されていたザボーガーを再改造したものとなっている。

リメイク版は青年期の大門(演:ゴーオンレッド古原靖久)がザボーガーと共に戦う「第1部 たたかえ!電人サボーガー!」
25年後の年老いて力を失った大門(演:ザ・バイオハンター板尾創路)が再び立ち上がる「第2部 耐えろ大門!人生の海を!」の二部構成。
ピープロらしさと原作愛に溢れた傑作として、日本オタク大賞2011では大賞を受賞した傑作である。
監督は『片腕マシンガール』とか『ロボゲイシャ』とか『デッド寿司』とかトンチキB級邦画常連問題児として有名な人だがな!
あきらめるな!立ち上がれ!

(以上、Wikipediaより一部抜粋・改変)

余談だが、一部の人には『そらのおとしもの』のパンツロボの元ネタとしても知られているほか、
声優の関智一氏は本作の大ファンであり、その事から上記のリメイク版にモブ役で出演した。


MUGENにおける電人ザボーガー

バロム・1ダイヤモンド・アイも製作したgoogoo64氏によるザボーガーが存在。
氏の他特撮キャラ同様に実写取り込みで製作されており、戦闘時には常に大門豊が付き添っている。
ストロングバズーカファイヤーにチェーンパンチ、速射破壊銃など、原作における各種形態・武装の類は一通り再現されている。
またマシーン・ザボーガー形態にも変形可能で、ここから更にコマンド入力でストロングザボーガーに変形可能。

出場大会

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最終更新:2024年02月27日 09:53
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