「甲賀流は力、技、精神の三位一体」
プロフィール
1992年にAGUMIXから発売されたPC-98用の格闘ゲーム『The Queen of duellist(略称『QOD』)』の登場キャラクター。
ストーリーモードでは使用できず、初戦の相手として登場する。
キャラクターデザインは拝狼氏、CVは
菊池いずみ
女史。
甲賀忍者の末裔の忍術使い。有名な忍者「霧隠才蔵」と同姓だが、才蔵は
伊賀忍者なので恐らく血縁関係は無い。
甲賀忍者の猿飛佐助と間違えたか?いや敢えて伊賀者の姓を名乗ることで素性を隠している…?
忍者の例に漏れずスピードキャラで、速攻の攻撃を得意とする。
必殺技は全て
タメ技だが、
飛び道具の「甲賀手裏剣」(コマンドは← タメ → P)はタメ時間が短く設定されている。
ただその代わりに隙がやや大きめなところがネック。
もう一つの「烈風体裏剣」は
片足を軸にして独楽のように回転し、もう片方の足で攻撃する突進技。
出がかりに無敵が存在するので切り返しにも使える。
当時このゲームを取り上げられていた雑誌には飛び道具の隙と決定力の無さから最弱扱いされているが、
鋭い攻撃と烈風体裏剣による切り返し、大ダメージを与えられる投げを駆使すればそこそこ戦える。
MUGENにおける霧隠忍
「忍はまたつまらぬ戦いをしてしまいました」
NS氏によるものが存在する。
ドットは原作のものだが元のシステムがとても簡素なため、かなりのアレンジ仕様となっている。
大雑把な変更点は、
- しゃがみ、しゃがみ&空中ガードの追加(原作ではしゃがみの概念が無かった。しゃがみキックはあったのに)
- しゃがみ強キックがスライディングに
- キャンセル、連続技が可能。それによるコンボ補正の追加。
- フロントダッシュ、バックステップの追加
- コンビネーションアタックの追加
- 烈風体裏剣をガードキャンセルで出せるようになった
- 必殺技のコマンド変更
- 必殺技1種、超必殺技3種追加
等。
火力はレトロゲームにしては控えめだが、
ダッシュに飛び道具無敵が付いており、
コンビネーションは隙が少なく中下段が揃っているので、ダッシュから速攻でがしがし攻めこんでいくことができる。
2つの必殺技はタメ技からコマンド技になっており、甲賀手裏剣は飛び道具にしてはかなり隙が少なく牽制に使いやすい。
烈風体裏剣は上半身無敵で、連続技の他にも対空としても使える。
追加された必殺技「霧隠」はワープ技で、単純に前後に動くものや、
上から落ちてきたり
画面後ろから蹴りを入れてきたりと相手を撹乱することが可能。
- 烈風体裏剣の強化版で、出がかりに無敵がある「甲賀斬殺陣」
- 間合いは狭いが相手を行動不能にできるコマンド投げ「痺れ薬」
- 突進速度が早く、どこでも判定で様々な技から追撃ができる「闇討ち」
の3つ。
AIは6段階に調整可能なものがデフォルトで搭載されており、急接近からのラッシュを仕掛けてくる。
時折コンビネーション中に霧隠で逃げたり飛び蹴りをかましてくるので、
プレイヤー操作で挑む時はそこの隙を突くのも手。
ゲージは大体ガーキャンか甲賀斬殺陣に使用する。
甲賀斬殺陣は相手を長い間拘束できるので、タッグ戦で使用すると相方の追撃をアシストしやすい。
出場大会
凍結
プレイヤー操作
最終更新:2024年04月03日 21:50