デスタンツ・マンティスク








「テメエはオレがきりきざんでやるよ!」

CAPCOMのアクションゲーム『ロックマンゼロ3』に登場するボスキャラクターの一体。CVは 平井啓二 氏。
カマキリをモチーフにしたレプリロイドであり、両手が鎌になっている。

異名は「殺刃祈祷師」。
カマキリは獲物を狙う時の姿から「拝み虫」「予言者」「祈祷者」と呼ばれる事があり、それが由来になっていると思われる。
言動といい異名といい、見るからに危険人物すぎてヤバい香りしかしないが、本来の性格は非常に温厚で戦うのも苦手。
彼の職業は、連行されてきた暴走イレギュラーを処刑する月光審官。
戦闘用で処刑専門なのにとても心が優しく、処刑して命を奪ったロボットに同情し自分の役目に悩み悲しんでいた。

「またこの手で無用な命を刈らねばならぬのかと思うと、気が重い……
 我が鎌を振るわぬことこそが、平和の証の筈だが……」

しかしドクター・バイルに洗脳され、見たままの殺しが大好きな危険人物と化してしまった。
あれほど嫌っていた戦闘も嬉々として行い、自分の両腕「死神の鎌」で凶暴に襲い掛かってくる。
「ギチギチギチギチィッ!」はどうやら笑い声らしい。ワンピ辺りに出てきそう

『ロックマンゼロ3』における初見殺しの一人。
リコイルロッドがあると無いとで難易度も変わる。とにかく「避ける」のが大変。
攻撃パターンも嫌らしく、腕を切り放して飛ばしたかと思いきや軌道がややこしかったり、画面を縦横無尽に移動したりする。
それだけでなく上空にビームを撃ち、落ちてきた落石を砕いて飛ばしてくる事も。
どうにかして距離を取り、マンティクスがに張り付いた時は奴の下に潜る。これに気が付くまでが本当にキツいボスである。
しかも、ある条件を満たしていないと暗闇の中で戦う羽目になる。






「このうつくしきカマにきれないものはない……!

                              ギチギチギチギチィィィッ!」

ロックマンX8』のダークネイド・カマキールもカマキリがモチーフのレプリロイドだが、
マンティクスと違い、自慢の鎌で切り裂いた敵の苦しむ姿を見る事が悦びという根っからのサディスト。
ゼロに対して媚びるような言動を見せるが、あの御方を失望させたゼロを「古い世代」と見下している。
ちなみに、腕の鎌から追尾するブーメランを飛ばしたり、大きく飛び跳ねて壁に張り付く等、攻撃パターンも似ている。


MUGENにおけるデスタンツ・マンティクス

Snowwolf氏によるものが存在する。MUGEN1.0以降専用だが、WinMUGENに対応させるパッチも別途公開されている。
壁張り付きなどの原作で披露した一連のモーションが取り入れられている他、
原作でも定評のあったやかましさも相変わらず。
EX技は通常飛び道具として採用。壁張り付きが相手をすり抜けるので逃げに使える。
超必殺技では闘気のドーム状オーラを出したり、一瞬で5回の斬撃を飛ばしたりする。
また、「最終・狼牙」のようなオリジナル技もあり、上記のオーラで浮かせた相手に繋げる事が可能。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会



最終更新:2023年10月10日 22:02