ディンキーコング


「まだまだベイビ~、でも、
 かれにブゥ~んなげてもらえば、
 そらまでとんで行きまぁ~す!」

「はぁんたいにかれをブゥ~んなげればぁ~、
 ゆかにビッグな穴、あきまぁ~す!」

任天堂のゲーム『ドンキーコング』シリーズに登場するキャラクター。
『スーパードンキーコング3』の主人公として初登場したが、まだ赤ちゃんのゴリラである。
「Dinky(ディンキー)」とは「ちっぽけな」「小さい」という意味。
海外版では「Kiddy(キディー)」即ち「子供の」という名前になっている。

最年少主人公ランキングにランクインしそうだが、体格もパワーもドンキーコングに匹敵する。
相棒のディクシーコングが倒せないパワータイプの雑魚キャラも倒すことができるのだ。
その他のアクションとしては、ディクシーがディンキーを投げて地面に落とすと、アイテムが出てきたり、隠し通路の穴が開いたりする。
また、ローリングで水面に突入すると、石の水切りのように、何回か水面を跳ねる。
血縁上は『スーパードンキーコング』から登場しているファンキーコングの親戚にあたる。
海外版では『ドンキーコング64』に登場するチャンキーコングの弟という設定が追加されている。

出演作品は主役を努めた『スーパードンキーコング3』くらいしかない。
外部出演は漫画では登場したが、アニメ版では未登場。ディクシーは出たのに……。
せっかく3作目の主人公を飾ったというのに、他の主人公達に比べると圧倒的に不遇である
『スーパードンキーコング3』が名作なだけに、印象自体は悪くないのだが……。
その『スーパードンキーコング3』すら、スピードの遅さと食らい判定の大きさによりメインで使われる事はほぼ無く、
パワーが必要なギミックや隠し要素を攻略するための要員にしかなれなかった。
この不幸な境遇はディンキーに問題があった訳ではなく、相棒のディクシーがあまりにも高性能過ぎたからであり、
ディンキー自体は操作性が良くなったドンキーコングといった感じで、パワーキャラとしての触りやすさはしっかりとある
(そもそもディクシーは『2』でスピードが上のディディーコングすら補助に回らされるほどの超高性能であり、
 『3』に移行の際ディクシーのローリングが下方修正されても圧倒的走破性は健在であったため、ディンキーにとっては相手が悪すぎた)。


MUGENにおけるディンキーコング

A.T氏が製作したものが存在。
氏のスーパードンキーコングキャラに共通しているが、
ジャンプするだけで元のゲームのように相手を踏み付けてバウンドする。ダウン追撃も可能。
空中での攻撃手段は叩き攻撃とローリングと踏み付けのみだが、主に地上戦に特化していると言える。
「どくろコースターで体当たり」はガードされても相手をすり抜けるので、移動技としても役に立つ。
タルを投げる攻撃は普通のタルとTNTバレルの2種類があるが、どちらも再度ボタンを押すことでキャンセルがかかる。
投げるタイミングにしくじったと思ったら、再度ボタンを押して微調整すればいい。
普通のタルは放物線を描いたあとヒットするまで地面をまっすぐ転がり続け、TNTバレルはヒットか着地で爆発するが爆風が長時間残る。
ガードされても爆風の拘束時間は長いので、さらにTNTを投げるか、ダウン後の起き攻めにかなり使いやすい。

超必殺技はディクシーコングとほぼ同性能のものが搭載されているが、ディンキー独自の技として、
  • 敵をサーチして移動し、時折卵を水平に撃つ空中砲台「鸚鵡のスコークス」(ただし攻撃を受けると引っ込む)
  • ディンキーが画面外に移動して、歴代スーパードンキーコングシリーズのアニマルフレンドと一緒に突撃する「アニマル大行進」
というアニマルフレンドを召喚するものがある。
なお、「アニマル大行進」はディンキーが画面外に行く前に攻撃を受けると技を潰される上、
発動に成功しても、アニマル達は攻撃を受けると途中で引っ込んでしまう。
特に出始めのランビが潰されると後のアニマル達も出ないので気を付けよう。
ランビの体当たりを当ててから、トロッコの体当たりで上手く拾って当てるのもよい。

出場大会

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最終更新:2023年08月15日 10:16
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