一文字伐



「そんな拳じゃ、誰も守れやしないぜ!!」

誕生日: 1月1日
身長: 171cm
体重: 64kg
スリーサイズ: B95 W72 H80
血液型: O型
好きなもの: 真っ直ぐなもの、忍者、雫
嫌いなもの: イヌ、曲がったこと、理不尽なこと
特技: 早食い
キャッチコピー: 「熱血転校生」(初代)、「燃える正義の拳」(タツカプ)、「正義と勇気の熱血高校生」(PXZ)
所属高校: 太陽学園
CV: 檜山修之

CAPCOM作の3D格闘ゲーム『ジャスティス学園』シリーズの主人公。主にカタカナで「バツ」と表記される。
ジャスティス学園の学園長、忌野雷蔵の息子であり、鑑恭介とはいとこ関係。
タイトルの所為でよく勘違いされるが、彼が通っているのは「太陽学園」であり、ジャスティス学園は敵役である
(要は『悪魔城ドラキュラ』と同じ(こちらの主役はベルモンド一族)…と、考えると伐はアルカードに相当するのか?)。
余談だが『熱血硬派くにおくん』のみすずが通う学園の名前も「太陽学園」だったりする。まぁ創作作品ではありがちな名前だから仕方ない。

名前は一文字なのに額に十文字の傷があり、ボロボロの青い学ランを愛用している。
太陽学園のモットーは自由な校風でのびのびとした生徒を育てるであるため、彼の制服も学校指定の制服ではないようだが、
それでも親友の白ランよりはよっぽど一般的な見た目ではある。

性格は少し柄は悪いが曲がった事は大嫌いで、目の前の悪事を見逃せないタイプ。
また頭に血が上りやすく喧嘩っ早いが、母思いの優しい一面も持つ。
さらに運動は得意だが勉強や犬は苦手と、{一昔前の熱血主人公のテンプレ}をこれでもかと詰め込んだキャラクターである。

一作目『私立ジャスティス学園』では行方不明になった母・雫の手がかりを求めて、太陽学園に転校してきた。
それゆえの「炎の熱血転校生」である。
そこで発生した誘拐事件を追う内に、同級生の鑑恭介・若葉ひなたと共に事件に巻き込まれていくことになる。
父・雷蔵とは対立関係にあったが、事件を追う内に彼と衝突、その裏にいた黒幕との決着を経て和解。
以降は時には喧嘩もするものの、悪ガキと雷親父とでもいったように、それなりに仲良くやっているようだ。

二作目『燃えろ!ジャスティス学園』では太陽学園とパシフィックハイスクール(在日米国人の通うアメリカンスクール)による対抗戦、
通称「太P戦」での乱闘騒ぎから事件に巻き込まれていくこととなる。

彼が戦闘中に使用する「気合弾」は気合いを極限まで溜めた物を放っているもの。
要は気合を入れたら飛び道具が出るのである。原理?気合だ!!

バーニングバツ

「俺はもう…一歩も引かねぇ…!!」

『燃えろ!』で追加された隠しキャラクター。キャッチコピーは「熱血高校生」。
第二話の聖純女学園戦で「バツで1本取られた上で残り2本(以上)を取り返し勝利」と言う条件を満たすと、
ストーリーが分岐し、自分の不甲斐なさが情けなくなったバツが皆の前から逃げ出してしまう。
自分を見つめなおすと共に父・忌野雷蔵と山奥で修行し、仲間のピンチに帰ってきた姿がバーニングバツである。
熱い思いを内に秘めることで、肉体だけでなく精神的にも大きく成長している。
厳しい修行の中で上着を失くしたのか、上半身は所々綻びた鎖帷子姿になっていて、全身傷だらけになっている。
事件の最中だったため非常に短期間ではあるが、相当厳しい修行を積んだようで、恭介からは見違えるように強くなったと言われている。

なお、『タツカプ』ではこちらが登場するわけではないが、バツのエンディングが「この時の修行中に滝つぼに落ちて気絶していた」という夢オチになっていた。
ただ、何気に雷蔵が「バーニングバツ」と命名する貴重なシーンでもあったりする。

この2キャラの他に、『燃えろ!』では黒幕である霧嶋九郎が彼に化けた偽バツ、「ヴァツ」が登場する。
見た目はそっくりだが目付きが悪く、髪にメッシュが入っていると言う典型的な偽物キャラで、
バツと九郎の技を併せ持っている。
見た目がバツとはいえ別人なので、詳細はここでは省略する。

+ 外部出演について
『ジャスティス学園』シリーズの主人公であるバツだが、実の所外部出演には恵まれていない
ジャス学キャラが別のゲームへ参戦した際、まず真っ先に参戦したのは『カプエス2』での恭介で、
何故かバツはLV3専用超必殺技の際に一緒に攻撃する出番のみだった。
その後、『カプコンファイティングオールスターズ』にアキラと共に参戦が決まったと思いきや、開発が凍結。
それに代わる『CAPCOM FIGHTING Jam』には彼(とアキラ)の姿は無かった……。
その後、『ナムカプ』にもジャスティス学園キャラが参戦するが、主人公組は一切出ずに英雄先生と響子先生のみの参戦に留まっている。

そして、マウスを使う異色のネット格ゲー『ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション』にて遂にまさかの参戦。
同作でもアキラと共に登場……したのだが、ゲーム自体の知名度がいまいち低く、早期にサービスも終了してしまった。

このまま埋もれていくかと思われたが、『タツノコ vs. CAPCOM』にて遂にプレイアブルキャラとして参戦。
ロボット犬のフレンダーにビビッたり、ポリマーをご当地ヒーロー呼ばわりしている。
詳しい性能は下記、性能欄を参照。

また『PROJECT X ZONE』にもソロユニット枠として参戦。少しずつ彼の出番も増えてきているようだ。
本作ではファイティングバイパーズのバンとよりにもよって六本木でタイマンの約束をするも、次元転移に巻き込まれ魔界村に飛ばされてしまう。
同じく魔界村に飛ばされた『鉄拳』のシャオユウとは顔見知りだったらしく、一緒にいたと共に味方パーティへと合流した。
彼に限った話ではないが、合流後のストーリーでははっきり言って空気。

戦闘前後の会話ではジル達と組んだ際に拳銃に興味を持ったり、モリガンと組んだ際にその色気にあたふたしたり、
KOS-MOSの服装を見て知り合いを思い出したりと、バンとは対照的に年相応の描写が見られた。
前者に関してジルからは「あなたは手から謎のエネルギーを撃てるでしょ」等と窘められてしまうが。
声優ネタ関連では仁やゼロに突っかかる一方、
自身も『エンド オブ エタニティ』で檜山氏が演じたバナナマン日村カーディナル・ペーターのセリフを口にしている。
またシャオユウとは戦闘後に三島高専との対抗戦を約束するが、太P戦での被害を知っているらしい仁に呆れられた。

「今度、三島高専とウチで対抗戦やろうぜ?パシフィックの奴らも呼んでよ。」
「あ、それいいかも。楽しそうじゃない?」
「…ケガ人がどれくらい出るか、見当もつかん…」

戦闘時の性能としては三日月キックによるあびせ蹴りのおかげでクロスしやすいものの、その後の攻撃が原作を再現したエアバーストコンボである為、
低空でクロスするとバツの攻撃がとにかく外れてしまう。
その為、使い方には少々コツがいる性能となっている。
スキルとしては自動で反撃時の攻撃回数が増える効果が便利で、反撃時の消費XP半減スキル持ちとの相性がいい。


原作での性能

ここまでのテンプレキャラからわかる通り、飛び道具「気合弾」、対空の「ガッツアッパー」、あびせ蹴りの「三日月キック」と、
所謂三種の神器を持ったスタンダードキャラ。
これらの他に、空中から急降下でキックする「流星キック」も持っている。

気合弾での牽制能力が高い以外は、これといって飛び抜けた性能の無いスタンダードな性能となっている。
強みがほとんど無い反面弱みも無く、安定した立ち回りが可能だが、どうにも決定力に欠けるので、そこは上手く腕前でフォローしていきたい所。

ちなみに『燃えろ!』では、上記バーニングバツの他に敵が変装しているヴァツと、コンパチキャラが二人もいるのだがその中で一番性能が低い
決してバツ自体の性能が悪いわけではないのだが、これらの事情もあって対戦ではコンパチキャラの方を良く見かけたりした。
まぁ、コンパチキャラ以前に対戦では最上位陣ばかりだったので、あまり変わらなかったりもするが。
ただし、最近では他のキャラに比べて2Bの有利時間が異様に長い(ヒットさせた後、5Cに繋げる猶予が18F。全キャラ中2位で1Fしか差がない)ことや、
他のバツに比べた地上戦の安定感から再評価が進み、強さはどのバツシリーズもほぼ横並びのような状態になっている。

バーニングバツ

ほぼ同性能のままに全体的に技名が変更されている他、主な変更点としては、
ガッツアッパーの代わりにスーパーアーマー付の「バーニングエルボー」が追加されたことと、投げ超必殺技「忌野流モズ落とし」が追加されたことである。
気合弾は通常時より射程が延びており、三日月キックはガードされると不利だったのが、ガードされても有利な優秀な技に変わっている。
その代わり、ノーマルバツに比べると2Bのヒット、ガード硬直が半分ぐらいに短くなっており、地上戦での確認が難しい。
小足ヒット確認からの連続技が殆どのキャラにおいて重要なこのゲームでは、大きな弱点を抱えていると言える。

「忌野流モズ落とし」は暗転からジャンプで安定して避けられてしまうため地上版は使いづらく、主な使い道は空中版。
通常の空中投げより掴める範囲が広く投げぬけも不可能な反面、外した場合の隙は大きくなっている。
しかも、空中版も発生自体は遅いため、見てから空投げで返せてしまう場面が多々あるかも…。
ただ、決まった時の爽快感もあって、バーニングバツを使う人はモズ落としを積極的に狙っていく人も多かった。
ちなみにこのモズ落としだが、ストーリーモードでバーニングバツ初登場のステージがよりにもよって高さ制限のある教室内であるため、
当てても天井にぶつかって中断されるという悲しい目に遭ってたりする。

『タツカプ』での性能

原作通りにスタンダードで使いやすいキャラであり、稼動当初はその使いやすさに加え、
流星キックの逃げ性能、根性カウンターのガードキャンセル性能もあって、強キャラの一人としてゲーセンで暴れていた。
…が、それは昔の話。
現在はどちらに対してもキャラ別の対処方法が構築されてしまっており、そもそもがこれといった強みの無いスタンダードキャラであるため、
最終的には下から数えた方が早い扱いに…。
『カプエス2』の恭介といい、ジャス学キャラは外部では活躍し切れない運命なのだろうか。

『UAS』では「全開ガッツアッパー」の発生が早くなるなど強化されたようだが、wii限定の家庭用故かあまり研究は進まなかったようである。


MUGENにおける一文字伐

+ Hiryo Xeoni氏製作 3Dモデル仕様
  • Hiryo Xeoni氏製作 3Dモデル仕様
3Dを元にして製作されているようで、少々荒いながらも動きは滑らかである。
原作どおりに一通りの技が搭載されているが、エアバースト関係は未完成なのか、原作のような空中コンボは出来ない。
デフォルトで簡易AIも搭載されているが、あくまで簡易レベルである。

+ Mouser氏製作 MVC風仕様
  • Mouser氏製作 MVC風仕様
Daeron氏、Li_Kun氏、CVSNB氏の製作したスプライトを使用したバツ。
チェーンコンボやエリアルレイブなど、システムや演出は『MVC2』のもので構成されている。
「ガッツアッパー」や超必殺技などに無敵時間がなく、切り返しはアドバンシングガードに頼る面が大きい。
AIは搭載されていないが、Colosse氏、ホルン氏の外部AIが公開されている。
Colosse氏製AIの紹介動画(DLリンク有り)

+ R@CE AKIR@氏製作 PotS氏&Infinite氏風アレンジ仕様
  • R@CE AKIR@氏製作 PotS氏&Infinite氏風アレンジ仕様
MUGEN1.0専用。
上記Mouser氏のバツをベースに製作したもの。
こちらはPotS氏およびInfinite氏風のアレンジ仕様で、ブロッキング、EX技、ゲージ溜め、チェーンコンボ等が使用可能。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

+ Memo氏製作 MVC風アレンジ仕様
  • Memo氏製作 MVC風アレンジ仕様
MUGEN1.0専用。
2014年3月4日にギルドのフォーラム上で公開されたバツ。
上記のMouser氏版やR@CE AKIR@氏版を改変して作られたと思われる。
AIも搭載されているようだ。



「負ける事は恥じゃねぇ!さぁ、もう一度立ち上がろうぜ!!」

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2023年09月24日 22:02
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