ヘルクラウダー


勇気のほどを 見せてみろ!

かかってこい! 人間ども!




スクウェア・エニックスのRPG『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のボスモンスター。
前作『VI』に登場したヘルクラウドと名前が似ていて紛らわしいが、あちらはでかい城である。
聖風の谷の過去シナリオに登場。
「風の精霊像」に黒雲を巻き起こし、聖風の谷に住むリファ族を滅ぼそうとした張本人。
主人公達は風の精霊像に向かいヘルクラウダーと戦う事になるのだが…

その凄まじい強さで多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた。
行動は「通常攻撃」「かまいたち」「しんくうは」「仲間を呼ぶ(ベビークラウド)」。
また、不完全だが2回行動を持っている上に「仲間を呼ぶ」を使うことが多いため、ベビークラウドを放置しているとあっという間に上限の4匹まで増えてしまう。
このベビークラウドがラリホーを使ってくるため、回復役どころか仲間全員眠らされる可能性があり非常に危険。

では、ヘルクラウダー自身はどうなのかと言うと、 単体でも十分に強い
まず「通常攻撃」の威力が高く、「かまいたち」も単体に100程度、「しんくうは」は全体に90前後のダメージを与えてくる。
「しんくうは」と他の攻撃が重なると体力が低い仲間は1ターンで昇天することもある。
体力も3000以上と非常に高く、長期戦になりやすい。
更に 、補助呪文・バギ系・軍団系(どとうのひつじ、とおぼえなど『VII』で主力になる技)に対して 完全な耐性を持つ
その上 、仲間の1人であるマリベルが直前に離脱するため、パーティの戦力が落ちてしまう。
これらの要因が重なった結果、『VII』屈指の トラウマボス として君臨している。
大抵の人は一度戦えば忘れられないだろう。

なお、上記した内容は『VII』の謎の1つにもなっている。
というのも、こいつとは物語の大体3/4を少し超えた辺りで戦うのだが、ラスボスと隠しボスを除いた こいつ以降のボスよりどう考えても強い
参考までにラスボス初戦(今作では2回戦う)の少し前で戦う中ボス、バリクナジャとのステータス比較。
名前 HP 攻撃力 守備力 耐性 行動回数 全体攻撃の平均ダメージ 備考
ヘルクラウダー 3,080 185 
(注1)
91 
(注2)
攻撃系:バキ・軍団系無効
補助系全般無効
1~2回行動 約90のダメージ ベビークラウドを呼ぶ
バリクナジャ 1,580 190 
(注1)
105 
(注2)
攻撃系:なし、軍団系は軽減のみ
補助系:ルカニと毒に穴
1回行動 約60のダメージ 痛恨の一撃+べホイミ
(注3)
注1:この数値は全体攻撃には適応されない、通常攻撃は2.5ポイントバリクナジャのほうが上。
注2:バリクナジャの方が通常攻撃で受けるダメージは3.5ポイント低いが、ヘルクラウダーと違って耐性がないので「ルカニ」で守備力が下がる。
(なお、呪文や軍団系攻撃はこの数値を無視した耐性を参考のダメージになる。)
注3:痛恨の一撃は守備力無視で170前後のダメージを 単体 に与える、「べホイミ」はHPを70~100回復。

こいつのせいで心を折られ攻略を諦めてしまったり、売却に及んだなどの噂もちらほら聞こえてくる。
攻略法としては、ベビークラウドに「マホトーン」をかけて呪文を封じ、ヘルクラウダーを集中攻撃するというものがある。
ベビークラウドは素の攻撃力が高くないため、呪文さえ封じればお荷物と化す。
また、直前で仲間になる踊り子アイラの「メダパニダンス」で混乱させるのも有効。
ただし、ヘルクラウダー自身には補助呪文が全く効かないため、
呼ばれたベビークラウドにも効かないと思い込むプレイヤーが多く、大抵の人は正面からぶつかって全滅する。

その強さと言動から、プレイヤーには 「本物の神様って実はこいつなんじゃね?」 などと言われた。

下位互換に「くもの大王」が存在(行動パターンはヘルクラウダーと大差ない)。

リメイク版ではエンディング後、インターネット酒場でダウンロードできる公式配信の石版のサイドストーリーにて、再びヘルクラウダーと戦う事ができる。
サイドストーリー自体は序盤に仲間から外れたとあるメインキャラの物なのだが、
ヘルクラウダーにはセリフらしいセリフもなく、聖風の谷を襲ったものと同一個体かは不明。
ステータスや行動パターンに変化はないので、エンディングを迎えたプレイヤーなら以前ほど苦労せず勝てるはず。油断は禁物だが。
また、トクベツなモンスターとしてコイツを真っ黒にした「くらやみにゅうどう」が登場。
HPや守備力がかなり高く、攻撃こそ強くないものの、しぶとく厄介な相手になる。

『IX』では再登場を果たしたが、『VII』から一転してごく普通のザコモンスターに成り下がっており、上記のような強さはまるで無くなっている。
大幅な弱体化に拍子抜けした人も多いのではなかろうか?
主にラストダンジョンに出現し、「かまいたち」と「しんくうは」を使わなくなった代わりに、
全体攻撃の「いなずま」や攻撃力を下げる「つきのはどう」を使ってくるなど、弱体化したとはいえそれなりに厄介ではある。
ちなみにベビークラウドは『IX』に登場せず、他のモンスターを仲間として呼び出すこともない。
また、上位種の「ヘルミラージュ」が登場し、一度だけ攻撃を無効化する「あやしいきり」や、
氷属性の全体攻撃「こごえるふぶき」、主人公たちにかかってる補助効果を全て消し去る「いてつくはどう」を使用する。

余談だが、『IX』の解説では「フロストギズモ」の突然変異でこいつが生まれた設定になっている。
ただし、『VII』にフロストギズモは出現しない(3DS版ではトクベツなモンスターとして出ているが)。
フロストギズモは、単体ではさほど強くないが集団で全体攻撃を乱発するなど、数が多い時は厄介になるモンスターであり、
初登場の『III』ではその辺を考慮してか、小型モンスターの癖に経験値が高めに設定されていた
(メタルスライムの1/4。こいつはメタル系と違い普通に攻撃は通るし、逃げもしないのにこの数値である)。
突然変異とはいえ、あれほどの強さになるフロストギズモの恐ろしさは筆舌に尽くしがたい。

人間とは なんだ・・・・・・。

信じあい チカラをたばね・・・・・・


MUGENにおけるヘルクラウダー


ミミックや『VII』のデススタッフなどを製作しているサクラ氏の手描きキャラが公開されている。
原作通りに風を操って戦う。デフォルトでAIも搭載されており、ストライカーとしてベビークラウドも呼ぶ。
カラーによって強くなり、7P以上でアーマーが付き、12Pでは攻撃の幾つかが即死化するようだ。
通常カラーでもエルクゥと互角に戦うため、全カラー狂キャラと思われる。


はっはっはっは!

また 敗れに来たか。

その勇気だけは ほめてやろう!



出場大会