四楓院夜一



   「“瞬神”夜一

          まだまだおぬしら如きに捕まりはせぬ」




 職業:元・護廷十三隊二番隊隊長、元・「隠密機動」総司令官
 身長:156cm
 体重:42kg
 誕生日:1月1日
 斬魄刀:不明
 声優: 斎藤志郎 (猫)、 雪野五月(現・ゆきのさつき) (人間)

『週刊少年ジャンプ』連載の久保帯人氏の漫画『BLEACH』に登場する死神
名前は「しほういん よるいち」で猫の姿だと男性声優だが、れっきとした女性である。シーメールでもそれはそれで興奮するけど
そして『BLEACH』を代表するおっぱい女性キャラの一人。ちなみに日焼けではなく元から褐色肌。

おじいちゃんのような喋り方をするが、性格は自由奔放で気さく。
その正体は、死神の世界の四大貴族の一つ「四楓院」一族にして、女性で初めて当主になった22代目という超が付くほどのお嬢様。
とはいえ夜一は身分についてあれこれこだわりは無く、誰にでも分け隔てなくフランクに接する。
浦原喜助とは古い付き合いらしく、夜一は今も喜助の店に居候している。
元日生まれのため大晦日生まれの浦原と共に誕生日を覚えてもらえないのが悩みの種のようだ。

少ない食料で腹いっぱいになれる、服を着なくても生活出来る、という理由で黒猫に変身して生活する事を好む。
漫画で初登場してからしばらく猫の姿だったので、当初から人が猫に化けていた路線だったのか、喋る猫キャラ路線が後付で消えたのかは不明。
人間の姿を披露してからは、本編で猫の姿はほぼお目にかかれてない。だが猫の生活が長かったせいで服を着忘れたりする。
自分の裸を人前に晒す事にあまり抵抗がなく、服を着ろと恥ずかしがる黒崎一護をからかっていた。

原作を読まずにアニメを見ていた人にとって、皺枯れた渋い声の黒猫がまさかのナイスバディのオネェチャンだったため、
強烈なインパクトを残す事になった。
…まぁ、原作読んでいて渋い声を想定していた人にとっても、反則レベルのドッキリだったわけだが……。
そもそも、人間態を初披露した時からして全裸だったし

死神としての実績は、近接格闘術「白打」の能力が特に優秀で、そのスピードの速さから“瞬神”夜一と呼ばれていた。
この才能は幼少からあり、朽木白哉が夜一との鬼ごっこで一度も勝った事が無いほどである。
101年前までは、その実力を買われ死神護廷十三隊の二番隊隊長と、偵察や暗殺任務を行う「隠密機動」の総司令官を兼任していた。
ちなみに彼女の斬魄刀の能力・名前が何なのかは明らかになってない。少なくとも回想シーンで彼女は刀を見せていたのだが。
101年間ゆうゆうと過ごしているうちに腕がなまったらしいが、それでも朽木白哉や後輩の砕蜂と遜色なく戦えるレベル。
成田良悟氏のノベライズ『Can't Fear Your Own World』によれば、斬魄刀は現在も所持しているようだが、
素手で戦った方が強いため使用しないとの事で、おかげで使われない事に拗ねる斬魄刀を宥めるのが日課らしい。

+ 101年前、夜一に何があったのか
夜一と浦原喜助がいつから知り合い、どういう関係だったのかは不明だが、かつて2人は上司と部下の関係であった。
当時、二番隊の第三席だった喜助を、欠員が出た死神隊長十二番隊隊長の枠に推薦と口添えをしたのは夜一。
しかし、喜助が藍染惣右介の策謀にハメられ冤罪で処罰される事になってしまったので、夜一は喜助を強引に救出して逃亡した。
この事で彼女はそれまでの地位を全て失い、姿を眩ます事になった。
後に砕蜂に逆恨みされて戦いを挑まれるが、力の差を見せ付けて圧勝し和解した。
今では、色々あって罪が赦されたので、砕蜂をからかったりするために尸魂界に遊びに来ている。

作中では朽木ルキアを救出するために、喜助の助っ人として登場。
一護や阿散井恋次井上織姫茶渡泰虎を導いて能力を格段に鍛えあげたトレーナー。
かの「卍解(ばんかい)」という存在を最初にBLEACHで紹介したのはこの人。
しかし……ある時期からすっかり空気になり、コミックス20巻分くらい出番が無かった。
とはいえ喜助がいる所常に夜一がおり、猫のように忘れかけられた頃に再登場し続けた。


『BLEACHDS』における四楓院夜一

DS版の格闘ゲームでは、原作らしく圧倒的な速さ。ワープ機能「瞬歩」もいい。
接近戦の体術の技が優秀で、砕蜂に負けず劣らずの性能。
速すぎてジャンクでき……プレイヤーも最初は操作慣れするのに時間がかかるだろう。
通常攻撃のリーチはやや短いが、相手に近付く事がかなり容易なので当て投げが脅威。
攻撃判定の強い技にうっかり引っかかって事故負けしないように気を付けよう。


MUGENにおける四楓院夜一

複数の夜一が確認されている。
どちらもDS版ゲーム『ブリーチ2nd 黒衣ひらめく鎮魂歌』仕様のようだ。

+ Alchemist氏製作
  • Alchemist氏製作
現在は入手不可。フォルダ名は「yoruichi_BMP」。
小、中、大、ゲージタメ、瞬歩、ライン移動の6ボタン式。ボイスは海外版と日本語版にスイッチ可能。
空中ダッシュは出来ないが、3段ジャンプが可能。必殺技は原作のものが搭載されている。
ただしガーキャンの「捕らえられると思うたか?」と超必「まだまだぁ!」「瞬閧(しゅんこう)」が未搭載。
ポニーテール杯VSで知られるピッコロ大魔王氏の製作した外部AIが存在し、現在はhamer氏によって代理公開されている。

+ Getsuga Tensho氏製作
  • Getsuga Tensho氏製作
フォルダ名は「yoruichi」。
こちらは小中大ガード瞬歩の5ボタン式。ボイスは海外版。
空中ダッシュ可能でジャンプの高さも凄い。かなり縦横無尽に動けるが、ジャンプは2段まで。
必殺技は原作のものに加え、相手を一定時間行動不能にするオリジナル必殺技の腹パンがある。

出場大会



最終更新:2023年09月18日 22:07