渺茫


「おまえは 他の渺茫にも見せる価値がある」

かつて週刊ヤングアニマルで連載していた、柴田ヨクサル先生の漫画「エアマスター」に登場するキャラクターでありラスボス
アニメの担当声優は『プリズン・ブレイク』の吹き替えなどで知られる西凛太朗氏。
渺茫(びょうぼう)と読む。難しい漢字を並べているように感じるが実は一発変換できる。
渺茫とは「果てしなく広いこと」を意味する。このせいか、海外では名前が「Eternal(エターナル)=永遠」になっている。
ジョンス・リーは未登場のアニメ版。くり返す。ジョンス・リーは未登場のアニメ版でも、圧倒的強者のラスボスとして立ちはだかる。
作中で登場するストリートファイター達のマッチメイクを行う「深道ランキング」はこの渺茫を打倒し得る存在を見つけ出す事が目的。

身長は190cmの巨体にふさわしいタフさと類まれなき格闘センスを持っている。
「最強」の異名を持っているが、その素性は完全に不明。渺茫という名前も本名ではない。
「渺茫」とは、最強の格闘家が代々受け継いできた異名であり、この渺茫は15代目。作中では「渺十五」とも呼ばれる。
また、かつて生存していた14人の渺茫はすべて死亡しており、15代目渺茫は14人の霊を呼び寄せて憑依させることが可能。
14の霊と合体した15代目渺茫は「十五漢渺茫(じゅうごかんびょうぼう)」となり、先代の渺茫たちの技を使いこなせる。
十五漢渺茫になると、調子の立ち上がりに時間がかかるが、肉体はさらに強靭になる。
冒頭の台詞も「自分以外の渺茫がお前と戦いたがっているから呼び寄せてやろう」という意味である。

「渺茫」としてのプライドを誇りにしている反面、「勝利を約束された力」を持つ自分に寂しさも持ち合せている。
感情に起伏がない鉄面皮のような印象を受けるが、格下でも学ぶことがあれば受け入れて活用する。
作中では戦闘を経るたびに人間味がちょっとづつ顔を出し始め、焦りや動揺を素直にあらわにすることも。
アニメ版では最強の主人公の相川マキが負けを認めたほどだが、漫画版では足をすくわれて敗北することも少なくない。
15代目渺茫の単体は、直接対決でジョンス・リーなどに敗北しており、十五漢渺茫も最終的には相川マキに敗北した。
渺茫の試合はほぼハズレ無しなので(主に渺茫に立ち向かう対戦相手が熱すぎる)一見の価値あり。

そんな彼にも「彰子」と呼ばれる恋人?がおり、作中ラストでは渺茫が「またやり直しだな。俺とおまえで」と仲良し。
この「彰子」がいないと、歴代の渺茫の霊を呼び寄せて渺茫に憑依しない。つまり彼女が側にいないと十五漢渺茫にはなれない。
イタコ的な能力かと思われるが、彼女本人は、「霊感とはちょっと違うもの」であると答えている。


MUGENにおける渺茫

チャド氏(ますけんぷくん氏)によるものが存在していたが、現在は公開停止。
氏による初の完全自作キャラである。
ちなみにボイスカンフーマンのものだが、改変は自由とのこと。

使用するのはパンチ2ボタン、キック2ボタン、投げ、当身ボタンの6つ。
ジョンス・リー戦で使った「風の拳」や「鉄山靠」「発頚」など、原作で使用していた技が必殺技超必殺技として再現されている。
飛び道具ゲージを10分の1ほど消費して使う。また、通常投げ無効属性持ち。
12Pカラーは氏曰く「12時ぴったりモード」だとか。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2023年07月19日 11:39
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