クラフト






   「手短にすませよう」

インティ・クリエイツが開発、カプコンから発売された『ロックマンゼロ4』の登場人物。
「クラフト(kraft)」は「力」を意味するドイツ語で、工作・工芸を意味する英語の「クラフト(craft)」とは関係無い。
CVは『イレギュラーハンターエックス』のバーニン・ナウマンダーも演じている 三宅健太 氏。

『3』で腹心のバイル八神官を失いつつも、「ネオ・アルカディア」を手中に収めたDr.バイルの新たな精鋭、「アインヘルヤル八闘士」を率いる指揮官。
自分の体には武器を仕込んでおらず、コンバインド・アームという武器を片手に戦う。
指揮官とはいえ天王のような特別な出自を持たず、
エルピスのような野心家であったり、レジスタンスメンバーのように迫害されてもいない、
ネオ・アルカディアで普通に市民権(?)を持つレプリロイドとしてデザインされたキャラクター。
バイルの支配からは逃れられないという諦めから反乱分子を人間、レプリロイド問わず処分してきたが、
親しくしていた人間の女性、ネージュを生かして捕えようとするなど非情さを捨て切れていなかった。
最終的には信念を貫くネージュやゼロに影響され、衛星砲台でネオ・アルカディアの都市ごとバイルを葬り去るという行動に出る。
多数の市民を巻き添えにする事も厭わず2発目を放とうとした所、阻止に現れたゼロに敗れる。
機能停止の間際、ネージュを始めとした人間達を信じてやれなかった亊を悔やみ、ゼロにネージュや人間達、そして世界を託し、事切れた。

ボスとしてはこのゲームの初見殺し代表の1つとして君臨しており、何も知らなければ本当に「手短にすま」される。
恐ろしい速さで前転移動する「シャドウ前転」でコロコロ動き回るため動きに対応しづらく、
爆弾やミサイル、及び一定時間残るそれらの爆風で移動を阻害してくる。
離れていたら画面端まで届く上に回避タイミングがシビアな「ビームキャノン」が飛んできて、
うっかり近付きすぎると「ブレードダッシュ」をよけられず大ダメージ、
更に戦闘ステージにはがないうえに横へのスクロール幅もほとんどないので、ゼロの行動範囲が限られている事も高難易度の原因。
1戦目のEX技(2戦目では通常技)「メガビームスウィープ」は迎撃で止められると知っていれば簡単に対処できるが、移動速度が速いため初見では回避困難。
2戦目のEX技ではビームとミサイルを一斉掃射する「エンドオブザ・ワールド」で画面を埋めてくる。
技が多彩な上に弱点武器も無いため、人によってはルナエッジ以上の強敵。

ちなみにファンからの愛称の一つに「 杉田 」がある。
由来は「ブレードダッシュ」のボイス「近過ぎだ」が空耳で「祭りだ」「杉田」に聞こえる事から。


「始めるか…」


MUGENにおけるクラフト

JOJO氏が製作したものが公開されている。AIもデフォルトで搭載済み。
原作で使った武器を使用してくるのは前転と「ブレードダッシュ」のみ。
しかし画面上を制圧する手強さは原作と違った意味で再現されている。
ネージュがうろうろと床にランダムに手榴弾を巻くわ、「地雷」は同時に5つまで設置できるわ
画面上を跳ねまくる「鐵球」は一定時間がたつまで消えないので後ろから食らうとガリガリ削られるわ
ジョジョのアレッシーの「蜂の巣だッ!」のような照準合わせタイプ攻撃の「狙撃」は空中で食らうと固められるわで大変。
ブレードを飛ばす「刺刀飛撃」は普通だが、超必の「ブレードダッシュ」が画面端まで追ってくるので見間違えやすくて食らう。
そして使いやすいのが2ゲージ技のマスタースパーク「縮退炮」。原作のビームキャノンよりも範囲が強力。
この他にもステータスを一定時間上げる3種類の「鬪氣」や、体力が少ない時限定で出す「槍林彈雨」という超必があるが、AIはあまり使ってこない。
2段ジャンプは出来るが、空戦能力や機動力はそこまでないので、ステージの広さによって凶悪さが変わるキャラ。

出場大会

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最終更新:2020年11月24日 17:39
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